職業:元巫女の少女へ、艦隊を指揮する気はありませんか?   作:月見ノ猫

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マガ=サンにブラック鎮守府を立て直したらどんな感じになるのかな?という脳内妄想垂れ流し作品です。


#1 親方!空から女の子が!なんて言うくらいだから海から女の子が飛んできても今更問題ないだろう?

―今日も、また醜く卑しい臭いを放つコレをまた気持ちよくさせるために手を動かし腰を振り、火傷しそうなほど熱いものを体内に流し込まれる…

流し込んでも物足りないのか私の中をえぐり、精神をゆっくりと熔かし、やがて私は現実を受け入れたくなくて、物思いにふける…

私は海で戦いたかったのに…なぜなのですか…

何故、このような扱いを受けなければならないのでしょう…

嫌なのに、体は耐えられず男性を喜ばす様な声を上げ、さらに欲するかのように腰を動かし、相手が満足するまでひたすら、唯々、淫獣の如く性を求める…

これが、私の運命なのでしょうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―私が目を覚ました時、居たのは青く澄み切った空の上だった。

雲もなく唯々蒼い。このまま私の体も溶けてしまえばいいのにとも思った。

だが、私が溶けてしまえば空に禍根が撒き散らかされる。

(こんなにも自由にも見えて、私の場所はここにもないものなんだな…)

分かり切っていた事実、人妖魑魅魍魎ありとあらゆるものの、禍を収束し、凝縮し、その凝縮したモノの器として、ある巫女を複製し、そしてその器に禍を埋め込んだもの。

それが私という存在だから。

いるだけで災禍をまき散らしかねない大災厄。

それ故に、いかなる世界を跨いでも跨いでも。

嫌悪、畏怖、排斥…数えきれないくらいに虐げられてきた。

だからこの世界に来た時私はすぐに空へと飛んだ。

空に人はいない。

いるのは無垢に飛ぶ鳥類たち。獣たちは自然と強者が現れるとその場から立ち去るその修正を知っていた私は空を永遠に自信の住む場として消えた。空気は多少薄いが、死ぬことはない。

おまけに声も…

どう、して…何故…

いや、聞こえた。こういう声ばかり私は鋭い。まるで覚り妖怪の様に声にせずとも聞こえてしまうのだ。

(また、煩わしい声が…)

この声、というよりかは発言だろうか。とにかくコレが嫌いで嫌いで仕方がない。聞き慣れても腹の虫が悪くなってくる。

声を消すために、私はいったん空から墜ちる。

静かに、ただ何者にも追われない。そんな安息を求めるために。

 

 

