青春ガールズロックと黄昏ティーチャー。   作:黒マメファナ

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③夏空バケーションと正論ブルーローズ

 パラソルで日差しを避け、白い砂浜にビーチチェアに腰掛けてのんびりできていたのは何分前だったか。

 それが今では魔王が跨ってきて蠱惑的な視線を紫外線の代わりに降らせてくる。つか、振りほどこうにもコイツ力強ぇし。下着とさほど変わりのねぇ露出度のセパレートの水着から伸びて押し付けられる肢体に思わず理性が眩んだ。

 

「……ねぇ、いいでしょう?」

「よくねぇよ」

「文化祭以来、構ってもらってないわ。夢中にした責任を取ってくれるのでしょう?」

「ここが屋外のビーチじゃなかったら、考えたかもしれねぇけどな」

「散々屋上で楽しんでたヒトのセリフとは、思えないわね」

 

 それを言われんのは耳が痛てぇけど、ありゃ一応誰もいねぇって保証があるからであって、今はスルーしちゃいるが後ろでツリ目のオネーサンがめっちゃ怖え顔してんだからな。まぁ、元クソビッチのお前にとっちゃ紗夜なんて大した脅威じゃねぇかもしれねぇけどさ。

 

「待て待て、ちゃんと夏休み中に相手してやるつもりだったさ。お前は強引だからな。オレの安息を脅かしかねねぇし」

「待てないわ。もう既に遅いのよ、早いくせに」

「早かねぇだろ。おいこら、オレにつっこませて逸らそうたってそうはいかねぇからな」

「そう、早いのでココに突っ込んでほしいのよ」

「会話が噛み合ってねぇよ……あと早くねぇ」

 

 早いとか遅いとか男のプライドぶち壊すこと言わねぇで欲しいんだけどな。つかオレはオレしか知らねぇから疑えねぇんだよ。そう言ったら千聖に、処女ばかりに手を出すからよ、と呆れられた。うるせぇビッチ。

 

「つかいい加減紗夜を空気扱いすんのやめろよ」

「……あら、紗夜ちゃんは、紗夜って呼ぶのね?」

「余計なことばっかに反応すんな、お前は」

「あなたが知りたい乙女心よ?」

 

 とんだ乙女心だな、おい。そんなツッコミをする間もなく、逆に舌を突っ込まれた。ヒナのオレとしかしたことねぇからこその気持ちよさとも違って、蘭やモカみてぇなぎこちなさは全くねぇ、丁寧で、けどイタズラめいて、まるで千聖の性格を表したかのようなキスだった。

 ──意外と余裕なさそうなところも、演技なんじゃねぇかと思っちまうだろ、そこだけは損な女だな。

 

「はぁ……ん、ふふ。流石にコレを監視できるような豪胆さは、ないみたいね」

「ホント、強引なヤツ」

 

 紗夜はいつの間にかいなくなってた。幸い、通報してもここまでは鋼鉄のブルーウォーリアーことお巡りさん方も来れそうにはねぇしな。プールだったら即通報からの豚箱ネバーランドで空を見上げる日々だったな。

 

「それじゃあ……少し、話をしましょうか」

「ヤるんじゃねぇのか」

「あなたに振り向いてほしいのだから、少しぐらいは我慢して、ね?」

「我慢すんのはお前だろ」

 

 そう言って千聖は隣にあったビーチチェアに腰掛けた。セレブ然としたその態度にオレを見る目は恋する十代のそれで、ギャップで頭がおかしくなりそうだよ、千聖。焦らされるのは好きじゃねぇけど焦らすのはするってか。

 

「彩ちゃんも、今頃は水着で頑張ってる頃なの」

「それって……仕事、ってことか?」

「ええ、地元の小さな海の家の一日店長。プロデューサーが見つけてくる仕事は変なのばかりで呆れてしまうけれど」

 

