はい、そういうわけでお馴染みのクリスタルモンスターズがいる水晶のエリアから水晶樹のアイテムをたくさん伐採、ついでに鉱石や宝石も振り当てて手にいれた俺はすぐにアカーシャに預けてルシファーに届けてもらった。これでも足りないのであればまた集めに行けばいいだけだ。そういえば、もうイベントの方も終わってる頃だな。結果はどうなったんだ?
【始まるサバイバル!】頑張って生き残ろう! を語るスレ10【弱肉強食!】
451:イルカ
やったー! 勝った(生き残った)ぁー! 初めてだぁー!!!
452:ニワトリ
おつおめー。俺も生き残れたけど、あんな仕様があるとは思わなかったがなー
453:ゲジゲジ
だよなー!? 緩いイベントかと思ったら、まさかのエリア制限があるなんてさ! 制限されたエリアにいると、待ったなしの毒状態になって死に戻りする他の連中を見たら誰だって慌てるわ!
454:ヒツジ
だからって、人の身体の上に載って避難するかぁー!? 俺の嫌いな虫が背中にいると知った時の俺の気持ちわかるよな!!?
456:クモ
とても乗り心地がよかったです。また乗せてください
457:ナメクジ
自分、移動する速度が遅いものでネズミ殿に強力を得られてよかったです
458:ネズミ
おやすいご用だぜ!
459:マダイ
まぁまぁ、とにかく生き残れたプレイヤーはよかったじゃん。報酬は同じものだろ?
460:フグ
変~身~薬~
461:スカンク
説明しよう! この変身薬はどんなモンスターの素材と調合すれば自身がモンスターになれるアイテムなのだ!
462:ヘビ
つまり! あの水晶系のモンスターにもなれるということか!?
463:アンコウ
あの、樹精ちゃんにもなれるって本当ですか?
464:ゾウ
女型のモンスターを見つけなければ!(使命感)
465:ライオン
モンスターの吸血鬼を倒さなければ!(使命感)
466:チーター
白銀さんと接触して交換してもらおうっと
467:ジャッカル
≫466 意味ないだろ。イベントに参加しているだろうし
468:チーター
いや、どうも参加していないっぽい。新しい動画が更新されていて、投稿日が俺達がイベントをしている最中だったから
469:アリゲーター
そうなのかよ!?
470:ミミズ
何で参加していなかったんだあのギルド!?
471:コヨーテ
いや、本当だわ! 新しい動画が更新されてる。なんだここ、また新しい隠しエリアでも見つけたのかよ!
472:イノシシ
えええ・・・・・なんか、蛾と芋虫が昭和のディスコみたいなことをしてるー
473:カイコ
あ、この蛾ってカイコじゃん! カイコがダンスをキメてるってなに!? 近くで超見てみたいんだけど!
474:アゲハチョウ
自分で踊ればいいじゃーん
475:G
ほうほう、つまりはイベントに参加するよりも楽しすぎる新エリアで【蒼龍の聖剣】は満喫していたということでしょうか
476:ラッコ
そんなエリアがどこにあるんだよー!?
477:チーター
とまぁ、そういうことだからイベントしか手に入らないこのアイテムを何かと交換できる好機を逃がさない俺は猛スピードで始まりの町に戻って魔王様の日本家屋に向かってるぜ!!
478:ヒョウ
待てやぁー!?
479:ヘラクレスオオカブト
そういうのアリなのか?
480:シジミ
別にダメだってルールはないし、白銀さんがいらないって言ったらそれまでの話だし
481:アザラシ
そうだな。手に入れたアイテムをどうしようと俺達次第だ。俺なんて前回の防衛戦で手に入れたドレスを白銀さんに渡したら、お礼と甘い匂いがする柔らかくて豊かなパイパイに包んでくれたぜ!!
482:ハイエナ
お前があの時の奴かぁー!!!
483:ヒマワリ
あの時の感動をもう一度堪能したい俺も始まりの町に到着したぜ!!
484:マグロ
お前もかぁぁぁあああああああああああああ!!!
485:ピラニア
なんか、すっごいズルい気がしてきた!
486:アナコンダ
であれば、俺も破裂するバニー服を製作した者としてあの時の感無量をもう一度・・・・・
487:サメ
( ̄□ ̄;)!!
488:クジラ
( ̄□ ̄;)!!
489:ペリカン
( ̄□ ̄;)!!
