お久しぶりです。
書くのが久しぶりすぎて色々とひどいですが、少しずつ感覚を取り戻していくのでよろしくお願いします。
また、今更ではありますが、当作品にはがっつり神様概念が出てきますので、そういった展開が苦手な方はブラウザバック推奨です。
目を閉じれば、さっきまで見ていたはずの光景がはっきりと思い浮かぶ。
くるみ先輩に襲われて、その彼女が目の前で食べられて、逃げようとした先にヤツらがいっぱいて…。その先の記憶が無いから、多分気を失ってそのまま死んだんだろう。
これが夢でないことなんてとうに受け入れた。それなのに、今の私はあの光景を現実のものとして考えることを拒んでいた。
「学校行かなきゃ…」
重たい体を引きずるように動き、制服を着る。
今までは少しの希望があったからスムーズに行われていた動作も、絶望的な結末を見てしまった今となっては緩慢だった。
それでも、私のやるべき事は変わらない。
死を乗り越えて、みんなが生き残れる道を探す。
「そう、だよね。神様」
手に持つヘアゴムの、そのエメラルドのように綺麗な緑色の透き通る石をあしらった装飾に触れ、そう呟く。
しかし、今の私には、どうしても自分の為すべき事に確信が持てなかった。
「行ってきます」
誰もいない家に声をかけ、鍵を閉める。
共働きの両親は、外国へ赴任中で不在。
そして、聖イシドロス大学に通うお兄ちゃんは、何故かこの日に限って一人暮らしの友人の家に泊まっている。
お兄ちゃんはともかく、両親の方は心配しなくても大丈夫だろう。
世界中で同じことになったりはしていないだろうから。
お兄ちゃんの方も、あの大学は色々と設備が充実しているようだし、きっと大丈夫。
設備、か……。
そういえば、ウチの学校も設備に関しては豊富なような気もする。
発電設備もあるし、購買とか食堂とかを使えばしばらく食料は賄えるし…。
まあ、そこに関しては考えても仕方ないか。
それよりも、みんなを助けるためにはどうしたらいいんだろう。
まず安全に初日だけでも終わらせるためには、先輩が無事でいなければいけないと思う。
今日は来るなって連絡し直したとしても、多分聞き入れてくれない。
と、なると、あの事態が起こったすぐ直後にくるみ先輩達を助けに向かって、三人で屋上に向かう。それしかない。
もしそれでもダメなら、やっぱり私が殺すしか……
ズキッ
そこまで考えたところで突然襲った頭痛。
そして脳内に反響する声。
——そんなやつだと思わなかったよ
——お前が怖いんだよ…
——この学校から出て行ってくれ
——スバルっ!助けっ……
その声は全てくるみ先輩のものだった。
そして、これらの記憶は私が先輩を殺したことが招いた未来だった。
前回死ぬ前に見た光景は、私の脳内にトラウマとして強く根を張っていた。
呼吸が荒くなっているのを感じる。
「学校、行かなきゃ……」
震える足を拳で叩き、自らを奮い立たせようとしても、その足は小さな一歩すら踏み出さない。
それはまるで、同じ一日を繰り返して少しも進めない私を表しているかのようだった。
「なんで…進めないのっ…!動いてよ!」
頭に浮かぶのは、みんなの怯えの表情と悲鳴、そしてあの恐ろしいゾンビの顔。
いかなる手段を使っても体は動かず、挙句の果てに座り込んでしまった。
震えが落ち着いたと思っても、学校へ行こうと考えた途端に再び動けなくなる。
「なんでよ…!私はみんなを助けないといけないのにっ…」
——こわい
——もういや
——逃げたい
そんな思いが頭の中を掻き乱し、訳が分からなくなる。
気がついた時には、私は駆け出していた。
学校から正反対の方向へと。
——————
はい。というわけで、例の神社へ強制的に向かわされました(半ギレ)
やっぱりガバの素だらけじゃないかこのルート。味の素もドン引きだよ。
とはいえ、元々いずれは向かわないと行けないと思っていましたし、いい機会ですかね。
さて、少し離れた地点にある山のマークポイントへの移動中に現在のスバルちゃんの状況についてお話します。
現在、『トラウマ』というバッドステータスが発生しています。簡単に言えばフラッシュバックですね。
これは、プレイヤーキャラの正気度を消し飛ばす程のものを見てしまった後、それが思い起こされるようなことを前にした時に正気度がどんどん削られていき、一定値を超えるとまともに体が動かなくなるというクソofクソなデバフです。
スバルちゃんの場合でいうと、
・今日起こることが分かっている。
・前回自分の行動がきっかけでくるみちゃんに裏切られた。そして自分の行動がきっかけでくるみちゃんが目の前で殺された。
こんな感じです。
なんだこれは、たまげたなぁ。ほぼくるみちゃんじゃないか。
ちなみに、無理にその行動を続けようとすると、正気度はゴリゴリ削れていきます。
つまり、今のスバルちゃんは学校に行こうとすればするほど正気度が減っていきます。
要するに学校には行けないということです。
チョーカーさんを含めた全員生存をするためには、序盤から学校にいなければいけません。三日目を逃すとチョーカーさんを助けられませんからね。
はい。詰みですね。
学校に行けないのにどうがっこうぐらししろと…?