 なんで今、その話題を、と思ったところで千聖が少し不満げなことに気づいたが、そこはスルー。きっと、今はそのハナシじゃねぇからな。

 で、と話を促すと視線を動かした。その先にはビーチボールで遊ぶヒナ、モカ、蘭、こころの姿。笑顔の絶えない、その四人を見ながら千聖は、少女の顔を見せた。

 

「──もしあなたが、一成さんが花咲川の先生で、日菜ちゃんや蘭ちゃんよりも先に私と会っていたら、どうなっていたのかしら?」

「どうだろうな」

 

 けど言えるのは順番なんて関係ねぇよ。これが運命、なんて安っぽい言葉に置き換えられるほど、今の生徒たちに囲まれることが決まってたんじゃねぇか、とは思うよ。

 ──ああ、ただ千聖の本性を何よりも先に知ったらわかんねぇな。お前には絶対に近づかなさそうだ。

 

「酷いヒト」

「お前も随分なヤツだろ?」

「これだけ夢中にしておいてまだ誠実になろうとするなんて」

「まぁ、親はオレの名前を最後まで成か誠、どっちにするか悩んだっつってたくれぇだからな」

「一途に誠実、成りたいものにまっすぐ……あなたらしくて、そしてあなたとは正反対の名前よね」

「うるせぇな、自覚あるからやめろよ」

 

 千聖は、男を取っかえ引っ変えして、クソビッチの魔王であると同時に、きっとオレが手を出しちまった誰よりも、恋を夢見るお姫様だ。ロマンチックに、ドラマチックに、いつか飾らない自分を飾らない態度で運命の相手が迎えに来てくれると信じてる。白馬に乗った王子じゃなくて、弱くても脆くてもカッコ悪くても、()()()()()()()()()()()なんて、オレにはわからねぇけどな。

 

「なんつうか、お前が瀬田に対して邪険な理由、なんとなくわかったよ」

「そしてあなたに恋した理由も、わかったでしょう?」

「まぁな」

 

 自分ではカッコつけてるつもりなんだがな。そもそもキザったらしい言葉と態度で意中の相手を射止めようと、縫い止めようと必死になった過去を持つオレからすれば、飾らない態度で、なんて正反対もいいとこだ。

 

「一成さんなら、いつか迎えに来てくれると信じていたのに」

「ほっといても逞しく成長すんだろシラサギ(おまえ)は」

「なら貴方が変えて。私を、シラサギでなくして」

「……名前がなんだと言うのだ、ってな」

「……ずるいわ」

 

 ずるくて結構、オレは汚くてずるい大人だ。本心だけが真実、なんて子どもの理屈なんだよ。嘘と欺瞞だけが、大人の味方だっつうのに、子どもの理論だと思わなきゃ、オレたちは何に縋って生きてんだよ。

 だから、オレはお前の誘惑から逃げなきゃなんねぇ。お前を最後には教師として見送んなきゃいけねぇ。それがオレの立てた覚悟だ。

 

「責任は取る。お前がオレとヤりてぇってなら嫌とは言うけどダメとは言わねぇ。けど、お前を見てやるのは卒業までだ」

「本当にその理屈が通ると思っているの?」

「……通すさ、オレはそういうヤツだからな」

「なら私があの子たちの代わりに言ってあげるわ。無理に決まっているのよ。あの子たちのような例外を作ってしまった以上、放流されて、はいそうですかと割り切れるなんて、虫が良すぎるわ」

「なんとでも言えよ。なんならお前が他の大人にチクれば、それだけで全部が終わる」

 

 今、オレが歩いてる道、一寸先は闇の細い綱だ。道ですらねぇ。誰かが手を引けば終わる、誰かが押せば、悪意を持って干渉するだけで、オレの人生は闇に閉ざされる。それを、開き直ってでも、オレは教師を続けてんだよ。お前の言葉ひとつで変わると思うなよ。

 

「本気、なのね。あなたは本気で、ずっと、先生であり続けようとするのね」

「オレはそうやって大人になったからな。それ以外の生き方を知らねぇんだよ」

 