海辺をすべるように飛ぶ。

意外なことに私はこの水を切るような飛び方に一つの快感を覚えていた。

だがあの煩わしい声を消さない限り、久々の、この高揚感もまた陰鬱なものへとすぐさま変わってくる。

「…あそこ、か?」

声を出すほどの違和感を私は覚えた。恐らく声の元凶が此処いるのは確実なのだが。

此処と言った場所は、何処ぞの吸血鬼が住んでいそうな豪奢な館のような建物だったのだ。

こんな成功者の様な館から煩わしいあの声が聞こえるものなのか?気のせいではないのか…?そう私自身に疑問を投げかけたが

…もう、もう…何故…私たちは…

煩わしい声は先よりも鮮明に聞こえてくる。

おまけに顔が火傷したかのよう急激に熱を持つ。まるで焼き印を入れられている様な、そんな感じだろうか。

暑さと痛みはものの数瞬で消え去るが。水面に移った自身の顔を見ると忌々しい、まるで地獄に堕ちた愚者が受ける業火のような、そんな痣が右顔に浮かび上がっていた。

さらに右目の白目だった部分は黒く染まり、黒目の部分は血の様などす黒い赤い色に変わっている。

無意識のうちに相対するものを殲滅するための準備を体がしていた様だ。私の意思に関わりなく作り変えるものなのだから迷惑でしかない。

まぁ、何かあってもこの体なら常人に殺されることはないからまだ良しとしよう。

水を切るような滑空を止め一度体を宙に浮かせながら体制を整え、ゆっくりと静かに地面に降り立つ。

降り立った岸は大型の船なら十分停泊できる、例えるなら港のような構造になっていた。

周囲を見渡すと館の裏手は大きな山林に囲まれ、手前は海。自然に囲まれて過ごしたいものからすればこの上なく最高の立地条件下の建物だと思った。

煩わしい声は相も変わらず自らの境遇を嘆くような台詞をつぶやき、途切れ途切れで聞こえてくる。

眺めていた海に背を向け館の方に体を向けると…

「…っと?」

目の前には長い鉄砲を私の顔に向けるそれなりのナリをした男が二人いた。

恐らくこの館の警備員か何かだろう。

「…とりあえず、その玩具を下ろしてもらえるか?生憎と、遊ぶ暇はないし遊ぶ気も無いのだが?」

「何が玩具だ、生意気ぶりやがって。むしろお前の方が俺たちにとっちゃあ玩具なんだけどなぁ?」

「私が?人を玩具扱いとは、大層な身分の様だと見たが?」

「けっ、【KAN-SEN】ごときが舐めた口を」

かん、せん?はて、いったいそれは何だ?だがどうやら私はまず間違いなくその【かんせん】とやらに勘違いされているという事だけはわかった。

「ほう?その、かんせん。とやらと勘違いされているようだが。生憎様、私はそんな得体のしれないものの一味ではないのだが。それに用事もある。悪いがソレをどけて道を譲ってくれ」

あくまでここで争わないよう丁寧に、だが男二人が見つめるまるで蔑む様な眼が気に入らない故についつい少し語気が荒々しくなりながらも声音だけは優しく言ったつもりだったが…

「はぁ?お前みたいな上玉、だぁれが逃がすかってんだ。おい、縛り上げろ。いいおもちゃが入ったぞぉ」

―おうよ。

と、先まで口を全く開いていなかったもう一人の男が縄を持ち私を拘束しようとする。

先まで私と話していた男は青髭まみれの不清潔な醜い面を歪ませながら。私をどうしようかと妄想に更けながら脅すように銃口を私の額にあてる。

流石にこれには少し驚いたが

(仕方がないが、せーとーぼーえー…とやらを使わせてもらうか)

と、思いついたので。とりあえず…

【鉄砲を手で折ってやった】

―べギ…っ!重々しい見た目永久裏腹に案外軽い音で壊れるものだと驚いていると。

目の前の男は驚きに目を丸めたのもつかの間、目と鼻の先にあった柱に取り付けられていたボタンに手を伸ばしていた

―ゥゥゥゥウウウウゥゥゥゥ!!

ボタンが押されたのもつかの間、けたたまし音とともに何人もの警備兵が館からやって来る

「KAN-SENが反逆しやがった!!」

「っち、だからしっかり調教しとけと…!」

「とりあえずさっさととらえて教育させるぞ、指揮官にばれたら俺たちの首が…」

一人一人が何やら焦った様子で鉄砲を構えてくる。

どうやら相当相手方にとっては私を殺さなければならないほど危険な状態らしい。

まぁ、今までさんざん殺され狙われた私にとってもはやこれは驚くことでも何でもない。

「おい、首が何とか言っていたな…」

「な、なんだ、それがどうし…っ!」

「安心しろ…お前たちの首なんぞ…」

そう言ってやった瞬間にはもう、首がどうとか話していた男の首は。胴とのつながりを解消し空へと自由にはばたくように宙を待っていた

そしてこう言ってやる

「私がすべて刈り取ってやろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私を取り囲んでいた憲兵の皆さんが何かに気が付いたのかどよめいています。

