「さて、カジノを少しばかり楽しんで貰ったところで次は生産職のことを知って貰いたいところだが。誰か生産職をしてみたいって気持ちはあるか? 是非とも体験させてやりたいが」
「かなりあるんですよね生産職って。一番人気なのはどんな生産職ですか?」
「一番も二番もない。あるとすれば自分がやってみたい気持ちがあるかどうかだ。物作りをしてみたい、作物を育てたい気持ち以外にも、人付き合いが苦手だからという理由もあるプレイヤーもいるからな。わざわざNPCやプレイヤーから買わずとも身内だけで用意できるなら費用はそんな掛からなくて済むこともあるから、誰かのためにやってみたい気持ちを持ち合わせているならジョブの職業欄に生産職をセットしておくといい」
「はい! あのメリープちゃんを仲間にすることってできますか!」
「俺のメリープじゃなくて、メーアだな?」
「メリープちゃんがいいです!」
カジノから戻って日本家屋の大広間で小休止していたが、ハッキリと物申す角巻わために怒りのマークを頭に浮かべたハーデスが背中から複数の触手と『ハーデスの大鎌』と三ツ又の矛を装備し出した。
「よぅし良い度胸だ。まずはお前を捌いて串刺しにしてこんがり焼いて食べて始末する必要があるな」
「お願いですお義父さん! どうかメリープちゃんを私に譲ってください!」
「誰がお義父さんじゃゴラァー!!」
ハーデスと角巻わための殺伐したコントが目の前で繰り広げられ、本気で怒って今にでもジンギスカンにようと、されかけている二人の間に割って止めに掛かるときのそら達。
「わぁー! 待って待ってハーデスさん! その大きな鎌と槍にタコの足を仕舞ってぇー!」
「むしろその触手でマリンを絡めてぇー!」
「キショイよマリン!」
「死神の鎌! あれも武器として使えるなら欲しい!」
「トライデント、欲しいー!」
「私もあの触手欲しいなぁー」
わー! ぎゃー! と騒々しくハーデスを落ち着かせるのに数分も掛かった。同時にときのそら達が仕事や遊び以外で疲れる羽目になろうとは思わなかったので床に沈んで疲労困憊になっていた。
「メーアは始まりの町から東方面にある第二の町、さらにその先モンスターがいる第三エリア、そこに存在する獣人族の隠れ里でクエストを受ければ出会えるようになる。だから他のメーアで我慢しろ」
「はーい」
なんとか場も収まった所で桃色の長髪に赤目の女性「森カリオペ」が期待に満ちた目でハーデスに問うた。
「それって死神の鎌ですか?」
「名前的に合ってるがこのゲームに死神は見ていないんだよな。この鎌は魔王から貰ったものだし」
「魔王がいるの? このゲームに」
「ああ、一応? NPCとプレイヤーの敵としているけど実際は魔王の幹部ぐらいしか戦ってないのが現状だ。それからこのゲームでは勇者にも魔王にもなれるから目指してみるといい」
「へぇ、王道的だね。ちなみにどうやったらなれるの?」
「勇者はプレイヤーが伝説的なモンスターを2パーティーまで倒せたらなれる。魔王は勇者の状態でNPCかプレイヤーを1000人倒さば魔王になれる」
難しくて大変な条件だなと思いつつも、もしかして? と訊かずにはいられなかった。
「ハーデスさんは魔王だったりする? 最強のギルドのリーダーだから」
「そうだが?」