 オレの黄昏。過去のまだガキだったオレ。そうやって過去にあった宣言が、あのクズ教師に向かって切った啖呵が、今のオレを作ってる。失敗も、成功も、今のオレに必要なものなんだから。この覚悟が間違ってたとしても、これからのオレには必要なもんなんだよ。

 後ろ暗い生き方はしてる。まぁガキとヤってんだから当たり前だけどな……その前にあったあの失敗も、担任の時にできなかった後悔も、それに比べりゃ暗くなんてねぇし間違いなんかじゃねぇってことだ。モカの言葉は、また別の方向で引っかかっちゃいるけどな。

 

「……あなたは、本当に眩しいわね」

「あの日差しとどっちが眩しいんだろうな」

「ふふ、そうじゃないの。金色のようなキラキラした眩しさじゃなくて、黄昏の色、昏くて……なのにまっすぐで、危険な色」

「リスクは避けるんだろ?」

「危ない、の意味が違う……なんて貴方には愚問よね」

「そりゃあな」

 

 うっとりと、魅入られたように。千聖はオレに吸い付いてきた。黄昏は逢魔が時、とも呼ばれてその名前の通り、赤い空はこの世のもんじゃねぇもんがこの世と交わった時、なんて考えられてきた。魔王も、悪魔も、天使も、言っちまえば、この世のもんじゃねぇってことか。危険な色に惹かれるのは、お前もまた、危険な色を放つからなんだろうな。

 

「それじゃあそろそろ、とは言えさすがに人目は避けたいわね」

「部屋に行くか?」

「それじゃあ情緒がないじゃない? あの辺り、きっと影になってるでしょうから、そっちがいいわね♪」

「まぁ……そうなるよな」

 

 ここで誘われても多少の余裕があるのは、いつ襲われるかわかんねぇっつうこの環境のせいだな。今も机に置いてあるポーチの中にはゴム入ってるし、千聖の言ってた人目を避けれる場所ってのも知ってる。オレとしては部屋がいいんだけどな、ベッド柔らかいから腰の負担少ねぇし。

 

「そうだわ、今更だけれど、水着の感想がほしいところだわ」

「……普段の制服が恋しくなるな」

「今日は貴方に見せるためだもの、特別なのよ?」

 

 千聖のイタズラっぽい笑みは、いつもよりも幼くて、紛れもなく、飾らない態度で。そんなコイツの心に踏み込んでいけるようなヤツは、きっとカッコいいヤツなんだろうな、と思った。少なくともオレには無理だな。けど、そんな王子様が見つかる前に男漁りはやめておかねぇとな。せめて、オレだけにしとけよ、千聖。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 気づいたら一成がいなくなってた。多分、千聖さんとどこか、ってのはわかった。千聖さん、なんか暗くなってたうえに悶々としてたからスルーしたけど、やっぱりちょっと妬けるんけど。まぁ、それはアイツもわかってるだろうけど。こころたちとボールを使って遊んでたその休憩にアタシは海の家へとやってきて、ドリンクバーのボタンを押してアイスコーヒーをグラスに注ぐ。見ると散々遊んでたのにもかかわらず日菜さんとこころは未だにビーチボールで遊んでる。めちゃくちゃ体力あるよね、あの二人は。モカは……もしかして一成のところかな。いいや、放っておこう。

 

「……隣、いいですか?」

「……どうぞ」

 

 ぼーっと日菜さんたちを見ながらストローに口をつけていると、そんな声が聞こえて、少し戸惑った。氷川紗夜さんとはあんまりしゃべるわけじゃないから、雰囲気が日菜さんと全然違って、顔が似てるから余計に、緊張する。

 ──どうせ、訊かれるのは一成関連だろうけど。そう思って紗夜さんの言葉の続きを待った。

 

