職員室から陸上部の名簿を印刷するのに大分時間が掛かった。
まさか休日である事が災いして職員室に教員が一人しか居ないとは思わなかった。
そいつに色々と訊いて陸上部の顧問の机を教えてもらって漁る事を黙認してもらったのはいいが、如何せん書類がどこにあるか分からなかった。
おかげで必要以上に漁ってしまった形跡を消したりと随分と手間がかかったが、無事名簿を手にする事は成功した。後はこれを参考にしながら、保健室で体育テストの結果を漁っていく。
そんなわけで保健室前まで戻ってきたのだが、そこにはランが一人立っていた。ランには保健室の中で待っているように伝えた筈なんだが。
「ラン……どうした?」
「――――あ、マスター……」
名前を呼ばれ、ランは顔を上げた。――――その表情を見て、俺は思わず駆け寄ってしまう。
こっち側ではっきりと俺を『マスター』と呼んでしまった不注意さ。そしてその沈んだ表情を見れば、何かあったのかは疑うまでもない。俺が職員室に行っている間に上桐に何か言われたのだろうか。
「どうした、何があった」
くそ、やっぱりランを一人にするんじゃなかった。
見た所ランの身体には外傷は無い。上桐の性格を考えても、暴力を振るわれたわけではなさそうだ。
そもそもあいつは言葉でも人を傷付けるような性格じゃない。だとしたら何を言われた。
ランは俺を見上げ、苦笑いをしながら言ってくる。
「待ってください。マス……芳乃君、何か早とちりしてませんか? あたしが外で待ってたのは、上桐先生が帰ってしまったからです」
「帰った? と言うか、上桐なんてどうでもいいんだが」
「何か用事があるとかで……あれ、その事じゃないんですか?」
どうやら俺もランもお互い早とちりしているらしい。落ち着く必要がありそうだ。
俺は一度咳払いして仕切り直す。
「……俺が気にしてたの、お前が暗い表情して待ってた事なんだけど」
「あたしはてっきり、外で待ってた事を変に思ったのかと」
外で待ってた理由は今聞いた。上桐は帰ったらしい。さっきも言ったがそんな事どうだっていい。
問題はランが暗い顔をしていた事だ。俺が知る限り、ランは何も無しにそんな顔はしない。
「それにしてもあたし、暗い表情してましたか?」
ランはこちらを見て首を傾げている。どうやら自覚は無かったようだ。……もしかして大した事じゃないのか?
そうであればいいのだが、現実はそう甘くはないようだ。俺が頷いて返すと、苦笑いすら浮かべずにランは俺を見る。
そして数秒、まるで過呼吸の様に声にならない息を繰り返した。負担を感じるのか、
自分が暗い表情をしていた理由を確かめていたのだろうか。そして唇を結んで何かを呑み込み、ゆっくりと口を開いた。
「芳乃君に訊きたい事があるんです。あたし、これを訊いたら芳乃君に嫌われてしまうかもしれません。それでも……訊きたい事が、あるんです」
「……ラン」
絞り出すような声に、俺はランの名前を呼ぶしか出来なかった。
上桐とどんな会話があったのかは知らない。だが、こうして俺に訊きたい事がある以上、俺の話をした事は間違いないだろう。
あるかどうかも分からない俺にとって踏み込まれたくない領域に触れる事を、ランは恐れている。そうして不安に揺れる薄青の瞳をどうにかしてやりたいと思うのは、俺の傲慢だろうか。
「マスターを知る為に、きっと訊かなきゃいけない事ですから」
ランは弱々しく俺の左手の人差し指と中指を握ってくる。ランは不安になるとこうして触れたがる癖があると、慰霊塔の一件で知った。心細さを人と繋がる事で解消したいと思うのは珍しい事じゃない。
……指摘した事で不安を自覚させてしまったようだ。俺のデリカシーの無さを今回ばかりは恨んだ。
「芳乃君」
俺を呼ぶランの声。
そうして俺の名前を呼ぶ事にどれだけの勇気が必要だったのだろう。