「おお、やっぱり? じゃあ魔王らしい格好とか攻撃とかできたりする?」
「出来なくはないが・・・・・見たいとか言うなよ? 見せるほど格好よくも感動するもんじゃないからな」
「じゃあ、何時か見せてくださいね」
「はい! 刀ってありますか!?」
にゅっ、と猫又おかゆとの会話に割り込んできた金髪ポニーテールの少女「風真いろは」。
「刀? ほら妖刀」
「おおー! 侍の職業もあるのでござるかー! どこで手に入りますか!?」
「ビジューも刀欲しい! 刀でモンスターいっぱい倒したい!」
もう一人まで増えた。
「刀はプレイヤーでも作れるが、こういう妖刀は彼岸の鬼鳴峠に住んでいる鬼人族、鬼に頼んで作ってもらうしか手に入らないよ」
「余と同じ鬼族がいるんだ!? 会ってみたいな!」
「それこそ妖怪が住んでいる町に行かないとな。それから鬼人族の里に行くには一人で10人連続で倒さないと行けないようになってるから簡単にはいかないぞ」
「ええー・・・・・」
額から二本の角を生やす白髪に赤い目の少女「百鬼あやめ」が酷く残念そうに吐露した。
「因みに攻略方法とかあったりします?」
「どうだろうな。俺の場合は途中までノックバック、大盾で鬼人族を吹っ飛ばしていたからな。最後は最強の鬼を倒した功績で戦わずとも入らせてくれたし」
「ハーデスさんでも倒せなかった鬼ですか?」
「持ち前の防御力とたくさんのスキルで倒せたよ。今じゃあ最強の鬼を弱体化させるアイテムが見つかって倒せるようになってるみたいだが。俺もそれを使ってみたかったよ」
つまりは強い鬼のまま倒したということになるハーデスに「この人すげー」と感想を抱いたときのそら一同。
「でも、会えなくはないぞ鬼人族。たまに俺のマイホームに遊びに来るから」
「本当? 会ってみたい!」
「会ったらびっくりするだろうよ。身長が2、3メートルぐらいある鬼人族だからな」
「え? そんなに大きいの? 余は子供に見えちゃう?」
「完全に子供扱いされるな。って話が逸れた完全に。生産職の話に戻すぞ」
その時。解放されてる大広間に足音を立たせながら入ってきた巨女の二人がハーデス達を見回した。
「久し振りに会いに来たら何やら話をしていたところを邪魔したみたいだね」
「ア=トゥ久し振り。丁度いいタイミングだな。鬼人族のことを教えていたところだ」
「ふぅん? ・・・・・なるほど見知らぬがいるからだね」
百鬼あやめを見下ろす形で視線を飛ばすア=トゥの身長に誰もが言葉を失った。
「お、大きい・・・・・」
「デカッ」
「・・・・・おっぱいもでかいな」
「失礼でしょスバルー!! セクハラだよ!!」
何も知らずセクハラをかます大空スバルの言葉などスルーして、ハーデスに視線を戻す。
「久々に私と刀を交えないかい」
「今絶賛、世話している所なんだが・・・・・しょうがないちょっとだけだぞ。ただし本気でやらせてもらう」
「そう言ってくれるなら、私も手加減できないさ」
ときのそら達を半ば放置して決まった勝負を見学することになった。地下のトレーニングルームに入ると彼女達がそれなりに離れた場所に立たされ、二人は手に持った刀でア=トゥが地面を蹴って凄まじい速度で銅像の如く動かず佇むハーデスへ肉薄した。
ガキィン! ガガガガガギィン!
