黒龍討伐後・・・・・不動産のNPCから受け取った手紙に関わるクエストかもしれない可能性として11エリアの都市に来ていた。どこかに同業者がいると言われたから探しているんだが・・・いずこにいる? 手紙を出しながら広い都市の中を歩き回って、見つからなかったら別の都市へ移動、探しても見つからなかったらまた別の都市に向かう、という繰り返しをしてはもう時間帯は夜なので諦めかけた。
「お兄さんお兄さん。銀髪のお兄さん」
「ん?」
その時だった。振り返っても俺を呼んだかもしれない人物がいなかった。気のせい? と思って前に振り返ろうとしたら脚を叩かれる。
「こっちですお兄さん」
足元を見下ろせば栗毛の小さな女の子がいた。クリーム色のゆったりとしたローブを身につけ、深く被ったフードから栗色の前髪がはみ出ている。背には、その小さな体より一回りも二回りも、それ以上に大きい、大きなバックパックを背負っていた子供はNPCで名前はルルカ・・・か。
「どうした? 迷子か?」
「ルルカは迷子ではありません! これでも16歳です!」
「その割には身体が小さいな」
「小人族ですからそうなんですぅー!!」
小人族? エルフやドワーフと獣人族以外の異種族は久しぶりだな。でも、こんなNPCがいる情報はなかったが・・・・・?
「その小人族がどうしてここにいる?」
「ルルカ達はとっても大切なお客様の前にしか現れません。その黒い封筒はルルカ達ナヴィゲーションを雇う紹介状なのです」
「ナヴィゲーション?」
はい! と元気よく返事するルルカの一言はとても興味を惹く者だった。
「異邦の地から来た冒険者様方より、ルルカ達は一杯知っていることがあります! モンスターの生息地、秘境の地、ダンジョン、様々なアイテムやその他諸々!」
・・・ほう?
「小人族は世界の情報に長けた一族です。全てではございませんが、それでもルルカ達を雇えば他の冒険者様より活躍することは間違いなしです!」
「そうなのか。質問だが小人族を雇うには条件はあるか?」
「勿論あります。まずは誰よりも圧倒的な資金力があること。そして誰よりも一番出遅れている事。ナヴィゲーションである小人族のルルカ達を雇うお金はたくさん必要で、亀より出遅れた冒険者様こそナヴィゲーションを必要とする相応しいお方なのです」
「単に金持ちなだけではダメなのか」
「ダメですね。それではルルカ達のお役目が果たせません。ルルカ達は出遅れた冒険者様がこそ色んな世界に導くに値する存在なのです」
出遅れた冒険者・・・・・その称号がないと駄目なようだな。ということは、同じ称号を持っているイカルもか?
「招待状がないと雇えないか? 俺と同じ出遅れた冒険者が一人心当たりがあるんだが」
「申し訳ございません。小人族を雇うには招待状が必要なのです」
「その招待状を不動産の男から貰ったんだが、どうやって招待状を?」
「最低でも三つのホームを購入する事ですよ。ですが、出遅れた冒険者様以外の方がホームを複数購入しても招待状を貰えませんのであしからず」
本当に出遅れた冒険者じゃないと駄目なんだな。なお、小人族はこの辺りじゃないと探せないか?と訊いてみたら。
「いえいえ、封を開けてくだされば小人族から尋ねますので」
と答えが返ってきた。今まで探していた苦労は一体・・・・・。
「ルルカ達は、小人族の抱えている情報は大変貴重なものばかりですので、安易に公開できません。なので世界を冒険する者達の中で一番遅い方だけに素晴らしい体験と冒険をさせるのがナヴィゲーションの役目なのです」
「なるほど・・・大体わかった。最後だが、小人族を雇う金額とは?」
「10億です。それだけ見合う価値のある冒険を導かせてもらいます」
「それは個人? 団体でも可能か?」
「ルルカをパーティに加えてくだされば可能ですよ。いかがです?」
ふむ。稀に見る小人族。嘘だとしても交流して損はないかもしれないか?