「――――どこか、落ち着いてお話が出来る場所に行きたいです」
勇気を振り絞らせた俺がそれを拒む事は許されない。
切なさを堪えるような言葉に、俺はランの指を握り返して答えた。
◇
マスターが連れてきてくれた場所は屋上だった。
亡者の学園では“月に笑む少女”が居た場所。今までの経験から言えば、放課後にここに向かえば“月に笑む少女”の基になった生徒が居る筈だ。
でも、マスター曰く“月に笑む少女”は魂ではなく幽霊らしい。幽霊には戻るべき肉体がない。つまり生きてはいないのだから、放課後に来ても誰も居ないだろう。あたしも、彼女が生きているとは思えない。血に塗れ、貌のない潰れた顔。仮にあれが反転した誰かの魂だとしたら、いったいどんな願いを持ってしまったのか想像もつかなかった。
まぁ、それも考え過ぎなのは分かっている。この屋上は立ち入り禁止だ。ここに入る時だって、あたしが解錠しなければ扉は閉ざされたままだった。鍵が開けられないのだから、誰も放課後には屋上に入れない。
だからここには誰も来ないのを分かっていて、マスターは屋上を選んだんだ。
「……訊きたい事って何だ」
マスターはあたしに問いながらフェンスに寄り掛かって座る。
その姿がやけに慣れているように見えた。その理由もきっと、あたしが知らない事。
あたしはマスターと同じように、フェンスを背凭れにして座る。マスターとの距離は拳二個分ぐらい。……これぐらいが、今のあたしには精一杯。
「えっと……」
上手く言葉が出てこない。マスターに訊きたい事ははっきりしているのに、口にする勇気が中々湧いてこない。
さっきは何とか話をする事が出来たのに、一度仕切り直してしまうとこんなにも難しい。
何度か声に出そうとして、息だけが漏れる。極度に緊張しているのが自分でも手に取るように分かる。
いっそ無かった事にしてしまいたい、なんて最低な事が頭に過った時。――――ぐいっ、と。あたしの身体は引き寄せられた。
「……マス、ター?」
ぽすり、と全く抵抗せずにマスターの腕の中に収まったあたしは、突然の事に心臓を高鳴らせながらマスターの顔を見上げる。
マスターは相変わらずの仏頂面だけど、そこに保健室を出ていった時の様な不機嫌さは感じられない。
二人で居る時にあたしからマスターに触れる事はあっても、マスターの方から触れてくる事は殆ど無かった。一度だけあった慰霊塔の件は、あたしの様子があまりにもおかしかった。あのままではどこかに行ってしまうかもしれない相手を捕まえておくには、ああするしかなかったのだろう。
つまりこれは、初めてマスターが自分の意思であたしに触れてくれたという事だ。
でも、どうしてなんだろう。マスターの意図を考えるあたしに、マスターのどこか優しい声音が頭上から聞こえてくる。
「……いいか。これは報酬だ」
「報酬?」
突然飛んできた取引に使う言葉に、あたしは首を傾げた。
マスターはゆっくりと、あたしに言い聞かせるようにいつもの屁理屈を告げてくる。
「お前はジャックナイフとアリスの二人を助けた。その分だよ。元々あの事態の解決は協会の依頼だ。解決の暁には俺には協会から報酬が支払われる。そこにお前への報酬は無い。だったらお前への報酬は俺が用意しなきゃならない。……何だって訊いていい。嫌いになんかならない。約束する」
その言葉がおかしかった。本当にマスターは女の子を慰めるのが下手くそだ。人の背中を押すのに出てきた言葉が『報酬』だなんて。それに理屈をこねた末に『約束』なんて言葉を使ってしまったら、今までの理屈が台無しだ。
だけど、マスターがあたしの事を想ってこの言葉を掛けてくれたのは分かる。
あたしがどんな事を訊こうとしているかも知らないのに、マスターは受け入れてくれた。