ア=トゥの怒濤の攻めを絶えず繰り返す刀と斬撃を委縮することも恐れもせず受け流し続けるハーデス。一歩間違えれば重傷か即死の一撃を受けることになるだろう鬼人族の猛攻に対して、先の未来を見えている如くア=トゥが振り下ろす刀の軌跡にハーデスはそこに刀を置いて受け流し続けた。
「どうした、また防御に徹して火事場の底力を発揮するのを待っているのか。私は同じ轍を踏まんぞ」
「そうか。なら俺も同じ戦い方ではなく違う戦い方をしよう―――【ガブリエル】!」
ハーデスがスキルを発動すると、男ではなく白い布を纏った複数の純白の天使の翼を生やし頭上に金色の輪っかを浮かべる金髪美女に変身した。
「また違う女の姿か―――」
「まだですよ【届かぬ渇愛】【滅殺領域】」
ハーデスが宣言すると共に足元からは見覚えのある輝きではなく、黒い光が円形に広がっていく。そして、ハーデスの背中からは黒い翼が生え、頭上には同じく黒く染まった天使の輪が出現した。
「我、堕天の王なり!」
赤黒い魔法陣に佇むア=トゥの全身がバチッと稲津が迸り、目が険しい顔つきと一緒に細くなった。
「あからさまに入っただけでもダメージを受けそうな結界を張ったかい」
「忘れたか? 私は魔王だぞ。魔王を相手にするということは命懸けで戦わねばならない」
「・・・・・そうだったな。確かにお前の底知れない力ですらまだ把握できていない」
「そうだろう。それにこのまま展開すれば何もせずとも私が勝つ。しかしそれではつまらない」
宙に浮き出すハーデスに呼応してトレーニングルームが「夜」になった。ハーデス自身が闇に紛れた姿にア=トゥは警戒するが視界を真っ白に染め上げ闇を引き裂く閃光に一同は眩しい余りに目を瞑るか、腕や手で光を遮って何とか見ようと試みる。やがて光が止んだ頃には、宙に浮いているハーデスの黒いの翼が、宇宙そのものが翼になったように星々の輝きを孕みつつ炎のように瑠璃色で燃えていおり、頭に黒い輪っかではなくて、翼と同じ色の二つに分かれて大きく曲がった状態の一対の翼と尖りがある輪っかになっていた。カードの『堕天の魔王ハーデス』が着ていたドレスを再現してもらった『魔王の衣』の色も宇宙を閉じ込めた感じなデザインに変わっていて、七つの色の玉座に囲まれながら中央の玉座に腰を落としていたハーデスの周りに虹色のガラスの破片のようなが浮いていた。
「我、至高の玉座にて天地を統べる堕天の魔王なり」
「・・・・・っ」
「ーーー悪いがすぐに決着をつけさせてもらう」
指をパチンと鳴らした直後。七色のエナジーサークルが8つも具現化した。前に出した刀で防ごうとしたがア=トゥが押しきられてしまい壁にまで追い込まれて激突した。
「ア=トゥ!?」
「【手加減】した。まだ生きているはずだ。鬼人族それ以前にア=トゥは頑丈だから死ぬことはない」
「・・・・・それもそうね」
鬼人族だからって納得するのかそこ、と心の中で思わず突っ込みをいれてしまったときのそら達一同。その後、倒れているア=トゥが意識を失っていたのでハーデスの勝利とみなし彼女を居間に運んだ後。
「・・・・・(☆∀☆)」
「・・・・・なんだ?」
銀の長髪に紫色のメッシュを入れた小学生並みの身長の少女の目が輝いて、まだ至高の堕天使の姿に熱い視線を向けられているハーデスは素朴な疑問を吐露した。
「格好よかったっス・・・・・マジでリスペクトっス!! 吾輩もその姿になってみたい!!」
「この姿のことか? 闇神の眷族になった際にサービスしてくれた」
「闇神?」
「この世界の創世神話の七人の内のひとりの女神だ。系統:悪のスキルをたくさん集めて、魔王の状態でや伝説的なモンスターを倒したり、神々が認めるまたは認めさせる偉業を繰り返し全プレイヤーの中で初めて創世神話の神、闇神がいる宇宙の月まで行ったら眷族になれたんだが・・・・・無遠慮に触ってくるのだなお前達」
ハーデスの身体や背中の翼、堕天使の輪っかに漂う光の破片に触れる少女や女性達。中身は男であるからという理由で胸部や臀部まで触ってくる始末である。