「わかった。あー雇う期間とかあるか?」
「ありませんよー。冒険者様が雇った瞬間、ルルカは冒険者様のパートナーとなります」
「そうか。じゃあこれからよろしくな」
小さな手を握り握手する。10億の代金を支払うと『ルルカがあなたの仲間になりたがっています 仲間にしますか?』というメッセージが出て来た。仲間にすると正式にルルカ仲間になった。
「ありがとうございます! ではさっそくご案内いたしましょうか?」
「ああ、頼む。どこへ連れて行ってくれるんだ?」
「ここからですと・・・闇市場が近いです。行ってみますか?」
首肯するとルルカは裏通りに進み、おかしなことに建物の裏に扉があった。その扉を見張っているとばかりならず者風なNPCが立っていた。
「あ? なんだてめぇら・・・こっから先は立ち入り―――ひっ!?」
「なんだ、人を見るなり驚いて」
「い、いやっ・・・何でもねぇ・・・・・。お前、どうやらただ者じゃなさそうだな。特別に中へ入れてやる。だが、決して騒ぎを起こすんじゃねぇぞ」
「闇市場、だったか? 今何を売っている?」
「そいつは自分の眼で見てこい。それとこれを付けろ」
ならず者から仮装に使う仮面を渡して来た。ルルカの分までだ。
「中には絶対に知られちゃあならねぇ人間がゴロゴロいる。お互いの詮索は無しの暗黙の了解だ。いいな」
「無暗に関わらないようにする」
「ああ、そうしろ」
ならず者が扉を開けて俺達を中に招いてくれた。中は下へ続く紅い絨毯が敷いてる階段のみ。壁には等間隔で掛けられている暗闇を照らす蝋燭。ルルカと降りて進むと背後で扉が閉まる音がしても、地下へと赴く歩みは止めない。闇市場に通ずる入り口も長くなく、扉がない出入り口へと辿り着いた先には、舞台を見下ろす数多の階段状の座席がある会場だった。席にいる人間は全てNPC。そして全員仮面をつけて身分を隠していた。
「ようこそお客様。初めてお買い物にご参加する方々ですね?」
「ああ」
「では、こちらの番号の立て札をお持ちください。ご購入の希望の際はこちらを掲げで指定した金額をおっしゃり、またお客様のご希望した金額を上回るのであればさらに上乗せして、他のお客様と競り合ってください」
「わかった。ありがとう」
「どういたしまして。どうぞ、楽しいお時間をお過ごしください」
ヤギの骨を被った怪しい男から立札をもらって空いている後ろの席に座る。明るくあった会場は次第に舞台を残して消灯。舞台の陰から老紳士が現れた。
「お待たせしました。今宵のために素晴らしい品々が皆様の前にご覧いただけるようご用意させていただきました。お越しいただいた紳士淑女のお眼鏡に適い喜んでもらえると幸いです」
そう言って始まったオークション。蓋を開ければ表の世界では中々出せれないような品々が出品されていった。まずは前座とばかりポーション系のアイテムだった。でも、回復系じゃなくてデバフ系の方だったんだよなぁ・・・。無味無臭の麻痺毒、【毒耐性大】の解毒薬や装飾品アイテムじゃ効果がない高価な毒薬。次は強烈な幻覚効果の香りを放つ赤黒いバラ。育ててしまうと近づくもの全て喰らう絶滅危惧の植物の苗。どこぞの貴族から盗んだという絵画。他には希少なモンスターらしい素材に滅多に手に入らないだという素材、見たことのない道具屋、骨董品の類まで出品された。後半についてルルカに教えてもらうと使い道の判らない道具以外は全て既知で、絵画と骨董品は盗品であるから持ち主にバレた際が面倒だから買わないことを勧められた。
続いて中盤になると商品のグレードが上がった。装備類だ。数ある装備の中には名匠が打った武具がいくつかあるが、神匠の鍛冶師が作ってくれた物には負けるのでパスした―――。
「目玉商品はこれ―――数多の邪悪な龍を斬り捨てたために呪いを宿ってしまった魔剣グラムです」
魔剣、だと? 興味がある武器が出て来たな。見た目も中々呪われている。それに・・・・・。
「またか」
「あの剣だけは誰も欲しがるはずありませんもの。手にした者にも呪いが掛かり死に至る話は有名ですし」
「主催者側も懲りない。捨てればいいだろうに」
「捨てきれない理由でもあるんじゃないか? ま、今回も流すとしよう」
「ですな」
「命を奪う呪いの物など誰が手元に置くものか」
呆れ、嘲笑の客達の間でも呪いの剣は悪い意味で有名のようだな。あの剣は毎度売れ残る常連さんかな?
