詰みゲーみたいな島(四国)に人類を滅ぼす敵として転生した百合厨はどうすりゃいいんですか?   作:百男合

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 四国のみんな、シコんにちは~!
 性的な意味でなくご無沙汰しておりますハメ。みんな大好きセキレイだパコ。
 本当は70話突破記念で出演の予定だったんだけど、物語が佳境に入ってお尻にいれた乾電池みたいシリ〇スから抜け出せなくなったので、空気を読んで控えてたハメ。
 ノーマルルートが終わってマ〇汁をジュルジュルして…もとい満を持してバッドエンドルーム解放パコ!
 今回のご主人と愛を育んだ映像を見られるのは誰なんだろうハメ。予想もつかないパコ。(タイトルを見ながら)
 それじゃあ、本編にイクゥウウウ! からアソコ濡らして待ってるハメ!

【caution】ヘテロ注意報【caution】
 主人公(星屑)は無性でそれが操る丹羽も無性ですが、作中にヘテロ表現があります。
 勇者部の女の子同士の百合イチャを期待される読者の方、またはヘテロ表現に著しいアレルギー反応のある方は読み飛ばすことを推奨します。
 よろしいですか? よろしいですね?
 では、本編をどうぞ。


【ヘテロ】バッドエンドルームへようこそパコ(東郷ルート)【注意】

 映像が終わり、室内が明るくなると友奈、東郷、夏凜、樹は風を見る。

 そこには耳まで真っ赤にした犬吠埼風が手で顔を覆ってうずくまっていた。

「今決意したわ。あたし、明吾を絶対に風と2人きりにさせない」

「そうね。妥当だと思うわ」

 夏凛の言葉に東郷がうなずく。それに「ちょっと!」と風が抗議の声を上げる。

「あれはその…気分が盛り上がっちゃっただけだから! 普段はその…健全なお付き合いをしてるし」

「健全ねぇ…。まあ、告白シーンだけ見ればいい話で終わったんだけど」

 先ほどの映像を反芻し、夏凜が遠い目をする。

「そのあとのアレ、すごかったね樹ちゃん」

「やめてください友奈さん。肉親と恋人のあんな光景、見てるだけで大ダメージなんですよ」

 小声でささやくように言う友奈に暗い顔の樹が返事する。 

 考えてみれば最愛の恋人と姉のある意味寝取られシーンを見たのだ。脳が破壊されないだけまだマシというものだろう。

 そう、勇者部5人は風と丹羽がお付き合いするに至るまでのシーンを見せられていた。

 その後に起こったR-18な光景も。さらに10月に入るまでに起こった風との複数回のラブイチャエッチも。

 てっきり告白シーンまでの軽いものだと思っていた勇者部面々の反応はすさまじく、自分の恋人と風が抱き合う寝取られシーンを見せられ発狂する者。自分と丹羽だけが知る秘め事を見られて同じく発狂する者。これはあくまで別世界線の彼だと必死に言い聞かせる者と様々だった。