下の方からは耳をしっかり澄ますと、微かにですが銃弾の音が…

セイレーンの侵攻を受けているのでしょうか。

言え、それならほかの憲兵さんも私たちの中からお気に入りの方々を選りすぐった上で逃げられるはず。

じゃあ、強襲…いえ、それなら実働部隊の子たちが動いているはずです。

そんな考えを巡らしている私に気が付き、嗚呼、こんな性奴隷のような扱いを受けても私は空母なのだと認識させられてしまいます。

それ故に私自身の事がここまで何故惨めにならなければならないのか。

そんな、意味のない考えが頭をよぎります。こんな境遇ならば空母としてのプライドや尊厳など捨てればよいのに…捨てきれない。

その様子が男性の方々の嗜虐心をさらに煽り、性の捌け口としてまた私が使われる。そしてまた心が擦り切れ苦しくなる。その繰り返しを断つには唯の奴隷として要らないものなど捨てられれば良いのに。

そんなことを考えているといつの間にか周りの憲兵さんたちは皆いなくなり布一枚着せられていない姿の私だけが取り残されてしまいました。

いったい何ごとなのだろう…。

そう思いそっと、誰もいない部屋を後にしようとしましたが。

「きゃ…っ!」

酷使された体は私の意思の通りに動かず鉛のように重く立ち上がることも許さない様に私をこの部屋へと縛ってしまします。

だんだんと近づく銃声、ですがその重なった音がまた一つ、一つ。近づくたびに消えていきます。

やがて隙間風が入るかどうかという具合で開いた扉から見えた憲兵の方々の足が見えました。

その足はひどく怯えるように震えていて

「ば、ばけもの…っ!」

と、ひきつった声で何かを睨みつけながらライフルを構えています。その手も震え、銃口も揺れ動き狙いが全くと言って良いほど定まっていません。

「化け物、か…ほかの言い方はないのか?災厄だとか、捕食者、だとか」

姿は見えませんが、次いで女性…というには少しだけ幼げな女の子の声が聞こえてきます。

もしかして、本当にセイレーンの侵攻が此処に?そう思いとっさに自らの身を縮こまらせる様に身を隠します。艤装も何も身に着けていない私は無力そのものなのですから。

ふと、憲兵の方と目が合ってしまいました。そして部屋に入ってきた憲兵さんは私の腕を掴み、部屋から連れだした瞬間…

「う、動くんじゃねぇ!こ、ここ、こいつがどうなっても良いのか!?」

私の顎元にライフルの銃口が付きつけられる。その時初めて私は憲兵さんが驚いていたその相手というのを見ることができました。

女性というには幼く、凛々しくもところどころ幼げなところが隠れ見えている顔立ちに不機嫌そうな目。そして真っ黒に染まった重桜の人たちが着るような独特の衣装に身を装っています。

ですがそれ以上に目を引き付けたのが幾重にも這うように覆った右顔の痣と、黒い白目に赤黒い黒目。まるで地獄からの使者…

嗚呼、私はこの銃に打ち殺されるか、目の前にいる少女に殺されるかどちらかなのですね。

その時は、そう覚悟を決め、目をつむり、一筋だけ頬に暖かな水を流しました。

 

ですが一向に、痛みも何も起きない、意識も途切れないまま。そんな状態を不思議に思い目を開けてみました。ゆっくりと、自分が生きていることが夢であってほしくない。そう思いながら。

 

「あ、が…っ」

「お前の様な奴には、これを使うまでもないと思ったが。癪に障った…」

パタリ…と倒れこんだ憲兵の方の胸には重婚のような穴が開きそこからは瘴気のようなおぞましい文字の様なモノの羅列が、彼をまるで縛り付ける様に、そして蝕むように体に張り付いていきます。

苦しそうに眼球が飛び出そうなほどに目を見開き。乞うように手を伸ばしますが…

やがて、その手から、ふっ…。と力が抜けると苦しそうな表情で固まったままに。

やがてそれを見届けた少女が私の方に体を向け、一歩一歩ゆっくりと近づいてきます。

その少女の異様な威圧感と力の片鱗を見せつけられた私は息をのみ体を震わせ小動物のように体を縮込ませることしかできませんでした。

やがて、少女の足がとまり私の完全に彼女は自分が持っていた先端に幾重にも紙を生やしたような棒を突き付けこういいました

「問おう、お前は何を求める」

 




ギャグで行くかと思った?
残念シリアスでした
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