490:フラミンゴ
あなた様がすべての男達の夢と希望を見せてくれた神だったか!?
491:アナコンダ
次はスクール水着かナース服、巫女装束にしようか検討中だ。セーラー服も捨てがたい・・・・・
492:カメムシ
ナース服しかないでしょおおおおおおおおお!!
493:タガメ
いや待て! 白銀さんは幼女から魅惑的な大人のお姉さまにまで性転換できるんだ! つまり、どんなお姿の時でもお洋服を着てもらうか高い想像力が必要とする!
494:シカ
幼女に破裂する服を着させるのは犯罪なのでは? (でも一度は見てみたい)
495:ナマケモノ
おまわりさんロリコン犯罪者はこいつです(膨らんでないおぱおぱもアリよりのアリ)
496:ダンゴムシ
おまわりさんこいつもです(幼女の下着=ブラが気になる)
497:ノミ
おまわりさんこいつらもです(ちゅーちゅーしたいなー)
498:オオカミ
おまわりさん、こいつら全員を逮捕してください! 幼女は俺が幸せにしますので!
499:キリン
名前の時点でお前も逮捕される側なんだよなー
500:アナコンダ
よし、それじゃ皆の夢と希望を膨らませたその想いを始まりの町の中央の噴水前に待っている俺にわけてくれぇー!!!
501:サル
喜んでやるぜ!
502:カバ
同志たちよ、始まりの町の噴水前に集合じゃぁー!!
「・・・・・」
変態ばっかになった掲示板をそっと閉じて、呼んだサイナに俺の不在と変身薬の交換は不要、自分のために使えと書いた看板をホームの前に置いてもらった。これから来るだろうプレイヤー達の相手をするなら冒険に出た方がいいだろうと思った矢先にサイナが戻って来ては。
「お客様がお見えです」
「誰だ?」
「不動産屋です」
・・・・・そっち? なんで? 取り敢えず湧き上がった疑問を横に置いて話を聞いてみるとしよう。応接間に来てもらい、久しぶりに見た顔のNPCと軽く挨拶を済ませて伺う。
「今回はどんな話を?」
「ハーデス様方が開拓なされた未知の大陸のことでお伺いをしに参りました」
「ん? 新大陸の方でも物件を取り扱っているのか?」
「いえ、さすがに海を渡る必要がある物件は手が届きません。しかし、所有権を一度譲っていただき再度購入していただければ、ハーデス様方の新しいマイホームとして利用できます」
譲渡か・・・・・NPCに少し待ってもらい、ギルドの掲示板で皆に仰いだ。
『うーん、二度と行かないわけじゃないけどやっぱり場所的に利用する頻度はかなり少ないと思うよね』
『俺もそう思う。あれは記念として占領したぐらいだが、これからも他の新大陸でマイホームを手に入れるなら段々いかなくなるだろあそこ』
『マイホームとなるならいいと思いまーす! というか、テイムした恐竜をマイホームに置いたら狭くてしょうがない!』
『同感だ。拡張しなくちゃいけない羽目になったし、恐竜と風景が全然合わないのも理由の一つでもある』
『リーダーの好きにして問題ないですよ!』
と、お言葉を頂戴したのでNPCに樹羅四苦八苦で占領した安全地帯兼【蒼龍の聖剣】の拠点の権利を譲渡した。
「ありがとうございます。契約が成立したので正式に購入できます」
「うわ、たっっっっか!!!」
億どころか兆の額!? でも購入できるから皆がテイムした恐竜の為にポチっと早速購入した。
「お買い上げありがとうございます。此度の物件のご購入で総合金額が兆になりましたハーデス様に特別なプレゼントを差し上げます」
半額クーポン的なプレゼントかな? と思って受け取ったら・・・・・。
『黄金郷カジノ 招待券兼永久的パスポート』
・・・・・黄金郷? 招待券? カジノって・・・・・。
ピンポーン
『死神・ハーデス様が特殊エリア「黄金郷」を解放しました。プレイヤーの所有する総資産額が100万G以上でなければ転移できませんのでご注意ください』
特殊エリアとしてアナウンスにも流れる。第2陣以降のプレイヤーはまだほど遠いかもしれない金額であるが、その前の俺達プレイヤーなら行けなくはない新エリアだな。改めてパスポートの内容を見る。
『黄金郷カジノ 招待券兼永久的パスポート』
このパスポートを手に入れた団体は入場料を払わずカジノに入ることができる。
あらやだお得したじゃない! NPCに感謝の言葉を送るとにこりと笑みを浮かべられた。
「今後も未開拓の物件の権利譲渡、購入して頂ければ私もまた素晴らしいプレゼントをご用意できます。これからもどうぞご贔屓にお願いします」
「譲渡するだけだと他の購入者にも購入できるようになるのか?」
「はい、そのようになっております。逆も然りです」