うそだよ(ホモは嘘つき)
さっきは学校に行けないと言いましたが、実はそういう訳ではありません。
正気度は時間が経つにつれてじわじわと減っていくので、最速で学校にたどり着き、そこでトラウマを解消できればいいわけです。
トラウマ解消に最適なめぐねえもいますし。
RTA走者の本領発揮ですね。
うそだよ(ホモは二度刺す)(使い回しネタ)(とりあえずなんか書いとけ)
そんなことしたら今度こそスバルちゃんがぶっ壊れるんだよなぁ。
その手段が使えるのは、対象が克服しやすいものである場合に限ります。
敵対関係にある相手であったり、かれらであったり、例は様々です。
ただし、スバルちゃんの場合は別です。
だってこの子、学校そのものがトラウマになっちゃってますし。
じゃあどうする?学校壊す?とはならないでしょう。
そもそも消費スピード的に間に合いません。
しかし、きちんと解決法があります。
それはですね、そのキャラの拠り所となっているものに縋ることです。
これは通常であれば、最大限に効果を出すことが難しい手段ではあるのですが、『祈る』コマンドを使うことのできるキャラであれば比較的簡単に実行できます。
信仰する対象があれば、縋ることは簡単ですしね。
その対象が無い場合は、一番の仲良しもしくはめぐねえになりますが、その時の効果は薄いです。
というわけで、現在スバルちゃんがヘアゴムを入手したという神社に向かっているわけです。
お、この道を進んだ先ですね。日記にあった通りに山道を少し進んだ所にあるみたいです。
うーん…。一応今までのプレイで全マップ把握したはずなんですが、今までこんな場所あったでしょうか…。見落としてたのかな?
…ん?ああ、これイベント扱いなんですね。
操作はできないので諦めてストーリーを読みましょう。
おお、これは中々な神社ですよ!
建材の風化は見受けられるものの、境内はスバルちゃんが掃除したおかげで綺麗になってますし。
まあ、ただ一つ気になるところがあるとすれば、所々さん木材に血痕があったかのようなシミがあることですかね…。
おう見え見えなフラグやめーや。
絶対碌な場所じゃないゾこ↑こ↓…(震え)
まあ、今は一旦考えるのはやめておきましょう。
考察はいつでも大歓迎だから、コメントに書くんだで。
待ってるからな(イケヴォ※当社比)。
さて、いい加減話を画面の方に戻しましょう。
あら、スバルちゃんが賽銭箱の前で泣き崩れてますね。
「なんで私だけ…こんなっ…」
まあそうなりますよねぇ…。
二年生のJKには死を繰り返すなんてハードすぎんよ…。
それで皆を救いたいってなってるので、尚更ですね。
まして前回はみーくんと圭ちゃんに並ぶトップレベルの仲良しであるくるみちゃんを目の前で失ってますし。
それで心折れてなかったら、メンタル強靭すぎるッピ!っていう話ですから。
「なんで私が…」
おや、画面が少しずつ暗転していってますね。
泣き疲れて眠ってしまったとかでしょうか。
ループ地点がここになるという嫌な予感がしますが、操作できないので諦めましょう。クソが(本音)。
——————
覚醒していく意識の中、優しく包み込むような声が聞こえた。
『お願い。あなたの力で皆を救って…。
私があなたを護るから…』と。
心が暖かくなっていくような感覚。
それと共に私は思い出した。私のなすべきことを。
きっと恐怖は無くならないだろう。
だけど私はまだ立ち上がれる。
だって私は一人じゃないんだから。
もう絶対に挫けたりしない。
めぐねえにゆきちゃん先輩に悠里先輩にくるみ先輩。それに、美紀と圭。
みんなで生き残ってみせる。
——————
【速報】スバルちゃん、チョロい【状況を説明しろ】
もうこのルートわからないな(諦観)。
とりあえず、やはりなんらかの神様が関係していたということらしいですね。
ただ、神社に血痕らしき跡がある訳も、この神様が何者なのかは全く分かりませんね。
まともに考察してても何もわからない気しかしませんよクォレハ…。
ままエアロ(なにもよくないけど)。ストーリーを進めれば分かるでしょう。
よく分かりませんがスバルちゃんが動けるようになったので、よく分かりませんが行動に移りましょう。よく分かりませんが。
さて、今の時間は……ってファッ!?
