【完結】【自己ベスト記録】過ぎ去りし時を求めてSS~聖竜の勇者ルートRTA:24時間31分44秒22 作:ryure
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命のバトンで繋ぐRTA
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ドラクエ11SS/聖竜の勇者ルート/縛りなしRTA
それでは続きをやっていきます。
前回はシルバーオーブを求めて怪鳥の幽谷に到着したところまででしたね。
怪鳥の幽谷はかなり長いダンジョンになりますが、やることはいつもと同じです。
道中雑魚を狩り、レベルを上げながら進んでいきます。
ここはボスを倒しても町に強制帰還させられることはないので、もしメルトア戦に必要なレベルに到達しなくても引き返してレベリングを続行できるので無理にとどまって狩る必要はありません。
ボスもメルトアに比べてみればそこまで強くもありません。
なお、ここでの回収アイテムも特にありません。
ボスエリア寸前にある宝箱の「まほうのせいすい」だけしっかりと回収しておきます。
〜雑魚を狩りながら進んでいくだけなので八倍速〜
お、倍速中にカミュが「ジバリカ」と「タナトスハント」を覚えましたね。
「タナトスハント」はどく、もうどく、まひ特攻攻撃で倍率は驚きの6.2倍(ただし攻撃後に特攻に使った状態異常を解除するデメリットあり)。
通常プレイでのメインウェポンですが、RTAにおいてもたまに使います。
が、それよりももうどくのスリップダメージの方が、低レベル攻略が大前提のRTAでは大事ですから……ボスが倒せそうになった時点でカミュがまだ生きていたら一撃入れとく、くらいな使い道でしょうか。
「タナトスハント」って使うと相手の特攻に使った状態異常を回復してしまう効果もあるんですよ。
もうどくにした相手に「二刀の心得」+「二刀の極意」+「ビーストモード」+「バイキルト」+「ルカニ」+ゾーン+火属性短剣(サラマンダー)+「火炎陣」+「あくまのしらべ」+「分身」+「タナトスハント」→火属性弱点の相手は消し飛ぶというコンボでドラクエらしからぬ五桁ダメージを出すことは有名ですね。
「ヒュプノスハント」(ねむり、こんらん特攻でその他の仕様は「タナトスハント」と同じ)でも同じようなことは出来ます。
ロマン砲ではありますが、通常のボス戦でももうどくの相手に「二刀の心得」+「二刀の極意」+「バイキルト」+「ルカニ」+「あくまのしらべ」+「分身」+「タナトスハント」くらいなら多少手間がかかりますがなんとか実用範囲内です。
これで通常プレイでは「ちからのたね」でがっつり薬漬けドーピングしたカミュを使ってネルセンの試練ボスを意味もなくワンパンしていましたね。
懐かしいです。
そんな事をしなくても、単純に二本の「はやぶさの剣・改」を持たせて「分身」+通常攻撃でお手軽トンデモダメージ出るんですけどね。さながら人間キラーマシンです。
男キャラとは思えない紙装甲とロマンたっぷり超火力のハイブリッド、それがカミュという勇者の相棒です。
運命の男は一味違いますね。
さらに「ジバリカ」習得で強力な三人連携、「暗黒陣・改」が解放されました……が、発動条件がアイくん、カミュ、ロウの三人ゾーン状態。
こちらは準備がかなり手間ですのでRTAでは使いませんね。
これからも役に立つのは「暗黒陣」の方です。
カミュのゾーンだけで発動条件を満たせるのは楽で早いです。
さて、怪鳥の幽谷ではモンスターに乗って移動するギミックがあったり、採取ポイントがいっぱいあったり、マップ上に洞窟や登れる場所に宝箱があったりとなかなか楽しいですよね。
初見の探索では隅々まで調べ、当時プレイしていた通常版には「とうぞくのはな」がなかったのでクリア後に「ルパスのお宝メモ」を持ってきて取りこぼしに気づいたものです。
本走はRTAなので最短ルートを駆け抜けながらレベリングするなんとも味気ない踏破になりますが。
是非とも本作はなんとかして記憶をなくして、じっくり一からプレイしたいものですね。
記憶を都合よく飛ばす方法、ご存知ないですか?
