故・がっこうぐらし!RTA《崩壊の始まり》ルート   作:関所 

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ストーリーパートでめちゃめちゃ時間かかったので初投稿です。


死に戻りルート開拓編【注】(RTAじゃ)ないです。
※4回目の朝


んにゃぴ…よく分かんなかったです。なRTA、もう終わってない?(困惑)

 

ちょ、ちょっと落ち着きましょう。

ままままずは状況確認です!

まずはステータスの方確認しましょう。

えっと…ん?由紀ちゃんとの交友関係がありませんね。

いやもうね、4回目の朝って時点でほとんど察しがつくのですが、スキルのところも一応見てみましょうか。

お、見れるようになってますね。

 

・スキル

『死に戻り』

 

や っ ぱ り な

ていうかスバルってそういう?Re:ゼロから始める的な?

 

いや、ちょっと待ってくださいね。ちょっと考えます……

 

 

あ、終わったわこれ(絶望)

どう頑張っても戻されるならクリアできるわけないんだよなぁ…

そもそも死ぬことがクリア条件のチャートなので、実質続行不可な気もするんですがそれは…

《崩壊の始まり》欲しかった…

ま、待ってください。もしかしたら称号は貰えてるかもしれません。

えっと……

 

称号

・命の恩人

・かれら

・親友

 

 

・崩壊の始まり

 

 

…………(呆然)

 

 

\パン/ヨッシャwwwキタァァァァァァァアアアアアwwwwwwwwwww(高い声で)ウワヤッタァァァァァァアアアアアア

 

 

だがしかし!(大声)

現時点で称号はありますが、あいにくなんらかのエンドを迎えないと獲得はできません。

要するに、ここで終わらせても称号獲得とは言えないわけです。

ううん、どうしましょう。

リセットをしてもいいのですが、正直ここまでいい条件のキャラはあと5年くらい来てくれない気がするんですよね。

なのでなるべくこのままいきたいです。

しかも情報のないレアキャラとか楽しみたいじゃないですか。

 

でもですね、死に戻り系の情報がWikiに載っていた覚えもないので、完全なるアドリブチャートになってしまいます。

そんなものはグッダグダになるのは目に見えているわけで…

なんていうか、そんな中途半端なものを皆さまにお見せしたくはないわけですよ。

いやお前のチャートは元から中途半端だっただろとか言わないでもろて…

 

というわけで、RTAを楽しみにしていた方には本当に申し訳ないです…

チャートの完全崩壊により《崩壊の始まり》RTAは続行不可能という判断を取らせていただきます……

これが本当の崩壊の始まり…?

 

特に今回に関しては一切情報のない未知数の世界なので、その判断を取らせてください。

タイトル詐欺のようになってしまって本当に申し訳ないです。

 

その代わりと言ってはなんですが、スバルちゃんの結末見たい…見たくない?ということで、死に戻りルート開拓します!

それに加えて、死に戻りを利用して他で見れないような演出をお見せできたらなと思います。

そして、クリア後に意地でももう一度スバルちゃんを引き直して、死に戻りルートRTAを投稿しようと思います。

今回はそのための試走としとうございます。

 

 

さて!ということでここからは死に戻りルートで全員生存を目指していきたいと思います!

試してみたいバッドエンドもあるので見てろよ見てろよ〜。

というわけでささっと日記を確認してから、全く同じプロセスで由紀ちゃんと親友になるところまでいくので、倍速してイキますよ〜イクイク。

その間暇だと思うので……

 

 

 み な さ ま の た め に ぃ 〜

 

 

本来流れる予定だった崩壊の始まりエンドのEDムービーの録画を再生します。

普通に原作よりはるかに酷いことになってるので、覚悟の準備をしておいてください!(ワザップ)いいですねッ!(念押し)

女の子の可哀想なところなんて見れるか!俺は帰る!という方はムービーの終わりまで飛ばしていただければ。

それでは…

 

 

————鬱展開注意!————

 

 

あの直後どうなったのか、はっきりと覚えていない。

分かるのは、涙も枯れて笑い方も忘れてしまったということ。それだけ。

ああ、あともうひとつ分かることがあった。

 

