転生したら自己中キャベツ刑事の親族だった!   作:レタス野郎

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未確認化け猫出現注意!

よりもよって“あの人”と同じペルソナを覚醒させるとか、

ホント、世の中クソだな!!

ったく。でも、悪くないなコレはコレで。

 

そして、ペルソナを覚醒した俺は自分の周りにいたシャドウたちへ向けて、頭に浮かん…いや、マガツイザナギ・賊神(ピカロ)が教えてくれた呪文を唱える。

 

「マガツマンダラ!!」

「「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

呪詛と怨嗟に満ちた衝撃波によって鎧型のシャドウたちは断末魔を上げて、消滅した。その結果、英治の近くにいる鴨志田のシャドウは、冷や汗を滝のように流し、怯えた表情で後退りる。

 

「ひぃッ!?」

「はっ、無様な面だな。鴨志田センセ!」

 

壁によって逃げ道がない鴨志田のシャドウは怯えた様子でいるが、英治は特に気にした様子もなく変わらなずの無表情のまま鴨志田のシャドウの顔面へ回し蹴りを叩き込んだ。

 

「さっきの礼だ!!クソゴリラ!!」

「がばぁぁ!」

 

吹き飛ばされた鴨志田から鍵が落ちたため、英治は素早く拾い、牢の外にいる竜司に投げる。

 

「竜司!頼む!」

「お、おうよ!」

 

鍵をキャッチした竜司はそそくさと牢の扉を開け、英治を外へ出すと怒りで凄まじい顔になっている鴨志田を見て、素早く牢の扉を閉め、鍵を何処かへ投げ捨てた。

 

「よし、2人とも逃げよう!」

「だな!」

「マッハGoGoだ」

 

そう言って主人公に肩を借りられながら英治は急いで、その場から離れていった。そして、ある程度の所まで来ると一旦休息を取るべく足を止める。

 

「ありがとう、助かった。えっと……」

「雨宮蓮だ、よろしく。無事とは言い難いが、良かったよ」

 

「近藤英治だ。改めて、ありがとう」

 

肩を貸してくれていた主人公に改めて礼を述べていると、

 

「お前といい、英治といい、どうしたんだよお前らの格好!?」

 

竜司がこちらの格好を問いただす。

改めて、自分の格好を見てみると、黒いマントがついた所々赤色の装飾が施されている漆黒の軍服に、赤いラインが入った軍服の制帽をいつのまにか被っていた。加えて、付けている仮面は黒一色で統一されたベネチアンマスクと鉄仮面が合わさった様な見た目をしている。例えるなら、日本の代表ロボットアニメに登場するミスター武◯道によくに似ている形状をしている。後、何故か既に俺の腰には刀があった。

 

「うわぉ、厨二病感満載じゃん。ハズいな」

「感想がそれかよ……」

「よく似合っている」

 

「ヤメテ。かなり精神的にダメージ喰らうから」

 

ちょいと笑みを浮かべる雨宮に力なく睨むと、俺たちの怪盗服は消え、先ほどまで着ていた制服姿に戻った。どうやら、力が完全に御し切れてはいない様だ。ま、初っ端だから仕方ないと言えば仕方ないか。

竜司が声をかけてくる。

 

「なぁ、何だったんだよあの格好と、あの後ろに立ってたヤツ!」

 

先程のペルソナのことだろう。ここで正直に答えてしまうと、何故ペルソナのことを知っているのかという疑問が生まれてしまうから竜司には悪いが、ここはシラを切らせてもらおう。

 

「分からない。気がついたらあの格好になっていて、後ろに立っていた」

「俺もだ」

「やっぱし、そうか…なんなんだよ一体?」

 

竜司が頭を抱えてしまうのも無理もない。突然、学校が城に変わり、殺されそうになり、2人の人間の衣装が変わって、変な力を使っていたら、現代に生きている人間なら誰でも混乱する。と言うか、今思うと結構冷静だな、雨宮は。流石は主人公。

とりあえず2人に説明することも出来ないので誤魔化して道を探す。

休息を終え、途中で出口のような扉を見つけるものの、その先は出口ではなく、水路のようだった。

 

「オイオイ……嘘だろ…出口じゃないのかよ!いったい、なんなんだよここ!?」

「まさに迷路だな」

 