そうなのか。だが、不動産屋が買い取るんじゃないしまた買い戻す形になるからプレイヤー側が損するだけに思えるこれは、ハイリスクハイリターンになる取引だな。
「んじゃ、今俺や他の所有者が保有している物件の権利も譲渡できるのか?」
「その通りでございます。しかしその場合ですと他の購入者の方々がお買い上げ時、四割の額がお客様の懐に入りますよ」
等など話しを訊き答えてくれるNPCと会話の花を咲かせて、しばらくして帰った彼を見送るとオルト、エンゼ、ルーデルを誘いカジノへ向かってみた。広場の転移陣に向かえば、大勢のプレイヤー達が当たり前のように殺到していて、各々が目的のエリアへ向かう光景が作っていた。こりゃしばらくかかるなとオルト達に構って時間を潰していると。
「おい、白銀さんだぞ」
「カジノを解放してくれるとはやってくれるじゃねえか。もちろん、嬉しい意味でな」
「また大量のメダルを集めるのか興味あるぜ」
「そのメダル、今度は俺達にも分けてほしいねぇ~?」
お、ようやく俺達の番だ。さーて、カジノはどんな風なのか楽しみだなーと転移陣に乗ってカジノへ転移した。光に包まれた俺達の視界は一瞬で真っ白に染まり、超広大な床が赤い絨毯で敷かれたホールに転移された。見渡す限りは黄金郷と名にふさわしい黄金だらけの空間だ。メダル争奪戦の時に利用したカジノ―――や、あの時のカジノをそのまま黄金にしただけで他は変わっていない。運営が再利用したんだなとすぐに悟った。そうとも知らない俺以外のプレイヤー達は続々と到着して転移陣から離れカジノで遊び始める。
まず最初に向かったのは景品所だ。前回と同じ場所にあるのか確かめに行けば変わりなくあったし、景品はやはり前回と変わっていないどころか、それなりに種類が増えている程度だった。とは言ってもレア度と品質が最高レベルのものだがな。見たことも手に入れたこともない食材と宝石、アイテムやレジェンダリーの装備が追加されている。・・・・・どれもカジノ専用のメダルを一千万枚必要なのが鬼畜だがな。
さてさて、Gをメダルに換金して・・・・・数百億分のアイテムを手に入れた。それから虹色に輝く一兆枚分のメダルを一枚だけ持ち、巨大で長大なスロットマシンをやっているプレイヤー達の背後で待つ俺の背後から。
「オイレン、白銀さんがいたニャー!! スロットマシンを挑戦するつもりだ!!」
「やっぱり俺の読み通ぉーり!! あの衝撃的な再現をすると思っていたぁー!!」
「今度は私達もいるわよー!」
「あの時の無念と悔しさの雪辱を晴らす時ぃー!」
「何とか間に合ったか!」
「うお、生で見るとすげえ常識外れなスロットマシン!」
「こんなの揃えろって無理があるのに、揃えた俺達のギルマスはすげぇな」
ギルメンまで集まってきた。こうなるとアレだよなぁ・・・・・。
「オイレンと赤星、耳かして」
「「?」」
二人を呼び耳打ちする。内容は二人も納得することなので、すぐに仲間達にも二人に伝えたことを教え回ってくれた。アメリア達も納得したようで俺に向かって頷く。
「あのー、白銀さん。やります?」
前にいた、というよりスロットマシンまでの道が左右に分かれたプレイヤー達によって作られて俺が通れるようになっていた。
「じゃあ、やらせてもらうよ。順番を譲ってくれた代わりに凄いものを披露しよう」
虹色のメダルを見せつければ当然のように訊かれる。
「それ、何枚分のメダル?」
「一兆枚」
「初っ端からとんでもない事をしようとしているぞこの人!?」
「またラッキーセブンを全部揃えたら10兆枚分以上のメダルを稼ぐニャー!!」
始める前にプレイヤー達から記念に虹色のメダルをスクショされたり、動画配信として撮られた後で投入口にメダルを入れた。百面の様々な絵のドラムが回り出し、右側へ行くほど回る速度が増す仕組みはもう知っている。手元のモニターでもスロットの絵を確認しつつスイッチで止められる仕様は変わらないようだが、見ながらの方がやり易い。ルーレットへ見上げながら親指でダンダンダンと押し続け、スリーセブンの絵を揃えていく。
ダンダンダンダン・・・・・ダンダンダン・・・・ダンダンダンダン・・・。
順調にラッキーセブンだけ止めていくにつれて右側のドラムの面が加速していく。
「す、すご・・・・・」
「チート級の動体視力を持っているのかよ」
「もうあっという間に70面超えたぞ!?」
そう、もうこの辺りからまったく何も見えないほどの回転速度で絵を揃えることは不可能に近い。ここから先は実力か運がものを言う領域だ。だが、運に関してはオルト達がいる。そして実力に関して、は問題ない。
ダンダンダンダン・・ダンダンダンダン・ダンダンダンダン―――ダンッ!