発生まで1時間しかない!?(驚愕)
朝からここにいたことを考えると、数時間寝ていたことになりますね。
それはもう寝落ちじゃなくてただの睡眠なんよ…。
りーさん恩人イベ逃したじゃないか…(半ギレ)。
まあ率直に言うともう恩人にはならなくてもいいのですが、今後の行動を考えると信頼度は高い方がいいですからね。りーさんの場合特大爆弾でもあるわけですが、上手いこと爆弾処理すればその後のリターンは結構でかいので。
そうは言っても、るーちゃんさえいればりーさんのメンタルはそれなりに扱いやすくなるんですがね。
それはともかく、さっさと動きましょう。時間がありません。
今回は学校に行く前にあるフラグを立てに行きます。
というわけで移動中は倍速です。
死に戻りだと色々とやることの幅が増えて楽しいですね。通常プレイではできないような事もできますし。
それによって具体的に何ができるのかと言いますと、例えばチョーカーさんやるーちゃん、みーくんに圭ちゃんの救出をミスっても死ねば再挑戦できるとかですね。うん、OC!
ただ、一つネックな点として、初日の寝る前の警告からして、眠ると死に戻りの起点が更新される仕様だと思われます。
つまり、次眠るまではあの神社からの再スタートとなります。
そこが少し怖いところではあるんですよね。現にスバルちゃんが眠ってしまったせいでりーさん恩人イベのクリアは限りなく不可能に近い状況ですからね。
そのへん上手く管理すればトロコンなんかも狙えるかもしれませんね。まあ、それにかかる時間を考慮しなければの話なんですけど…。
はい。というわけで到着致しました、リバーシティ・トロン。ここで倍速は終わりです。
映像を垂れ流しつつ、今から行うことを説明しとうございます。
まあ見ればわかると思うのですが、お菓子等の食料調達です。
このゲームにおいて、正気度管理は最も重要であると言っても過言ではありません。りーさんがいい例ですね。
甘いものもスナック系のものも買っていきましょう。あとはカップ麺などもあるといいですね。
ん?これは…愉悦麻婆豆腐味のポテトチップス…?いやいや、絶対やばいやつだゾこれ…。あ、でもアレか、「食うか?」「食うかッ!」って流れが再現できるかもしれないですね。
で、なんでスバルちゃんはそれ見て嬉しそうな顔してるんですかねぇ…。ニッコニコじゃないか…(困惑)味覚バグり勢か?
それはともかく、こういうのは取らないに限りますよ。特に序盤は。
こういうのって基本的に正気度ごっそり削ってくるんですよ(n敗)
まあ、視聴者様からの要望があるようだったら、みーくん達を助けに来た時にでも回収しますか。
さて、食料調達は以上です。
ポテチ等のスナックとスイーツとカップ麺とルマ〇ドがあれば十分でしょう。ル〇ンドはお菓子の中で最強。はっきりわかんだね。
これだけあれば三日は補えます。
二日目に三階を制圧すれば、三日目には購買に食料を取りに行くことになるからですね。
残りゲーム内時間は30分。上出来です。
では次に移ります。
みーくんと圭ちゃんを探しましょう。フラグ立てます。
では、倍速でちゃちゃっと見つけちゃいますね。
………
……
…
あの……、たいへん申し上げにくいのですが…。
ど こ に も い な い ん で す が ! ?