 まさに生き地獄。修羅場。

 その行き場のない激しい感情はこの状況を作り出した元凶に向かう。

「この女子力(獣)! 性欲(獣)に改名しなさいよ! 初キスのあと即押し倒すとか信じられない!」

「ふざけないでよ夏凜! 女子力をそんなことに使わないで!」

 いや、そんな「勇者部5箇条をそんな風に使わないで!」みたいに言われてもやることはやっていたわけだし…と一同は白い目を向ける。

「風先輩。そう言われても仕方ないことをしてる自覚は持ってくださいね。なんで樹ちゃんもいる食卓で隠れて相互手…いたずらなんかを」

「あれはその…気分が盛り上がってつい」

 自分でもちょっとやりすぎたかな…と思ったエッチな内容を東郷の口から改めて言われ、風は小声でごにょごにょと言い訳した。

「みなさんはいいじゃないですか他人事なんだから。わたしなんて一緒に住んでるんですよ。今度から怖くてお姉ちゃんと明吾くんを2人きりになんてできません」

「樹⁉ そこはアンタの世界のアタシを信じてあげて!」

 顔を真っ青にしている樹に風が必死に訴える。

「そうだよね。私なんかより風先輩の方がいいよね。おいしいご飯も作れるし、頼りになるし、かわいいし。明吾君も私なんかより」

「友奈⁉ ちょっと東郷、友奈がなんかやばい!」

 静かにダークサイドに落ちそうになっている友奈に夏凜が気付き、東郷が必死に励ます。

「大丈夫よ友奈ちゃん。あれは別の世界線の丹羽君だから。友奈ちゃんが好きな丹羽君はあんなことしないわ」

「そう…かな? でも私、風先輩みたいに明吾君を満足させられてる自信ないから、嫌われちゃうかも。やっぱり、もう少し積極的になった方が」

「安心しなさい、友奈。アレは風の性欲が強いだけだから。明吾は基本性欲は…うん」

「なんでそこで言葉を濁すんですか! 不安になりますよ夏凜さん⁉」

 フォローしようとするが途中で目を逸らした夏凛に樹が叫ぶ。

 ひょっとして夏凜の世界線の丹羽は性欲が強いのだろうか。あんな写真もあったのだし。

 そんな混乱している状況を作り出した張本人。白い鳥の着ぐるみみたいな精霊は少女たちの反応を見て満足そうに言う。

『どうだったハメ? 自分たちと違う世界線でラブラブチュッチュしてるご主人を見た感想は?』

「〇ね、このクソ鳥!」

「最っ低!」

「明吾君明吾君明吾君」

「友奈ちゃんをこんな風にした責任、取ってもらおうかしら」

「あんなシーンまで見せるなんて聞いてないですよ」

 全員が殺気立ってセキレイをにらみつけている。

『アーッ! みんなのギンギンな視線だけでビンビンなボクはイきそうハメ! イっちゃいそうパコぉおおお!』

「樹、耳をふさぎなさい。耳が腐る」

「友奈ちゃんも。耳をふさぎましょうね」

 早速下ネタをぶちかまして来たセキレイに、保護者2人は手で耳を抑え、保護対象をしっかりと守った。

『ボクはみんなが見たいと言ったから風パイパイセンの世界線の映像を見せただけハメ。そんな風にメスガキをわからせする時の言葉責めみたいに感情だけで怒られる理由がわからないパコ』