「……ありがとうございます、マスター」
マスターの腕の中で思わず落ち着いてしまって、さっきまで感じていた緊張はどこかに行ってしまった。あなたの声は、あたしを落ち着かせてくれる。
はっきりとマスターの目を見る。いつもあたしを見てくれる鉄色の瞳。怖くない。マスターは約束を破らない。
「マスターのお友達の事、上桐先生から聞いてしまったんです」
そう言った瞬間、マスターの身体が強張るのが分かった。
あたしが今からする話がマスターにとってどんな話なのかも、それで分かってしまった。
あたしは、マスターの制服をぎゅっと握る。せめてあたしの存在が、マスターの心を繋ぎとめてくれるように願って。
「上桐先生を怒らないであげてください。あたしがマスターと上桐先生の話でおかしい所に気付いてしまっただけなんです」
「……分かってる。即興で吐いたせいで口裏合わせが足りなかった。お前が偶に勘がいいって事を失念してた俺のミスだ」
マスターは小さく息を吐いて何かを堪えていた。それはきっと言葉では言い表せない程の複雑な感情で、マスターがきっと抱え続けていた事。
「
「あぁ。……話の方は大体上桐から聞いているんだろ」
あたしは頷いてマスターの言葉を肯定する。
「マスターの人付き合いの酷さとか、色々と聞きました」
「その辺りから聞いてたのか。酷かっただろ。まぁ、今でもそんなに変わらないけどさ。流石にテンプレートを張り付けるのは止めたけどな。あんなの人間同士が行うやりとりじゃないぜ」
まるで他人事の様に容赦なく自分を貶すのはいつも通りだけど、その言葉には懐旧の意が込められていた。
あたしの知らないマスターを聞く度に遠く感じてしまう錯覚を受け入れる。
知らない事は事実なんだ。だったら知っていけばいい。マスターも『これから一緒に居たら分かる』って言ってくれた。
だからあたしは訊く。マスターがあたしの事を嫌わないって言ってくれた安心感に甘えてしまうような勇気の無いあたしだけど、訊かないで後悔だけはしたくないから。
「桜さんが今はこの学園に居ない理由も……聞きました」
「……知らない方がいいと思った。だから騙した」
マスターがあたしの事を考えて隠した事は分かってる。あたしにとって知らなくていい事で、その方が幸せだと思ってくれた事も。
その隠し事に気付いたのはあたしだ。全ての責任はあたしにあるから。だから……そんな申し訳なさそうな声を出さなくていいんですよ。
そして、気付いてしまったもう一つの事。あたしが知らない直近のマスター。
「……あたし、思ったんです。マスターはあたしを召喚するまでの二週間の間、亡者の学園で桜さんを探していたんじゃないかって」
「――――、」
マスターが言葉に詰まる。それが答えだった。動揺の仕方が、図書室で上桐先生の名前を初めて出されたマスターによく似ていた。それだけでマスターにとって大事な事だって分かった。
だから、あたしはマスターと見つめ合った。別に甘い雰囲気とかじゃなくて、見つめる事でマスターの揺らぎをどうにかしたかった。
お互いがお互いにぐらついた時、どうにかするって約束した。マスターはあたしを支えてくれる。だからあたしはマスターを支える。
暫く見つめ合っていると、マスターは観念したように小さく笑った。
「――――いや、参った。お前は俺の想像を悉く超えていくな」
マスターが落ち着いてくれたのはいいんだけれど、これは褒められているんだろうか。
疑問に思ったけれど、マスターは一応褒めたつもりでいたみたいだ。子供の成長を見守る親の様にこちらを見て、子守唄を歌うように自分の過去を語ってくれた。
「……そうだよ。俺はお前を召喚する前の二週間の間、桜が亡者の学園に登校していないか探していたんだ。七不思議達が誰かの魂だって判明する前――登校する奴等全てが幽霊だと思ってた頃、俺はずっと桜が登校して来ないか見張っていた。緑の靄達が慰霊塔から登校したり、百四十年前の事故の被害者だって事に気付いたのも全部そのついでだ」
