バカとMMORPGと召喚獣!   作:ダーク・シリウス

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国墜とし完遂

 

貴族街がある場所へ正面から堂々と渡橋で目指す。塔にいる兵士に抗う意志は無いどころか、愚猫が王になってからか兵士としての義務を全うする事をせず酒を飲んで酔いつぶれていた。何の抵抗も問題もなく本丸から貴族達の喉元まで簡単に接近できてしまう国の防衛力も無いに等しく、クーシーに攻められては本当に滅ぼされるなと思わされる俺は仲間達と貴族街に到着してしまった。

 

「おー、初めて入ったけどここが貴族街!」

 

「全部真っ白でお綺麗で豪華な屋敷がたくさん並んでる!」

 

「こういう場所に住んでいるのか貴族って」

 

こんな状況じゃなきゃ楽しめれたんだろうが。今はそうしていられない事情があるんだよなぁ・・・。

 

「イカル、メイプル、ベヒモスでスキル【咆哮】だ」

 

「「はい!」」

 

大陸の覇獣が二体も揃って貴族街中に轟かせる絶叫を放った。これで無反応だったら平民街のNPCだけ助けて安全な場所へ避難させるぞ。でも、そんなことはないようで屋敷からわらわらと飛び出して路上に貴族のNPCが見受けられる。屋敷に籠っているNPCの方が多いがな。

 

「我は王、堕天の王にして人間界の魔王ハーデス! 貴様等に絶望を与えに来た!」

 

「な、なんだお前達は! ここは貴族のみが住まうことを許された聖地だぞ! 誰の許可を得て薄汚い足を踏み入れている!」

 

「愚かな、まだ何も気づいていないとは。これを見るがいい」

 

指をパチンと鳴らす合図で仲間が縄で拘束された愚猫王とその息子を前に引っ張って見せつけた。

 

「この通り、平民街で悪政を強いた愚かな王は我等レジスタンスが捕らえた。 残るは貴様等だけだ」

 

「そ、そんな王よ!?」

 

「王を解放しろ! こんなことしてタダで済むと思うのか!」

 

「衛兵は何をしている! 早く王を救出するんだ!」

 

うーん、テンプレな反応をありがとう!

 

「ふむ、本当にその様子では明日この国がどうなるか知らないようだな」

 

「明日だと、何を言っているこの余所者!」

 

「我から言っても信用しないだろう。お前達の王から直接聞くがいい」

 

バトンタッチだ。さぁ、包み隠さず教えてやれよ愚猫王。

 

「・・・・・」

 

押し黙る愚猫王にフレイヤを目で指示を出すと、爪を立てて愚猫王の頭を引っ掻いてくれた。

 

「ぎっ!? は、話す・・・話すから止めてくれニャ!」

 

『さっさと話すニャ! じゃなきゃ今度はこの冥界最強の魔獣のおいらが食ってやるニャ!』

 

「ひぃっ! あ、明日になれば宣戦布告したクーシーどもがこの国に攻め込んでくるニャ! ほ、本当ニャ、信じるニャお前達!!」

 

よろしい、良く言えましたねー。ご褒美はないけどな。貴族たちの反応は・・・・・?

 

『・・・・・』

 

愚猫王の発言を聞き、最初は何を言っているんだ的にポカーンとしていたが、その後の反応は大した問題ではないと安堵した表情を浮かべた。

 

「なんだ、そういう事でしたか。それでは今すぐ荷を纏めてこの国から脱出すればいいだけですな」

 

「ええ、その通りね。王様が用意して下さった桃源郷へ向かう豪華な船に乗り込めば何も問題はございませんわ」

 

「我々は桃源郷に移り住むだけで済む話ですからな」

 

「絶望を与えると言う割にその程度のこけおどしだったか。笑わせてくれる」

 

ほうほう、自分達の身の安全は保障されていると信じ切っているのか。だけど、まだ話の続きはあるぞ。

 

「・・・・・ニャ、ニャいッ」

 

「え?」

 