思わず悪態をついてしまう竜司と残念そうな面持ちの雨宮に、

 

「落ち込んでても仕方ない。早く出口を探そう。」

 

そう言って、先に進むことを促す。

 

「わーてるよ! 行くぞ!」

「早く行こう」

 

先へと進むと、その先は行き止まりになっていて、意味深な橋と石像が置いてあった。

 

「また行き止まりかよ」

「引き返して別の出口を探そう」

「出来るだけ奴らに見つからない様にな」

 

竜司が少し落胆し、俺と雨宮が冷静に頭を切り替えて先に進もうとすると、

 

「おい、そこの3人組み!」

 

牢屋の方から声がした。

 

「そこのキンパツと、くせっ毛と……えーと地味なの!こっち向け!」

「……よし、異常なしだな。行こう」

「「いや無視すんなよ!」」

「待ってやれ」

 

駄猫の物言いにイラっとした俺は、牢屋を無視して、別方向へ行こうとする。すると、駄猫と竜司はツッコミを、雨宮は肩に手を置き、俺の足を止めさせてくる。渋々、竜司と蓮と共に牢屋の方に体を向ける。

 

牢屋の中には、黄色のスカーフをつけた2足歩行の黒い猫のマスコットのような生き物が動いていた。

完全なるチョッ……モルガナだ。

まぁ、とりあえず予定していた目標の大部分は達成出来たな。雨宮のペルソナ覚醒、竜司の無事、モルガナ確保の3つだが。

 

「なんだ!? こいつ!?」

 

竜司が驚きの声をあげた。無口な雨宮もかなり驚いた様子だ。

表情が分かりづれぇー。

そんな2人を置いて、モルガナが話を続ける。

 

「オマエら、城の兵士じゃねぇな!? こっから出してくれ!ほら、そこにカギあるだろ!?」

 

モルガナが指し示した先には、確かにこの牢屋の物と思われる鍵が壁にぶら下がっている。もうちょっと、隠せよ。いや、探す手間が省けるからイイけどさ。

 

「いや、外出てぇのはこっちなんだよ!化け猫!」

「化け猫じゃねぇーよ!!引っ掻くぞ、金髪ヤンキー!」

 

「ウルセェ!けど、出してやりてー気持ちはあるけど。敵かも知れねーやつを出すわけにはいかねーよ!」

「捕まってんのに敵なわけないだろ!助けてくれよ!?」

 

モルガナの悲痛な叫びが聞こえる。どっちの気持ちも分からないでもないが。ヤバい、2人のコントが思いの外面白いわ。そんな俺と違い雨宮は、相変わらずの天然系疑問の声をあげる。

 

「猫?」

 

それに対して、

 

「猫じゃねぇって言ってんだろ!!もっかい言ったら許さんぞ!」

 

シャーと怒り出した。まんま猫じゃん。

正直猫以外だったらぬいぐるみか何かにしか見えない。

そんなコントを見ていると、兵士の足音が聞こえてきた。

 

「竜司、こいつが敵かは分からないが、この城の出口について知ってるかもしれない。連れて行った方がいいんじゃないか?それにそろそろ鎧どもが近づき始めている」

「なぁオマエら、出口が知りたいのか?なら、出してくれたら案内するぞ!捕まって処刑は嫌だろ?」

 

俺の提案に便乗する様にモルガナがさらに選択を迫る。モルガナを疑う竜司は雨宮と俺にコソコソと喋る。

 

「(悪いやつには見えねーけど、どう見ても怪しすぎんだろ。人間でもねーし、猫くらいにしか見えねーけど猫でもねーって言ってるしよ)」

「(だが、かわいそうだ)」

「(ちょっと口は悪い猫だがな)」

「聞こえてるぞキンパツに地味面!ワガハイは猫じゃねぇって言ってんだろ!もう一度言ったら許さんって言ったよな!?」

 

モルガナには聞こえていたようで、かなり怒った様子だ。

 

「騒ぐなら出さない」

「次地味言ったら、剃る」

「にゃ、にゃに!?さ、騒がない!もう騒がないから、出してくれよ!」

 

ピシャリとした物言いの雨宮に対して慌ててモルガナが叫んだ。流石はリーダーのジョーカー、モルガナの扱い方が分かってきたようだ。

 

……おい、竜司。なんつう所を抑えてんだ。

お前のそんな所なんか剃るかよ!!

