北条の野望 ~織田信奈の野望 The if story~   作:tanuu

23 / 123
今回はかなり長いです。短く過ぎると話数が増えるので…。武田家メインの小説ではないですからね。次回で一旦武田家の視点は終わりです。


第21話 嵐吹く 甲

この人里離れた温泉に、突如として侵入者が現れた。年齢不詳、ぼさぼさの髪、薄汚れた衣服、片目には眼帯。輝いている片方の目は餓狼のごとき光を放っていた。口元には不適な笑みを浮かべ片足を引きずりながら歩いている。

 

「きゃっ!な、何奴⁉️」

 

突然現れた得体のしれない男に勝千代は驚く。

 

「あ、あたしを武田勝千代と知っての狼藉っ?」

 

勝千代は思わず湯船に身を沈める。現代だろうと戦国だろうと、男の行動は普通にアウトなので、当然と言えば当然の行動である。しかしながら、男は困ったように首を横に振った。

 

「あいや、それがしは刺客ではござらん。この足ゆえに満足に槍も扱えませぬ。そなたは、先程既に刺客に襲われておったようでござるが」

 

「そ、それもそうね。あなたは刺客には見えないわね。と言うことは……あ、あたしの身体を覗きに来たのね!」

 

「かーっ!それがし、年頃の娘の裸体になど興味はなーい!」

 

「……え?」

 

「それがしは全人生を軍師としての知略を積み上げることに費やしてきた、天下一の大軍師・山本勘助晴幸にござりまする!月のものがある乙女などにはこれっぽっちも惹かれ申さぬ!」

 

「じゃあ…衆道の者?」

 

「そうでもなーい!」

 

「で、でもあなたはどう見ても欲望にぎらぎらとまみれている。鬱積した初老男だわ!全身から煮えたぎる黒いなにかを発してるもの」

 

「まったくその通りではあるが、それがしの欲望は天下人の軍師として兵を動かし、戦に勝つことのみ!俗な欲望への執着など既に長年の暮らしで解脱いたしたっ!」

 

勝千代の身体には微塵の興味もない様子で、あぁ、またこの面妖な容貌故に信用されぬ!今川義元に続いて武田勝千代にも相手にされぬかっ!と浪人男は地団駄を踏む。

 

「それがしは足の古傷を癒すために温泉をさがしておった。決して覗きではない」

 

「それじゃ偶然ここに?都合が良すぎるわ」

 

「偶然ではない。それがしは天下を担う器を持つ者を探して諸国を流浪していたが、甲斐の武田勝千代にその才気ありと見て機会をうかがっておった。しかし、それがしは宴の席などには顔を出せぬ下郎。故に、そなたが一人きりになるのを待っておった」

 

変態じみているが、これも仕方のないことなのかもしれない。新参者や仕官希望者が己の力を示すのは戦場が多い。しかし、文官肌の人間や軍師志望者はそれが難しい。それゆえにこのような突飛な行動に出ざるを得ないという面もあった。

 

そう考えれば、一条兼音の仕官はかなりの綱渡りかつ幸運によるものであった。北条氏康の人物鑑定眼が良かった事と、本人の頭の回転の素早さによる勝利だった。

 

「とは言え、そなたは廃嫡寸前。それゆえにそれがしも駿河へ行ったが、この醜悪な面相と身分の低さゆえに相手にされなんだ」

 

と言いながら、悔しげに泣き始めた。

 

「諸国の情勢に通じているのね」

 

「左様。若い頃は忍まがいの真似もしておりましてな。信濃の真田などにもツテがございます。治水・築城から忍術・金山掘りまでなんでもごされ。更には天の星から人の運命を読む『宿曜道』なる秘術も修めてございます。自分の運命は読めぬ故に仕官には苦労しておりますが」

 

宿曜道などと怪しげな、と思われがちだし、現代では星占いでは?と言われそうなものだが、この時代の軍師の役目にはそういった吉凶を占うという儀式も含まれていた。

 

「運命が読めるなら、あたしの命運が尽きかけていることもわかるでしょう」

 

「このままでは、そうでしょうな」

 

「あたしは廃嫡を待つ身。駿河行きを命じられ、行けば二度と甲斐へは戻れない。あなたを雇うのは無理よ」

 

「それより、勝千代様はそれがしの容貌を気にかけませぬか」

 

「え?醜いも美しいもないわ。男はみな同じよ。人間の美醜など、皮一枚だけのこと。人間にとって大事なのは、心根であり頭脳であり能力」

 

「なんと!男の美醜など皮一枚のことに過ぎぬとっ!」

 

それがしの見立てよりもずっと聡明なお方だ!と勘助は感激していた。

「それがしをお雇いくだされ!それがしは古今東西あらゆる兵法書に通じ、それを縦横無尽に戦場にて駆使できます!にも関わらず何処にも仕官できぬまま、はや初老の身。このまま朽ち果てたくはないのです。どうか我が才をお使いくだされ!」