「・・・誰もお買い上げする方はいませんかな? 本日は100Gから始めます」
「やすっ」
「仕方がないです。見た目もそうですが所有者の命を奪う物なんて、厄介極まりない代物なんですよ?」
「なのにそれを売る奴も大概だな。しょうがない、俺が引き取ってやろう」
へっ? と変な声を漏らすルルカの隣で立札を上げた。
「100Gで買おう」
『っ―――!!?』
階段状の席に座っていた客達が一斉にこっちに振り返り、同時に恐怖した表情で歪んだ顔を晒す。
「所有者に死を齎す剣。面白い、気に入った。俺が剣の呪いに負けるか勝つか、勝負してやる」
「・・・・・他に、誰もいませんか?」
念には念をと尋ねる彼だが、誰も買おうとする勇者は名乗り上げなかったので魔剣グラムは俺の手に渡ったことで次の商品が出された。心なしか老執事は顔が晴れやかだ。
「続きましては―――『人種』でございます」
「・・・人種?」
「所謂、奴隷です。おそらく帝国か貴族の国から取り寄せたのでしょう。あの二ヵ国は盛んに奴隷を集めて制度を廃止にしないのです」
このゲームに奴隷なんてシステムがあるとは知らなかったな。微妙に冷めた俺の視界には、ズタボロな布切れとぶ厚い枷を着けている男女、それも異なる種族がたくさんだ。見たことのない種族もいるな? デカい人間もいる。
「ルルカ、あのデカいのは?」
「巨人族です。ルルカも初めてみました。誇り高き戦士が奴隷に捕まっていたなんて」
「なんかモンスターも捕まっているな」
「セイレーンとハーピィ、ラミアにアラクネですね。人種ではありませんが、見た目が人間に近いので捕まえたのでしょう」
節操がないな。・・・・・ある意味俺もないがそれはそれだ。
「全員、解放するぞ」
「そうしましょう」
ここから怒涛の競りが始まった。まぁ、敵ではないがな。一人につき数百、数千万、一億を叩き出せば俺と張り合おうとする人間はあっという間にいなくなり、独り相撲みたいになった。その中で―――。
「貴様、いい加減にしろっ!?」
「あん?」
異議を申しだてる客が立ち上がった。
「それだけの額を本当に出せるか疑わしい! 出まかせ言って商品だけ盗もうとする腹黒い考えではないのか!?」
「バカだなー。買える額があるから買おうとしているじゃん。買えないなら出しゃばらないよ」
「ほざけっ! そんなこと誰が信用するものか! 貴様が何者か知らないが、この場にいる全員を敵に回してもいいというのだな!?」
「ほう・・・・・この場の全員? えー、オークションに参加している皆様! 魔剣グラムの所有者となった俺と敵対したい人がいるならどうぞ立ち上がってください! この人がこの場の皆様が自分の味方だと仰っているのですかー! 皆さんはこの人の味方になるほど仲がよろしいのでしょうかー!? 仲がいい人はどうか立ち上がってくださーい!!」
大声を張り上げて会場全体にいるNPCを問うた。聞こえない筈がない。俺の問いかけに異を唱える男以外の者達から・・・・・彼を味方になろうとする者は、一人も立ち上がらなかった。
「ほほう・・・一人もいないとは、随分と人徳も人気もないと伺えますなぁ? 貴殿だけが俺の敵になるらしい」
「ぐぐぐっ・・・!!」
「誰だか知らないが、面倒事はよそう。せっかくのオークションを邪魔しちゃいけない」
