オウホウとの戦いを終え、マイホームに戻った。仲間達とは立食パーティー諸共お開きして解散。日本家屋で新しいスキルを確認する。
【虹彩鳥の翼】
このスキルを持つ所持者がステータス関係なく飛行能力を得る。MP500を消費することで以下のスキルが使用可能となる。
【プリズマディック・スコール】
七つの属性の同時攻撃を放つ。威力は【ⅠNT】依存。
【悠久の聖火】
プレイヤー自身や味方のプレイヤーが受けた【系統:悪】呪いの攻撃とデバフの効果を無効・解除する
もう一つの方は・・・・・。
【天聖の裁き】
一日に一回、半径100メートルの光属性の攻撃。攻撃指定は任意で可能
顕著に少なかった【系統:(光か聖)】のスキルが手に入ったのは嬉しい限りだ。そして、現在の俺のステータスはというと・・・・・。
死神・ハーデス
LV231
HP 40/40〈+1000〉
MP 12/12〈+800〉
【STR 0〈+150〉】
【VIT 68448(※夜間のみ+77280)〈+644〉】
【AGI 0〈+150〉】
【DEX 0〈+150〉】
【INT 0〈+250〉】
装備
頭 【堕天の王冠】≪【白極ノ光:融解/終焉/暗視/妖眼/メタル化】≫
体 【堕天の王衣】≪【白鯨ノ鎧・Ⅹ:
右手 【堕天の王衣】≪【白熱・Ⅹ:
左手【堕天の王衣】《【白波ノ怒濤・Ⅹ:ブラックホール/マグマオーシャン/溶結/溶熱/ブラックホール/メタルガード/叛逆の障壁】≫
足 【堕天の王靴】≪【白鯨ノ鎧・Ⅹ:
靴 【堕天の王靴】≪【白鯨ノ鎧・Ⅹ:
装飾品 【真祖の指輪】【三天破】【
称号:万に通じる者 不殺の冒険者 出遅れた者 白銀の先駆者 毒竜の迷宮踏破 大樹の精霊の加護 幸運の者 ユニークモンスターマニア 三代目機械神 聖大樹の精霊の加護 最速の称号コレクターⅠ 勇者 魔王の戦友 絆の勇士 村の救援者 幻獣種に認められし者 血塗れた残虐の勇者 エルフの良き隣人 世界樹の守護者 世界樹の加護 英雄色を好む 最速の称号コレクターⅡ ドワーフの心の友 神獣に認められし者 地獄と縁る者 マスコットの支援者 妖怪マスコットの保護者 宵越しの金は持たない ドワーフの協力者 神話に触れし者 ミリオンダラー 最速の称号コレクターⅢ ミリオネア トリオネア ガジリオネア 空と海と大地の救済者 億万長者 カジノの神様 富豪 大富豪 富裕層 資産家 最速の称号コレクターⅣ 大資産家 土精霊の加護 砂漠の義勇兵 真祖の祝福 恐怖の大魔王 南極大陸の観察者 ダイビングマスター 大きさを望む者 嵌る者 英雄 最速の称号コレクターⅤ 旧大陸の守護者 南極大陸の英雄 七天八祝 最初の冒険者 ホームラン王 恐竜王の恩人 カードコレクターⅠ カードコレクターⅡ カードコレクターⅢ カードコレクターⅣ カードコレクターⅤ カードコレクターマスター カードマスター 歴史を振り返る者 青春 強奪者 簒奪者 レジスタンス 猫の恩返し 猫妖精の恩人 兎の国の名誉国民 トレジャーハンター 神世界を超越し冒険者 宇宙飛行士 全人類の先駆者 闇神の眷属 闇神の寵愛
スキル:【絶対防御】【手加減】【逃げ足】【体捌き】【瞑想】【挑発】【極悪非道】【シールドアタック】【
「時にハーデスさんや」
「なんだいイッチョウさんや」
「現時点でのVITはどのぐらいなの?」
独自に活動したはずの主力メンバーが日本家屋に集まってきて、リヴェリアが淹れた魔茶葉を片手にリラックスしている。イッチョウの場合は表に出たら新規のプレイヤーにギルド加入の申請地獄が・・・・・と呟いていたのを聞えなかったが。
