青春ガールズロックと黄昏ティーチャー。   作:黒マメファナ

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④無敵サンシャインガール

 笑顔を絶やさない無敵のヒーロー。それは画面の向こうにしかいねぇと思ってた。物語だから無敵なんだろ、と鼻で笑った時期もあった。けど、現実に無敵のヒーローはちゃんと存在する。誰よりも自分の味方をしてくれて、誰よりも自分を理解してくれる、究極のヒーロー……それは、自分だ。自分自身が自分自身のヒーロー。けど、コイツはそんな理論を遥かに飛び越えて、ロケットのようにこの狭い世界を飛び回っていた。

 

「ええ、あたしは、世界中を笑顔でいーっぱいにするのよ! 日菜も……もちろんあなたも」

 

 煌めく瞳、輝く金色の髪。小さな体に秘めた無限のエネルギーを振りまいて、誰もが鼻で笑う世界中を笑顔に、なんて言葉を、実現させようとする。それは夢でも望みでもなく、コイツがいつか辿り着く、未来の景色。だからオレはコイツを生徒にだけはしたくねぇと思ってる。

 完成されたこの奇跡を、大人っつう不完全な穢れで触れるなんざ、死んでもごめんだ。弦巻こころは、ガキで、ガキのまま大人になっていく。だったら、オレは手を加えることなく、それを見てるだけで十分だからな。

 

「先生! 一緒に遊びましょう!」

「いや、オレは見てるだけでいいよ」

 

 ──だからお前の無尽蔵な体力に付き合わせるのはホンットに勘弁してくれ。こちとら既に魔王と一緒に遊んじまって体力切れなんだよ。

 当の魔王は海の家で紗夜や松原とティータイムを楽しんでいた。おいマジでふざけんなよ。あはは、うふふ、じゃねぇよこっち来い。

 

「ダメよ! せっかく海に来たのだもの、座ってるだけなんてつまらないじゃない」

「オレはつまらなくねぇ、つか座ってるだけでもなかった」

「それじゃあ、あたしがつまらないから一緒に来てほしいわ。楽しいことがしたいの」

「……お前な。まぁいいや、そういうことなら、少しだけな」

「ええ、ありがとう!」

 

 自分本位で身勝手なわがまま。けど、まぁ許せちまうのは、オレの甘さか、それとも相手がガキだからか。結果としてオレは立ち上がり、日陰から炎天下へと連れ出されちまった。向かった先には呆れ顔の奥沢と嬉しそうなヒナの顔。なるほど、妙に聞き分けが悪かったのはそういうことか。つかヒナ、お前のその手に持つカラフルでプラスチックな銃はなんだ? 

 

「水鉄砲だよ!」

「わかってんだよ、それは。オレはまさかそれで撃ち合って遊ぶ、とか言うんじゃねぇよな、って訊きてぇんだよ」

「じゃあ、あたしの返事は、うんっそうだよ! だね!」

「だね、じゃねぇよ」

「それ以前に会話が変なの、ツッコんでもいいやつでしょうか?」

 

 ヒナはこうやってちゃんと指摘してやらねぇと会話のキャッチボールができねぇからな。これでも前よりは随分マシになった方だからな。会った当初なら言葉じゃなくて銃口を向けてくる恐れまであるようなヤツだよ、コイツは。

 

「それじゃあ、ルールを決めたいわね! ただ撃ち合うだけなのも、つまらないじゃない?」

「あー確かに。終わり見えないし」

「モカに審判頼むか」

「え、どこにいるんですか?」

「知らん。呼べば聞こえるとこにはいんだろ。おーい、モカー」

 

 え、そんな適当に、と奥沢が苦い顔をするがアイツは仮にもオレのストーカーを自称するストーキング、盗撮、ついでに最近痴漢と強姦してくるようになりやがった、オレが逆にやったら即刻社会的死が待ってそうな犯罪のオンパレード悪魔だから、と呼ぶと、当たり前のようにひょっこりとこころの後ろから現れた。

 

「は~い、呼ばれて飛び出て、じゃじゃじゃじゃ~ん、ちょーぜつびしょーじょじぇ──―」

「いい加減に口上が長い」

「んもう、そーろーのせっかちさんだな~」

 

 おい、テメー……今、オレの愚息のことなんつった?