などと懐古していたらボスステージに到着しました。
レベリング進捗もいい感じですね。
それではパーティ順をシルビア、カミュ、セーニャ、アイくんと並び替えます。
壁役のシルビアは「ハッスルダンス」さえ覚えれば回復役として花開きますが、今は先頭でぼうぎょするだけですね。
カミュももうどくを入れたら同じく盾役。
セーニャは回復役で基本はぼうぎょ、アイくんはいつも通りの「ドルクマ」連打アタッカーです。
それでは突撃。
怪鳥の巣にたどり着くと「シルバーオーブ」入りの宝箱に向かって走るまでもなく上空から襲いかかられ、ボス戦です。
怪鳥の幽谷のボスは「ごくらくちょう」とお供の「ヘルコンドル」が三匹の編成です。ヘルコンドルが「大樹の勇者ルート」より一匹多いですがそこはあまりに気になるところではありません。
ごくらくちょうは「ベギラマ → わしづかみ → ベホマラー → 暴走ベギラマ → 打撃 → わしづかみ」の順に確定行動し、ターンごとに一回攻撃と二回攻撃を繰り返します。なので、ごくらくちょうのHPが約800ということを加味して、
1ターン目 シルビア→ぼうぎょ、カミュ→「ヴァイパーファング」(狙:ごくらくちょう)、セーニャ→ぼうぎょ、アイくん→「ドルクマ」(狙:ごくらくちょう)
2ターン目 シルビア→ぼうぎょ、カミュ→(もうどくが入っていれば)ぼうぎょ、セーニャ→ぼうぎょ、アイくん→「ドルクマ」
3ターン目 全員ぼうぎょ
4ターン目 瀕死がいなければ全員ぼうぎょ
……といったように、ほかの攻撃+「わしづかみ」、「暴走ベギラマ」のターンは必ず全員ぼうぎょしてしのげます。
最初は敵の数も多く、被ダメージが大きいのでぼうぎょを躊躇なく切っていきます。
また、シルビアとセーニャに持たせた「せかいじゅのは」は遠慮なくカミュ以外には使っていきます。
シルビアが「せかいじゅのは」を使ってから死んだ場合は起こしません。
カミュはドットダメージであるもうどくを入れることができ、連携も強く、サブアタッカーとしてかなり優秀ですがいかんせん生き返らせてもすぐ死ぬので無理に起こすこともないでしょう。
カミュが死んだ場合はマルティナ→ロウ→ベロニカの順で入れ替えますが、全員耐久力が不安でどうせ長持ちしませんのでぼうぎょさせず、少しでもダメージを入れて落ちてもらいます。
運が絡みますが、ものすごく痛い攻撃や状態異常はしてこないので簡単に全滅することもありません。
ここの突破率は体感八割くらいでしょうかね。
ごくらくちょうを倒したらぼうぎょを解いて一斉攻撃です。
よし、いい感じで突破出来ました!
アイくんは無事生存、さらにセーニャにも経験値がちゃんと入ったのは美味しいですね!
レベルアップでアイくんも「ザオラル」を覚えました!