「―――まぁ、こんなもんだ」
ファンファラ~♪ ファンッファンッファラ~♪
カジノ全体に響き渡るファンファーレ。100面全てラッキーセブンで止めてみせたスロットマシンに背を向けて人差し指を天に衝いたポーズをした。ぶっ壊れてるんじゃないかと彷彿させるスロットマシーンから、莫大な枚数の金メダルが滝のように噴き出して俺達に降り注ぐ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!? 金メダルの雨だぁー!!」
「凄い光景だ! スクショチャーンス!!」
「拾え拾え~!! 今なら拾い放―――拾えねぇええええええええええええええ!?」
「そんな~!?」
ああ、そういう演出か。なら俺でもどうしようもないから自力でメダルを集めてくれ諸君。てか、堂々と猫糞を決め込む奴がいるとは。
「白銀さん、どうか俺達に金のお恵みをしてくれ!」
「お願いしまーす!!」
黄金の雨の中で俺に懇願するプレイヤーに囲まれた。うーん・・・・・そうしても構わないけどなぁ。トレード画面を開いて操作してもやはりだった。
「それすらできないようだぞ。メダル争奪戦のイベントの一件を考慮してか、運営がメダル限定でトレードをできなくしたみたいだ」
「「「「うんええええええええええええええええええええええええええええええい!!!」」」」
慟哭と阿鼻叫喚のプレイヤー達の目の前でメダルを回収する。ははは、腐るほどメダルがあるなー。さて、これで他のゲームでもしようか。そんな思いを知ってか、ギルメン達が自然に集まって俺を囲ってボディガードのごとくともに行動した。
「白銀さん、メダルのトレードが出来ないのは本当?」
「嘘じゃないぞ。できたらとっくに皆にもお裾分けしている」
「じゃあ、どうやって私達にもメダルを?」
「正規の方法でやるのさ。まー、八百長を堂々とするんだがな」
向かった先はポーカーが出来る盤上。
「ポーカー?」
「そ、ここで俺が大量のチップをわざとお前らに渡すことができる寸法よ。そして皆の手札を教え合って、俺に勝てば簡単に大量のチップが手に入る」
「確かに正規な手段で集められるけど、完全にイカサマすることになるわよ。ここのシステム上、それができるの?」
「会話ができる以上、教え合うことは可能だ。そして運営に告知しなければオールオーケー。それじゃあ、前回居なかったアメリア達から優先にしよう」
それぞれ席に座ってポーカー、それもドローポーカーを始める。俺がいい手札だったらあえて捨てて、アメリア達の誰かとサシで勝負してわざと負ける。そして安全に多額のチップ=メダルを手に入れたギルメンはポーカーから離れて景品所へ向かう。それを何度も時間を掛けて繰り返して行けば、イカル達他のギルメン達もやってきて、彼等彼女等も加えて手に入れたメダルでほしい景品を手に入れる。
「やったー!!! ドリモール、念願のドリモールちゃん手に入ったぁー! 可愛い幻獣も手に入ったー!」
「やっふー!!! ドリモールちゃぁああああん!!!」
「俺もゲットー!!!」
「ニャーははは! 笑いが止まらーん!」
「いやっほーい!」
「ソイヤソイヤソイヤァッ!」
「・・・・・ドリモール組、落ち着け」
狂喜乱舞を見せつけられながら大量に交換していく。著しく消費したアイテムの補充も出来てよかったよ。・・・・・お、捕獲玉? テイムしていない状態となるが、捕獲玉で捕まえたモンスターをトレードできる・・・・・・ほう? これは一億個も購入しておこうか! おお、こっちはかき氷機じゃーん。これも大量購入しませんとなー。なんせ、レア度が高い氷もあるからなー。他にも新しい食材もアイテムも手に入ったし大満足! 宝石も大量に手に入ったから宝生覇王たちも喜ぶだろう。