 そろそろお前らがネタにするせいでよぉ~、怒りで傍に立つっつう名前を持つパワーあるビジョンが出せるようになりそうになってきたんだけどよぉ~。

 ──つかお前はオレしか知らねぇだろこのクソヤンデレ犯罪者。あとついでにくしゃみしてそうな大魔王にランクアップすんのは勘弁してくれ。

 

「ハナシ、どこから聞いてた?」

「え~っとね。……ねぇ、いいでしょう? のあたりから聞いてた~」

「うん、お前そろそろコッチが通報したくなってきた」

 

 それ、今のハナシじゃなくて前の話だよな。後ろを漢字にした意味は特にあるかもしれねぇしねぇかもしれねぇけど、この違いにはなんとなく拘りてぇよな。日本語は正しく、んでもって楽しく使えて、なんぼだからな。でもモカの日本語はアブナイ匂いしかしねぇから嫌なんだよ。

 

「んーっと~、じゃあ、すぐ終わるのもつまんないし、二体二のチーム戦で、ライフ制とかどう~?」

「いいね、あたしとカズくんのコンビネーション、見せちゃうよ!」

「んなもん、ねぇよ」

 

 ただ、モカの提示してくれたルールは四人だけで遊ぶにはちょうどよさそうだな。ライフは三で、いつの間にやら黒服さんが壁を設置していった。武器も、ありとあらゆるものが取り揃えられております、だそうで、ただ遊ぶだけなのにもうおなか一杯になってきた。

 

「さぁ、美咲! 一緒に日菜と先生を倒して、優勝よ!」

「……なにに?」

「あ、じゃあ優勝景品はせんせーになんでもお願いできる権利ってことで~」

「さぁ、美咲! やるわよ!」

「……えぇ~」

「これは負けらんないね、カズくん!」

 

 なんでそれでテンションあがるんだよお前ら。いやそれオレが勝っても負けても嫌な予感しかねぇんだけど。まぁその中でもヒナのお願い、なんて大概はえっちしよ、で済まされるけど、負けたらどうなるのか予想つかねぇことが一番問題だな。これはヒナの玩具になる覚悟で未知への恐怖を回避するしかねぇ。つか先にお願い決めてからにしねぇ?

 

「では~、この笛吹いたらすたーと~ってことで~」

「どっから出した」

「訊かないでよ~、知ってるでしょ~?」

 

 審判、黒服さんでよかった気がしてきた。悪いモカ。苦笑いをしていたら、モカがにへら、といつもの笑顔で、ヒトの口にしてない言葉を読み取ったうえで、気にしてないよ~、と手を握ってきた。

 

「せんせーが呼んでくれたからね~」

「そうかよ」

「うん」

 

 控えめなことで。けど、今日はそんな控えめがありがたくもあった。今度パンくれぇは奢ってやるよ。手を出しといて言うことじゃねぇのかもしれねぇけど、モカは誰よりもオレの生徒をしてくれるからな。

 何かを知ってるから、なのかもしれねぇのは、ちょっとだけ怖いとこでもあるんだけど。お前はオレすら忘れちまってるオレを知ってる、ってことだもんな。それはまた、オレが教師やってる時にでも教えてくれ。そんな意味を込めてモカの頭を撫でてヒナが手を振る場所まで歩いていった。

 

「じゃあ作戦立てよっか」

「おう、どうする?」

 

 ──勝っても負けても地獄なら、まだ内容がわかるヒナの方がまともだろうとヒナの言葉に耳を傾ける。普段がバカすぎて忘れがちだが、コイツは記憶力も判断力も高く、運動神経もいいし、策士としてもかなり頭の切れるヤツだから、参考にはなるだろうな。

 

「まずカズくんが突っ込んでこころちゃんを倒す」

「次クソみてぇな作戦口にしたら後ろから撃ってやるからな」

「えー、ひどい!」

「ひでぇのはお前の作戦の出来だろうが」

 

 お前まで姉よろしくポンコツになったら教師として社会に通用する人材に育成する方法にテストによる学力を測定する、っつう項目に疑問を持ち始めちまうだろ。花咲川のテストトップは紗夜だって知ってるからな。しかも妹と違って授業態度も普段の行動も先生受けは抜群だとか。生徒には嫌われてそうなところがアイツのまぁ問題なところではあるんだが。実際千聖には煙に巻かれてるからな。

 

「あ、るんってくる作戦を思いついたよ!」

「おう、覚悟はいいな?」

「わー、待って待って、カズくんを特攻させないヤツだから!」

「違うのか?」

「大丈夫、カズくんを自爆させるとかそういうんじゃないからさ!」

 

 ちっ、なんだよだったら早く言えっつうの。そろそろ作戦タイムも終わるだろ。向こうは確実にこころが前衛、奥沢がサポートっつう編成だろうからな。()()()()()()()()()()()()()()っつうルール判定だから、無策で勝てるほど相手もバカじゃねぇぞ。

 

「まずね、あたしがココにコレで穴を掘る」

「おう。どっから出したそのスコップ」

「いいから。あたしはここで身体を低くして隠れるから、カズくんが牽制で打ちながら後退して、こころちゃんが追いかけたて来たのを、あたしが撃つ! そうして二人で一人づつやっちゃう感じだよ!」

「簡易的な釣り野伏、ってわけか」

「そうそう!」

 

