【完結】【自己ベスト記録】過ぎ去りし時を求めてSS~聖竜の勇者ルートRTA:24時間31分44秒22 作:ryure
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登山RTA
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ドラクエ11SS/聖竜の勇者ルート/縛りなしRTA
いよいよ大盛り上がりに近づいてきたRTA、続きをやっていきます。
現在のアイくん一行は「真闇のきれはし」で見たように世界中から六色のオーブを集め終え、世界のどこかにある祭壇に捧げるために……肝心の祭壇の位置が分からないので(アイくんは分かっていますが)聖地ラムダで長老に聞いてみよう! という流れで双子の故郷へ向かっております。
アイくんは単純にラムダからしか行けないのをわかっているので黙ってそのまま突き進んでいるのでしょうか。
〜初っ端から八倍速で進行しております〜
この辺りから本格的にモンスターが強くなってきており、通常プレイや「全ての敵が強い」縛りなどでもあまりレベルを上げずに来ていると、うっかり何人か死んだという経験があります。
もちろん、その特性上低レベル進行をしている本チャートでも雑魚敵の攻撃がめちゃくちゃ痛いです。
「耐性無視ドルクマ」とかいうチートじみた攻撃ができるのはアイくんだけですし、大変上手くできているなと思うのはドルマ系呪文って最初から最後まで、どれだけ上位呪文を覚えても単体攻撃呪文なんです。
決して楽はさせないという意志を感じます。
とはいえ全体攻撃であるベロニカやアイくんの「イオラ」もありますし、雑魚相手に全滅するほど弱くはないのでいくらかは狩りますが、積極的にぶつかっていくと簡単に全滅します。
指先に集中しながら進んでいくエリアですね。
(背景ではエンカしていますが)
そういえば「大樹の勇者ルート」にしても「聖竜の勇者ルート」にしてもこの先の大樹にはウルノーガ、ホメロス、グレイグが大集合してきますがみんなどうやって聖地ラムダを通り抜けたんでしょうね?
始祖の森って思いっきり出入り管理されている場所だったような……。
ともあれ、ゼーランダ山を抜けると聖地ラムダに到着しました。
ラムダの入り口には「大樹の苗木」が存在するので忘れずに調べておきます。
今は回想機能がなく、いつもの闇パワー吸引ですね。
初見のロウ・マルティナがドン引きしていますが相変わらず仲間会話の変化以外の何かはありません。
が、闇堕ちホメロス二戦目(大樹バージョン)より悪役に見えるエフェクトが立ち上っています。
「アイ、何をしているの……?」
「大樹のお膝元じゃ、確かに大樹の恩恵を受けることは出来る、しかもアイは勇者であり……ううむ」
「アイさま、本当に大丈夫ですか? あまりご無理はなさらず……」
「そうよ、大樹ちゃんは確かにすごいパワーを秘めているけど、それ、体に悪そうよ」
口々に仲間に心配されても勇者アイくんはニコニコ笑っているだけなのでした。
余計心配されそうですね。
すっごい誤解されてそう……いや誤解じゃないかもしれないですが。
現在のステータスに問題が発生しないだけで実は何かあるかもしれませんが。
クリア後のアイくんの体のことまで気にしていられないので目先の火力を取りますよ。
さて、聖地ラムダに入ると大歓迎を受けます。
邪神のパワーを奪ったり、大樹からパワーを得たりとかなりやばめな闇なオーラが出ているはずのアイくんですが、闇の大樹のお膝元で聖地やっている人たちですから他の町の人間よりはその点、平気です。
が、歓迎する人々の中に赤ん坊を抱えた若夫婦を見たアイくんの顔色が真っ青になってしまったのでこれまでの旅の疲れだと勘違いした仲間たちに強制的に宿に連れていかれてしまいました。
あの赤ん坊、世界崩壊後に亡くなってしまうのですが……(「大樹の勇者ルート」でさえ、です)悲しい話でした。
アイくんにはトラウマでしょうか。
しかもこのラムダではベロニカの死が判明した場所でもありますし、その時点ではロウも生存していたはずですから一人目の仲間の死はそれはもう強烈でしたでしょうね。