そんな俺たちの耳には、兵士シャドウの足音はどんどん近づいてきている。コレはかなり不味いな。

 

「マジなんだろうな!?」

 

足音に竜司が焦ったようにモルガナに問いかける。

 

「早くしないと捕まるぞ!」

 

流石にふてぶてしいな、モルガナ。

というか竜司だけは舐められてる気がする。

 

「し、仕方ねぇな!」

 

そう言って鍵を拾い上げて、牢屋を開けた。

モルガナは牢屋から出ると背伸びをして、深呼吸を大きくしている。

 

「フゥ〜、シャバの空気はうまいぜ。」

 

そんなのんびりとしたモルガナに、

 

「出口はどこなんだよ、化け猫!」

 

焦っている竜司は急かすように叫ぶ。

 

「猫って言うなっいってんだろ!ワガハイにはモルガナっていう名前があるんだ!」

「んなこと今はどうでもいいんだよ!早くしろ!」

 

モルガナの名乗りも聞いてはいられないようで、竜司が更に急かす。

 

「わ、分かってるよ…ったくよ。ついてこい、お前ら。後、静かにだぞっ!」

 

ふてぶてしい態度のモルガナが走って行く後を俺たちは追走していく。

 

 

 

 

 

 

一方、本物の秀尽学校では。

 

「全く、もう4限じゃない」

 

雨宮と英治の担任である貴方のベッキーこと川上 貞代先生が職員室で溜息をつく。

 

「前科持ちなんて言われてる雨宮蓮君はともかく、今まで無遅刻無欠席の近藤君まで学校に来ないなんて…何やってるんだか」

 

悪い噂がある英治の人柄をある程度知っている彼女は、何処か面倒そうに憂鬱げな表情を浮かべていく。

 

「佐倉さんも、近藤くんのお母さんも家は出たって言ってるし、警察に連絡をした方が……いや、そんなのは余計面倒なことに」

 

「ハァ。面倒なこと押し付けられたとは思っていたけど、予想以上だったわ……ただでさえ、問題児扱いされている近藤くんがいるだけでも疲れるのに」

 

そう愚痴倒してから、授業の準備を進めていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな風に担任に愚痴られている彼らは、現在城の廊下を走っている。

そして、しばらく走っていたモルガナは、上がった橋と石像のある所で止まった。その石像は鴨志田の顔のようで、無駄に精巧に作られているせいか、凄く不気味に感じる。

ヤバい、殴りたい。

 

「なにやってんだ?」

 

竜司がモルガナに問いかける。

 

「はぁ〜何やってるか分からないのか?ま、お前じゃ分からないだろうな」

 

先ほどの猫発言を根に持っているモルガナが悪い笑みを浮かべて挑発するように竜司へ言う。

 

「んだと!勿体ぶってねーで早く教えろよ、化け猫!」

「猫って言うなって何回言わせんだ!オマエだけは絶対に許さんぞ!」

 

こいつら、今兵士に追われてることを完全に忘れてるな。

 

「はぁ……コイツら…」

「…………」

 

雨宮もやや呆れたような表情だが、無言で肩を叩くのはどういう意味かな?

まさかと思うけど、押し付ける気じゃないだろうな!?

この石像に何か仕掛けがあるのか鴨志田像にモルガナは色々と試している。

 

「こっちには時間がねーんだよ!それともまた閉じ込められてーのか、こいつ!」

「閉じ込められるもんなら閉じ込めて見やがれ!ワガハイにはな、そこの2人はともかく、お前には無い能力が」

 

まだ言い争いながらモルガナは試行錯誤していると、俺は鴨志田像のアゴが動くことに気づいた。なので、騒ぐ2人を置いて、無駄に長いアゴを下げてみる。すると、目が光り、橋が下がっていき、向かい側に通れるようになった。

よし!流石は俺!!