 まぁ、ヒナの存在がバレてるから伏兵警戒はするかもしれねぇけど、猪突猛進ガールの弦巻こころがそこまで慎重な性格か、と言われると、それはなさそうだ。現にヒナも恐らく、そこまでこころが戦術を練って読んでくる、とは考えてねぇしな。よし、乗った。

 

「この作戦で勝てたら追加のご褒美をやろう」

「ホント!? よ~し、るんってきた~!」

「──だから、勝つぞ」

「うんっ!」

 

 伊達にこのコミュニケーション能力ナシのヒナに半年も振り回されてるオレじゃねぇ、カバーやサポートだってできる。そういう自信があった。慢心じゃねぇ、自信があった。

 ──けど、失念してた。やる気はなさそうだったし、もしかしたらあっさり降参してくれるかも、と思ってた。敵はこころだけじゃねぇってことを、忘れてたんだ。

 そんなこともわからず勝つ気だったオレとヒナは笛が鳴った瞬間、作戦通りの行動に出ようとして、海水を浴びちまって、愕然とした。

 

「──え? ヒット?」

「マジか、どうやって……」

 

 そこでオレとヒナが見つけたものは……風船の破片のようなもの。水爆弾、確かにそんなのも黒服たちが用意した中にはあった。けど、あれってふよふよカタチが変わるし、本物の手投げ爆弾よろしく意外にも遠くには投げられるような重さじゃねぇ。それをしゃがんだ状態で山なりに投げて、狙いピッタリで30メートルオーバーだと? これをやったのは、どっちだ? 

 

「……美咲ちゃんだ」

「え? 奥沢? あんな華奢なヤツが……」

「美咲ちゃんはね、()()()()()なんだよ」

 

 ──ミッシェル。こころが楽しそうに話してくれた、ハロハピを異色のバンドたらしめるクマのキグルミDJ。その正体は奥沢だっつうのか。

 つまり、アイツはいつも、こころを抱えたり、腕を使うDJっつう役を、キグルミでやってるようなヤツ、ってことか。クソ、完全に誤算だった。慌てて向こうの様子を確認しようとすると、なんか明らかに抱えて走る用じゃねぇ狙撃銃のカタチした、どこにも売ってなさそうな水鉄砲を構えた奥沢がいた。危な、もうちょいで当たるところだった。

 

「あちゃ~、美咲ちゃんがそこまでやる気とはね~」

「奥沢のが策士として一枚上手だったな」

「だね、負けない──けどっ!」

 

 そう言って、ヒナはその身体能力をいかしてアサルトしていく。奥沢の水の弾丸を避け、こころが向かおうとしたところで、ヒナはにやりと笑ってバックステップからの()()()を投げつけた。避けようとするが遅く、相打ち覚悟の奥沢の近接用の水鉄砲すらも避け、またこっちまで戻ってきやがった。

 

「な、なんで氷川先輩も持って──」

「待って、美咲、コレ!」

「──マジ、ですか」

「あはは、カズくんは小心者だからね、それ、常備してるんだ!」

「誇れることじゃねぇけどな」

 

 ヒナが水爆弾にしたのは、避妊具(コンドーム)。ほら、アレめっちゃ伸縮するから、ガキのころよく水とか空気とか入れて遊んだだろ? その経験を思い出したってわけだ。幸い、ポーチは基本常に腰に巻いて持ち歩いてる。カッコわりぃけど、これでおあいこだ。

 

「ってか水鉄砲避けるとか、人間ですかホントに」

「あはは、どこに撃ってくるかわかればカンタンだよ!」

 

 頭大丈夫か、お前。そのカンタンの基準ぶっ壊れてるからな。オレがおんなじことはぜってぇできねぇし、全速力でジグザグと急停止急発進込みで三十メートル往復とか死んじまうからな。するとこころが両手に水爆弾を持ってバリケードの上に躍り出た。

 

「これなら、あたしでも届くでしょう?」

「けど、的になるよ?」

「カンタンよ、美咲が守ってくれるもの」

「カンタンじゃないし……でも、やれるだけやってやりますか!」

 

 爆撃メインとかお前らバカかよ。まぁ、あのヒナがやった奇襲は二度と成功しねぇから、順当な作戦っちゃ、そうなのか。

 ──と、そこで、ヒナが穴を掘り始めた。おい、当初の作戦、やるつもりかよ、それってオレに爆弾の狙撃の中を牽制しながら下がれってことだろうが。ちくしょう、こうなったらヤケだ。やってやるよ。

 

「来たわ! 美咲!」

「りょーかいっと」

 

 ここでオレが退くまえにやんねぇといけないのは高いところにいるこころを下ろすこと、注目させること。じゃねぇとこころには穴を掘るヒナが見えちまうからな。と思ったけど、コレ、ホントにオッサンにはきっついな。必死に奥沢の狙撃を避けるためにごろりと無様に転がって、二発、距離は足らずにこころには届かねぇけど、あとちょいだ。被弾覚悟でいきゃ、こころは落とせる。