 

学園生活部はもう終わるということ、だ。

 

 

 

3階を制圧して、旧生徒会室を活動拠点にしたのがあの次の日。

ゆきの提案でそれぞれの呼び方を変えたのがその2日後。

それで、学園生活部が発足したのがその2日後。要するにあれから数えて5日後だ。

 

購買部から食料を取ってきたおかげで、それなりに生活は安定していた。

まあ当然のことだけど、精神面なら話は別だった。

 

私を含めてみんな喪失感があった。

言うまでもなくアイツのことだ。

親しい人間を目の前で失ったという事実が、私たちの心に等しく綻びを遺していった。

 

そんな私たちにとって、めぐねえという大人がいてくれることは精神的に大きな助けだった。

まあ、ちょっとだけおっちょこちょいだったけれど。

 

ゆきはいつも笑って私たちを元気づけてくれていた。

りーさんが食料をやりくりしてくれたから、私たちは飢えないでいられた。

めぐねえが私たちを見守ってくれたから、私たちは生きようと思えた。

私はみんなの代わりに戦った。

 

それでも、ゆきは毎晩一人で泣いていたし、りーさんは毎日屋上からなにかを探すかのように外を見ていた。

それを知っていても、お互いに深いところには踏み込まない関係だった。

 

今になってみれば、依存していたのかもしれない。それも全員がお互いに。

そんな歪な関係だったけれど、そのおかげで正気を保てていたのだろう。

 

だからこそ、心のどこかで油断していたのかもしれない。

 

7日目の雨の日の事だった。

 

『めぐねえ!ねえ!めぐねえ!』

 

———めぐねえが死んだ

 

私たちを庇ってのことだった。

あの時のゆきの悲痛な声ははっきりと覚えている。

2人も——私にとっては3人だったけれど——失った喪失感、めぐねえを犠牲にしなければ生き残れなかった自分たちの無力感、学校なら安全だと高を括っていたことへの自己嫌悪。

その全てが綻びを大きくしていく。

 

4人で何とか釣り合っていた均衡が崩れた。

それは、崩壊がすぐそこに迫っていることを示していた。

 

 

最初はゆきだった。

 

 

ゆきは現実から目をそらすことはしなかった。

アイツとめぐねえの分まで生きるって笑って。

今までと変わらず笑って、私たちを励ましていた。自分だって辛かっただろうに。

 

 

めぐねえの死から2日経った日のことだった。

その日は少なくなってきた食料をどうするかの話し合いをしていた。

今まで管理してきたりーさんは特に不安そうで、今になってはきちんと2人で話をして、ケアしてやればよかったと後悔している。

 

『じゃあ外に行こうよ!まだ生きてる人もいるかも!』

 

ゆきがそう提案した。まるで遠足を提案するかのようなテンションで。

そうするしかないか。と肯定しようとした私の声は、バンッ!と鳴り響いた音に遮られた。

音の鳴った方を見てみると、りーさんが机に両手を着いて立ち上がっていた。

 

『そう簡単に言わないでよ!なんであなたはヘラヘラと笑っていられるの!?』

『え…りーさん?』

『いつも自分は何もしないで!

だったらあなたも戦ってよ!役に立ってよ!』

『おいりーさん!言い過ぎだ!』

 

マズいと思ったときにはもう遅かった。

ゆきは、うまく役に立てないことを誰よりも気にしていた。

だからこそ自分はいくら辛くても笑っていよう、それでみんなを元気付けよう、と。

それすらも否定されてしまったら、綻びは修復不可能なまで広がってしまうことなんて言うまでもない。

 

『あっ……ゆきちゃん、ごめんなさい…』

『アハハ…そう、だよね。役立たずだもんね、わたし』

『ゆきちゃん、ちがうの』

 

ゆきはごめんなさいと言い残して部屋を出ていった。

冷えていた空気がさらに冷える。

りーさんは頭を抱えて震えていた。

 

『私、なんてことを…』

『後で謝ろう、ゆきなら分かってくれるよ』

『そうするわ。ごめんなさい…』

 