「……マスターはそんなにも、桜さんに会いたかったんですか?」
マスターの唯一の友達。応答が固定されたマスターを変えた人。
他にも色んな思い出があった筈だ。そんな大切な人にもう一度会いたい。その想いを誰が否定出来るだろうか。
――――けど、マスターは首を横に振る。想いは温度の無い瞳で魔術師として振舞うマスター自身に否定された。
「逆だよ。登校してこない事を確認したかったんだ。あいつは満足して死んだって事実が紛れもない真実なんだって、確かめたかっただけなんだ」
「満足って、どういう事ですか。事故で死んじゃったお友達なんですよ? 言いたい事だって、話したい事だって、まだまだあった筈でしょう?」
あたしの疑問に、マスターは「あぁ、そういえばそういう事になってたな」と呟いた。
その物悲しそうな呟きに、あたしはまだこの話には続きがあるのだと悟った。
「俺が確かめたかったのは、あいつがこの世に何の未練も無いかどうかだけだった。自殺した人間が未練を残すなんて、笑い話にもならないだろう」
「……え?」
何て事も無しに告げるマスターの言葉。あたしはそれに驚きを隠せない。
どうして。上桐先生は交通事故だと言っていた。上桐先生が嘘を吐くとも思えない。嘘を吐いたり騙したりするのはマスターの専売特許の筈だ。
この学園の養護教諭である上桐先生が知らないのなら、他の教員や生徒の皆だって知らない筈だ。
――――そこまで考えて、あたしははっとした。
「……あの、マスター。この屋上ってどうして立ち入り禁止なんですか?」
「創設以来立ち入り禁止だ。そういう事になっている」
どこか遠くを見たマスターのその言葉が答えだった。
『そういう事になっている』なんて言葉、事実とは違うって言っているようなものだ。
マスターの屋上のフェンスに寄り掛かって座り込む動作がやけに慣れているように見えた理由。
屋上が立ち入り禁止になった理由。桜さんが事故ではなく自殺で亡くなって、尚且つマスターだけが自殺である事を知っている理由。
それぞれの理由に辻褄が合うように考えれば、導き出される答えは一つしかない。
「そうだよ」
声に出していないのに、マスターはあたしの考えている事なんてお見通しだった。
「
何でもないように、表情すら変えずに淡々とマスターは告げる。
事実、マスターにとっては何でもない事だと認識されているんだろう。桜さんが目の前で自殺して、それをマスターが交通事故に歪曲させた。言葉にすれば本当にこれだけなんだから。
……だけど、マスターは分かってない。たったそれだけの言葉に、どれだけの想いが詰まっているのかを。
「マスター。……今日は、あたしと一緒に眠りましょう?」
大胆な提案をすると、マスターはあたしを見てくれた。
魔術師としての冷たい瞳はどこへやら、鉄色の瞳は微かな驚嘆を添えてあたしを映している。過去を生きていた桜さんじゃなくて、今を生きているあたしを。
◇
「え、と。それじゃあ、失礼します」
「好きにしろ。俺は俺で勝手に寝る」
夜になって、マスターが晩御飯や入浴その他諸々を済ませた後。
マスターが布団に入ってさっさと寝ようとしているので、お昼にした約束通りあたしも布団に潜り込む事にした。
マスターは壁に身体を預けるように布団の端っこで眠るのが好きみたいで、布団の真中で眠る事は殆どない。
壁の方を向くか向かないかは気分みたいで、今日は向かない気分のようだ。
当然あたしと向かい合う事になっているけれど、マスターは何一つ気にする素振りを見せず瞼を閉じていた。