「あたしたちは告白までのシーンでいいのよ! 別にその後のセッ…愛し合うところまでは見たくないの!」

 勇者部を代表して夏凛が言うと、セキレイは首をかしげる。

『え? むしろそこが1番の〇きポイントだと思うハメが。みんなはアレパコか? コンシュマー版で満足して、PC版を買わないタイプのエロゲーマーハメ?』

「アタシたちはそもそもエロゲーマーじゃないわよ! 未成年だし」

 セキレイの発言の根本的な部分を風がツッコむ。未成年なのにああいう行為をしていいのかという疑問はあるが。

『え? 18歳になるまでエロ本やエロゲーやらない聖人君子なんてこの世に存在しないパコ。樹ちゃんの好きな少女漫画でも平気でセック〇してるハメよ?』

「直接の描写はないでしょうが! いや、今は結構過激なのもあるし、そうとも言えないか…」

「しっかりして夏凜! ツッコミエースのアンタが疑問を持ったら多分この話は終わる!」

 勇者部唯一の希望が毒され始めているのを見て、風は危機感を覚えた。

『で、どうするパコ? 次は誰とご主人が付き合っている世界線を見るハメ?』

 その言葉に風と夏凜は固まる。

 確かに先ほどの映像は顔から火が出るほど恥ずかしく、他の勇者部メンバーにとって脳を破壊されかねない映像だった。

 だが自分だけ見られたというのもアレだし、自分も恋人が他の勇者部のメンバーとそういうことをしている姿を見て正気でいられるとは思えない。

 どうするべきか…。

「見ます!」

「ちょっと友奈⁉」

 風がどう答えるべきか迷っているとさっきまで闇堕ちしかけていた友奈が顔を上げ言う。

「風先輩への対策はわかったから、私もっと頑張る! それに私はもっと明吾君のことが知りたいから」

「友奈ちゃん、無理しないで。風先輩ので大分消耗しているでしょう」

 東郷の心配そうな言葉に、夏凜もうなずく。

 今の友奈はどう見ても無理をしていた。顔が青く血の気が引いているし、足だって震えている。

 だがそれでも見たいというのには彼女の強い想いがあるのだろう。

「セキレイって言ったわね。上映するのは告白までにしなさい。次にあいつとのその…エッチなシーンまで映したら」

『どうなるパコ?』

 セキレイの前に東郷、風、夏凜が並び立つ。

「蜂の巣にしてあげるわ」

「よくしゃべる舌を3枚におろしてからアタシの剣と夏凜の刀でみじん切りね」

「揚げ鳥、蒸し鶏、焼き鳥。好きな調理方法を選ばせてあげるわよ」

『は、ハメ―⁉』

 本気と書いてマジと読む3人の視線にセキレイは恐怖で縮み上がる。

『わ、わかったパコ。ご主人との××なシーンはカットして、放映するハメ。それでいいパコ?』

 その言葉に3人はうなずき、席に帰っていく。

「東郷さん、夏凜ちゃん、風先輩。ありがとう」

「お礼なんていらないわ友奈ちゃん」

「そうよ。別にあんたのためにやったわけじゃないからね」

「アタシはもう手遅れだけど、せめてアンタらの幸せな思い出を見せてもらうわ」

「みなさん」

 友奈のために再び1つになった勇者部に樹は感動する。

 ああ、世界線が違っても勇者部の絆は固かったんだなぁ。

『じゃあ、次は誰の世界線の思い出を見るハメ?』

「「東郷で」」

「東郷さんで」

「東郷先輩で」

「ちょっとみんな⁉」

 まあ、そんな絆も一瞬でほどけてバラバラになってしまうんだけど。

「や、だって友奈ラブの東郷がどういう経緯で丹羽とそういう仲になったのか気になるし」

 と風。通常ルートとは違い彼女のルートでは東郷が丹羽に対してどういう想いを抱いていたかは最後まで明かされなかったようだ。

「あたしはその、東郷のその身体で誘われたらさすがに勝ち目がないなって。もちろんあいつがそれで心変わりするような奴じゃないって信じてるけど」

「わかります。わかりますよ夏凜さん!」

 一方で夏凛の言葉に樹が同調していた。

「東郷さん、きれいだし、お料理上手だし。明吾君と2人だけしかわからないことよく話してるし。なんだか時々入っていけないような仲の良さがあるから、私なんかお邪魔なのかなって」

「友奈ちゃん⁉ そんなことないわよ友奈ちゃんは世界一かわいい! というかなんでそんなにマイナス思考なの?」

 風の映像を見てから彼女らしくないマイナス思考に陥る友奈に東郷は混乱しながらも励ます。

『アニメで1人だけ揺れる東郷さんパコね? 了解ハメ』

「なんか、言い方にすごい悪意を感じるわね」

「ですね」

 東郷のメガロポリスを見ながら夏凜と樹がつぶやく。この胸を別世界とはいえ自分の恋人が好きにしていると思うと腹が立つ。

 全員が席に着くと室内が再び暗くなり、目の前の画面に映像が流れ出す。

『それではよいドスケベライフを~!』

 

 

 