「美竹さんは、あの男を軽薄だ、とは思いませんか?」

「クズだしすぐ生徒に手を出すし、今も千聖さんとヤってるしで最低なヤツとは思ってますけど」

 

 だけど軽薄、とは思わない。ナンパなヒトじゃないし、チャラチャラしてるわけじゃない。不良で、クズ教師だけど、アイツの言葉や態度は、決して軽いもんじゃない。じゃなきゃ、アタシだって好きになんてならないから。

 

「そこまで貶して、どうしてあの男を?」

「その貶せるところの何倍も、アイツの好きなところがありますから」

 

 最低だけど、アイツはアタシの夕焼けでいてくれる。夕焼けを守ってくれてる。アタシの軽率な行動が起こした全部を、アイツがなんとかしてくれたから。壊れそうなモカを繋ぎとめてくれたことも、巴がちゃんと付き合い始めたことも、ひまりやつぐみが必要以上に男の人を怖がらなくなったのも、全部、全部、アイツの、一成のたった一言だから。

 

「一成はダメなところばっかり目立ちます。目立つけど、それだけのヤツだったら日菜さんはとっくに興味を失ってますよ。元カレがそうでしょう?」

「──っ、あ、あのヒトのこと……知ってるの?」

「ええ、日菜さんと一成から聞きました」

「……そう、あの男も、知っているのね」

 

 ああ、そうか。一成が言ってた通りだ。このヒトは後悔してるから、一成を敵視してるんだ。()()守れなかったって、大切な妹を傷つけた男を今度こそ排除して、日菜さんを守ろうと心を砕いてるんだ。自分に厳しくて、妹に優しすぎるヤツなんだよってアイツが笑った通り。あの日、デートした日の帰り道に、一成が言葉にした通り。

 

「なんで紗夜さんに、ハッキリ言わなかったの?」

「もしさ、自分の正しいことが揺らいだら、蘭はどう思う?」

「え……っと、なにもわかんなくなる。何を信じていいのか、何を疑っていいのか」

「そう、紗夜が持ってる正しいことってのは、オレを排除することで妹が幸せになれるってことだ」

「……でも」

「そう、ヒナはそんなこと望んじゃいねぇし、オレが自分で言うのもナンだが、オレが急にいなくなって、幸せでいてくれるとは思えねぇ」

 

 諭すように、語り掛けるように、問いかけを使ってクズ教師はアタシに教授しようとする。一成は絶対にすぐ答えは言わない。遠回しに、質問をして、答えを気づかせようとする。こういうところは、根っから教師でいたい、っていう覚悟も本気なんだって思えるから、好きなところなんだけど。

 

「紗夜は、優しい。優しすぎるヤツなんだよ」

「あんなに厳しいのに? 千聖さんが前に鬼風紀委員って言われてるって言ってたけど」

「鬼、な。確かに鬼だ。ヒトに厳しく、自分にはもっと厳しい。でもそれはその厳しさがきっと自分や他人のためになるって信じて疑ってねぇからだ」

「……それが、正しさ、だから?」

「そうそう、アイツは正しさの鬼だ。あと十年したらあの美人に口で勝てるヤツなんていなくなるだろうよ」

「……ふん」

 

 美人、確かにそうだけどさ。それはアタシの前でわざわざ言うことなんだろうか。背も高くて、スラっとしてて、羨ましいと思うけど、一成ってロリコンだからもうちょっと小柄なほうが好きでしょ? 

