IS<インフィニット・ストラトス> 次元超えし女神   作:土鍋ダイコン

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朝早く起き
夜遅く寝る
大切な時間の使い方
(配点:鍛錬)



三章 絡み合う挑戦状【下】

 鳥の鳴き声で、意識が目覚めていく。

 

 そこはまだ見慣れぬ部屋の風景で、ベッドの感触もとても良いものだが慣れないものだ。

 

 そうだ。俺は昨日から寮暮らしになったんだ。

 

 自分の状況を少し確認したのち、ベッドから出て体を伸ばして、隣のベッドでは寝息が聞こえているので、静かにしながら顔を洗いに行く。

 

 冷たい水に意識が一気に覚醒していくのを感じながら、今日からのことを考える。

 

 とりあえず、日課の消化からかな。

 

 部屋に戻りジャージに着替え、自分の机の横に立てかけた竹刀袋を手に取って部屋から出る。

 

 まだ生徒はおらず、時計を見てみると朝五時前だ。それなら確かに生徒がいないのも納得がいく。

 

 寮から出てとりあえずグラウンドで準備運動がてらに走り込みをする。確か一周で五キロほどの距離があったはずだから、十分体を温めるにはいい距離だ。

 

 走り込みをしている最中に生徒の一人とでも遭遇するかと思われたが、誰一人として遭遇することもなくランニングを終えた俺は、グラウンドから少し離れたところにある広場に行く。

 

 そこで俺は竹刀袋を開け木刀を取り出し、握る感触を確かめながら上段で構えて振り下ろす。

 

「―――ふっ」

 

 振り上げては振り下ろす。

 

 振り下ろしては振り上げる。

 

 この二つの動作を一つ一つ感触を確かめながら、型が崩れていないか、剣先がぶれていないか。

 

 一心不乱に上段を振り続け、自分に納得のいく感覚を感じ取り、次の鍛錬のために一時休憩を入れる。

 

「……よし」

 

 休憩を終え、目を閉じる。

 

 目を閉じた向こうにいるのは、同じく木刀を構えた師匠。

 

 俺は中段で構え、深く息を吸い込み一気に駆ける。

 

 その勢いのまま喉元に向かい突きを繰り出すが、それを師匠はギリギリ喉に当たらないように半身移動し、柄頭でこちらの鳩尾を叩く。

 

 勢いのせいで強烈なダメージになってしまい、肺の空気が全てなくなる。一瞬意識が飛びかけるがすぐに後ろに引き次に備えようとするが、今度は師匠が駆け抜けるようにこちらに近づく。

 

 後ろに下がっている体勢のせいで反応が遅れてしまい、師匠の次の手を食らう。

 

 それは竹刀による斬撃などではなく、掌による打撃であった。

 

 腹部にめり込むように叩き込まれ内臓がかき回される不愉快な感覚が走るが、そんなことを気にしている余裕などない。俺は密着してくる師匠に左の足刀を繰り出すが、同じ足刀で防ぎ、弾かれた勢いを利用して左足を軸にして右足で蹴り切る。

 

 師匠は今度は攻撃を受け止めず、しゃがむことで右足刀を躱す。しゃがんだ体位から顎を狙うように掌を繰り出してくるが、腕をクロスし後ろに跳ぶことで最小限に抑える。

 

 打撃の衝撃で数メートル吹き飛ぶが、ダメージそのものは少ないためすぐに構える。

 

 先ほどからずっと練習していた、上段の構え。

 

 師匠は居合の構えをし、次で決着を付けようとする。

 

「……」

 

 師匠の迫力に負けないよう、こちらも気合を込める。

 

 数秒か、数十秒か、はたまた数分間か。時間の経過が分からぬほど互いに集中し、そして駆けた。

 

 師匠は一瞬でこちらに近づくことができるのは知っていたので、俺はただその一振りに全てを賭け―――

 

「―――ぷはぁ!」

 

 息を吐き出すと同時に、俺は倒れこむ。

 

 師匠を相手にしたイメージトレーニングは、こちらのボロ負けという結果でやはり終わった。

 

 そりゃあ、俺の師匠なんだから俺より強いのは当たり前だけど、やっぱ一回くらい攻撃は当てたかったなぁ。

 

 疲れに疲れたイメージトレーニングに悔しい思いをしつつ、すぐに自分の悪いところを探し出す。

 

(やっぱり各上相手にいきなり突っ込むのは自殺行為だった。先手必勝という言葉もあるが、アレは時の場合による。それに体術面で言っても全部ガードか避けられてばかりで、まともなヒットは一つもなかった)

 

 青空を見ながら次はどうすればいいのか、考え、思いつきそうになり、却下する。

 

 全身に流れる汗の感触が気持ち悪くなってきたので、一旦部屋に変えてシャワーを浴びて、それからオルコット戦のことを考えよう。

 

 時間は七時半。まだ十分にシャワーを浴びる時間も朝食を食べる時間も残されている。俺は道具を片付け寮まで全力で走っていく。

 

 シャワーを浴びて一年用食堂に足を運ぶと、そこはまさしく女子の大群だった。

 

 右を見ても、左を見ても、前を見ても、後ろを見ても、どこを見ても女子しかいない。まあ、もともと女子高なのだから、当たり前なのだが。

 

「おばちゃん、かつ丼うどんセット大盛りとサラダお願い。食券ここに置いとくよ」

 

 さて、あとはどこで食うかだな。見渡す限り空いている席はどこになさそうに見えるし、最終的にはどこか適当なところで立って食うしかないのか?