 

「「…あっ」」

「……(*´∀`)ドヤ〜〜〜〜♪」

「お手柄だな」

 

モルガナと竜司が同時に間抜けな感想を言うが、雨宮はサムズアップで俺を賞賛してくれた。

 

「こいつ、やっぱ牢屋に閉じ込めといた方がいいんじゃねーか?」

「おい!」

「モルガナがいないとここまで来なかったんだから、辞めてやれ」

 

竜司の呟きに、モルガナは反応し、俺はめんどくさいが一様としてフォローを入れておく。しかし、どうでもいいが、2人はもう少し仲良くしてほしいものだ。一々止めるのがめんどくさくなってきたぞ、マジで。

 

未だにぎゃーぎゃーと言い争いを続ける竜司とモルガナを尻目に、次々と先へと進んで行く。そして、道中にあった橋を抜けてしばらく走っていると、ドアから兵士が出てきて鉢合わせてしまった。

ヤベーイ。

 

「う、うわぁ!! やべぇ、きたぁー!!」

 

思わず竜司が腰を抜かす。俺と雨宮が咄嗟に前に出て構えると、突然怪盗服にチェンジした。

よし、イケる……かな。

 

「ちっ、とんだ素人だな!じっとしてろ!」

 

竜司に向かってモルガナが叫んだ。

 

「おい、オマエら!戦えるんだろ?やるぞ!!……今こそ、威を示せ! ゾロ!!」

「来い!!アルセーヌ!!」

「来やがれ!マガツイザナギ・賊神(ピカロ)!!」

「お前もそれ、出んのかよっ!?」

 

あっ、気合いで何とかなったな。

驚いた様子で竜司が言ったが、雨宮が素早く隠れる様に促したので竜司は下がってくれている。まだ、覚醒していない今の竜司に危険なことをさせるわけにはいかない。

 

「速やかに黙らせてやる!」

 

竜司の叫びを気にせず、モルガナは手を組んで、戦闘態勢に入る。

すると、2体のシャドウも兵士の姿から変わり、青いドレスを着た妖精の様な見た目の生き物ことピクシーと、カボチャのお化けことジャックランタンにそれぞれ変わる。

 

「シャドウめ…迎撃態勢に入りやがったな!2人とも、アイツらはワガハイたちを殺すために、本気を出してきたってことだぜ!」

「了解した」

「なら、こっちもヤる気でいくまでだ」

 

「ふっ、支援してやるから死ぬ気で戦え!行くぞ!」

 

モルガナの言葉に、雨宮と俺は覚悟を決めて構える。

まず、雨宮は妖精に向かって、今のアルセーヌが使える魔法を放つ。

 

「エイハッ!」

 

アルセーヌから放たれた赤黒く禍々しい弾のような物が敵に向かって飛んでいく。その攻撃のスピード自体は遅いが、何とか妖精シャドウはマトモに受けたようだ。

俺も続いて、マガツイザナギ・賊神(ピカロ)に指示を出す。

 

「ぶった斬れ!!」

 

先程の攻撃で弱っていたようで、怯んでいた妖精シャドウはマガツイザナギ・|賊神が持っている双刃によって斬り裂かれると、そのまま断末魔を上げながら消滅した。

見た目が見た目なため、あまりいい気分ではないが、この切羽詰まっている状況なので仕方ない。切り替えて、もう一方の敵に体を向けるが、

 

「ふん、オマエらやっぱり素人だな」

 

モルガナが遮る様に言った。

まぁ、その通りなんだがね。

初ペルソナしたばっかりなんだからな。

 

「戦いってのはこうやるんだよ!威を示せゾロ!」

 

そうモルガナが叫ぶと、突然敵の居るところにだけ強風が吹き、その風が敵を襲う。恐らくは、モルガナは確か風属性のガルを唱えたのだろう。弱点だったようで、カボチャシャドウは態勢を崩した。

その辺りはゲームと共通なのか。

 

「弱点に攻撃して敵をコカす!その隙をついて更に動く!基本中の基本だ! 覚えとけ!」

 

モルガナがそう言って、続けざまにシャドウに剣で切りかかった。弱点を突かれて弱っていた敵は、そのまま倒れた。

 

「オマエら、やるじゃねぇか。ペルソナの力も、中々のもんだ」

「ペルソナってのは、お前らがブワーって出す、あれか?」

 