話しの続きの催促をフェルの睨みと覗かせるスカーの牙で利かせて脂汗まみれの愚猫王の口を開かせた。

 

「お、お前達を乗せる船など・・・・・ない」

 

「・・・・・は?」

 

ボソッと呟く愚猫王に一人の貴族が耳を疑った声を漏らす。

 

「・・・・・元々は、わしの親族と、全ての兵だけ乗せて・・・この国から搾り取った大金を元手に・・・・・お前達も滅ぶ国ごと捨て置き桃源郷へ行く手配だったニャ・・・・・」

 

愚猫王は語るが、如何せん貴族の全員の耳に届かぬ声量で言うからレジスタンスの一人がシビレを切らした。

 

「声が小さい愚猫王、もっと大きな声で言え」

 

ゲシッと愚猫王残しに蹴りを入れて催促する。よし、よくやった。

 

「ぐぅっ! ―――元々はわしの親族と、全ての兵だけ乗せて! この国やお前達から騙しとったから大金を元手に! お前達も滅ぶ国ごと捨て置き桃源郷に行くつもりだったんだニャー!」

 

叫ぶ愚猫王の発言に耳の良いネコのNPC達はさっきと打って変わって感情が抜けた表情になった。貴族達が次に起こす言動は手に取るようにわかってしまう。

 

怒りと憎悪―――。

 

信じていた王の裏切りに貴族達はそれはそれは怒り狂った。罵詈雑言の嵐。自分達の金まで使ってまで豪華な船を作って共に桃源郷へ行くと言われていたらしいんだ。実際は滅ぶ王国を背に愚猫王一家だけで桃源郷に行く言われたら怒らないわけがない。

 

「魔王様! ご報告があります!」

 

「許可する。申せ」

 

「ははっ! 愚猫王が隠していた大型船とその中に積まれていた莫大な財宝を発見して仲間が抑えました!」

 

もう見つけたか後から着いた港町側の班。仕事が早いな。というか、魔王プレイを楽しんでいないかこいつ。そんで、その報告を耳にした貴族達がこっちに話しかけて来た。

 

「私達の財産を見つけたならば今すぐ返せ!」

 

「断る。それとお前達は忘れていないか? 明日になればクーシーがこの国に攻め込んでくることを。お前達の命を奪うクーシーから逃げなくてよいのか?」

 

「っ!?」

 

返した所でこの国の命運は、俺達が介入しない限り変わらない。

 

「そして船もお前達の財産もレジスタンスの手中にある。さぁどうする? お前達に残された選択は二つ。もしも命が惜しいならば、財産と国を捨てて食糧だけ持って船に乗って海へ逃げる事。もしも財宝が欲しいならば財宝を返す代わりにこの国と心中し滅べ。それがお前達に与える絶望だ」

 

「そんな選択、どちらも選べるはずがないだろう!」

 

「なら、お前達もこの愚猫王と同列とみなす。悪政を強いた悪い貴族と扱って捕まえる強硬手段に入るが、構わないな?」

 

ベヒモスとスカーにフェルにフレイヤを始め、レジスタンスが臨戦態勢の構えに入る。

 

「手始めに、惜しいが貴族街の屋敷を全て破壊する。お前達を捕まえるのはその後だ」

 

「「「っ!!?」」」

 

「さぁ、今すぐ選ぶがいい。逃げるか死ぬか抗うかを」

 

この選択に彼等は最終的に選択したのは・・・・・。

 

『死神・ハーデスが初めて王国を強奪に成功しました。称号【強奪者】を獲得しました。王位を持つNPCから簒奪に成功したため称号【簒奪者】を獲得しました。苦しんでいた多くのNPCの為の活動が成功したため称号【レジスタンス】を獲得しました』

 

持ち込める限りの食糧を積まれていた財宝の代わりに詰め込んで海外へ逃げた貴族達。あの中に元愚猫王一家も詰めたから諸悪の根元と無能どもを一括で掃除できたのはよかった。それを見届けた俺達に新たな称号が得られた。