ベロニカとセーニャの育ての両親なんて、血の繋がらない二人の娘のことを天使だと言うほど可愛がっていて、こんなことになるなら旅に出さなければ良かったと目の前に勇者がいるのに言うんですよね。
プレイヤーの涙腺攻撃した後に追い討ちをかけるのはやめてください。(これもまだ優しい世界のはずの「大樹の勇者ルート」での話です)
翌日、長老の場所へ向かう前に物色と買い物します。
拾うアイテムは「まりょくのたね」(使用:アイくん)、「しんこうのたね」(使用:セーニャ)、「エルフののみぐすり」です。
装備更新はアイくんに「ホワイトシールド」「あつでのよろい」、セーニャに「ホワイトシールド」「まほうのほうい」、シルビアに「ホワイトシールド」「まほうのほうい」です。
ウルノーガ戦は「冥界の霧」による回復不可状態や「いてつくはどう」「メダパニーマ」がきついですが、グレイグという体力無限におうだち肉壁、ホメロスという全自動バッファー/デバッファー兼魔力回復役などがいますので全員の装備をガチガチに固める必要はありません。
グレイグの「におうだち」は毎ターンしてくれる訳ではありませんが、戦闘に参加してくれるNPCは無限体力なので全部の攻撃を受けてくれるのに回復しなくていいのは超強力で、ホメロスのバフは素早さ上昇の「ピオリム」、魔法耐性上昇の「マジックバリア」、デバフは魔法耐性減少の「ディバインスペル」、攻撃力減少の「ヘナトス」などどのような状況でも無駄にならない強力なものが揃っています。
なお、この戦いではかつてデルカダール兵士となり、どちらの隊に所属していても味方についた将軍(とはいえグレイグは確定参戦)と連携が使えます。
グレイグとの連携は「駿馬乱舞」。
(通常プレイでも使える連携。アイくん側の使用条件である「つるぎのまい」はグレイグ隊に所属した場合ドルマの代わりに確定習得する特技です。その場合「ドルマ」は大樹の根に接触した時にイベント習得になります)
ホメロスとの連携は「オーバーロード」。
(ホメロスが仲間にならないゆえにウルノーガ戦限定連携で、「魔力かくせい」状態になったふたりが息を合わせて「ドルマ」を打つというもの。連携自体の威力自体よりも「魔力かくせい」を覚えない勇者が任意のタイミングで魔法威力を上げられるということが大事です)
どちらもこの戦いではアイくんだけゾーンに入れば使えるので、倍速中にしれっと「ゾーン必中」を習得したアイくんにはどんな状況からでも実質二ターン目から使える強力な連携です。
グレイグの連携は攻撃力に依存するので主に使うのは「オーバーロード」の方です。
「魔力かくせい」……普段も使えたらいいんですけどね。
ちなみにグレイグ隊ルートのアイくんが闇の大樹の根からパワーを吸い取ると「つるぎのまい」が闇属性攻撃になり、こちらも吸い取れば吸い取るだけ威力が上がっていきます。
しかし依存ステータスは攻撃力。耐性無視とはいえ、通常プレイなら問題ないですがRTAのように低レベルだと思ったほどダメージが出ないんですよね。
それでは隊列をマルティナ、アイくん、ロウ、ベロニカに変更して道中エンカを速攻狩れるようにしたら長老の元へ。
話を聞き流して始祖の森へ。
始祖の森での回収アイテムは特にありません。
途中、強制キャンプさせられるのでMPを気にせず狩っていきます。
ラムダ到着までと同じく、うっかりエンカしてしまったら狩る程度にレベルを上げていきます。
〜八倍速〜
一回目のキャンプ地では強制的に泊まらせられることもありませんし、無視でいいでしょう。
本作、要所要所にキャンプ地が多い上にレベルアップでも全回復するのでMPが滅多に枯れないですね。
〜まだまだ八倍速。道に迷うことなく全力で走っているアイくんたちを尾行するウルノーガを尾行しているグレイグ・ホメロス(こんな地形では馬を持ち込めないのに全身鎧装備の人たち)にエールを送りたいこのごろ〜
二番目のキャンプ地付近に着きました。
ここでイベント入ります。
「ぜぇ……ぜぇ……」
「ロウさま、休憩なさりますか?」
ロウが疲れるのもまぁ当然ですよね、メタ的にもアイくんこんなでこぼこでじめっぽい急勾配をすごい勢いで走ってよじ登っているんですから……。(でもここで休むのは強制イベントです)
今日はここでキャンプして休み、祭壇にオーブを捧げるのは明日にすることになります。
