ピッコロが幻想入り   作:ギョレン

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スラッグの映画見てたので初投稿です。


「霊夢と魔理沙!脅威の弾幕と流星群!」

 

「先ずは様子見よ!はァァァ!!」

 

霊夢が先手として弾幕を展開し、逃げ場を無くしていく。

時折巨大な気弾を混ぜながらダメージを狙う。

 

「私も続くぜ!おりゃああ!」

 

魔理沙もレーザー型のエネルギー波を放ち、ピッコロを追い詰めていく。

 

「ほう、物量で押していく戦法か。悪くは無いが…」

 

手で弾きながら、霊夢の目の前まで辿り着く。

 

「なっ!?速っ!?」

 

「一つ一つが弱すぎるぞ!かぁ!」

 

気合い砲で霊夢を吹き飛ばす。

追撃として弱めの気弾を数発飛ばす。

 

「きゃああああ!?」

 

「霊夢!!くそっ、喰らえピッコロ!魔符ミルキーウェイ!」

 

大型と小型の星型気弾と囲い込む様なレーザーがピッコロを襲う。

だが、そんな攻撃なんてピッコロには通用しない。

 

「まだまだ甘い!」

 

ピッコロはその弾幕をいとも容易く掻い潜り、額の触角からビームを放つ。

 

「ぎゃっ!?」

 

当たってしまった魔理沙は霊夢と同様に地に落ちていく。

 

「うぐ……ぐ……ま、魔理沙、まだやれる?」

 

「当たり前だぜ!勝負は……終わってない!」

 

「上等!合わせて魔理沙!」

 

「あぁ!アレだな!いくぞ!」

 

「ほう、いいだろう。やってみせろ!」

 

魔理沙がミニ八卦炉を構え、霊夢が魔理沙の手を後ろから支えるように立つ。

八卦炉にエネルギーが充填され、光の渦が巻き起こる。

 

「「『合体霊魔法』マスタースパーク改!!!!!!!」」

 

極太のレーザーに霊夢の力が加わり、ピッコロに向かって解き放たれた。

ピッコロはその様を見て、口角をあげるとそのままレーザーに呑み込まれていった。

 

「はぁ……はぁ……やったのか……?」

 

「……だといいけど……恐らくは……」

 

煙が晴れ、そこには傷1つないピッコロが腕を組んで浮かんでいた。

 

「そんな馬鹿な、あれを食らって……!」

 

「やっぱり効かなかったのね……」

 

「いえ、この勝負は貴方たちの勝ちよ」

 

紫が2人の前に現れ、試合結果を報告する。

 

「「え?」」

 

「そういう事だ、これで試合は終わりだ」

 

そう言うとピッコロはマントとターバンを付けて、地におりた。

ピッコロは魔術で2人の服を修繕すると、講評を付ける。

 

「お前達のコンビネーションは良かった、だが圧倒的に力が足りん。それに慢心がまだ心のどこかにある。それでは強敵はたおせんぞ」

 

「うぐ……」

 

「まぁ……そうかもしれないわね」

 

「だから先ずは基礎的な部分を鍛える事だな。霧雨魔理沙、お前は先ず道具を頼らずともマスタースパークとやらを出せるようにしろ。そして博麗霊夢、お前は天才かもしれんが努力が足りん。自身の力を充分に発揮できるようにしろ」

 

「わかったのぜ…」

 

「わかったわ。でもどうして私達の勝ちに……?」

 

「それは無傷だったとはいえピッコロに攻撃を当てたからよ、最も彼は避けるつもりはなかったみたいだけど」

 

「そういう事だ」

 

「まったく」

 

「嬉しくない勝ちね……」

 

「ふふ、それじゃあ一旦ご飯にしましょうか。ピッコロ、貴方は?」

 

「俺は飯は食わん、水があればいい」

 

「そう、なら美味しいのを用意しておくわね」

 

こうして、霊夢&魔理沙対ピッコロは幕を閉じたのだった。

 





オッス!オラ悟空!
霊夢と魔理沙のやつ、修行したら強くなりそうだなぁ!
へへへ、強くなったアイツらといつか戦いてぇな。

お、なんだなんだ!?神社の周りが急に暗くなりだしたぞ!
暗闇の中から声もすっぞ!
誰の仕業なんだ?

次回ドラゴンボールZ!
「暗黒の誘い!人喰い妖怪現る!」
ぜってぇ見てくれよな!

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