「100万も夢じゃなくなっているぞ」
「どんだけ防御力を高めるつもりだよお前。もう十分だろうが」
「不十分だったら十分に高めないといけないだろ。レベルカンスト500のモンスターとの戦いに備えておかないと」
「天界の巨人だっけ? ハーデスの防御力より上回る攻撃力を持つモンスターって想像できないよね」
いつか必ずリベンジするんだ。目標としては防御力が100万になってからだな。
「で、揃いも揃ってどうした?」
呼んだ覚えがない面々に訊くと揃って疲れた表情や困った顔を浮かべ出す。
「新規のプレイヤーに群がられてよ・・・・・」
「こっちはメイプルと空に逃げる羽目になるなんて思わなかったよ」
「凄かったよねー。色んな人からギルドに入らせてくれって言われてさぁ」
「「怖かったです・・・・・」」
「私と一緒だったからよかったけど、店でセレーネが一人だったらログアウトしてリアルに避難するほど押し掛けられたわ」
「ううう・・・・・」
俺のホームに避難所として逃げ込んできたというわけですか。となると、あの誘導は失敗だったか。
「イッチョウ、ギルドの加入条件は」
「希望通りにテイマーとサモナー、非戦闘職の全生産職業のプレイヤーのみって設定してあるよ。加入申請の数、見てみなよ。百件超えてるよ?」
「絶対メインかサブ職に戦闘職だよな。いや、悪く言っているわけじゃないからな?」
「俺がそれだから否定も拒絶もしない。でもまぁ、こうも集まるとまとめ役を決めたほうがいいか」
「いいと思うけど、新規のプレイヤーに交じって上級者とイカルちゃん達と同期のプレイヤーもちらほらといるよん?」
「え? ・・・・・あーほんとだ、知ってる攻略組のプレイヤーの名前があるよ。他のギルドに入ってなかったっけ?」
「今さら生産職で作業するやつじゃねぇだろ。バリバリの戦闘凶だぞこいつら」
「大方、有力ギルドに入って他の奴らを出し抜こうと魂胆じゃね?」
そういう奴もいることは知っているつもりだ。今さらなんとも思わないよ。
「ここは、ひとつみんなの意見を聞いてみるかね」
【蒼龍の聖剣】色々まとめを語るスレPART39【わきあいあい】
71:タゴサック
新規のプレイヤーうるさい!!!
72:ノーフ
俺達の姐御がキレる珍しいこの上ない。気持ちはわかるけどよ
73:プリム
質問に答えたら、ギルドに入りたい、育てている作物を譲ってほしい、お金が足りないからわけてくれないかなんて・・・・・
74:チャーム
そんな自分よがりばっかな連中の中には、お前らも白銀さんから援助してもらえたんだろ、俺達にも援助してくれよ! って言われるとさぁー
75:とーます
白銀さんに色々とお世話になってる手前、否定できない俺達なのであるんだが・・・・・
76:ネネネ
おんぶにだっこだねー
77:つがるん
ち、ちがうし!! ちゃんと買ったり物々交換したんだからね!?
78:テリル
ネネネちゃんも大好物の苺の件でお世話になってるよな? それを新規プレイヤーに無条件で渡すことできる?
79:ネネネ
白銀さんならあげるけど、同じ仲間には適正価格で売る。でも赤の他人に私の苺をあげないといけないの?
80:チョレギ
≫79 まだピクシードラゴンに苺を食べられたことを根に持っている風に感じてくるのは気のせい?
81:セレネス
食い物の恨みは恐ろしいのはゲームの中でも一緒だから
82:ダイチ
無断で食べたその日に呪われそうなレベルで怒るかも
83:タゴサック
あいつら、まだ騒いでいるから作業どころじゃない!