 

鼻水と涙にまみれながら必死に叫ぶ。おおよそ、大名家に仕官を許されるような男ではなかった。非礼にもほどがあった。頭のネジが幾つか外れているらしい。並みの姫武将なら貞操の危機を感じて逃げ出すだろう。どこの馬の骨とも知れぬ男だった。

 

だが、勝千代はこの山本勘助というおかしな男にどこか親近感を覚えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう…天下人の軍師になりたいの。なら、父上の軍師になりなさい」

 

「あいや。信虎殿は軍師を必要とされぬお方。すべて己の心の中で下した決断で動かれます。器も足りませぬ。器があれば、勝千代様を廃嫡になどいたしませぬ。それに」

 

「それに?」

 

「信虎殿は悪名を背負いすぎました。その残忍さは他国にも知れ渡っております。天下取りのためには悪事も必要ではありますが…それを全て自分でやってはならないのです。多くの人を殺し、謀を巡らせ、義理人情を踏みにじらねばなりませぬ。これを信虎殿は一人でやった。生け贄となる家臣を用意しなかったがため…天下人とはあくまでも民に崇拝されなくてはならないのです。徳なくば民を治められぬは必定。ですから、悪事を背負いこむそれがしのような軍師が必要なのです!」

 

凄まじい形相で勘助はまくしたてる。

 

「おそれながら、それがしが勝千代様を天下人に育てまする!」

 

この男には、天下人の軍師として死ぬ覚悟がある。勝千代はこの時そう悟った。この者は余りある才能の行き場を見出だせず、何十年も悶々としてきたのだ。それ故に狂人に見えるが…しかし、その実狂ってはいない。むしろ正気すぎる。速すぎる頭の回転についていけていないだけだ、と勘助の本質を理解した。慎重派の自分とは好対照だった。

 

「でも勘助。甲斐は山国。海は今川義元に押さえられ東の関東には北条がいる。唯一の侵攻先たりえる信濃も海はない。その上信濃は広大かつ高い山々に分断され統一は困難。現に信濃には多くの国人が割拠してる。天下を目指すにはもう遅いのよ。しかも信濃の中央の要地、諏訪には禰々が嫁に行ってしまった。諏訪頼重はあたしを殺そうとしている。どうしようもないのよ」

 

「あいや。たとえ地の利がなくてもあなた様は人の和を得られる天性の持ち主。お父上さえどうにか出来れば優秀な次郎さまをはじめとする一族、そして有能な家臣団がその力を発揮しましょう。国外へ追放となった優秀な者も続々戻って参りましょう。人を育てなされ。あとは天の時をそれがしが読みまする」

 

「では、地の利はどう補うの?」

 

「まず駿河の今川義元は足利将軍の分家。必ずや東海道を進んで上洛し、幕府の実権を握り天下へ号令しようとしまする。東海道の三河、尾張、北伊勢を下せばあとは近江の六角のみ。六角も名門故に歩調を合わせましょう。あとは織田信秀のいる尾張を併吞すれば、京まで直ぐです。今川は上洛と無縁の山国に関わりたくない。故に義妹を迎え同盟したのです」

 

と勘助。朗々と告げられる言葉はまるで頭の中に地図が暗記されているかのようにスラスラと話されていた。

 

「ですが、今川義元にも問題があります。相模の北条です。北条と今川は近頃駿河東部をめぐって不仲。今川義元にとってすれば、家臣筋の伊勢新九郎が伊豆を乗っ取った結果出来た家。下郎とでも思っているのでしょう」

 

「そうね。そもそも『北条』を名乗ったのも今はなき鎌倉幕府の執権、北条家の威光を借りるためと言われているわね」

 

「本来、今川は西の都へ。北条は東の関東へ。争う理由は無いのです。故に両者に同盟を結ばせまする」

 

「けれど、今川義元と北条はどんどんと険悪な仲になっているわ。今川義元は北条氏綱を家臣と見下し、北条氏綱は今川義元を京かぶれと嘲笑っているわ。花倉の折りに誰のお陰で当主になれたと思っているのだと公言していると聞くけれど。手を取り合う可能性はないわ」

 

「同盟を監視し機能させる立会人を入れまする。三国同盟です。武田の家督を継がれた勝千代様が両者の仲をとりもち、不可侵の三国同盟を締結するのです。さすれば今川は西に。北条は東に。武田は信濃に。三者それぞれに得がございます。故に、同盟は成るでしょう」

 

「三国同盟!」

 

勝千代はあまりの壮大さに身が震える思いがした。

 