忘れずに「シルバーオーブ」の宝箱を開け、入手。
そのままメダル女学院に「ルーラ」します。
ここで校内へ向かい、購買部で「打ち直しの宝珠」を100こ買います。
買ったらまた「ルーラ」でメダ女の入り口へ飛び、外へ。
それでは次は「パープルオーブ」を入手する前段階、「魔法のかぎ」を取りにプチャラオ村に向かいます。
レベリングは一応完了していますが、メルトア戦はかなり激戦となりますのでいくら耐久があっても足りません。
なので道中は目につく範囲で雑魚を狩っていきます。仲間もグレイグ以外はもう加入していますからね。
効率もいいです。
〜着くまで八倍速〜
はい。
着きました。
ちっとも活気がないですね。
「聖竜の勇者ルート」では既に遺跡の壁画が危ないということは周知され、かなりの人間がご利益欲しさの観光客だけではなく元凶の退治に向かった村人や傭兵も含めメルトアに取り込まれてしまい、噂が広がって観光客も激減し、閑古鳥の鳴く場所となっています。
見るからに旅人である一行を見たさびれた宿屋の主人が熱心に客引きしてきましたが、スレきった暗黒魔導勇者アイくん、ガン無視で村の奥へ歩いていきました。
それでは久しぶりの買い物です。レベリングで稼いだお金と入れ替えて不要になる装備品を売って得たお金で一気に買い換えます。
装備品に関して、素材が揃えば不思議な鍛冶で作るのもなしではないですがやはり買う方が手っ取り早いですね。
不思議な鍛冶は素材を集める+レシピを用意する、の2ステップが必要ですから……。
不思議な鍛冶はこの後何度か利用しますが、使用の九割以上が耐性持ち装備の打ち直しです。
まず武器から。
カミュに「ソードブレイカー」を買います。
そろそろ攻撃力不足でボス相手にはヴァイパーファングが空振りしてしまいますのでちょっとお高いですが購入します。
アイくんはもう呪文以外で攻撃しませんが、初期装備「兵士の剣」以下の「イシの剣」装備の上に低レベルで、通常プレイのベロニカ並のダメージしか期待できませんし、物理打点の低いパーティですね。
つづいて防具は、アイくん→「はがねの盾」「てっかめん」「みかわしの服」、カミュ→「ブロンズキャップ」「ぎんのむねあて」、ベロニカ→「ぎんのかみかざり」「みかわしの服」、セーニャ→「ライトシールド」「ぎんのかみかざり」「みかわしの服」、シルビア→「ライトシールド」「ブロンズキャップ」「みかわしの服」。
ロウとマルティナはまだ初期装備でいいでしょう。
というかこの二人の防具は変更の必要はありません。
最後に道具屋でアクセサリーの「不惑のネックレス」を四つ買い、先程買った「打ち直しの宝珠」を使って全て「+3」に打ち直します。
対策しても魅了耐性は50パーセント、結構入りますが……さすがに何もしないよりはずっとマシですね。
装備するのはアイくんとセーニャ。
このタイミングで余った金のブレスレットをシルビア、ロウ、マルティナに装備させ、焼け石に水程度ですが耐久力を増強しておきます。
これですっかりお金が無くなりましたが問題ありません。聖地ラムダまで買い物しませんし。
きたるメルトア戦の魅了対策はアクセサリーとシルビアのツッコミのみですが、幸いメルトアは打撃攻撃を多用してきますから殴られて解けることもままあります。
つまりお祈りさえ天に届けば問題ないというわけですね。
本日もpray動画の提供でお送りいたします。
壁画世界の最深部に無限回復スポットがあるので道中はレベリング用の隊列に。
アイくん、カミュ、ロウ、ベロニカでMP気にせず速攻で片をつけます。
それでは突撃します。
メルトアの「呪い」の完全な実態までは分からないものの、壁画の前へ行くと人間がいなくなって帰ってこないこと、壁画にどんどん居なくなった人に似た人物が描き足されていくことは理解されているので遺跡周辺は軽めに封鎖されていますが……良くも悪くもプチャラオ「村」です。
村民ならともかく、無謀な腕っ節に自信のある旅人は口では止めてきますが無視して進む分には簡単に入れます。村人たちも今更村の評判は落ちませんし(落ちきっていますし)、ぽっと出の旅人の安否などどうでもよく、あわよくば解決してくれるかもしれないので。かくして一行は壁画の前の部屋にぞろぞろと入っていくのでした。
絵画に吸い込まれるムービー。スキップします。
それでは壁画世界を進んでいきます。
まず、キラキラをまとっているエビルドライブを探し、倒すことでモンスターライドします。
移動速度がすごく上がるので足を第一に確保し、あとは雑に雑魚を避けながら進んでいきます。
私は天性のガバガバエイムをしているので適度に敵にぶつかりますが、経験値が欲しいのでガバではないです。
本当です。
素晴らしいドライビングテクニックをお見せしましょう!(エンカ)
〜途中ムービースキップを挟みつつ移動は八倍速でお送りします〜