「声まで女の人って、声音を変えてるの?」
「この姿になればこの声になってしまう。他の性転換の姿になった別の姿の時の女でもだ」
「他にも性別が変わる方法があるんですか!? 私達もそんな方法を知ったら男の子になっちゃうのかぁ」
「すいちゃんのは偽乳でないようなもんだから男になっても変わらないよねー」
「は? 本物ですが? 偽物ではないんですが?」
「おい! かなたにもその言葉が刺さるから言うんじゃねぇ!」
「それ言ったら胸の無い人全員だからね?」
「「「「「・・・・・」」」」」
持たざる者、持ち得てる者のそれぞれの微妙な空気が漂う中。「ハーデス」と可愛らしい声が聞こえてきた。少しして金髪の少女ことフレデリカを始め、ペインとドレッドにドラグがサイナと一緒に居間に来てはときのそら達の存在に不思議そうに見回した。
「ギルドに入った新しいプレイヤー達か?」
「今日初めてゲームをする偶然の縁で結んだ初心者の世話をしているところだ」
「そうかよ。てか、何で鬼人族がいるんだ?」
「たまに遊びに来るんだ。さっきちょっとだけ本気を出して勝ったところだ」
「お前を負かせる相手はNPCぐらいだろから本気を出さず勝てるわけない。それも神レベルでな」
「今度ひとりで神獣と戦ってみようか。それでどうした? 寛ぎに来たのか」
朗らかに話し合うハーデスの同じギルドのプレイヤーかと見守るときのそら達。装備している防具の具合からしてもかなり上級のプレイヤーだと推測出来て、ハーデスと話を終えた四人が別室へ移動していなくなった。
「ハーデスさん。今の人達は同じ仲間の人達ですか?」
「【蒼龍の聖剣】の最強の一人に数えられている仲間だ。公式ランキングでも私の次にトップだし、ペイン達を知らないプレイヤーは初心者か興味がない奴だけだ。そしてあいつらは勇者と英雄の称号を持っている」
「英雄の称号?」
「勇者の称号と勇者のスキルを獲得した状態で三回目の勇者に相応しい偉業を果たせば、勇者の称号の上位『英雄』の称号が手に入るんだ。その称号を手に入れたプレイヤーはまだギルドの身内しかいないほど取得が大変なんだ。その分の見返りは確かにあるがな」
そこでハーデスは「そういえば」と吐露した。
「仮にときのそら達がギルドを結成するなら神獣の眷属の事も知らないよな」
「神獣の眷属?」
「ああ、十二支の事は知っているよな。十二の神の獣の眷属になることができる。ただし神獣の眷属にはソロかギルド単体でしかなれない。それからお前達が知っている本来の十二支の生物ではなくて神聖視されている他の生物になっている。それらの神獣の眷属になった暁に神獣からスキルを得られるんだ」
「そうだったんですか。ハーデスさんはどこの神獣の眷属になっているんですか?」
「【蒼龍の聖剣】は敢えてどこにも選ばず無所属として活動している。そして今では神獣の眷属に慣れない代わりにプレイヤーより2倍も強くなれる称号を手に入れた。それからどのギルドもギルドマスターの一番高いステータスをギルドメンバーのステータスに加算される状態となっているから、ときのそら達の誰かがギルドのリーダーになるなら必然的に一番高いステータスの数値が加算される。その結果が良し悪しなのはみんな次第だ」
「ハーデスさんの一番高いステータスは?」
「防御力だ。称号とスキルの効果を除けば、素で500以上の防御力を誇っているからさっきいた四人も含めて【蒼龍の聖剣】のメンバーは全プレイヤーの中で防御力極振りの状態だ。故に私の防御力を求めてわざわざギルドを解体したり神獣の眷属から脱退したりしてまで、片手間に生産職かテイマーにサモナーになって【蒼龍の聖剣】に入ろうとしている」
それだけの防御力があれば、私達がいるこの大陸の殆んどのモンスター相手には無敵に近くなるからだ。と付け加えるハーデスの言葉に脱帽するときのそら達。
「えっと、仮に私達もハーデスさんのギルドに入れば最初から無敵に近くなるんですか?」