 

「称号ゲットニャー!!!」

 

「よっしゃああああああ!!」

 

「やったぁー!!!」

 

「うへへ、称号が一気に三つも手に入るなんて夢みたいー・・・・・」

 

「【強奪者】【簒奪者】【レジスタンス】! ゲットォッー!」

 

狂喜乱舞のプレイヤー達。後で話を聞けば愚猫王が隠していた船を見つけたプレイヤーも【レジスタンス】の称号だけ得られたよう。

 

「さて、この王冠はどうしようかな」

 

高品質と高いレア度のアイテム。『ケットシーの王冠』。代々の王がこの王冠を受け継いだ歴史あるアイテム。たくさんの宝石が散りばめられてあって、まさしく王道的な王冠と言えよう。

 

「にゃーん」

 

「欲しいのか?」

 

「にゃん!」

 

ラミアースが懇願する横で、正統な継承者がいる。そっちの方に王冠を乗せようとすると、押し返された。すごく嫌そうな顔つきで。

 

「なるきはないって。王国を生かすも殺すもお前次第だよハーデス」

 

「こいつに譲るぞ?」

 

「いいよいいよ。もう王位継承の意味もなさない被り物を被っても誰が王になるかなんてないんだから」

 

そこまで言うなら、ラミアース。リリムに感謝するんだぞ。

 

「にゃーん!」

 

王冠を被ったラミアース。が、突如光りに包まれると ピッポーン! と聞こえだした。

 

『猫妖精が、特殊進化可能状態となりました。進化を行いますか?』

 

「え、これで進化するのか?」

 

アナウンスと共に光が収まり、俺の目の前にはウィンドウが表示されていた。思わず言ってしまった俺の言葉を聞こえたプレイヤー達が騒ぎ出した。

 

「んなにっ?」

 

「白銀さんのネコが!? なに、進化するの!?」

 

「なんで? 説明を白銀さん!」

 

俺も知りたいところ! えーと、なんだ。特殊アイテムによりラミアースが特殊進化をする機会が恵まれたのは分かった。取り敢えずYESと押すと・・・・・。

 

「進化先は三択? 『猫王』『剣聖』『三銃士』・・・・・だってよ」

 

「「「「「なんだその進化項目!?」」」」」

 

「その気持ちはこっちも同じだー! 説明するぞ! 『猫王』:ステータスは低くなるもの、猫系のモンスターとの遭遇率がアップして、従魔のステータスを2.5倍にする猫の中の猫。『剣聖』:剣に長けた騎士となり、誓いを立てた主人のために敵を葬る剣士と騎士を極めた猫。『三銃士』:悪を許さず義のために剣を振るう騎士はずば抜けた身体能力で敵を倒す―――だって」

 

「「「「「・・・・・」」」」」

 

「猫王の姿はさっきの冠を被って、大きな宝石が付いた金の杖に赤いマント。剣聖の姿はイカルぐらいの身長まで大きくなって二刀流&双剣使いのスタイルにも可能になる。三銃士の姿は剣と銃を駆使するカウボーイの格好をした感じだ。ラミアース」

 

これは本人もとい本猫に決めさせてやるべきだろう。俺が選んだら茶々が入りそうだ。

 

「お前が選べ。後悔の無いようにな」

 

「にゃー・・・・・にゃ!」

 

三つの中で選んだ一つの進化。俺とラミアースはそれを一瞥して顔を見合わせる。

 

「いいんだな?」

 

「にゃん!」

 

「じゃあ、進化開始!」

 

ラミアースが強い光に包まれ、そしてその姿を変える。そして、進化を遂げたラミアースは。

 

「我が名はラミアース! 剣聖に至った我が剣で主君の道を切り拓かん!」

 

「お・・・・・」

 

「「「「「おおおー・・・・・!!! (パチパチパチッ!)」」」」」

 

格好良く一振りの剣を振り回しながら自己紹介をしてくれるラミアースを見た一同は感嘆の息を漏らし、盛大な拍手を送った。その最中にラミアースが俺の前にひざまずいた。

 