「大樹の勇者ルート」との流れの違いとしては、あちらのように一旦外に逃れてからもう一度メルトアの正体を悟って攻撃しにいく、という回りくどさはなく、蔓の攻撃をくぐり抜けつつ奥へ奥へと最初からメルトア討伐のために進んでいっています。
それにしても景色が似たような感じのものが連続して、法則すら通じない異世界感ありますよね。
雰囲気としては「エデンの戦士たち」のリートルード編「時の狭間の洞くつ」そっくりです。
おそらくは意識しているのでしょうが、同じように宙に浮いたような異空間、ループするような複雑な構造、独特の不気味さがありますね。
好きです。
「エデンの戦士たち」といえば、ちょっと独特なBGMにドキドキしましたし、攻撃時の効果音とかとても好きだったのですがどうしてかリメイク版で効果音が変わってしまって悲しかった記憶があります。
もどして。
それでは最後にカミュをゾーン状態にしてボス戦の準備完了です。
さて最深部。
ちゃんと回復スポットで全快いたしまして、並び替え。
カミュ、シルビア、セーニャ、アイくんと並べます。
さらにセーニャの持っている「せかいじゅのは」をシルビアに渡します。
現段階で「ザオラル」使いが三人(セーニャ、ロウ、アイくん)いるので、死者が多く見込まれるこの戦いでは本当は失敗するので頼りたくないですが、「ザオラル」を使います。
では突撃。
メルトアは確定二回行動、さらにランダム行動、魅了・全体攻撃持ちの難敵です。
HPも1200ほどでやや高め。
単体強攻撃の「デコピン」を確耐え+追撃の全体攻撃を意識すると常にHP全快状態を意識したいですね。
しかし、全体回復は今のところロウの「いやしの雨」のみでしかもあれはいわゆるリジェネ。現在即効性のある「ベホマラー」も「ハッスルダンス」もありません。
従って、優先的に生かす人間を決めておかなければなりません。
スターティングメンバーの生存優先はアイくん≧セーニャ>シルビア>カミュですね。連携のあともうどくを入れるまではカミュも蘇生します。
アイくん、セーニャを死なせないように回復を偏重させますが、戦いが長引くほどに不利になるのは自明ですから、アイくんは死にかけだろうとなんだろうとひたすら「ドルクマ」を打ち続けます。
セーニャが死んだらさすがに「ザオラル」しますが。
なお、初めに入れる連携陣は今回も「暗黒陣」です。
メルトアは闇強耐性持ちですがアイくんが絡んでいる闇属性攻撃は耐性を貫通します(ロウの「ドルマ」の威力はちゃんと減衰しています)し、陣系呪文はその属性の耐性を下げる効果もあるのでさらに「ドルクマ」の威力を上げることができます。
話している間にもうどくを入れたあとのカミュと壁になっていたシルビアが死んでしまいました。
カミュは仕事を終わらせてあるのでマルティナと交換し、シルビアは「ザオラル」で蘇生を試み、失敗。
アイくんはHPが減っていますが「ドルクマ」続行です。
死体のシルビアをロウと交換。
セーニャはアイくんを回復し、その間に今度はマルティナが集中砲火を受けて落ちました。タゲを取ってくれてありがとうございます。
起こしてもやれることはないのでマルティナとシルビアを交換し、ロウの「ザオラル」で今度こそシルビアを蘇生しました。
そして入れ替わりで落ちたセーニャにシルビアの「せかいじゅのは」を使用。命のバトンを繋いでいる前衛部隊を尻目にアイくんは後方から「ドルクマ」だけを唱え続けています。
一人死んだなら一人起こせば理論上全滅しません。
安定をとる方は寸前にレベリングを重点的に行ってシルビアの「ハッスルダンス」で回復することをオススメします。
かなり安定します。
私の攻めチャートの利点は魅了されたそばから死んでいくので同士討ちの心配なく命のバトンに繋がるということくらいでしょうか。
しかし勝機はやはり安定火力。
物理火力と比較して持続力こそないですが、耐性すら無視してダメージを通せるのは最強ですね。
カミュ、マルティナ、ロウ、ベロニカが落ちたところでトドメとなりました。
手持ちの「せかいじゅのは」は無くなってしまいましたが次のボス戦までにはシルビアが「ハッスルダンス」を覚えるので格段に楽になります。
しかも生き残ってくれたのでシルビアに経験値が入りましたね! シルビアレベル25で最短ハッスルダンス習得です。
(「大樹の勇者ルート」での最短習得はレベル22ですが、仲間のスキルパネルも習得するものは同じなものの、若干パネルの形が違う弊害です)
「魔法のかぎ」をドロップで入手し、アイくんはメルトアの被害者たちを集めると「リレミト」しました。
行方不明者たちを連れて帰り、さらに呪いの壁画を消し去ってくれたアイくんたちは祀り上げられそうになりますが、どうかお礼をさせてくれと言ってくる村人を無視してアイくんは手にした「魔法のかぎ」を眺めているのでした。