 東郷美森の意識は闇の中にあった。

 熱い。身体が灼けるようだ。まるで自分の骨が熱せられた鉄骨のようになってしまったように感じる。

 だがある瞬間からふっと楽になり耳から話し声が聞こえた。どうやら室内に自分以外の誰かがいるらしい。

 目を開ければそこは白い勇者服を着た1つ年下の後輩である丹羽明吾がいた。

『で…中にいた……倒しちゃった……ここ…助け…』

「そう…あり…ます」

 言葉が途切れ途切れにしか聞こえない。まだ身体が熱いせいだろうか。

 東郷は伝えようとする。先ほど受けた神樹を名乗る敵の存在を。そいつが告げた丹羽を人類の敵として滅ぼすように告げられたことを。

 だが身体は熱により相当消耗したのか、とても丹羽のいる場所まで声を届かせることができない。せめてもう少し近くに来てくれれば。

 思いが通じたのか、誰かと話していた丹羽がこちらに近づいてくる気配を感じた。まだ熱でぼんやりしている頭の中、東郷は必死に彼に伝えようとする。

「頑張ってください、東郷先輩。神樹の奴なんかに…うわっ」

 気が付けば彼を布団の中に引きずり込んでいた。

 鼻と鼻がくっつくほどの至近距離で2人は見つめあう。東郷の身体はまだ熱を帯びており、布団の中は東郷の匂いでいっぱいだ。

 その匂いにくらくらしながらも丹羽はなぜ東郷がこんなことをしたのか理解できず混乱する。その時ノックの音が室内に響いた。

「お嬢様? 美森お嬢様? お加減はいかがですか?」

 声と共にドアが開く音。東郷が起き上がり布団の中に丹羽を隠したままやってきた誰かと何事か話している。

 やがて「失礼します」という言葉と共にその人物が去っていく足音が聞こえた。

 助かった…のか? 丹羽が布団の中から東郷の顔を見上げようとするとパジャマに包まれたメガロポリスが邪魔で表情をうかがい知ることができない。

「えっと、出てもいいですかね?」

 声をかけると東郷が布団をめくってくれた。危うく見つかりそうなのを助けてくれたのだろう。

 ほっと一息ついていると丹羽に向かって東郷が手招きする。近づくと耳に手を当てられ、囁かれて背筋がぞわりとした。

「丹羽君、聞いて。私、神託を受けたかもしれない」

「東郷先輩、俺のことを憶えているんですか?」

「? ええ、もちろん」

 それから2人は話し合った。東郷が受けた神樹を名乗る神による信託のこと。勇者部の部員たちが丹羽の記憶を失っていることを。

 そして2人は協議の末、しばらくの間丹羽のことを知らないふりをするということに決定した。

 東郷はそれを嫌がったが、丹羽のことを憶えている東郷までもしかしたら自分のように四国を滅ぼす敵として追われることを丹羽が拒んだからだ。

「だから、東郷先輩。しばらくは俺のことなんか忘れて今まで通り勇者部の皆と一緒にいてください。バーテックスが来たときは助けに来ますから」

「丹羽君、あなたはどうして…どうしてそんなに私やみんなのことを大切にしてくれるの? こんなことになってまで」

 東郷は常に疑問に思っていたことを尋ねてみた。

「そんなの、俺が勇者部の皆のことを大好きだからに決まってるじゃないですか」

 なにを当たり前のことをという丹羽の言葉に、東郷の胸が痛む。こんな時にまで彼は自分たちに無償の愛を注いでくれている。

 それに自分はぜんぜん応えられていない。

「私は」

 だから、東郷美森は踏み出す。彼の想いに応えるために。誰よりも彼に近い理解者でいるために。

「私は丹羽君が大好きよ。たとえみんながあなたのことを忘れても、私だけは憶えている。だから」

「ありがとうございます。東郷先輩。じゃあ、俺はこれで」

 最後まで聞かず丹羽は窓を開け出ていってしまった。それと同時に複数の誰かが東郷の部屋に近づいてくる気配がする。

「美森お嬢様。救急車への搬送のご用意ができました。お運びいたします」

 お手伝いさんの声と共に入って来た大赦仮面をかぶった救急隊員がやってきた。そうか。彼はこの人たちが来ることに気づいて行ってしまったのか。

(どうか無事でいて)

 東郷は救急車で大赦が所有する病院に運ばれながら、そう願う。

 その後改めて部室を訪れた東郷が勇者部の皆が本当に丹羽のことを忘れていたり、双子座戦の後友奈と丹羽が己の信念をかけて戦ったりといろいろあった。

 丹羽はなんとか生き残り、勇者部の皆も丹羽の記憶を取り戻して神樹の神託が突然覆ったりといろいろあったが万々歳な結末を迎え、彼女たちは日常へと帰っていく。

 自分だけが彼のことを憶えていたという優越感から、東郷美森の心に大きくなりすぎた丹羽への想いを抱かせながら。

 

 

 

「ストーカー?」

「ええ。結構しつこいらしいわ」

 人類の新天地となった中国地方。夏凜からしばらく行っていない学校の様子を聞いた丹羽は東郷にそんな存在がまとわりついていることを初めて知った。

 丹羽は現在、中国地方をテラフォーミングしている人型のバーテックスと、人類代表である大赦と園子率いる防人隊との橋渡し役としてかつて広島と呼ばれていた大地を案内したり忙しい日々を送っている。

 讃州中学へはほぼ半月の間1度も復学していない。勇者部の面々と会えないのは少し寂しかったが、これが自分の役目なのだと思っていた。

 そこに先ほどの夏凛からの情報である。

「毎朝靴箱に手紙を入れて、休み時間に視線を感じるとそこにいるんですって。友奈が気付くとすぐいなくなって見たことはないらしいけど。それと勇者部の活動中にも」

「でも勇者部には犬吠埼先輩もいるでしょう。それに結城先輩がいればそんな奴」

 丹羽の言葉に夏凛は首を振った。

「2人ともそのストーカーを見たことがないんだって。あたしも聞いた時は東郷の妄想かもしれないと持ったけど、物証があったから。好きの文字だけで埋められたラブレターとか」

 苦々しそうに言う夏凜に丹羽は思う。そんなに心配することだろうか。

 たしかに百合の間に挟まる男の出現は丹羽にとって面白くないが、東郷の美しさを考えればそういう輩が出てくるのは遅すぎるくらいだと思っていた。

 だが親友というよりは夫婦なゆうみもの間に入る度胸があるのはよっぽどの自信家か空気を読まない奴しかいないだろうし、東郷はけっこうズバズバモノをいうタイプだ。告白を断って逆恨みされても友奈や風がそばにいるし、問題ないと思っていたのだ。