「呼び出す時、2人がそれぞれ仮面を剥がすのを見たろ? 人は誰でも、仮面を被ってる。それを自覚し、自ら剥がすことで…」

 

そこまで説明した所で、俺と雨宮の衣装がまた元に戻る。

 

「また戻っちまった」

「力の扱いが、まだ完全じゃないようだな。こんだけ騒がれてて、変身が解けるはずがない。あの姿は本来…」

 

「あー、もういい! さっきからワケわかんねぇし!」

 

とうとうキャパオーバーなため頭を掻きながら説明を遮って竜司が言った。

 

「話くらい、じっと聞けねぇのかキンパツ!」

 

遮られたことが不服だったのか、不満げにモルガナに食ってかかる。

はぁ、また言い争いが始まりそうだったので、話に入ることにする。

 

「とりあえず、説明してる時間はないんじゃないか? 早い所、出口に行こう」

「そうだな、出口までそう遠くない。急ぐぞ。」

 

モルガナもここで話していてもしょうがないと思ったのか、話を終えて走り出す。しばらく着いていくと、牢屋の中に秀尽のジャージを着た生徒が這いつくばっていた。確か、彼はバレー部の生徒だったと思う。そして、パレスは鴨志田の認知上の世界だったはずなので、鴨志田はバレー部の生徒を奴隷のように扱っている。だから、牢屋に入れられているということになる。

 

「ちょっと待った!」

 

そんな生徒を見た竜司が突然立ち止まる。

 

「この、こいつの格好…どっかで見た気が」

「ウチのバレー部じゃないか?」

 

俺は、悩む竜司に助け舟を出す様にそう言った。

 

「おぉ!そうだ! パニクってて思い出せなかった!」

 

竜司が大声で言った。よほど気になっていたようだ。

 

「今は他人の心配してる場合じゃないだろ、行くぞ!」

 

モルガナが叫ぶように言う。

そうこうしている間に、前方からシャドウがやって来た。

 

「言わんこっちゃねぇ!」

「迎え撃とう」

「連戦は疲れるな」

 

雨宮の言葉に疲労が溜まってきた俺と怒り気味のモルガナもそれぞれ構える。

幸いにも、敵シャドウは先程と同じくジャックランタン2体とピクシー1体であったため、今度は苦戦することも無く、素早く戦闘を終わらせることが出来た。

 

「よし、新手が来る前に行くぞ!」

 

モルガナが急かすように言った。

その後も雨宮と竜司は牢屋の中の生徒達の姿をした鴨志田の認知上の人物達を気にしていたが、

 

「ついてこないなら、好きにしな!」

「わーたよ!!行きゃーいいんだろ!!」

 

モルガナの言葉に、渋々と言った様子で牢屋を後にした。

一様、俺も不審がられるのも嫌なため表面上は渋々げな表情をしておいた。そして、そのまま正面ホールへと抜け、モルガナの後を追う。小汚い小部屋に入ると、中には通気口があり、蓋を取って入ればそこから抜けられそうだ。

蓋を竜司が強引に外し、脱出の準備が整う。

 

「やっとだぜ!コレで出られる!」

「喜ぶのは出てからにしておけ」

 

喜ぶ竜司に対して、モルガナは注意するように警告する。

その後、どうやらモルガナはしばらくの間、この鴨志田パレスに残るようだった。そんなモルガナに対して、俺と雨宮は感謝の言葉を述べて、俺たちは通気口へと入って行った。

 

 

 

「あいつら、使えそうだな…ワガハイの見立てが確かなら、あのクセっ毛と、地…フツーのやつは特に…な」





オリ主ほ怪盗服は、皆さん名探偵アニメでお馴染みの怪盗キッドの衣装も考えていたのですが、賊には似合わないとして苦渋ながら却下にしました。そして、賊と言われて、暗殺者みたいな服装も考えたのですが黒明智がいるので断念しました。その結果、賊軍として厨二感満載軍服に決定しました。
余談ですが、オリ主のイメージキャラは英雄伝説《創の軌跡》に登場するスウィン・アーベルです。ちなみにcvもそのままです。
また、ペルソナの世界でのオリ主は、普通の分類に入るほどの容姿をしている設定です。
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