「主君よ。ご命令があらば必ず任務を遂行いたします」

 

「今日は英気を養うだけでいい。戦争が起きる明日が本番だ」

 

「然らば、明日の戦争の勝利を主君に捧げることを誓いましょうぞ!」

 

「ふふっ、私の騎士よ。期待しているぞ?」

 

はっ! と騎士と王のシーン・・・・・自然とできちゃった。

 

「やだ、格好いい・・・私もイケメンネコに守られたい!」

 

「わたしも!」

 

「え、呼んだ?」

 

「「お前じゃない!」」

 

「個人的に三銃士の方が気になってたんだけどこれはこれで・・・・・」

 

「猫王だったらまだ見ぬ他の猫と遭遇できそうだったのに・・・・・でもこっちもアリなのが悩ましい!」

 

「ネコを進化させていけばあんな進化先に巡りあるのか? でも剣聖って職業、だよな?」

 

「テイムモンスターがプレイヤーのように戦闘職を身につけられるなんて新発見だろこれ」

 

「他にも戦闘職を身につけることが可能なモンスターがいるかも?」

 

「王冠が特殊進化のキーアイテムだったのか・・・あっ、カエルの場合だとトノサマガエルになるのか!?」

 

「そういう進化するモンスターもいるなら見つけるべきだな!」

 

んよし、これでやることもすることも明日までにないか? 特殊進化アイテムの存在で盛り上がっている今日レジスタンスしたみんなへ話しかける。

 

「今日はお疲れ様。明日はこの国限定でイベントが起きる予想外な展開が始まるけど、手に入れた貴族街の屋敷で休もう。仮にできるならそのまま自分のマイホームにしても構わないわ。喧嘩しないように決め合ってね」

 

「はーい!」

 

「おお、やったー!」

 

「私、豪邸に住むのが夢だったのー!」

 

「内装はどんな感じなのかしら? ユニフォームしていいなら自分好みの内装に改装したい」

 

はい、喜ぶのは早いぞ。まだ話の続きがある!

 

「明日は戦争だ。ということは最長一週間もイベント期間をするかもしれない。各自、HPとMPポーションやスタミナ回復のための料理など、様々な準備を怠ってはならない! ケットシー王国を守るために!」

 

「もちろんだ!」

 

「白銀さん、あの神社の設置をお願いします!」

 

「明日の戦争がんばるぞー! ネコの国を守るー!」

 

「当然! おネコ様に怪我一つさせないわ!」

 

皆の士気が高くてよし! 明日の為に港町から離れた邪魔にならないところで神社を一つだけ設置した。転移していくレジスタンスのみんながどこかへ向かう様子を見送る中。KTKを始め数人のプレイヤーが熱心にラミアースを見ていたり話しかけていたりしていた。しかし、ここで剣聖のヒントが得ることになるとはな。ペインはもうその職業を設定してプレイしているっぽいがな。

 

「白銀さん」

 

「なんだ?」

 

KTKから話しかけられるや否や目の前で土下座をされた。・・・・・え、なに?

 

「もうこの機会しかないと思うから白銀さんにお願いがある。―――ネコバスの中に入らせてください」

 

「「「「「っ!?!?!?」」」」」

 

「そのまま眠ってみたい?」

 

「そ、それは恐れ多いからできない・・・横たわるだけで凄く幸せになるかもしれないから」

 

KTKって意外と猫好きだったりするのか? でもま、それぐらいなら。

 

「ネコバスー!」

 

【呼応】スキルを発動したネコバスが程なくして、港町の上空から走って来てくれて俺の目の前で静かに着地した。

 

「しばらくお前の中に入らせてくれないか?」

 

『にゃおーん』

 

体の一部を出入り口に変形させてくれる。先に俺が入り、KTK達に向かって手を伸ばす。

 

「我が至高にして幸福の空間に入らせることを許可しよう。来るがいい」

 