すっかり疲れきった仲間たちを見たアイくんはようやく宿だけでもタダで泊まっていってくれ! という懇願を受けいれました。
ちなみに、かなり前から取り込まれている人間は助けられなかったのでアイくんが連れ戻せたのはメルトアを破壊するべく雇われた傭兵や家族を取り込まれて決死の覚悟で向かった村人など絵画の呪いがおおよそ判明した後期に取り込まれた人間だけですね。
初期に取り込まれた観光客たちは戻らなかったので観光業主体のプチャラオ村の今後がどうなるかは知ったことではありませんが。
まぁ彼らはたくましいのでなんとでもなるでしょう。
さて、プチャラオ編が終わったところできりもいいので今回はここまで。
ご視聴、ありがとうございました。
はやく。
はやく。
はやく!
僕は急ぐ。
走る。
手を伸ばし、掴んで、引っ張り、前へ飛ぶ。
かつての旅路をなぞる。
より善いと思ったように改変しながら。
はやく!
はやく!
はやく!
ああはやく!
がむしゃらに走りながら、ふと思う。
……かつてはこんなにみんなは倒れただろうか?
メルトアを倒した後、死んでしまった仲間たちに跪いて蘇生呪文をかけながら。
いいや、絶対に、こんなにみんなは傷つかなかった。
僕は慎重で、慎重なあまり手遅れになってしまったんだ。
だけど代わりに「前」のみんなはここまで傷つかなかった。
メルトアを倒した後、僕らは全員自分の足で立っていたはずだ。
助け起こす手が思わず震える。
震えて、手がすっぽ抜けて、カミュはさっきまで死んでたくせにそんな僕を心配そうに見ている。
セーニャが蘇生したベロニカが、青ざめた僕の顔を覗き込む。
「アイ。酷い顔ね。今晩はゆっくり休んだ方がいいわ。激しい戦いだったんだもの」
「……ごめんね」
ごめん。
ごめんね。
僕は、同時には守れない。
僕は取りこぼしたくなくて、急ぐ。
それでみんなは傷ついたんだよ。
嗚咽がこみ上げてきて、僕は飲み込む。
僕は泣かなかった。
泣かなかったさ。
僕の中のただのアイが泣き喚いても、アイという聖竜の勇者は泣かないんだから。
目の前のベロニカは生きていて、みんなはちゃんと蘇生されて、プチャラオの事件は解決したのに、何を泣くことがあるのだろう。
僕はうまくやったさ。
前よりも……。
遠く、遠く、声が聞こえる。
僕をあざ笑うような、ささやきが。
本当に聞こえているのか、幻聴なのか。
それすらもわからない。
地の底からささやくその声がせいぜい足掻けと僕を笑う。
これは、幻聴だ。
どこ好き?
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RTA部分:数値付き解説
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RTA部分:ストーリー解説
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RTA部分:走者の他作語り
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小説部分:アイ視点
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小説部分:カミュ視点
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小説部分:セーニャ視点
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小説部分:マルティナ視点
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小説部分:ロウ視点
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小説部分:シルビア視点
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小説部分:グレイグ視点
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小説部分:ホメロス視点
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小説部分:その他視点
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全般:再構成ストーリー
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全般:原作死亡キャラ生存
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