「行ってくる。これは無視できない」
「俺達も一緒に行こうか?」
「ホームに避難するほど面倒ごとを避けていた奴が何言ってんだよ」
腰を上げて庭へ赴き、【巨大化】状態のミーニィとフェルとクズハを連れて農業地区へと足を運んだ。まぁ、トランスポーターで転移すればすぐ着いた。ここも随分と久しぶりに来たな。その間に畑は種類が豊富で立派・・・・・オルト神達には頭が上がらねェ・・・・・! いつか特別な蜂蜜を探し出して感謝の印に飲ませてやりたいな。
「お前等、新規のプレイヤーだからっていい加減にしろ!」
「ブラックリストに載せられてもいいのか? せっかく遊べれるゲームができなくなったら嫌なのはお前らだろ」
「ここいら一体のプレイヤーはギルド【蒼龍の聖剣】のメンバーが殆ど占めているんだぞ。もしも魔王様の耳に入ったら―――!」
畑の外で複数の声が聞こえてくる。近くによると大勢の初心者装備のプレイヤーが上級プレイヤーに囲まれ言い合いをしている。
「なんだよ、ただギルドに入らせてくれって頼んでいるだけだろ」
「俺達より強いんだからちょっとぐらい融通してくれたってもいいじゃんかよ」
「先にゲームをしているからって偉そうに・・・・・」
「先輩なんだから後輩の面倒をみるのも当然だろ! いろいろと教えてほしいだけなんだよ!」
「そうだそうだ!」
新規のプレイヤーの言い分は理解しなくもないが、反省の色は見受けれないな。内心呆れる俺の隣人さんであるタゴサックに気付かれ、目線を合わせると彼女は首を横に振った。情状酌量の余地なし、か。畑から出てプレイヤーの塊に寄る。
「失礼、通るぞ」
「あ、すま―――白銀さん!?」
「ま、魔王様!?」
俺を見るや否や、説教していたプレイヤー達が道を譲ってくれて新規プレイヤー達と対面させてくれた。
「どーも、新規のプレイヤー諸君。随分と他のプレイヤーに迷惑をかけてくれやがったようだな」
「は? 誰だよお前」
「死神・ハーデスだ。頭の上に浮かんでいるPN、見えないか? 一応これでもレベルのランキングは一位なんだがな。そんで【蒼龍の聖剣】のギルドマスターでもある」
ギョッと俺の説明に目を大きく見開いて言葉を失った新規のプレイヤー達に告げる。スカーを召喚しながらだ。
「さて、取り敢えずお前等は正座してもらおうか。今ここで俺の相棒達に死に戻りされたくなかったならな」
ギロリと新規のプレイヤーへ睥睨するフェル達の重圧、圧迫感、威圧、威嚇に彼等は屈したようにその場で正座する者が続出するが、ギリギリ踏ん張って強がるプレイヤーはまだそれなりにいた。
「し、知ってるぞ! PKはできないって! だからそんなコケ脅しは俺には通用しねぇよ!」
「ああ、普通はな。でも、ある条件だったらPKできるぞ」
「は? そんな条件あるはずが・・・・・」
「まず一つ、神獣の眷属になることだ。眷属になれば他の神獣の眷属のプレイヤーとダンジョンの独占を懸けたPKができるらしい。そして二つ、魔王か勇者の称号だ。持ってると魔王のプレイヤーが他のプレイヤーに対してPKができるし、勇者のプレイヤーは魔王のプレイヤーにPKができる」
否定したプレイヤーに向かって手を翳す。
「こんな風にな。【手加減】【ファイアボルト】」
雷を纏った炎が電光石火の如く俺の掌から飛び出し、新規のプレイヤーの顔面に直撃した。突然の攻撃におっかなびっくりをするプレイヤー達の視線を独り占めだ。
「うわああああああ!?」
「いきなりなにするんだ!?」
「不意打ちとか卑怯だろ! それがランキング一位のすることかよ!」
「ただの実演だ。それに見ろ、死に戻ってないだろ。これがスキル【手加減】の効果だ」
HPが1割しか残っていないプレイヤーに全員の視線が一人に向けられる。攻撃を受けたプレイヤーも落ち着きを取り戻し、今の自分のHPの現実を突き付けられ固まった。
「これで理解しただろ。俺は魔王の称号を持っている。故に魔王の如く、今、ここでお前達を蹂躙できるってことを。それは俺の従魔もできるからな。―――それでも信用できない、嘘だと思うなら自分の身体で体験してみるか?」
フェル達が牙を剥き唸り声を上げる。最後まで立っていたプレイヤー達は顔色悪くして残らず正座した。
「よろしい、それじゃあお話をしようか。八割、俺のギルドのメンバーに対して迷惑をかけた説教だがな」
笑っていない顔で笑い、彼等はただひたすら説教を受けるのみ。解放した頃にはフラフラと幽鬼のようにどこかへ去っていき、彼等に説教してくれたプレイヤーにはゆぐゆぐ達の手作りの餅をプレゼントすると凄く喜んでくれた。