それでも、心のどこかでまだなんとかなると思っていた。

本当に私の浅慮さが嫌になる。

 

ほんの数分後、下の方から、バァン!!と何かが固いものに強くぶつかるかのような音が聞こえた。

それだけで何が起こったのか察してしまった。

気の所為であって欲しかった。大きな音に驚いたゆきが逃げてきてくれたらどんなに安心できただろう。

私とりーさん、ほぼ同時に屋上へと駆けていく。りーさんの体は震えていた。

 

『ゆきちゃんっ!!』

 

屋上に人影はなかった。

その代わりにあったのは、風に乗って漂う見慣れた帽子。

パサッと落ちたそれに、りーさんがふらふらと近づいていく。

りーさんが持ち上げたそれの中には『ごめんなさい』とだけ書かれた手紙が一枚。

 

『そんな…私の、せいで…』

 

掠れた声は次第に大きくなっていく。

直後、りーさんの悲痛な叫びが響いた。

 

『いやああああああああぁぁぁ!!!』

 

 

そこからは早かった。

 

 

その次の日。

りーさんは現実から目を背けていた。

ニコニコ笑いながら、虚空に向かって話しかけていた。

私には見えない、ゆきとアイツと。

幸せそうに、楽しそうに。

それが少しだけ羨ましかった。

 

りーさんは、現実から目を背けていたとはいえ、外の状況は理解していた。

それがいけなかったのだろう。

 

翌日、りーさんは妹を助けに行くと言って出ていってしまった。

最初のおっとりとした印象とは裏腹に、強い覚悟を感じさせるような目だった。

それを私は…引き止めることができなかった。

 

 

そして三日が経った。

りーさんは未だ帰ってこない。

いや、もうきっとどこかでやられてしまったのだろう。

分かっていた。こうなるってことくらい。

 

あの時、りーさんがバリケードを越えていった時、彼女は小さく『ごめんね』と言っていた。

なあ、りーさん。あんたは元から分かっていたんじゃないか?一人で外に行ったらこうなるって。

だからこそ、死にに行ったんじゃないのか?ゆきのことの苦しみから逃れるために。ごめんねなんて言い残して。

ああ、クソ。こうなるならゆきの事をしっかりと話し合っておくべきだった。

 

まあ、もう遅いか。

 

崩壊はいつから、こんなにも取り返しのつかない程になっていたのだろう。めぐねえの死からだろうか。

いや、多分、アイツが死んだ時に、私が殺した瞬間にもう崩壊は始まっていたんだ。どうしようもないほどに。

 

 

 

なあ、お前と約束したよな。絶対にみんなで生き延びてみせるって。

ごめん。守れなかったよ。

みんな死んだ。私は二週間生き延びたけど、もう無理だよ。

 

でもさ、頑張ったんだ。だからさ、ご褒美にまたみんなで部活を作らせてくれよ。今度はお前も一緒に。

『あの世生活部』、なんていいかもな。

 

始まり方が違えば、きっと私たちは仲良しになれたと思うんだ。

ゆきがふざけて、それをりーさんとお前が叱って、それをめぐねえが見守ってて。

私はさ、そんな平和な光景を見たいんだ。

 

私はもう疲れたよ。

だから、今からそっちに行くよ。

きっとお前は怒ると思う。だけど、頑張ったってことは認めてほしいな。

 

 

———意識が途切れる直前、さっきまで私が立っていた椅子が倒れる音が聞こえた。

 

 

〜BAD END〜

 

——————

 

 

やっぱこのルートの作者頭おかしいよ…(震え声)

 

ここまで飛ばした方のためにざっくりと説明すると、「覚悟ガンギマリ状態のくるみちゃん以外の全員の正気度上限が20ぐらいの世界」みたいな感じですかね。

一人でも発狂すると周りも発狂します。

由紀ちゃんとりーさんのところがいい例ですかね。

 