……まぁ、マスターはそういった感情が薄いのはよく分かっている。あたしはマスターと契約した精霊で、マスターはあたしと契約した魔術師。言ってしまえばそれだけの関係だ。
近くに感じてどきどきしているのはあたしだけ。これは出会った時から変わらない。
あたしはこの眠気を吹き飛ばしてしまう程の緊張を誤魔化すように、マスターに話し掛ける。
「本当に今日はあのまま帰ってしまって良かったんですか?」
「いいよ、別に。名簿も手に入れたし、明日も休日だけど陸上部は部活があるらしい。顧問の机に予定表があった。明日一緒に調べれば結果は変わらない」
あたしとマスターの会話の通り、あれから保健室に戻る事はせずに帰ってしまった。
帰ろうと提案してきたのはマスターの方からだった。マスターが職員室に行っていた事と、あたしとマスターの屋上でのやり取りで意外と時間を使ってしまったかららしい。
確かに晩御飯の材料のお買い物もあったので時間的にも丁度良かったのだろうけど、きっとそれだけが理由じゃない。
「晩御飯は美味しかったですか?」
「美味いとか不味いとか気にしないけど、食べ応えはあった」
それは当然だ。ブロック携帯食を五分足らずで食べ終わってしまっているのに比べたら、鍋物の満足感は天と地の差だろう。
これでいつもちゃんとご飯を食べてくれるようになってくれればいいんだけど、性格から考えて事件を解決するまでは無理なんだろうな。
「お前は食べなくて良かったのか?」
「あたしはマスターからお昼代を貰ってますから。マスターが食べる分が減っちゃうぐらいなら、あたしは我慢します」
「何だそりゃ。結局我慢してるのかよ」
目を瞑ったまま呆れるなんて器用な事をするマスター。
だけど、呆れた後は表情には出さず色々と言いながらも優しくしてくれる。
「……まぁ、それならいい。お前、もう平気か?」
「……え、何の事ですか?」
マスターが何を訊きたいのかよく分からなかった。
あたしの返しに、マスターは瞼を開けて怪訝そうな表情をした。
「お前がこうやって甘える時は、大体何かしら不安がってる時だ。だからまだ何か不安を抱えてると思ったんだが……違うのか」
そう言われて、あたしは面食らった。
マスターが言っている事は間違っていない。あたしは不安になるとマスターに傍に居てほしくなるし、触れていたくなる。
あたしがそうやってマスターに甘えてしまっているのを理解していて、それでも拒まないでいてくれるのは嬉しかった。契約した義務とかあーだこーだ言われそうだけれども、嬉しいものは嬉しい。
だけど、今回はそういう事じゃない。
「いいえ。もう何も不安じゃありません。マスターが約束してくれたから、大丈夫です。……心配してくれてありがとうございます、マスター」
「……取り越し苦労か。慣れない事はするもんじゃないな」
なんて言いながら、マスターは安堵したように目を瞑る。
どうやら今度こそ本当に眠る気になったようだ。今までずっと気にさせていたのは悪いと思うけれど、嬉しいとも思ってしまうあたしは子供なのだろう。
「マスター。今日はいい夢が見れるといいですね」
「夢なんて見ても思い出せないよ。ここ最近はずっとそうだ」
そう返した暫く後。漸くマスターは寝息を立て始めた。
普段は直ぐに眠ってしまうのに、今日は寝付くまで大分時間が掛かったみたいだ。
活動するエネルギーをマスターのお昼代で賄っているあたしは眠る必要がない。
……普段は途中で眠ってしまうけれど、今日は眠らずにマスターを見つめていたかった。
人物メモ
魔術師。
ランチ
お昼代で契約した精霊。
偶に発動する勘の良さで屋上が立ち入り禁止である理由に辿り着いた。
一緒に眠りたいとか色々心配させておいて――――心配させてるのはお互い様です!
今は亡き少女。今年の二月に死亡。
表向きは交通事故で他界した事になっているが、実際は