「ただ、このままでは今川・北条とは対等に振る舞えませぬ。故に力を示さねばなりませぬ。そこで、諏訪を滅ぼします」

 

「…えっ、婚姻同盟は?禰々は?」

 

「大事の前の小事。諏訪を取らねば、信濃侵攻は不可能。信濃の中央を押さえれば諸地方…伊那、佐久、小県、木曾、そして北信濃をことごとく呑み込めます。ですが、信濃も山国。各地域を素早く移動するため、街道の整備をするのがよろしいかと。孫子曰く、疾きこと風の如く。戦の勝敗は速度で決まります。諏訪頼重を殺さねば信濃は奪えませぬ。なに、神氏としての諏訪家は残し、丁重に扱えばよいだけのこと。」

 

涼しい顔でとんでもないことを言い始める勘助を勝千代はまじまじと見つめていた。街道の整備をせよという献策は、常識はずれだった。山国で『行軍速度』を重んじるのも、また常識と逆だった。

 

 

 

 

 

 

 

この思考に賛同するのは現世においてたった一人。その者は今小田原にいる。機動力は重要であると理解している。最も、兼音の場合は数千年分の歴史がそれの裏付けであるため、純粋な思いつきではない。そう考えれば、自分でこの策にたどり着いた勘助はやはり異常と言えた。

 

山本勘助と一条兼音の軍師としての違いは何かと言われれば色々あるが、根本の目的が違う。勘助は天下人の兵を動かすという根っからの戦場思考だったが、兼音は今張良になりたいという願いの根底には戦場ではなく内政を重んじたいという考えがあった。

 

ただ一つ言えることがあるならば、一条兼音は武田の騎馬隊には対処可能な手段があると思っている。その機動力を封じる手段を知っていた。答えは簡単。文字通りの人海戦術である。関東は日本唯一の超大型の平野。人口が多い。その人的資源をいかせば騎馬隊の圧倒的機動力を理論上封じられると思っていた。やるつもりは無いが。彼は知っている。1940年代に北の雪原で行われた地獄のような戦いを。その結末も。未来の戦術が過去のものを参考にしたならばその逆もまた可能だと考えていた。

 

良くも悪くも常識はずれと括られるこの二人が激突するのはまだ先の未来の話である。なおこの後の未来で常識はずれな内政術に外交・軍事の施策を提出され、あまりのとんでもなさに北条氏康が卒倒しぶっ倒れたのは別の話。

 

 

 

閑話休題

 

 

 

「勝千代様。いえ、御屋形様。戦法とは総じて逆張りです。他人がやらぬことをやるのです。人間の縛られている常識やしきたり。その裏をつけば勝てます。孫子曰く、兵は詭道なり、と。」

勘助が仕官できない訳だ。戦での常識をことごとく裏返して勝つことのみに執着してるもの。きっと、今まで本当に誰にも理解されなかったのね、と勝千代は勘助の心情を察して顔を伏せた。

 

「わかったわ、勘助。でも、禰々は?父上は?」

 

「禰々様にはお痛わしいですが新たな良縁をあてがえばよろしい」

 

「…勘助は乙女心がわからないのね。」

 

「それがしにそのようなものは不要。御屋形様がその器でもってお慰めすれば結構でしょう。全てはこの勘助のやられたことになさいませ。」

 

勝千代は、「その件は後で考えましょう」と話題を逸らす。先に手を出したのは向こうだ。正当性はこちらにあった。それでも、勝千代は妹のことを考えると簡単には決断できなかった。

 

「……父上は」

 

「罠に乗ったふりをなさいませ。そして、刺客の件を告げ、今生の別れとばかりに信虎殿と重臣に見送らせるのです。そして、今川の使者とは国境で落ち合います」

 

「見送らせて…まさか!」

 

勝千代は己の考えたシナリオに冷や汗をかいた。

 

「左様。その場で駿河に引き渡すのです」

 

ニタリと勘助は犬歯を剥き出しにして笑う。

 

「武田の重臣は御屋形様と次郎様が説得し、今川義元にはこちらから使者を送って話をつければよろしい。今川義元からすれば父親まで預かれば武田は今川に逆らえないと考え、この誘いを受け入れましょう。むろん、三国同盟の話をちらつかせ、武田勝千代が当主となれば上洛を実現可能と煽るのです。武田勝千代は臆病者。三国同盟にすがり付き戦を避けたがっているとでも吹き込めばあの世間知らずのお姫様は騙せましょう」

 

同じだった。勝千代がひらめいた策と寸分違わない。

 

「……悪人ね、勘助は」

 

「御屋形様のお心も同じでございます。北条の方は簡単には騙せませぬ故、諏訪を滅ぼし武威を見せつけてから同盟を切り出します。武田が関東に出てくれば厄介になると怯えさせるのです。」

 