さて、ゲームの方はちょうど由紀ちゃんからの親友認定を受けたところです。

では今からマーキングされてある体育倉庫に向かいます。

目的は武器調達ですね。

バールが理想的なのですが、アウトブレイク後でないと用務員室には入れないので、現段階では入手できません。

運が良ければ掃除ロッカーなどから見つかることもありますが、今回は時間が無いので、バットを取りに行きます。

純粋に攻撃力が高いので、平凡なステのスバルちゃんでも十分戦えます。

 

あ、言い忘れてましたが、ルート開拓とはいえ試走ではあるので、イベント等の見逃せない場面以外はRTAらしく巻いていきます。

TNP(テンポ)のいい動画を目指してイきますよ〜イクイク(使い回し)

 

さて、外の体育倉庫に着きました。

バールの妥協点として鉄パイプとかあると尚いいのですが、ここはスバルちゃんのマーキングに従ってバットにしましょう。

今回はだいぶギリギリなタイムで武器を取りに来ているので時間もありませんからね。

 

外からきゃああああ!と悲鳴が聞こえてきたらすぐに外に出ましょう。

倉庫からでるとあら不思議。外は地獄絵図でしたっと。

 

今は外にいるせいで、ここからは若干の難所(むずかしどころ)さんです。グダグダしてると大量に増えたかれらから逃げられなくなります。

まあ本格的に増え始める前に校舎に入って、屋上に行けばそれで終わりなので、さっさと移動を開始します。

死角から襲われないようにだけ気をつけましょう。

 

あと、現段階の学園生活部の面々に、かれらをバットで殴るところを見られると信頼度と正気度が減るので、周りに気をつけつつ、本当に危険な時にだけコロコロしましょう。

 

暴力!暴力!暴力!って感じで…

BBBとかお前バーサーカーか?

 

とか何とか言いつつ無傷で校舎に着いたので、必要に応じて撲殺して進んでいきましょう。今回は動き出しが早かったので、そこまで難所さんでもありませんでしたね。

まあそれもスバルちゃんが動揺しなかったからなんですけども。

3回繰り返しただけで慣れるとか、順応性どうなってんの?

 

今は屋上に向かっている訳ですが、勃発から一定時間が経ってから屋上に向かう場合、めぐねえに神山先生から電話がかかってくる前である必要があります。

というのも、鍵を締められると、最悪の場合入れて貰えないからです。

そうなってしまうと、それこそ例のジャンプ等のぶっ壊れ技が必要になります。

スバルちゃんは死に戻り以外はクッソ普通なので、そうなると詰みです。

 

おっと、屋上への階段付近にいるやつは倒しておきましょう。

今は一体だけなので楽チンチンですね。

ここで一つ注意点。

返り血にはくれぐれも気をつけましょう。

屋上に入った途端に周りの正気度が減ります。

特にりーさんは正気度調整ミスると、基本的にとんでもないことやらかすので(n敗《nは整数》)

 

さて、扉を開ければ屋上です。

ここから先は完全初見の死に戻りルートです!

 

気合いっ!入れてっ!

 

ッスゥーーーーーーーーーーーーー(息継ぎ)

 

イクゾオオオオオオオオオオオオオオオオオオ‼︎‼︎オエッ‼︎

デンデンデデデデン(カーン)デデデデ

 

 

今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました。

 

 




本編で言っていた通り、ここからは死に戻りルートRTAを走るための試走編へと入ります。
タイトル詐欺の形になってしまったこと、繰り返し深くお詫び申し上げます。
RTAじゃないやん!どうしてくれんの、これ?という方も、試走が終わり次第死に戻りチャート走るのでゆるし亭ゆるして。
タイトルも少しだけ変えておきました。

あと、読んでいて気づいた方もいるかと思いますが、個人的に大好きなRTA走者様のネタを多く取り入れております。
最後のとかモロそれですからね。

では、この話をもって一度区切りとさせてください。
これからしばらくの間投稿はできませんが、コメントの返信も解禁しますし、再開までにネタをいっぱい書きためておくので待っていてください。
ということなので失踪します。

オリキャラちゃん出していい?

  • しょうがねぇなぁ(悟空)
  • ダメです。

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