「その様子だと、あんた今東郷がどれくらい危ない目に遭っているかわかってないみたいね」

 そんな丹羽の表情から心を読み取ったのか、夏凜がスマホの画像を見せる。

「なっ⁉」

 そこに映された写真を見て丹羽は息をのんだ。

【好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き】

 筆圧の強い鉛筆で書かれた文字が便せんいっぱいに書かれている。

 それが5枚。これが毎日下駄箱に入っているのか。

 言葉で見るのと実物を見るのとでは印象がまるで変わる。その例を見せられた気分だ。

「それと、最近こういうのが入ってたらしいわ」

 夏凛は言葉と共にスマホの画像をスライドさせる。

 それを見て丹羽は拳を強く握った。

 そこには東郷の隠し撮り写真が入っており、どれも着替え中や下着姿のきわどいものばかりだ。

 同封された便せんには【いつも見ています】【大好きです。もっと美しい姿を見せてください】と書かれていた。

「これは…ちょっと洒落にならないでしょう」

「ええ。最近は友奈がなるべく一緒にいるんだけど、気配に敏感な奴なのか全然捕まらないらしいわ。風も頑張ってるけど、学校内ではそれらしい生徒も見つからなかった」

 となると外部犯だろうか。勇者部はボランティア活動で校外での活動も多い。足が治ってからは東郷も同行するのが増えた。

 美しい彼女が誰かの目に留まるのは当然かもしれない。それがたとえタチの悪い相手でも。

「大赦には」

「東郷美森はもう勇者じゃないからお助けできませんって。一応警察に届けることも考えたんだけど、東郷が大事にしたくないから断ったそうよ」

 なんだそれは。もう充分大事だろう。

 丹羽は今すぐにでも四国に戻り、東郷の元へ向かいたかった。だが、今の立場がそれを許さない。

「ねえ、丹羽。気付いていないかもしれないから言うけど、多分今回のこと、あんたにも原因があると思う」

 その言葉に思わず「え?」と丹羽は声を上げる。

「東郷にストーカーが現れたの、あんたが学校に来なくなってからなのよ。それまでは東郷に言い寄る奴はいてもここまで悪質な奴はいなかった。どうしてかわかる?」

 夏凛の言葉に思い当たる節がなく、丹羽は首を振る。それに夏凛は大きくため息をついた。

「あんたがいたからよ。少なくとも、あんたがいたことで勇者部の皆に対する男避けになってたのね。風は不本意だろうけど」

 その言葉にそうだったのかと丹羽はショックを受ける。百合の間に挟まる行為を避けるために勇者部と距離を置いた結果、こんな事態を招いてしまったのか。

「ねえ、あんた東郷のことどう思ってる?」

「どうって、大切な先輩ですよ。三好先輩と同じくらい」

「あたしと同じ? よく言うわよ。あんた東郷に特別優しく接してたわよ。自覚ないの?」

 夏凛に言われ、丹羽は口をつぐむしかない。

 確かに自分は東郷を気にかけていた。それは2年前鷲尾須美であった彼女を救えなかったという負い目からもあったが、それ以上に彼女に惹かれていたからかもしれない。

 事実、東郷がこんな危機的な状況にあるのに何もできない自分が歯がゆくて仕方ない。自分に対して怒りがわいてくる。

 なぜ自分は彼女のそばにいないのか。

 なぜ自分が守ってやれなかったのか。

 そんな思いではらわたが煮えくり返りそうなのだ。

『話は聞かせてもらった!』

 そんな思いを抱いて拳を強く握っていると、声が上から響いてきた。

 その姿に「ぴっ⁉」と夏凜の表情は固まり、緊張から硬直している。

 凹凸がなく性別がわからない成人ほどの大きさで特徴的な仮面をかぶっている丹羽の創造主、人型のバーテックスがそこにいた。

『丹羽明吾。ここはもういいから今すぐ四国へ帰れ』

「でも、それじゃあそのっち先輩と三好先輩、防人隊のみんなの現地調査の手伝いが」

『ばっかやろー!』

 人型のバーテックスが丹羽を殴る。さながらタ〇ガー・ジョーのように。

 手がさりげなくアタッカ・アルタになっていた。あいつ、本気でぶん殴りやがったのか⁉

『ここの紹介なら俺でもできる。でも勇者部の皆には…東郷さんにはお前しかいないんだろうが!』

 その言葉に雷が落ちたような気がした。

 そうか。確かにその通りだ。自分は何を迷っていたんだろう。大切な人のピンチだというのに。

「すまん、俺! じゃあ後のことは頼んだぞ!」

『おう、フェルマータ・アルタに乗っていけ。いつものところにつけてある』