勝千代は迷った。実行すれば武田家の和は壊れる。父親を追放すれば武田勝千代は悪名を背負う。いくら勘助が肩代わりすると言ってもやるのは勝千代なのだ。

 

「こうして信濃を押さえれば国力ははね上がります。そして満を持して駿河を奪います。三国同盟を成立させ、今川が上洛した時こそ好機。空っぽの駿河を掠めとるのです。そうすれば駿河の海と港が御屋形様の手に。駿河を平定すれば後は西進するのみ。北条には関東管領の地位でも与えて関東に閉じ込めればよろしい。北条は決して関東から出ませぬ。無限に終わらぬ改築を続ける小田原城が何よりの証拠。東海道と将軍を押さえれば東国はどうとでもなります。かくして御屋形様は天下人に…」

 

勘助の策は何から何まで欺きであり、偽りであり騙しであった。

 

「無論、このような真似はやらぬにこしたことはありませぬが…おそれながら詭道なくして天下を奪うは難しいかと。それほど甲斐は天下を争うのに不利でございます」

 

「でも、同盟を二度も破棄すれば諸国の信頼を失うわ」

 

「いえ、勝者のみが歴史を語る資格を持つのでござる。天下を奪えば誰も何も言えませぬ」

 

「武田家の掟は一門を守る、よ。父上は言うまでもなく、諏訪に嫁いだ禰々も、駿河にいる定も、裏切ることに」

 

「あいや。御屋形様にとって武田家とは血を引く者のみではないはず。むろん一門を犠牲にするのはお辛いでしょうが、殺さなければ良いのです。後々まで礼を尽くせばよろしい。これも武田家存続のため。宿老たちにはこの勘助を恨ませればよいのです。このままでは甲斐は未曾有の混乱が起こるでしょう。次郎様は決して国主にはなりませぬ。老いた者は去るのみなのです」

 

どうして、こんなにも父上との仲はこじれてしまったのか。勝千代は心の中で涙を流した。

 

「おそれながら、御屋形様は涙を流された。それは自らを不幸とお思いだからです。何故不幸なのか。天下を奪えるだけの才を持ちながら、その才を認めてもらえず、機会を与えられず終わろうとしているからです。並みの人間でもその境遇は不幸なれど、万人分にも匹敵する才をお持ちの御屋形様にとってすれば、それは万人分の不幸!諦めてはなりませぬ!」

 

「…勘助」

 

「最後に死ぬからこそ、生きねばならぬのです。この現世に産まれたからには己の才能と野望の炎を燃やし尽くし、生き尽くさねばならないのです!野望を恐れるならば、我が身を燃やされませ。悪鬼になりたくないのなら、我が身を身代わりになさいませ。前へ進むのです!」

 

勘助の前では、もう今までのような泣き虫ではいられなかった。勝千代は勘助のささくれだった手を握り「お願いするわね」と頭を下げた。それを受け勘助はまたしても涙を混じりの鼻水を吹き出す。

 

「お、御屋形様!我が策をお認めいただき感謝いたします。それがしは御屋形様が真の天下人となるその日まで決して死にません。いかなる悪名を背負おうとも、必ずやその身を京へ!」

 

勝千代は決断した。己の運命を変える、この陰謀に乗ることを。

 

「皆を説得するわ。幸いにも次郎が一同を集めてくれている」

 

「おそらく、御屋形様を追放するという策は漏れていないはず。そこに乗じます。自ら顔を出さずとも、大物らしくただ座って吉報を待つのです。会議の席で頃合いをはかり『勝千代様にお味方いたす!』と誰かに叫ばせれば勝ちです。それで流れを決めてしまうのです」

 

「次郎ね。辛い役目だけれど……」

 

無言で頷く勘助に、勝千代はまるで霊媒師のようだと感じた。己の封じ込めた着想を解き放ってくれる、と。

 

「勘助。今川からの使者は明日、国境に到着するわ。今から間に合うかしら」

 

「ただ者では無理でしょう。ですが、幸運にも近くには間に合う者がおりまする。奇怪なる忍術を用い神速で駈ける者が」

 

猿飛佐助を雇えという提案だった。元々勝千代暗殺に乗り気ではない彼女ならば、報酬次第では仕事をするだろう。

 

「いるわね。一人」

 

「これも天の時でございましょう」

 

二人は頷き合う。

この時こそが甲斐の虎が長き眠りより覚めた瞬間だった。




遅くなりました。恨むべきはテストです。ホントに。ちなみにどうでもいいですが、私はバリバリ日本史の話を投稿してるにも関わらず、世界史選択です。皆さんはどっちが好きなんですかね?

この戦国時代の世界史は大航海時代やらエリザベス女王やらの辺りなので、面白いです。世界史は中世の真ん中くらいから面白くなる印象です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。