「「「「「は、はい! 魔王様!」」」」」

 

ひとりひとり、恐る恐ると柔らかい足場に戸惑いながらも、中に入り柔らかい毛皮の座席に座ると目の色が歓喜で染まった。

 

「あ、あああ・・・・・! こ、これが夢にまで見たネコバスの座り心地ぃー!!!」

 

「ううう・・・・・感動過ぎて涙が止まらないよぉ・・・・・」

 

「ありがとう魔王様、ありがとうネコバス様・・・・・!」

 

「もうリアルのバスの席に座ったら絶望感しか感じなくなっちゃう・・・! リアルに戻ったらこの座り心地を再現するクッションを作らないと・・・・・!!」

 

「フガフガ・・・やばい、いい匂いしすぎて俺の身体がネコバスと一つになっちゃいそう・・・! いや、いっそのことそうなりたい!」

 

「その気持ち、俺も死に戻りしちゃいそうなほどわかる!」

 

「感動を台無しする発言を言わないでよー!? でも私もネコ吸引するー!」

 

最後にリリスも招いた頃にKTKたち全員が寝転がって全身でネコバスの座席や床を堪能していた光景が出来上がっていた。お前ら、そこまでかそこまでなのか・・・・・。

 

「・・・・・ヤバイ、私もこの中で永遠に暮らしたくなる」

 

「リリス、お前もか。・・・で、これからどう生きるつもりだ? 自由に生きると言っても限界はあるぞ」

 

当たり前のようにゴロリと横たわるリリムに問う。

 

「そうだねー。私を養って自由性を保証してくれる主の所に住んでもいいけど、あの城のような冷たくて面白くもない家は遠慮するよ。・・・ちなみにハーデスの家はどういう家なの?」

 

さっそく住む場所の下調べか?

 

「広い木造の家で広大な畑もあるし綺麗な花の木も咲いてあるぞ。他にもいくつか家を保有しているしどれも広い」

 

「ハーデスって結構なお金持ち?」

 

「正規の値段は知らないけど、ケットシー王国を何度も買う事ができるほどのお金持ちだ」

 

「ふーん、そう・・・・・」

 

不意に俺の眼前に青いパネルが浮かび上がった。NPCリリムを仲間にしますか? って。迷うことなく仲間にするとリリムは俺に腹を見せつけながら目線を俺に向けて来た。 

 

「一食の恩がまだだったから、明日の戦争に協力するよ。その後はハーデスの家を見せてよ」

 

「そういう事ならよろしく頼むぞリリム」

 

「うん、よろしく。ああ・・・ほんとヤバい。悪いけど少しだけ寝かせて・・・温かくてねむ・・・・・ぐぅ」

 

「もう寝てるし、ってKTK達もか」

 

なんか妙に静かだなと思ったら顔を毛皮に押し付けて微動だにしないプレイヤーがたくさん出来上がっていた。死んだんじゃないかってぐらい動かない。呼吸困難で最悪、死に戻りすることになっても幸せの中で死ねてたなら本望っと言いそうだわ。死ねれる、死寝れる・・・・・?

 

「いや、ないわな・・・・・」

 

頭の中で浮かんだしょうもないギャグを消して、ネコバスから降りて褒美に虹の実を与えた。

 

「苦労を掛ける」

 

『にゃーおん』

 

気にするなと言いたげに鳴いてくれる猫神様には頭が上がらない。

 

「ラミアース、少しの間ネコバスの護衛をしてもらう。用事を終わらせるまで何人たりとも誰も中に入れさせるな」

 

「はっ! かしこまりました主君!」

 

ネコバスの横で仁王立ちするラミアースを置いて森の方へと向かう。明日の戦争のためだ。数が少なくなってきた神社をもう一つ設置して来るか。そのことを掲示板・・・・・誰かがもうそのことを投稿してあったグッジョブだ。さて、俺も明日の戦争の準備をしますか。戦争は数の多さで勝敗を決するが、細かな設定はまだ不明だから念入りな下準備は必要だ。

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