【完結】サイコロステーキ先輩に転生したので全力で生き残る 作:延暦寺
なんとpixivにこの作品がそのままのタイトルで無断転載されてました。
まさか自分の作品が無断転載されるとは思っていませんでしたが、もちろんこの作品はハーメルンにしか投稿していませんのでご注意ください。
問題報告済みです。
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今回の話は、だいぶふざけてますので注意してください。
時系列的には原作中となります。
ある昼下がり、誰も後をつけてきていない事を確認しながらとある場所へと向かう。
鬼すらも欺く隠形術を全力で駆使し、目的の場所に辿り着いた俺は目の前にある建物の扉をノックする。
「山」
そして、扉の向こうから警戒するような小さい声が聞こえてきた。
「山より海で女の子とキャッキャウフフ」
対して俺が合言葉の答えとしてそう答えると、扉がゆっくりと開いた。
中から出てきたのは隠の人達と同じ格好をした青年だった。
大きい丸眼鏡が特徴的で、中にはいくつもの衣装が並んでいる。
彼の名は前田まさお。鬼殺隊の隊服縫製係……つまりは、俺達の服のデザインや制作を担っている男だ。
あだ名はゲスメガネ。
「例のブツはできたか?」
俺がそう言うと、まさお氏は口隠し?の布の下でにやりと笑って見せる。
「こちらを」
そう言って取り出したのは、女性用の隊服であった。
胸元が広がりやすい形をしており、スカートの丈もかなり……かなり! 短めである。
普通の女性隊服と比べても、それは明らかに露出が高めであった。
「どうです?」
「……
目の前の女性隊服の出来栄えに俺がそう褒めると、まさお氏は「感謝の極み」と深々と頭を下げる。
この隊服は誰のものかというと、もちろん俺ではない。
いくら俺でも女装趣味はない。
じゃあ誰のかというと、今度うちに入隊する甘露寺蜜璃の隊服である。
言わずと知れたみんな大好き捌倍娘。桃色の髪が特徴的なあの子だ。
カナエさん生存や俺が柱になってしのぶが補佐など、割と原作改変をやってしまっているので無事入隊するか不安だったのが、何とか無事に入隊してくれた。
となれば、まず用意するべきなのは隊服である。
鬼殺隊の隊服は、要望があればある程度の改変などは認められている。
かくいう俺も、道具やら何やらを服の中に仕込めるように改造していたりする。
そんな経緯でまさお氏とは交流があり、お互いに話も合う事から気心の知れた友人となっている。
んで、今回蜜璃ちゃんが入隊するという事で、原作でのあの素晴らしい衣装を再現しない手はないという事で、俺監修の元、まさお氏に作ってもらったというわけだ。
……以前、しのぶにもミニスカ隊服を着せようとしたのだが目の前で燃やされてしまい、俺とまさお氏で無惨に焼け散る隊服を泣きながら見送ったのは苦い思い出である。
ちなみに、カナエさんにも着せようとしたのだがその前にしのぶにバレて燃やされた。ちくしょうめぇ!
だが! 今回は! 今回だけは絶対に譲れない。
何せ、この世界線ではしのぶが柱ではない。つまり、蜜璃ちゃんが柱で唯一の女の子となる。
言っては何だが、柱連中は現在男ばかりなので非常にムサい。
そんな状況なので、目の保養は必須と言えよう。戦いのモチベにも繋がるしな!
しのぶが着てくれないなら、蜜璃ちゃんに着せるしかあるまい?
「しかし、この隊服を制作する際に(女性隊員が)寸法など測りましたが、すごいですね」
「……凄いよね」
俺達は蜜璃ちゃんの事を思い出しながら、お互いにこくりと頷く。
何が凄いかはあえて言わない。言わずともわかるだろう。
「しのぶさんの時は失敗しましたが、今度こそ我ら渾身の隊服を着せましょう」
「そうだな、これを着た時を想像するだけで……ひょっひょっひょ」
「うへへへへへ……」
と、2人の男の何ともゲスな笑い声だけが響くのだった。
……なお、その後。
素直に俺達の隊服を着てくれた蜜璃ちゃんであったが、それをしのぶに見つかりまさお氏と共に盛大にしばかれたのは言うまでもなかった。
蜜璃ちゃん本人が、動きやすいからと多少の露出を下げることで今後も着続けてくれることを了承したのがせめてもの救いであった。
「くくく、何度しばかれようとも俺達に助平心がある限り何度でも復活する……」
「どこの魔王ですか、貴方は」
以上、前田まさお氏とのエピソードでした。
こちらは、本編に差し込みたかったんですが差し込めなかったので外伝にて消費しました。
新年一発目がこれという
蜜璃ちゃんの隊服もそうですが、カナヲのキュロットスカートもだんだん短くなっているのが良い仕事してますよね、ゲスメガネ。