 

「お、智哉。こっち空いてんぞ」

 

 声のする方を向いてみると、織斑が手を振って場所を教えてくれる。他に座る場所を探すのは手間だし、せっかく場所を教えてくれたのだ。織斑には感謝しないとな。

 

「悪いな、俺も同席しても構わないか?」

 

「俺はいいぜ。皆もいいよな?」

 

 織斑は一緒の席にいる女子に確認を取る。同席している女子たちは顔をやや赤くする。

 

「もも、もちろんだよ!?」

 

 あの、そんなどもるくらい嫌なのなら、別の所に行きますけど?

 

 表情には出さなかったが、正直結構心に来てしまうな。

 

「ああ! あの子たち羨ましい!」

 

 どこかだ。ほれ見ろ、あの子たちを。とても嫌そうな顔でこちらを見てくるのだぞ。

 

「……すまん」

 

 そう言って袖が長すぎてぶかぶかの制服の少女の隣に座る。それにしてもそんな袖が長くて食いにくくないのかね、普通。

 

「二人とも朝からものすごい量食べるんだね」

 

 ふと織斑の方のトレーを見てみると、魚に納豆に浅漬け、みそ汁に大盛りの白飯。まさしくそれはザ・和食であり、織斑は俺と同じように大盛りのものを頼んでいる。

 

「俺は夜少なめにして、朝にしっかりと取るようにしてんだ。朝にたくさん取らないと色々きついし、何より健康維持とかにもなるし」

 

「俺は朝に鍛練するから、どうしても朝に無茶苦茶たくさん取らないと一時間も持たないから」

 

 大体の理由は同じだが、織斑は健康重視であり俺はエネルギー重視だということ。それにしてもうまいな、このカツ丼。

 

「だけど、女子ってそれだけで足りるのか?」

 

 同席している三人の女子のトレーを見てみると、パン一つにおかずが少量とあまりにも少ないものだ。

 

「わ、私たちはこれだけでも大丈夫だよ?」

 

「お菓子とか食べてるしー」

 

 ……ああ、女子ではよくある話だと爺ちゃんに聞いたことがある。太りたくないとかいろいろな理由で過度な食事制限をする子供が増えていて、その話題が町内会議でも出たらしい。

 

「これは俺の私見だが、あまり食べなさすぎたり食べるものを制限すると、逆に体調を崩したり太りやすくなったりすると聞く。あまり無茶をしないようにした方がいい」

 

 特に間食はね。というと織斑もその通りだといわんばかりに頷いている。それを聞いた女子三人組はへぇーと感心して、今日の昼食から見直してみようと話し合っている。

 

「ほら、とりあえずそれだけだと体が昼まで持たないだろ?」

 

 自分のカツを一切れずつ女子三人組の皿に移し、食事を再開する。袖がぶかぶかの少女はありがとー、とのんびりした口調でお礼を言い、残り二人は顔を真っ赤にしてカツを見つめている。

 

「……別にそれには口を付けてないから、大丈夫だぞ」

 

 うどんのつゆを飲み干し、最後のカツとご飯をかきこむ。ふぅーと息を吐き、口元を拭いて立ち上がる。

 

「俺はもう行くけど、早く食べないと授業に間に合わないぞ?」

 

 えっ? と言う五人をほっときさっさとトレーを返却口に戻して教室へと向かう。

 

 二時間目が終わり、今は三時間目の授業の真っ最中。前にいる織斑も俺と同じようなことを考えているのだろう、まったく授業に追いつけないことに。

 

 二時間目が終わった十分休みのときで机に突っ伏していたのははっきりと見てたし、今も織斑先生に再発行してもらった参考書片手に単語の意味を調べながらだ。俺も似たようなことをしている。

 

「このようにISは宇宙空間での運用を前提に作られており、真空状態やスペースデブリなどの脅威から身を守るために特殊なエネルギーバリアーで包まれています。また生体機能を補助する役割もあり、操縦者の肉体を常に安定した状態へ保とうとします。これは心拍数や脈拍、呼吸量や発汗量、脳内エンドルフィンなどがあげられ――」

 

