舞台は基本横須賀の鎮守府で過ごす艦娘や提督がメインです。
優しく語りかけてくるような曲で聴いてて安心してきます。愛してるや好きといった直接的な表現を使わないラブソングで私はカラオケに行くとよく歌います。
ここは横須賀の鎮守府、毎年横須賀の八月の上旬に花火大会があり、我が鎮守府ではみんなで酒や食べ物を準備しながら弾薬庫付近で宴会をしながら花火を眺める予定になっていた。その準備に勤しんでいる中、僕は叢雲に呼ばれ執務室の前に向かった。執務室の前にいた叢雲と共に執務室に入り、おいてあるお菓子などを食べて宴会への準備について話し合っていたら不意に彼女から提案された。
「私と花火をみにいってくれないかしら?」
叢雲空から染み込んでみえる紅い夕日が差し込む執務室で彼女から突然のデートの誘い、夕日で彼女の顔が恥ずかしくてじっと見つめることが出来なかったけど僕は慌てて二つ返事で了承した。彼女の魅せる綺麗に赤く光る指輪をじっと見ながら
花火大会当日は鎮守府にいる皆に頼みうみかぜ公園で叢雲と二人きりで花火をみることになった。時刻は17時、叢雲とヴェルニー公園の山城碑の前に集合してうみかぜ公園へと向かった。待ち合わせ場所にいた彼女は彼女の髪の色に似た水色に綺麗な紫陽花が彩れていてピンクに近い赤い帯の浴衣を着ていた。僕は思わず遠目から彼女に見とれてしまっったいて少し遅刻してしまった。ヴェルニー公園から三笠公園へと日暮れて連れ合う景色を見ながら仕事の話はせずに彼女の姉妹の話や最近興味を持ったこと ごく当たり前にあるありきたりな話で会話を弾ませていた。普段は山の方から聞こえる蝉時雨に参っているが不思議と心地よく聞こえる。目的地に向かうまでかなりの人込みで離れないように手を繋いでいたが、提案した時の顔を赤らめている彼女がとても愛らしく思えた。三笠公園で噴水を眺めながら歩いていき警察署前にある少し安い自動販売機で飲み物を買いうみかぜ公園へと向かう。
うみかぜ公園には屋台が小規模で並んでいる。遊べる屋台はないのでお好み焼きや金のたこ焼き、大判焼きなどを買って公園の木のベンチに腰を下ろした。花火が打ち上がるまで屋台で買ったご飯を食べながら出会ってからの今までの話をした。ケッコンカッコカリをした日についてがメインだ。演習で練度が99になって帰ってきた彼女をすぐに執務室に呼びムードなどを忘れ直球で指輪を渡したこと、指輪を嬉しそうに嵌めながら説教をしてくれた彼女を僕はいつまでも忘れないだろう。僕らはあの日を笑い話にしながら花火までの時間を過ごす。こんな気持ちで過ごす花火大会は初めてだ。当たり前に淡々と過ごしていた灰色な日々を鮮やかに変えてくれた彼女が隣にいてくれる。花火が始まるまであと五分、僕は彼女に改めて告白した。彼女が好きなこと、今日のように何気なく会話をして過ごしていくのがとても幸せだと感じること、仕事で詰まって落ち込んでいた時に彼女に優しく怒りながら励ましてくれたこと、過ぎ去っていく季節が彼女のおかげで愛おしく綺麗にみえるようになったこと。途中から彼女は顔を真っ赤にしながら聞いていたが僕は彼女が気付いていない些細な幸せについて語っていた。告白している間に気付いたら花火が打ち上がっていた。変わったドラえもんの顔、スイカやキティーちゃんの顔をした様々な花火が打ち上がる中彼女が花火の音に隠した言葉を聞き逃さなかった。
「ありがとう」
僕はその言葉を聞いても返事はしない。綺麗な花火について話しながらその言葉への気持ちを隠して伝えた。
横須賀の花火大会は毎年行ってたんですけど今年はコロナの影響で中止でしたね。
形が少し変なドラえもん見たかったなー笑