 

「こころ、それ一個投げて降りて!」

「わかったわ! それっ!」

「判断はえぇな、おい」

 

 普通に降りてくれた方が助かったんだがな。ここでもしも爆弾を食らえば、奥沢の狙撃と合わせてオレのライフは尽きる。けど、こっちも無策じゃねぇんでな。ヒナの大きな銃を持ってきたのは、コイツを直接、ぶつけるためなんだよ。

 奥沢の狙撃を肩に受けながら、ヒナと同じようにバックステップしながら破裂前の爆弾に向かって貯水できる予め外しておいたタンクをぶつけてやった。これでもオレ、コントロールは良いからな。狙い的中、オレに届くことなく爆ぜ、そのまま追いかけてくるこころをこちら側に釣りだした。

 

「ナイス、カズくん!」

「え──きゃっ! ヒナ!」

「えへへ~、あたしももう一つ銃持ってたんだ~♪」

 

 よし、ここで挟み込めば、オレたちが完全に有利だ。そう思って前に進んで、おかしい、と違和感が襲い掛かってきた。

 ──なんで奥沢がまだ陰に隠れてる? フツーならヒナがもう一つ銃を持ってることくれぇすぐわかるよな。ならなんでフォローに来ねぇ? そこで、ヒナの言葉が頭をよぎった。

 

『大丈夫、カズくんを自爆させるとかそういうんじゃないからさ!』

 

 ああ、しまった、コレ、全部奥沢の作戦のうちかよ。オレとヒナ撃つよりも早く、こころがにっこりと水爆弾を手に持って、地面に叩きつけた。

 自爆、か。これで、二回被弾してるこころとオレはアウト、ヒナは残りライフ一つ。そこに当然、奥沢が見逃すはずなく、避けられきれねぇ近距離まで素早く近づいてヒナの頭に至ってフツーの水鉄砲を突きつけた。

 

「反撃してもいいですよ。あたし、あと一回までセーフですから」

「うわ~、美咲ちゃんすごいね~、なんでそこまでやる気出したの?」

「新しいラケットです」

「へ?」

「テニス部なんで、ちょっとお小遣いも心許ないってことで、景品としてもらえるかこころに訊いたら、いいわよ、ってあっさりです」

「他には?」

「……はぁ、めんどいんですけど全力でやらないと、こころが笑ってくれませんから」

「……るんってきた♪」

 

 それと同時にヒナの頭に無慈悲な弾丸、まぁ水なんだけど、が当たり、これでアウト。チームハロハピの勝利となった。

 ──けど、なんだろう、めちゃくちゃ楽しかった。こんなに身体を動かしたのも、マジで遊んだのも、めちゃくちゃ久しぶりだったせいだな。童心に戻って白熱しちまったよ。

 

「やったわ! やっぱり美咲はさいっこーだわ!」

「あーはいはい。約束のラケットも、忘れずに頼むよ?」

「もっちろん、今回のMVPだもの!」

「あはは、確かに、純粋な得点でも、美咲ちゃんが一番だもんね」

 

 オレは悲しきかな、ヒット数ゼロ。んで、こころが二、ヒナが三、奥沢が四だ。作戦指揮も兼ねたっつうこともあって、文句なしだな。ついでに楽しませてもらったからな、今なら大人としてなんでも応えてやる所存だ。

 

「それじゃあ、あたしは先生にお願いがあるのだけれど、いい?」

「なんだよ、言ってみろ」

「あたしの先生になって!」

「……は?」

「へ?」

「ん?」

 

 そしてその突飛な言葉にオレとヒナ、そしてチームメイトだった奥沢が首を傾げた。どういうことだこころ。言葉が全然足らないからな。もうちょっと説明してくれ。そう思ったら、こころが瞳の太陽を全開にして再度、オレにお願いをしてきた。

 

「あたしの学校で、先生をしてほしいの!」

「はぁ!?」

「え、ちょ、こころ!?」

 

 これは一体どういうことだよ、と嘆く間もなく、オレはついさっきのなんでも応えてやる所存を撤回したくなった。

 ──そしてこんなクソみてぇな無茶振りを叶えるってところが、弦巻こころが周囲の大人に恐れられてる原因だっつうのに。

 そんなの、無敵の太陽様には関係ねぇってか。お前は自分の叶えたいものにまっすぐなんだもんな。

 

 

 

 

 

 




なんだかんだ書くのはバトル描写が一番好きなんです。絶対に一作は常に書いてたしね。

というわけで果たしてクズは花咲川の教師になってしまうのか! というかどうやってこのクソ中途半端な時期に転勤するのか! 無理って言葉はヤツに通用しない。


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