手で隠す口元だけは盛大に吊り上げて嘲笑する。男は最後までこっちを睨みつけていたが、荒々しく席に座り直した。
「お騒がせしてすみませんでした!」
「では、気を取り直して最後のお一人をご紹介いたします。彼女は古の時代、人々に残虐非道の働きを行ったことで強大すぎるあまりに神の使徒数百名が犠牲を出してやっとのこと封印されたと伝承が残っております―――吸血鬼でございます」
大きな荷台で運ばれたのは十字架に縛り付けられている全裸な一人の美女。純白のロングストレートで豊かな胸の谷間に大きな白銀の釘が深く刺さっているのが判る。一体どうしたらあんな風になるんだ? 客達の間で感嘆の息が漏れた。
「なお、この釘を抜けば封印が解かれ世界中に災いが起こり得るとも伝承に残されております。くれぐれも扱いにご注意を。それでは500万Gから始めます」
そんな客達には申し訳ないけど、オークション最後の商品も俺が買わせてもらいましたw やぁ、実りのある時間だった。
「はい、代金だ」
「・・・・・申し訳ございませんが、この半分の代金でよろしいです」
客達が去る中で商品の受け取りをする。老執事に渡した全額の半分でいいと言われ何故だ? と思った。
「私達にとって最も厄介ものだった商品をお引き取りしてくれたのです。これで憂いなく生活が送れます」
「魔剣のことか。捨てるとかしないのか?」
「しましたとも。しかし、私が魔剣に呪われているのか。いつの間にか傍に戻っていたのです。もはやどうにもならないと諦め、オークションに出す他ありませんでした」
よくある話だな。
「魔剣で死んだって話は?」
「・・・呪いの剣となった話は事実ですが、実際この剣を持って死者が出たのか誰も見たことが無いのです。本当に呪いで死んだのか、もしかしたら所有者が別の死因で亡くなったのかもしれません」
「ふーん。鑑定は?」
「できません。鑑定を妨害する魔法が掛かっているのか、それとも呪いの力が強力すぎて並みの魔法が通用しないのか・・・・前回の所有者だった者以外知り得ません」
その所有者も今はこの世におりませんが。そういう執事はテーブルに置かれている魔剣を一瞥して俺に頭を下げた。
「どうか、この魔剣をよろしくお願いします」
「長く大切にするよ」
「ええ、ぜひそうしてください。では次に奴隷達の手続きですね」
買い占めた奴隷達が全員連れて来られる。なんか俺を見て怖がってるし、睨みつけて来るし、目線を下に落として絶望しているんだが。
「―――本当によろしいので? 彼等を手放すとは」
『っ!?』
「ああ、一時の自由だろうと解放するよ。帰る場所があるなら戻してあげたいからな」
「お優しいお客様ですな」
ただの偽善者に過ぎない。執事へ他人事のようにそう言い、奴隷達の枷が外されていくのを眺めた。
「そう言うわけだ。お前等を束縛するものはもう無くなった。もう自由だから安心してくれ」
「・・・・・本当に、自由なんですか?」
「二言はない。帰る場所があるなら、この執事が責任を以て送ってもらう話もつけてあるから。あー、そこの巨人さんは自力で帰ってもらうしかないが」
「構わねぇど。筏がありゃ故郷に戻って帰れる」
「筏? まさか海を渡って来たのか?」
「んだ。捕まったのが旅をしていたこの大陸でだ。俺は巨大な獣を倒すために来たんだど」
巨大な獣・・・・・アレしか知らないんだが、まさかな?