おかしいなぁ。いる可能性のある場所は全部見たんですけどねぇ…。
見事にすれ違うという迷子あるあるな状況とかいらないから(全ギレ)
いいや、まだだ!まだ終わらんy———
『きゃああああ!!』
……ッスゥーーー、ヤッベ…
——————
親友の美紀とモールに寄り道をした放課後。
取り留めのない話をして、ただゆっくりと過ごす時間。
そんな楽しい時間が壊れるのは一瞬だった。
『きゃああああ!!』
大きな悲鳴が響き、館内アナウンスで傷害事件が発生したと告げられた。
美紀とエレベーターで逃げようとしたのが間違いだったのかもしれない。
そこで私たちは、開いたドアの向こうに血溜まりとその上に倒れる血まみれの複数の人影を見てしまった。
これがただの傷害事件なんかじゃないと理解した。
頭では分かっていても、今まで死体なんてドラマでしか見たことがないような私たちの体は恐怖に萎縮してしまっていた。
逃げなきゃいけないと分かっていても、体が動かせない。そんな時聞こえたのは、私たちを呼ぶ声。
「美紀!圭!よかった、無事だった!」
「スバル…?」
その声の主は、もう一人の親友のスバルだった。
今日は学校を休んでいたはずなのに、制服姿だった。
「なんでここに?学校休んでたのに…」
「ごめんね。今それに答えてる時間は無いの。
だから今から言うことをよく聞いて」
美紀の言葉を遮って、両手で私たちの手を握ったスバルの表情は、普段の陽気な彼女を感じさせないほどに真剣なものだった。
そして、その口から告げられたのは、今このあたりで人がゾンビのようになる事件が起こっているということだった。
「二人で最上階に逃げて。そこにもう避難してる人達がいるから」
「スバルはどうするの?」
「私は一緒に行けない。行かなきゃいけない所があるから」
「ダメ!そんなの危ないよ!」
「分かってるよ。でも行かなきゃ」
そこで、真剣な顔で話していたスバルの表情がふっと和らいだ。
「大丈夫だって。私はそう簡単には死なないよ」
「でも…!」
「絶対助けに来るから。だから二人とも死んじゃダメだよ」
「嫌っ!スバルも一緒に逃げよう!?」
「美紀、圭をお願い。二人で助け合って、絶対に生きて」
スバルは私の提案に首を横に振って、美紀に声をかける。背後で美紀の承諾の声が聞こえた。その声には、困惑の感情が含まれているようでもあった。
「そろそろこの辺りも危ない。行って!」
「…分かった。圭!行くよ!」
「待ってよ!スバルは…」
スバルは置いてくのかと、私の手をひこうとする美紀に問い詰めようとして、やめた。
その時に見えた美紀の、目に涙をためた悔しそうな顔を見たから。
「じゃあね、二人とも。絶対助けに来るから。また会おうね」
「スバルも、死んだら許さないからね」
「分かった。約束する」
美紀とスバルのやりとりは、どちらの声も震えているように聞こえて、スバルの目からは一粒の涙が零れたように見えた。
スバルだって怖くて、辛いはずなのに、なんであの子だけ一人で行かなきゃいけないんだろう。
スバルは約束は絶対に守る子だ。だから助けに来なかったのなら、それは彼女が来れなくなるような何かが起こったということ。
だったら……
その時は私が助けに行こう。
美紀に手を引かれながら、遠ざかっていくスバルの背を見て、私はそう決意した。
みーくんけーちゃん両方同時救出フラグ立て、失敗!
敗因は初期好感度が高すぎたから。
あぁ^〜まだ聞き分けのいいみーくんいいゾ^〜
というわけで、今回はやはり例の神社が死に戻りの原因であったことが判明しましたね。
ならその神様は何者なのか、それが判明するのをお楽しみに!