 言葉を背に受けながら、丹羽は急いで巨大フェルマータ・アルタがつないである海岸を目指す。

 後に残ったのは人型のバーテックスと夏凜だけ。

『じゃあ、そのっちのところに行こうかにぼっしー』

「ひゃ、ひゃい⁉」

 フランクにあだなで呼ぶ人型のバーテックスにガッチガチに緊張しながら夏凛が返事する。

 なにしろ相手は大型バーテックスをおもちゃのようにぶっ壊した悪魔のような存在だ。戦いになったらまるで相手にならないのはわかりきっている。

 しかもこの灼熱の大地からこんな自然あふれる場所まで作り出したという底の知れなさ。夏凜としては力量を図り切れない未知の存在に緊張するしかない。

『ありがとう、丹羽明吾のことを気にかけてくれて』

 だからそんな雲の上のような存在が自分にお礼を言ったのだとはすぐに受け入れられなかった。

「え?」

『君たち勇者部の皆が優しくしてくれたから、多分あいつは丹羽明吾でいられた。それは俺も予想していなかったことで、すごい事なんだ。本当に感謝してる』

 言葉と共に頭を下げられ、夏凜は慌てるしかない。今や神樹と肩を並べる存在に個人的にお礼を言われるなんて、身に余る光栄だろう。

「そ、そんな別に⁉ あたしもあいつには助けられてるし、その。今回のことだってあたしには手に負えないからあいつに頼らざるを得なかっただけで」

『それでもだ。知らせてくれただけでも嬉しい。あいつが君たちに受け入れられている証拠だからな』

 その言葉に、ああ、この人は丹羽明吾が大好きで仕方ないのだなぁと思う。

 今までバーテックスをおもちゃ代わりにぶっ殺している怖い存在だと思っていたが、実は優しい人(?)なのかもしれない。

「遅いわよ三好夏凛。一体どこで油を…ってあなたは⁉」

 先に集合場所にいた楠芽吹と防人隊が、夏凜と一緒に来た人型のバーテックスの姿にどよめいている。

『ごめん。ちょっと話し込んでてね。これからは丹羽明吾の代わりに俺がここを案内するよ』

「そ、そうですか。ありがとうございます」

「なによ楠芽吹。あんたガッチガチじゃない?」

 さっきまでの自分を棚に上げ、夏凜が芽吹をからかう。

「し、仕方ないでしょ! あなたこそなんであんなのと一緒に…なにか失礼なことしてないでしょうね」

「あんたじゃないから大丈夫よ。あたしは完成型勇者なんだから」

 夏凛の言葉にカチンと来た芽吹がぐいと顔を近づける。

「どういう意味かしら、三好夏凛? 私はあなたほど軽率なつもりはないのだけれど」

「慇懃無礼って知ってる? 必要以上にクソマジメだと相手に不快な思いを与えるのよ」

「私はそういうところきちんとわかっているわ。あなたこそ勇者を引退したのにいつまで完成型勇者を名乗っているのかしら?」

 バチバチと火花が散り、それに「またか」と防人たちがため息をつく。

 夏凜と芽吹の言い争いというかプロレスじみたマウントの取り合いはいつものことだ。顔を突き合わすたびにこうなのだからもう恒例行事になっている。

 これに目を輝かせているのは2人…いや、1人と1体だけだ。

『にぼメブ、メブにぼ。ケンカップルはいいぞ。もっとやれ!』

「やっぱり防人隊と一緒ににぼっしーを連れてきたのは間違いなかったんよ。ビュォオオオオオ!」

 人型のバーテックスと園子が同じテンションで2人を見守っている。

 それを見て、やはり子は親に似るのだなぁと夏凜は思うのだった。

 

 

 

 四国にたどり着いたころには夜になっていた。

 丹羽は壁の外でフェルマータ・アルタを待機させて四国へと入り、白い勇者服のまま東郷の家へ向かおうとする。

 だが赤一色の空から真っ黒な星の瞬く空を見てもう遅い時間だから出直すべきかと考え直した。

 せめて連絡くらいはしておこうとスマホを開きラインで東郷にメッセージを送る。

「東郷先輩。丹羽です。四国へ戻ってきました。三好先輩から大変な状況だと聞いたので、明日お迎えに上がります」

 メッセージに既読が付くと共にスマホの着信が鳴った。相手を見ると東郷だ。

「もしもし? 東郷先輩」

「丹羽君なの? 本当に?」

 懐かしい声に思わず丹羽の顔がほころぶ。

 声は大分憔悴していたが、東郷の物だった。久しぶりに聞く声に、不謹慎だが丹羽は心躍るのを感じた。

「ええ、四国に帰ってきました。明日の朝からお家に伺って護衛しますので、もう大丈夫です。大船に乗ったつもりで」

「今来てくれない? あなたに会いたいの。すぐに」

 声は切羽詰まっていた。何かあったのだろうか?