「だが、人間に捕まって奴隷にされちまうんじゃ戦士として失格。故郷に帰って鍛え直すつもりだ」
「そうか。いつかまた挑戦するなら頑張れよ。俺は死神・ハーデスだ」
「ア・ガルマだ。恩人よ、故郷に戻る前に礼をする。俺達巨人族の慣わしで相手に礼を尽くせねば戦士を名乗れなくなるど」
「礼か・・・・・じゃあ、友人になってくれるか? いつか巨人族の国に行ったら案内してほしい。それが礼だ」
手を伸ばして握手を求める俺にア・ガルマは俺の手を見て、親指と人差し指で握る代わりに摘まむ感じで挟んだ。
「わかった。ア・ガルマの友の死神・ハーデス。何時か俺の故郷に来たら案内しよう」
≪死神・ハーデス様が巨人族と友誼を交わしました。新エリア『巨戦士の国』が解放されました≫
あ、アナウンスが流れた。
ぐうううう~~~!!!
こっちは盛大な腹の虫・・・・・って、ア・ガルマ達からか!
「・・・・・すまねぇ。しばらく何も食ってねぇんだど」
「巨人族の食べ物と俺達人間の食べ物の大きさのスケールが違い過ぎるからな・・・・・」
始まりの町に戻れば宝石肉はあるんだが・・・・・。
「とにかくここから出よう。執事さん。案内よろしく」
「かしこまりました。ではこちらへ」
オークションで買い占めた商品もインベントリに仕舞って、俺達は地上へ出た。どうやって巨人族を連れて来たのかと思ったら隠し通路があったのか。
「皆空腹なら、一度料理を食べさせるか。丁度いいからルルカも俺のホームに来てくれ」
「わかりました!」
ということで【蒼龍の聖剣】の料理人達の力を借りる必要があるな。
フレデリカside
なーんか、またハーデスがやらかしたってアナウンスが聞こえたし、ギルドメンバー達が口を揃えて「白銀さんが始まりの町に巨人族を連れて来た!」とかメッセージが届いたから来てみたら・・・・・。本当に十メートル以上も身長がある巨大な人がこんがりと焼かれた肉をたくさん食べてるし。そんな巨人を見る為にギャラリーも遠巻きながら集まってて凄い行列が出来上がってる。
「マジ巨人だ」
「このゲームの世界に巨人族がいたのか」
「だとすれば、まだ誰も見つけていないエリアがどこかにあるね」
だよね。そう言うアナウンスが聞こえたし。ハーデスならもう知っているかも。というか、ハーデス以外にも料理を作っているプレイヤーって同じメンバーのだよね。巨人族以外にもNPCがたくさんいるし、モンスターもいるなんてどういうことなのかな? ちょっとペイン達と一緒に話を聞かせてもらおうじゃない。
イッチョウside
「すまない。飯まで食べさせてくれて。また礼を尽くさねばいけないど」
「あーうん、じゃあ・・・そっちの国に来たらア・ガルマ達が食べている料理を食べさせてくれ。同じ礼ならしやすいだろう?」
「それで礼となるなら、たらふく食べさせてやるど」
「たらふくは無理かなー。体の大きさが違い過ぎるぞ」
「むっ、確かにそうだった。しかし、礼は尽くす。これは絶対だ」
礼儀正しい巨人さんだねぇ。そんな巨人さんのお腹を満腹にしてくれたふーか達とも戦士の名に誓って礼をすると口にして、ラプラスが巨人族の国には一度行ったことがあると言うので彼女の魔法で送られた。魔神になれば私達プレイヤーもあんなことできるのかな?
「さーて、ハーデス? 一体どこで何を仕出かしたら巨人族とお友達になれるのかなー?」
「不可抗力と言わせてもらうからなこれは! 大体の原因は俺だろうとも!」
「んで、そのちっこいのは誰なんだ?」
「ちっこい言わないでください! ルルカは小人族なだけですからぁー!」
「さらっと俺達の知らない情報が言われたぞ」
「どうやらハーデスはまた新発見をしたらしいね」
巨人族と小人族のNPC? 凄い組み合わせだよん。それも含めてどんな出会いをしたのか私も気になるのでフレデリカと一緒に問い詰めてみよう。