「無敵と例えているが簡単に負けなくなるだけだ。攻撃力が足りなければ勝てないやしない。かと言って攻撃力だけ上げればいいわけではないからな。加えて通常のモンスターでは負けないだろうが、伝説的なモンスター相手からのダメージは受ける。さらに四桁の防御力があろうと関わらず直接ダメージを与える貫通攻撃の手段や方法がある。一概に防御力が最強というわけではないから慢心する奴は結局成長しない、していないのが明らかになる」
最強のギルドという座布団の上で胡坐を掻くようなプレイヤーはいらないと言外しているハーデスの言葉の深意にときのそら達の中で気付いた者は不明だが、確かにその通りだと思わせる言葉であったのは確かだ。
「因みにハーデスさんのギルドって何人いるんですか?」
「最初こそ初期と第二陣のプレイヤーのテイマーとサモナー、生産職に一部のフレンドと知り合いだけ声を掛けた結果100人以上だったけど、いまじゃあ【蒼龍の聖剣】加入条件としてテイマーとサモナー、生産職で遊ぶことにしたら1000人以上も増えたしこれからもまた増え続けるだろうよ」
「それだけ多いと管理は大変では?」
「だから生産職ごとに代表者を決めて代表者が身内をまとめ役として任せているんだ。ファーマーのタゴサックのようにな。戦闘系の職業の方は逆にまとめ役は決めていないからモラルを守る条件で好きにさせている」
「【蒼龍の聖剣】って何か方針とか決めてます?」
「特にない。でも強いて言うなら、全員思うが儘に自由気ままに遊ぶことが方針だ。あれやれこれやれというノルマは無いし、一定期間に一定の事をしろとルールを嫌う身内が多いからな。私もそれが嫌でノルマがある神獣の眷属に入ることをしなかったんだ。まぁ、運営が用意したイベントには積極的に参加するがな。そのイベントでさえ参加するのもしないのも己の判断で任せている」
基本的に自由でプレイヤーを縛ることはしない【蒼龍の聖剣】の方針と決まりを知ったときのそら達は、これから結成するだろう自分達のギルドのお手本になるギルドなのかもしれない。
「って、話しがかなり逸れたな。生産職の事はまた後で話をするとして、次はときのそら達のマイホームを買いに行くか? そういえばギルドの件はどうなってる?」
「えっと、まだそこまでは決めていなくて。これからみんなと相談してみます。それから質問なんですけど、ギルドを結成したら他のプレイヤーの人達と交流しても大丈夫なんですよね?」
「大丈夫だ。それでも害悪なプレイヤーと遭遇した時の場合は、運営か友達になった私以外のプレイヤーに連絡すれば助けてもらえるはずだ」
「そうなんですね。わかりました」
「それとこれから話し合うなら小休止兼ねてこのホームに居ていい。後で粗茶とお菓子を用意しよう」
「わぁ、ありがとうございます!」
後に彼女達の輪の中に人数分のアイテムの飲み物と大量のお菓子が置かれて、現実と同じお菓子の味と食べたことがない味に感動した。食べながらギルドについて話し合うときのそら達は・・・・・。
「ハーデスさん。他の人のギルドに入ってある程度経ったら脱退しても大丈夫でしょうか?」
「事情やギルドメンバーと不仲になったりだったら一人や二人は程度はいいが、ときのそら達が全員脱退するなら最初から自分達のギルドを結成した方がいい。後で諍いが起きる可能性がある」
「そうですよね。それから他のギルドに入って固定のメンバーと遊んでも大丈夫?」
「どのギルドも固定パーティーを組んでいるプレイヤーはいるから問題ない。一緒に遊ぼうと誘われたらたまに一緒に遊ぶことも大切だ。相手との間に壁を作ったり距離を取ったらダメなのはリアルと同じだぞ」
ハーデスにも話を聞き、答えられた言葉を参考にときのそら達は話を交えて10数分後。
「あの、私達をハーデスさんのギルドに入らせてもらえることで来ますか?」
「入ってくれるなら歓迎する。ギルドから脱退すると防御力は消失するがな」
「はい!」
こうしてときのそら達『ホロライブ』は【蒼龍の聖剣】に加入し、『ニューライブ』という固定パーティーを結成した。