「わかりました。すぐ向かいますね」

 理由は聞かず、東郷宅へ向かう。勇者服に変身していたのでものの数分でたどり着いた。

 チャイムを押そうとするとスマホに通知が来て、窓から入ってくれとメッセージが届いている。

 どういうことだろうか。首をかしげながらも跳躍し、以前東郷の部屋に忍び込んだ時のように窓をノックする。

「丹羽君!」

 鍵を開け、迎え入れた東郷は丹羽の顔を見るとひしっと抱き着いてきた。

「ただいま戻りました。東郷先輩、大変だったみたいで」

「うん、うん。ありがとう、ありがとう来てくれて」

 涙交じりの声の東郷を優しく抱きしめ、スマホをタップして変身を解くと背中を一定のリズムで叩く。落ち着くようにと願いを込めて。

「私、誰にも言えなかったけど、怖くて。友奈ちゃんを不安にさせたくないから平気なふりをしてたけどもう」

「いいんですよ。俺は東郷先輩が実は弱くて泣き虫なこと、知ってますから。思う存分甘えてください」

 丹羽の言葉に東郷の抱きしめる力が強くなる。決してもう離さないというように。

「樹ちゃんにも、駄目な先輩って思われたくなくてがまんしてた。風先輩にも、夏凛ちゃんにも」

「そうですか。がんばりましたね」

「うん。私、頑張ったの。今日丹羽君が来てくれなかったら、多分くじけてた」

 東郷の言葉に、改めて夏凜に感謝する。もし教えてくれなければ東郷はつぶれていたかもしれない。

「これからは、ずっと俺が守りますから。あなたを害するもの、害しようとするものからすべて」

「それは…その。告白、かしら?」

「へ?」

 その言葉に思わず驚き東郷の顔を見る。

 そこにはいつもの頼もしい先輩の表情ではなく、ただの臆病で恋する乙女の顔があった。

「ずっとずっと、前みたいに急にいなくなったりしない? 離れたまま、帰ってこなかったりしない?」

 顔を赤くし、こちらをうかがう姿に思わず抱きしめたくなる衝動を丹羽は必死に抑える。

 そうでないと強化版人間型バーテックスの力で彼女を壊してしまいそうだからだ。

「もちろんです。東郷先輩が嫌じゃなければ、ですけど」

「嫌なわけない! 丹羽君は…嫌じゃないの? 言っておくけど私、嫉妬深いわよ。この際だから言うけど、夏休みからそのっちと仲のいいことに正直面白くない気分だった。四国の外に行ったのだってひょっとしたらそのっちのことが好きだからじゃないかって、疑ってたんだから」

「そのっち先輩は恋愛対象というよりは同志です。東郷先輩は、その…かわいい女の子だと思ってます。俺なんかが隣にいるのが許されないくらい」

 その言葉に東郷は思わず笑ってしまう。

「あなたがいいの。あなたが好きなの。あなたじゃないと嫌なの。私のそばにいるのは、いてほしいのは」

「本当に、俺なんかでいいんですか? 自慢じゃないですけど、俺はバーテックスで、ただの百合厨ですよ?」

「関係ない。それも含めて丹羽君なんだから。あなたが人類の敵でも、私のこの気持ちはもう止められないわ」

 そう、たとえ神様だって自分たちの恋を邪魔するなら倒して見せる。

 あの時四国を守る壁を壊したように。

 そう告げると、丹羽は苦笑いする。冗談だと思っているようだ。東郷は本気なのにと頬を膨らませる。

「いいんですかね。俺、人類の敵なのに。人間で、勇者の東郷先輩といても」

「いいのよ。私がいいって決めた。それに私は元勇者で今はただの女子中学生よ」

 丹羽の言葉に、東郷が顔を近づける。

「文句を言う人がいたら、私が説得するわ。いざというときは武力行使も」

 窓から入る月の光が、2人の影が重なるのを映す。

「んっ……。それともこんな風に、自分から接吻をするはしたない女は嫌いかしら」

「いえ、その…大好きです」

 めずらしく狼狽している後輩に、東郷は笑う。

 痛快な気分だ。いつもは百合イチャ好きでとらえどころない彼を夢中にできたことを実感するのがこんなに愉快だとは。

「ねえ、丹羽君。さっきの、私初めてだったんだけど」

「俺もです。奇遇ですね」

「友奈ちゃんとも、まだしてなかったのよ」

「光栄です。するときはぜひ呼んでください。録画して家宝にします」

 百合イチャを諦めないその姿勢は恐れ入る。だが欲しかった答えではないので東郷は丹羽の正中線を3段突きする。

「初めての接吻をしたのだし、次にやることは何かしら? 丹羽君」

「次…次ですか? そりゃセーー」

「怒るわよ?」

 違ったらしい。握りこぶしに血管が浮いている。

「私、まだあなたに言うべき言葉を言ってもらっていないわ」

「いうべきこと? ……あっ」

 なるほど、頑固で真面目な彼女らしい。思わず丹羽は笑ってしまう。

「なによ、嫌なの? 私はこんなに好きなのに」

「いえ、自分にとっては当たり前のこと過ぎたので。東郷先輩が大好きなことなんて」

 その言葉に東郷の顔が真っ赤になる。不意打ちの告白には弱いらしい。

「そ、そうなの。言ってくれないとわからないから」

「そうですね。じゃあ、改めて」

 丹羽は東郷の目をじっと見る。

 瀬戸内の海のように深い青緑の瞳は見ているだけで吸い込まれてしまいそうだ。月光に映る彼女の姿はより一層神秘的に見えた。

「俺は、東郷美森先輩が大好きです。これからは誰よりも何よりもあなたのことを優先します。だから――あなたが俺を嫌いになるまで、そばにいさせてください」

 その言葉に、東郷は丹羽の手を取り応える。

「誓います。私、東郷美森は大好きな丹羽明吾君のことを愛することを。ずっとそばにいて、あなたに嫌われないように」

 東郷の言葉に丹羽は首をひねる。

「いや、俺が東郷先輩を嫌うわけないじゃないですか。誓いの内容がおかしいですよ」

「それを言うなら私もよ。私が丹羽君を嫌うなんてありえない。丹羽君こそ誓いの言葉を変更して頂戴」

 じっとにらみ合った後、同じタイミングで2人は笑った。そしてこう誓いの内容を変える。

「私たちは2人が大好きなまま愛し合う限りずっとそばにいます」と。

 

