終わることなく続く呪いの連鎖。
永劫に巡り続ける業の輪廻。
たった一つの想いを抱いて直向きに走り続ける。
何れ溺れて堕ちるのだろうと確信しながら。
それでも私はこの連鎖を断ち切るために毒を吐く。
雀隠れ | |
序:私にとっての世界 | |
壱:報告書 No.■2■■■ | |
弐:求められているのとは違う答え | |
参:利害の一致 | |
肆:悪い人ではない / きっと根っからの善人 | |
伍:既に終わった話 | |
陸:知らざるを知らずと為す是知るなり | |
漆:呪術師というものは | |
捌:適切な距離を保ってほしい | |
玖:その晒された骨はまるで | |
捨:良い先輩であるはずがない | |
捨壱:まだ子供ですから | |
捨弐:有り得ない邂逅 | |
捨参:回収しに来ただけ | |
捨肆:何もなければね | |
捨伍:これだからクソなんだよ | |
捨陸:少しだけなら、少しだけ 堕ちてしまえば | |
捨漆:共振する呪い | |
捨捌:指切りはしない | |
捨玖:桜の薫り | |
蝉時雨 | |
弐捨:異常であり、異質 | |
蝉時雨 弐捨壱:この世は金があればなんでもできる | |
蜃気楼:虎杖悠仁は藤花先輩の誕生日を祝いたい |