「先生、それってなんか体の中をいじられているようで、大丈夫なんですか?」

 

 クラスの一人が山田先生の説明に質問する。その声には少々不安が混じっているが、山田先生は慌てずに質問に答える。

 

「そんなに難しく考える必要はありませんよ。そうですね、皆さんはブラジャーをしていますが、それはサポートするためであってそれ自体に体には害はありません。ですがサイズがあってない物を使用していれば型崩れを起こして――」

 

 ふと、俺と織斑と視線が合う。そして今自分が説明した内容にボッと顔が真っ赤に染まる。

 

「お、織斑くんと武藤くんにはわ、分かりませんよね。あは、ははは……」

 

 笑いながら誤魔化そうとしているが、その笑いのせいで余計何とも言えない空気となり、一部女子生徒は腕で胸の辺りを隠している。

 

 このあまりにもどうしようもない変な空気はいつまで続くのだろうと、ノートにサポーターのような感覚、とメモしておく。

 

「んんっ。山田先生、授業の続きをお願いします」

 

「は、はいぃ!?」

 

 どうともいえない空気を咳払い一つで変えた織斑先生に助けられた山田先生は、慌てて落としかけた教科書を持ち直して授業へと戻る。

 

「ほかにも、ISにはそれぞれに独自の意識が存在しているのが分かり、これによってISは搭乗者の癖や適性などを学んでいき、もっとも搭乗者に適した形へと成長していきます。つまり、双方の対話――ISの搭乗時間が長ければ、より搭乗者の特性を理解するということです」

 

 なるほど。ISはただの強化スーツ(きかい)ではなく、背中を預ける相棒という事なのか。

 

「せんせー、それってつまり恋人みたいな感じですかぁ?」

 

「えっ!? いや、その、どうでしょう。私はそういった経験がないので……」

 

 顔を少し赤らめながら尻込みしている姿を見て、周りの女子たちはキャーキャー言いながら男子には分からない空気が広がり始める。

 

 このなんていうか、空気が甘い? という表現があっている。まあ、この学園そのものが、女子生徒や先生などによる女性特有の匂いが充満しているので、正直言って気分が少しばかり悪い。

 

 ふと山田先生を見ると織斑のことをジッと見つめており、それに気づいた織斑が声をかけるがなんでもないと両手を振ってお茶を濁している。本当に何でもないのであろうか? 少しばかり焦っているように見えるのだが……。

 

 授業が終わった瞬間、クラスの女子の半分は織斑の席に近づき、話をしようと躍起になっている。俺はというと、女子をある意味敵に回すようなことを言ったためか誰も近寄ってこない。静かで集中しやすいので、別段気にしない。

 

 次の授業は空中における基本姿勢、だったか。自分が今まで習ってきた戦い方は地に足がつくのが当たり前だったが、ISは空中が基本だ。真面目に聞き決闘までに体の動かし方を何とかしなければ。

 

「それはそうと織斑、お前らのISだが少しばかり準備に時間がかかる」

 

 そう考えている間にいつの間にか織斑先生が教卓に立っていた。

 

「予備機がないため、学園で専用機を用意する。だから少し待て」

 

 待て、今織斑先生は何と言った?

 

 織斑に、専用機を用意する?

 

 その言葉から、周りのクラスメイトは一気にざわめき始める。しかし当の本人である織斑はなぜクラスメイトがこんなにざわついているのかが理解できていないのか、口をぽかんとあけている。

 

「ふぅ。武藤、ISのコアについて分かる範囲で織斑に説明してみろ」

 

 なぜか自分に飛び火してきた。

 

「……今現在ISコアの製造法は何一つ解明できておらず、唯一製造できるのは篠ノ之博士ただ一人ですが、当の博士は最初に製造した468機以外を製造することを拒絶しており、各国家や企業などは割り当てられたコアをもとに研究・開発などを行っています。またアラスカ条約によりコアの取引は禁止され――」

 

「そこまででいい、武藤」

 

 なんとか説明しようとしたが、やはり織斑同様基礎が劣っていたため、なかなかわかりやすく説明することができなかった。

 

「今武藤が言ったとおり、限られた数しかないISを一人が専属で使うには国家や企業に所属する奴のみだ。まあお前の場合は情報収集を目的として専用機を与えられるようなものだがな」

 

 実際その通りなのであるから、間違いではない。

 

 さて、また一つ大切なことを覚えたので、ノートにメモを取る。と残りページがもうすでに数枚になっているのに気付き、どれだけメモを書いていたのかと思いつつ、鞄から新しいノートを取り出す。

 

 放課後に山田先生の補習があるのに、この調子でいくとノートが足りなくなるのではないかと、ほんの少し不安に思った。

 

 昼休みは図書室などで情報収集を行い、放課後になった今は山田先生の補習を受けている。

 

「―――これで今日は終わりにしましょう、武藤くん」

 