 

 

 さて、ここで話が終わればハッピーエンドなのだが物語には続きがある。

 ここから先を読むのは自由だ。幸せな気分で読了したいのならば引き返すのをお勧めしたい。

 警告はした。さあ、続きをどうぞ。

 

 

 

 東郷美森は自分のベッドで眠る丹羽の顔を優しく見つめる。

 新天地から四国まで移動するのによほど精神力を使ったのか、東郷がベッドを勧めるとすぐに眠ってしまった。

 以前バーテックスである自分は眠る必要がないと言っていたのを思い出し、試しにお茶に睡眠薬を盛ったのが効いたのかもしれない。要検証だ。

 ようやく見ることができた愛する者の無防備な顔に、東郷は笑顔を浮かべる。

 やっと彼が自分の元に帰ってきてくれた。

 この日のために自分は準備してきたのだ。いもしないストーカーの話をでっちあげ、ラブレターを筆跡を変えて書き、隠し撮り写真を作って。

 精霊がいれば写真はもっと簡単に準備できたのだが、いないものは仕方ない。スマホを大赦に返したのは失敗だったかもしれない。

 なにしろあれがあればもっと彼のために働けるのだ。神樹や大赦が再び彼の敵に回ったときのために、自分も戦う手段は持っておいた方がよかったかもしれない。

 だが、今の何もできないか弱い少女だから彼も帰ってきてくれたのかもしれないと思い直し、東郷美森は自分の計画を振り返る。

 まず自分は架空のストーカーの話を作り上げ、風に相談した。

 彼女は義理堅い人間だ。同じ部活の人間がストーカー被害に遭っていると知れば仲間に相談して対処してくれることは目に見えていた。

 あとは夏凜にまで話が行くのは時間の問題だった。そして夏凛が新天地にいる丹羽を四国へ帰るように説得するのも東郷の目論見通りだ。

 彼が自分を心配して戻ってくるための物証づくりは簡単だった。あれで彼が帰ってこなければ思いに応えてくれないと逆上したストーカーにカミソリが入った手紙で指を切ったり髪を切られたりする演出まで考えていたが、それには至らなかったようだ。

 東郷としても長い黒髪を切るのは抵抗があったからほっとしている。ショートカットのほうが彼が好きだと言うならすぐ切るつもりだが。

「帰ってきてくれてありがとう、明吾君」

 東郷は愛しい彼の名を呼び、まぶたの裏に接吻をする。よい夢が見られるようにとのおまじないだ。

 これから自分たちは夢のように幸せな未来が待っているのだから。

 そのためには、彼を絶対に離してはいけない。

「絶対に、もうどこにも行かせない。誰にもあなたを傷つけさせない。たとえ友奈ちゃんでも」

 そう、東郷はずっと後悔していた。あの時、友奈と丹羽が互いの信念をかけて争った時のことを。

 なぜ友奈の四肢を撃って行動不能にしなかったのか。

 あの時はまだ丹羽と友奈が同じくらい大事で、踏ん切りがつかなかった。

 だが今ならわかる。自分は友奈より丹羽の方が大切だ。だって、この計画をしたとき友奈が悲しむ可能性なんて一切頭をよぎらなかったのだから。

「ずっと、ずっと一緒よ。愛しているわ。明吾君」

 死が2人を分かつまで、あなたを愛し続ける。もちろん、あなたも私を愛してくれるわよね?

 そんな想いを抱いて、東郷美森はようやく手に入れた幸せと平穏をかみしめるのだった。




 愛が、愛が重い。
 自作自演のストーカー被害で気を引こうなんてかわいいなぁ東郷さんは。
 ちなみにストーカーに見せつける目的で部室で既成事実を迫る東郷さんのシーンは3人の脅しによりカットされました。
 
 東郷美森ルート確定条件
〇9月までに親愛度がmax。
〇友奈の信頼度がmax。
〇友奈ちゃんファンクラブ結成イベント達成。
〇夏合宿で東郷の水着をほめる。
〇夏祭りで東郷の浴衣をほめる。
 東郷さんは友奈の親愛度、信頼度を上げるためのイベントのお邪魔キャラでもありますが、その際ちゃんと彼女の信頼度、親愛度も上がっています。
 友奈とくっつかないように行動していたはずなのに気が付けば彼女のルートに確定していたというプレイヤーも多いはず。
 特に【友奈ちゃんファンクラブ結成】イベントは友奈攻略に必須なイベントですが、東郷との仲が良くなると彼女の家に泊まることもできます。
 プレゼントにはプラモデル。話題は軍人、歴史などが効果的。隠しルート、国防仮面ルートへ行くには彼女の国防エピソードを全て聞く必要があります。
 ヒロインの中で唯一サブクエスト「樹ちゃんのお願い」で好感度が増減しないキャラクター。
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