 

「……なんか、妙な誤解っつうか余計なこと考えてねぇか?」

「別に」

「心配すんな。お前だってめちゃくちゃ美人だよ」

「……別に、そんなこと」

 

 こういうところは嫌い。一成はすぐ煙に巻こうとする。過去のハナシも、これからのハナシも、都合の悪いことはこうやってごまかして、最後には正論を暴論の間に挟んで強制的に黙らせようとしてくる。そういうところはクズだし最低だし、思わず殴りたくなる。けどハナシを変な方向にもってったのはアタシだから、ここは黙っておく。

 

「さて、ハナシを戻そうか。正しさの鬼だから、紗夜は一つ、ヒナに対して後悔してることがある……あ、いや、もう二つか」

「後悔?」

「ヒナからも聞いたろ? アイツに元カレがいたハナシ」

「うん」

 

 妙な境遇だけど、アタシと同じように年上ロリコンの元カレがいて、行為を迫ろうとしてきたことを日菜さんから聞いた。ただ、助けてもらって後を引いたアタシと決定的に違うのは、その辺にあったもので殴って呻いてる間に逃げたってこと。そもそも別れを切りだしたら犯されそうになったって言ってたから、そもそもが日菜さんの方が逞しいんだなって笑っちゃった。

 そっか、けど、そんな最低な男と付き合ったことも、犯されそうになったことも、紗夜さんは知ってるんだ。

 

「結局、守れなかった、ってこと?」

「正解。元カレと付き合ってたことを反対できずに、妹がレイプされそうになった。そんなヒナが今度は新しい男、しかも教師でありながら複数の生徒と関係を持つ、これまた最低な男に純潔を捧げたこと」

「……許せないんだ。自分が」

「だろうな。だから狂犬よろしくオレに噛みついてくる。つか狂犬っつうよりは番犬だな……ヒナに向き合えねぇくせにな」

 

 そんなハナシを聞いたせいか、紗夜さんの叫びも、ちょっとは理解できてるつもり。だから、アタシはアタシの言葉を尽くして、紗夜さんを否定するんじゃなくて、一成を肯定していく。日菜さんの想いも、きちんと伝わってほしいから。

 

「日菜さんも、ずっと後悔してます」

「……え?」

「おねーちゃんが、やめなさいって言ってたのに、結局、付き合ったこと。悪いことをしたって、言ってました」

「……日菜が」

 

 紗夜さんと日菜さんはほとんどしゃべらないというハナシも聞いた。過去が過去だけにあまり居心地がいい関係ではないってことも。でも、近いからぶつかるなんて、アタシからすればそんなの当たり前。Afterglowは、そうやってケンカしながら成り立ってるから。

 

「一度、日菜さんのハナシを、きちんと聞いてあげてください。ゆっくりでもいいから、あのヒトのやってることを、見てあげてください。そうしたら、一成のことも、一成を好きでいることも、もう少し理解できるようになりますから」

「……理解なんて」

「日菜さん、すごく幸せそうだと思いませんか? 明るくて、一成はよく、アイツの瞳は宇宙みてぇだ、なんて言いますけど、紗夜さんにもそんなキラキラした瞳、向けてませんか?」

「……私は、そんな風に、日菜の瞳を見たことなんて」

「なら見てください。パスパレとしての日菜さんも、いつもの日菜さんも、アンタは、向き合うべきなんだから」

 

 一成は紗夜さんに言葉は尽くさない。だって一成の言葉は、紗夜さんにはどんな正論でさえ耳障りだと感じてしまう。

 ──なら、アタシが言葉を尽くす。一成も認めてくれたアタシの言葉なら、きっと、届くと信じてるから。

 

「もう一つ……質問しても?」

「どうぞ」

「日菜は、貴女や、他のヒトと、清瀬さんが関係を持つことに対して、なんと?」

「カズくんが先生として頑張ってる間は許してあげてる、とだけ」

「……そうですか」

 

 紗夜さんが何を思ったのかはわからなかったけど、これで一成のこと少しは、日菜さんが好きで、むしろ好きすぎてちょっと怖い時があるくらいってことを、わかってくれたら。あの剥き出しの刃みたいな恋心は、自分のしていることを認めてはくれない姉にもぶつけてるはずのものだから。

 

 




負けちゃダメだよ紗夜さん、実はそいつも暴論振りかざしてるからね。

というところでふと評価覗いてみたら黄色で笑った。まぁ再投稿だしこんなもんでしょ。
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