双子たちが話しているムービーが挟まり、暗転……次にアイくんが映りました。
右はカミュ、左はマルティナという過保護組にがっちり固められているアイくんは目を閉じて大人しく敷物の上に寝転がっていますが、体を丸め、かつてウルノーガに貫かれた心臓のあたりをぐっと抑えています。
仲間たちの寝息を聞きながら、薄目を開けたアイくんは大樹の方をちらっと見てから今度こそ眠りにつきました。
さて翌日、全回復した一行は今日こそ祭壇へ向かいます。
八倍速するまでもなく着きましたね。
祭壇にオーブを捧げ、さらにアイくんの紋章の力によって虹の橋がかかりました。
驚いたふりすらしないアイくん、昨日疲労困憊だったロウに寄り添いながら橋をゆっくり登っていくのでした。
闇の大樹は雰囲気としては魔界です。
なのにどこか神々しくあり、おどろおどろしくあり、しかしこの世界の生命はここから生まれ、そしてここへ還っていくのですから何とも言い表しにくい雰囲気を醸し出しています。
仲間会話でも「まがまがしい」「怖い」そして「だけど懐かしい」というワードを聞くことができます。
パッと見は完全に魔王の拠点・時空間の違う場所のような雰囲気ですが、やわらかな光を同時にまとっていて静かな場所でもあり魔王の拠点にしては不釣り合い、そんな場所が闇集う場所でありながら「聖竜の大樹」と呼ばれ、人々に崇められるゆえんなのです。
忘れず採取ポイントの「せかいじゅのは」「せかいじゅのしずく」を拾いながら奥へ進んでいきます。(「せかいじゅのは」はカミュに、「せかいじゅのしずく」はアイくんに渡しておきます)
最深部に入る前に並び替えつつ、荷物整頓。
隊列はアイくん、シルビア、カミュ、セーニャにします。
この先ですが、戦闘では特殊バフ、「運命に抗う者」が全員に入るので毎ターン誰かがランダムでゾーンに入ります。(すでにゾーンに入っている人が選ばれることもあります)
なので連携陣を打つためにカミュをゾーンにせずに戦闘開始しても大したロスにはならないでしょう。
むしろ雑魚戦でゾーンを粘る方が時間がかかることがあります。
さらに、以前ちらっと解説しましたが、フィールドボーナス「闇の大樹」で闇属性攻撃が敵味方問わず威力が上がります。
また、アイくんには追加で「???の加護(呪)」、「仄暗き決意の証」というバフも入ります。
この措置は、そもそもこの戦いは「過ぎ去りし時を求めた」直後の高レベル勇者が魔道士ウルノーガと戦うことが想定されて組まれており、そのため敵のステータスに変化はありません。
ですから、「大樹の勇者ルート」で普通にプレイしていればレベル50付近の勇者+レベル30付近の仲間たちで戦うはずなのですが、レベル引き継ぎのない「聖竜の勇者ルート」のレベル30付近な勇者一行が戦うことになれば苦戦は必至。
つまりこのバフたちは難易度調整ですね。
NPC参戦があるとはいえ、ホメロスは参戦しない場合もあるのですから。
「???の加護(呪)」はアイくんの闇属性耐性を引き上げる代わりに、毎ターンHPが減少するというもの。
スリップダメージ自体は1〜20程度とそこまで大きくはないですし、「ドルクマ」、「ドルモーア」のダメージが半減するのはありがたいです。(なので生存力高めのアイくんを先頭に配置しています)
「仄暗き決意の証」は永続・一回の「女神の祝福」(HP2以上あるとき一度だけ死なずに生き延びる)がかかり、同時にHPが低いほど攻撃力および攻撃魔力が上がるという効果です。
HPが低いほどとついているのでそれを利用させるべく「女神の祝福」が付いているのでしょうが、この戦いで狙って発動するのは無理です。
メイン効果は永続の「女神の祝福」として割り切ります。
通常プレイならこの時点のセーニャには使えませんし、五ターンで消えてしまうものが永続してかかっている。
もうそれだけでも強いです。(今回はしませんがこのバフは「聖女の守り」と重複し、しかも「聖女の守り」の発動条件を満たせば「聖女の守り」から消費されます。超優秀なバフです)
それでは運命の場所に向かいましょう。
大樹最深部に到達すると、ここからはムービースキップ不可の会話イベントとなります。