「お客様」
ニュッ、と表現する現れ方をして忍者かと内心思ったり思わなかったりする俺のそばにタキシード姿のNPCが。
「どちら様で?」
「私は当カジノのオーナーでございます。お客様が一定以上のメダルとGを集めたお客様限定にVIPルームへご案内致しますのが私の仕事です」
「それは、俺からチップやっぱりメダルを巻き上げたプレイヤーにも案内するのか?」
「ええ、勿論です」
おや、ラッキーな仲間達だ。ちなみに一定の数字は一億以上を指す。ならば案内してもらうか? と皆に問うと全員頷いた。オーナーにVIPルームへの案内をお願いした。
VIPルーム
その光景を見た俺達は言葉を失った。ハイリスクハイリターンの賭博かと思いきや、想像を是する場所だった。
「ロボッ!? 銃!? ナンデェー!?」
「おいおい、こんなの買わないと勝てない相手がいるのかよもしかして・・・・・」
「私、そこまで強くなりたいわけじゃないけれどねー」
「同じく私も」
きらびやかな賭博場と打って変わって、荒廃した世界の世紀末に来てしまったようなVIPルームに俺達は目を丸くする。無機質で無機物が溢れたルームの中を歩き回る。オーナーはすぐに消えていなくなっていた。
「・・・・・でも、このロボット等を買えばベヒモス、ジズ、リヴァイアサンと渡り合えそうな気がするな」
「白銀さん。その通りかもしれないけどさ、見てくれよこの値段・・・・・一兆Gも集めないと買えないもんばっかだぞ」
「対してこっちの武器や防具の方は俺達でも手が出せる値段だ」
「でも、ガンナーじゃないから宝の持ち腐れだ」
ということで、手分けして物色することにした。当然のようにイカルは俺と行動するが銃火器類は興味がなさげだった。しかし、中にはホームオブジェクトまであったのでイカルと興味が湧いた。
「ハーデスさん、お世話をしてくれるロボットだって。征服人形とどう違うんですか?」
「えーと・・・・・ああ、自分好みの顔や身体を決めることができるみたいだ。でも、決められたこと意外の行動はできないらしい。それもマイホームの中でしか動けないが、欲しいプレイヤーは欲しいかもな」
だが、俺としてはこっちのマイホームと抜かす宇宙戦艦が気になります。そのお値段は俺の財産の三分の一ほど減ってしまうほど。こんなの買ってどうするんだって思う物から視線を外し、アイテムの方へ向かった。
「お、光学迷彩の機械、身体が透明になれるアイテムだ」
「私達のスキルにもありますよ?」
「こっちはスキルを使っても透明のままでいられる便利な機械だ。一度使うと三分間は消えることができるけど、もう一度使うには三時間も待たなくちゃならないみたいだな」
「とっても長いですね」
だが、これは買いだろう。緊急時に使えるアイテムとしてギルメン全員分プラス1000個買った。
「あ、ハーデスさん。機械の盾がありますよ!」
「これはこれは、凄くご立派な大盾ではありませんか!」
ユニークの大盾、付与されてる効果は相手の魔法を吸収するか反射する二つがある。吸収にいたってはプレイヤーのMPを回復すると、【悪食】の効果と同等の機械の大盾が目の前にある。スキル由来の効果じゃなくて機械が持つ能力があるのか・・・・・。
「イカル、これは買うべきだとは?」
「思いまーす!」
中々のお値段であるが、俺達なら買えるこの世に三つしかない代物を購入したぜ! これは、掘り出し物がある! 機械なら時計もあるよな? 時間に関する能力だと思うから急いで見つけなくちゃ!
「白銀さーん! こっちに車やバイクがあるぞー!」
「・・・・・へえ?」
それはそそるじゃないか。トレードが可能なら他のプレイヤーに高く売り付けてやる。