「はい」

 

 一時間みっちり補習を受け、腕を伸ばし筋肉を伸ばす。ほんの少し固まった筋肉が伸びていく感覚を感じながら、ノートを見る。

 

 今まで見てきた山田先生はドジで少々不安な先生だったのだが、補習を受けて考えを変えざるを終えなかった。

 

 説明はとても分かりやすい上に、時には自身の体験談やイラストなどを用いて内容を教えてくれるため、ノートにもまとめやすく頭にもスイスイ入ってくる。

 

 この人があんなにドジなのに教師をしている理由が分かるような気がする。この人は本当に人に何かを教えるのがうまい。

 

「では、これが復習用のプリントです。明日回答をするので頑張ってくださいね」

 

 それもこの後の教材なども作ってきてくれるのだ。本当にこの人はいい教師だと、心の中で思う。

 

 寮に帰り、山田先生からもらったプリントを解き始める。分からないところは教材は今回書いたノートを見れば必ず分かるものばかりで、すぐに終わった。

 

 時間を見ると、六時ごろになっておりそろそろいいかと思い、携帯を取り出しある番号へとかける。

 

 数コール鳴ったのち、相手が出てくる。

 

『もし、葛城じゃ』

 

「あ、じいちゃん。智哉だけど」

 

『おお、智哉か。どうしたんだ、ワシに電話をかけるなんて』

 

 嬉しそうに話す祖父に、孫として元気を分けられそうになる。だが、今回はそういった楽しい会話でないので、さっさと用件を話す。

 

「ちょっとばかり()のことで話があるんだ」

 

『……なんじゃ、言ってみぃ』

 

 声のトーンを下げ真面目に問い祖父に、用件を伝える。

 

 ―――射撃、特に狙撃する相手に対する動き方について。

 

 今の自分ではどうやってもオルコットにIS戦で勝てる見込みはない。しかし、自分の師匠だった祖父ならば、何かしらヒントが出てくるのではないかと。

 

『そうじゃのー。いうのは簡単じゃが、できるかどうか』

 

 それでもいい。今はありとあらゆる可能性が欲しい。

 

 自分のことをよく知っている祖父(この人)は、笑いながら、嬉しそうにする。

 

『やはりお前さんはワシの孫じゃのぉ。その根性はあ奴にとても似ておる』

 

 誰のことだろう。

 

『さて、それじゃあ対処法というよりかは、心構えのようなものじゃが―――』

 

 その方法を聞き、なるほどと納得をしたのち、じいちゃんにお礼と別れを言い電話を切る。

 

 明日から、この鍛錬を組み込まなくてならないが、鍛錬をつきあってくれる人はいるのであろうか? 山田先生や織斑先生に相談してみるのも一つの手なのかもしれない。

 

 体を伸ばし明日からのことで少しばかり楽しくなる。

 

 残り数日しかない準備期間内に、自分はどれだけオルコットに追いつけるであろうか。いや、そも相手になるだろうかと。

 

 だが、そんな考えはすぐにかき消された。

 

 自分を信じずにどうするのかと。

 

「よーし、やるか」

 

 声に出し、自身に喝を入れる。やれるだけのことはやり、相手に失礼のないように準備をしなければならない。

 自身の全力を見せるためにも。

 

「……シャワー、使ってもいいよ」

 

 ふと、後ろから声をかけられた。どうやら結構長い間考えていたのだろう。自分のシャワーの時間となっていた。

 

「了解した、教えてくれてありがとう」

 

 腰ほどまで伸ばした空色の髪の毛の少女、更識簪にお礼を言って、俺はシャワールームへと向かう。

 

 

 

 

 

 考えることを止めてはいけない

 それを止めてしまえば、あらゆるモノが終わってしまうのだから

 だからこそ、少年は考え続けるだろう




 どーも、お久しぶりです。土鍋大根ともうするものでございます。
 さて、一言言わせてください
 申し訳ありませんでしたぁ!orz(ズザァ
 こんなに投稿が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。別に待ってくれる人なんていませんが、本当にすみません。
 閃の軌跡やらスパロボやら仕事やらが忙しくて、全然手が付けられなくて。えっ? 前半二つはですか? 楽しいのが悪い、お、俺はわるくねぇ! 悪いのは全部時間がないからだ!
 さて、こんな馬鹿げた冗談はさておき、セシリア戦前の後半のお話です。
 特に盛り上がる内容ではないのかもしれませんが、智哉のルームメイトや師匠などがちらりと出てきました。師匠はこれからもちょくちょく出てくるかもしれないかな(チラッ
 師匠が智哉に教えた対抗策とは、一体どんな方法か。そのためにどんな鍛練法をしたのか。
 そして、決戦へと赴く智哉にあるものが……
 セシリアVS智哉の熱きISバトルが今ここに。
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