大樹の中央で光り輝く球に駆け寄った一行は感激したり感動したりと非常に表情豊かですが、アイくんはこれまで浮かべていた優しい微笑みも、無邪気な少年らしい雰囲気も……一切の表情を消して球の中のつるぎを見つめていました。
闇な気配をまといながらも、アイくん仲間にはかなり愛想良かったので異様と言えます。
尋常ではないアイくんの様子にはしゃいでいた仲間たちが静まり返ります。
そう、到着したことにはしゃいでいる場合ではありません。
「勇者のつるぎ」を手にし、世界の闇を払う方法を知らねばなりません。(仲間たちの言い分では)
「アイさま」
セーニャが進み出ました。その隣にぴったりと寄り添っているベロニカも。
しかし、ここまで姉と比較して気弱で発言の少なかったセーニャは、突然、「過ぎ去りし時の向こうでの覚醒した彼女のように」、姉よりも率先して勇者の導き手としての役目を果たすべく話します。
本人には自覚はないのでしょうが、セーニャに寄り添い、妹にセリフを譲ったベロニカがにっこりとアイくんに笑顔を向けています。
アイくん視点だからか、そんな凛々しいセーニャに一瞬だけ短髪のセーニャの姿を幻視しました。
「勇者アイさま。今こそ勇者のつるぎをお取りください。そしてお示し下さい。その後も、我ら双賢はあなたの歩む道に付き従い、その剣となり盾となります」
アイくんは頷き、つるぎに手を伸ばし……かけて、勢いよく振り返りました。
その背中には、アイくんの知るように不意打ちの一撃が飛んできたのですが、アイくんが迎撃するまでもなく今まで息を殺していたホメロスが飛び出してきて魔弾を斬り伏せました。
横槍を一切考慮していなかったのか、あっさり霧散する闇の力。
剣を構えたはずのアイくんはそれを見てあっけに取られたようにぽかんとしました。
アイくんの視点には、自分を襲撃するかつてのホメロスの幻が見えていましたから。
もちろんわざわざ二年もかけて懐柔してきましたし、グレイグの伝言も聞いていますから今更ホメロスが闇堕ちして攻撃してくることなんて起こらないことだと分かっていたかもしれません。
それでも、確実に過去は変わったのをアイくんははっきり目にしたのでした。
これは大きな違いです。
演技派勇者アイくんがつい一瞬呆けてしまうくらいには、明確な変化だったのです。
ホメロスの好感度が闇堕ちラインを下回って(つまり好感度が上回って)いると大樹襲撃時にグレイグとともに現れ、闇の大樹もしくはデルカダール城でのウルノーガ戦に参戦してくれます。
が、このようにホメロスがわざわざ助けてくれる演出は、ホメロスの好感度MAXで、さらにこれまで一度も悪魔の子扱いされていない場合……つまりホメロス隊で周囲の好感度を上げている場合のみのレア演出。
その他のパターンでは「大樹の勇者ルート」同様アイくん自身が迎撃します。グレイグは助けようとしてくれない訳では無いですが(多分)、直接手を出して止めてくれるのはグレイグルートではなくホメロスルートの方なんですよね。
単純にNPCホメロスのすばやさ推定値がレベル30時点のシルビア以上カミュ未満だから対応できたんだと思いますが。
グレイグは典型的な重戦士ステータスですから、咄嗟に動けと言っても無理があるでしょうし。
「アイ、大丈夫か!?」
「とうとう本性を見せたな! 我らが王を騙る者よ!」
背中合わせで姿を現した双頭の鷲、かっこいいですね。
ここで選択肢が出ます。
『この隙に闇の大樹から力を奪え。ウルノーガに勝つためにはそれしかない。実行しますか?』
問いかけているのはアイくんなんですかね。
ここは「いいえ」を選びます。
「はい」を選んでもロスタイムがあるだけです。
大樹の力をそのまま吸い取るのは今試しても無理なんですよ。
アイくんは人間の枠は越えられず、大樹の根や苗木からパワーを多少奪うくらいしかできないのです。
大樹とかいう総本山からパワーを吸収するには事前準備が必要となります。
具体的には「勇者のつるぎ・改」が必要です。
そうこうしている間にウルノーガがモーゼフ王の肉体を捨て、正体を表しましたね。
カットイン後、前半戦ラストバトル……魔道士ウルノーガ戦です。
長くなるのでそれは次回にします。
それではご視聴ありがとうございました。
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