ステータスの一件から、俺たちはどんどん訓練していった。
勇者をはじめとしたクラスメートたちはめきめきと力をつけていった。俺?俺こんなんなんですけど。
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西舘 東 17歳 男 レベル:10
天職:ソロ
筋力:16
体力:6
耐性:6
敏捷:16
魔力:6
魔耐:6
技能:■■■■[+■■■■]・言語理解
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ほとんど伸びてねえ。
刻みすぎなどころか半分くらい宙に消えてるような気すらもする。育てるの概念間違ってない?
その代わりに技能が増えたってか…変わらんってか…。
オタク君もそんな感じらしい。なんか、親近感感じちゃう。トゥンク
ほんと、勘弁してほしい。
で、訓練なんだが。
とりあえず、全員に細身の剣が支給された。もうちょっと幅があるものだと使いやすそうだなって思ったの俺だけか?つかそんなこと考えたこともないのに何で思ったんだ?なんか、剣を持っただけで何でもできる気がしないでもないって思うのもおかしいよな。異世界だからか。
意外とまじめにやってる奴は多い。意外でもないか。帰りたいもんな。
朝から訓練してる奴が大半だ。俺もそのうちの一人なんだがな。
とはいえ剣の使い方とか全然だから騎士団長や雫氏に特別訓練をしてもらってる。
雫氏。勇者グループのうちの一人で、なんか知らんけど俺と仲良くしてくれる人。話す人がいてくれるって結構うれしい。あんまり話してくれる人いないもんな…。俺はボッチじゃない。雫氏がいるから…。多分そこにオタク君も入ってくれるから…。
悲しくなってきた。
まあともかく、練習してた。
オタク君にいじめっ子が絡んでいった。
どうやら訓練らしいけど…。
顔がどう見ても訓練する顔じゃないよなあ。ありゃめちゃくちゃに歪んでらっしゃる。やんわりと断ったが殴られていた。
暴力にためらいが無くなってきたな。これが異世界の影響か?
いじめっ子の取り巻きたちもドンドンと魔法を投げかける。いや死なない?
さすがに見てられなくなった俺はオタク君を引っ張る。何とかなるわけないとは思うがこれでダメージはいくらか減ったはずだ。
地面に当たる。
衝撃は
「おい!西舘!お前も特訓されたいのか?」
どっちかっていうと下心満載で近づいてきたから首を振る。
「邪魔すんじゃねえよ、ここに風撃を望む――〝風球〟」
風の弾が来る。避けられない。
___それは何かにぶつかったかと思うと消えてしまった。
なにか見覚えのある文様を残して。
唖然とするいじめっ子’s
ついでに俺も。
「何してるの!」
そこで女神が来た。というより勇者グループが来た。
弁明するいじめっ子。ちなみに勇者がいるから俺は何も話さん。
勇者グループがいじめっ子を非難する中、勇者だけ、見当違いなことを言った。
「だが、南雲自身ももっと努力すべきだ。弱さを言い訳にしていては強くなれないだろう? 聞けば、訓練のないときは図書館で読書に耽っているそうじゃないか。俺なら少しでも強くなるために空いている時間も鍛錬にあてるよ。南雲も、もう少し真面目になった方がいい。檜山達も、南雲の不真面目さをどうにかしようとしたのかもしれないだろ?」
どう解釈したらそんな風になるのだろうか。突っ込む気も失せた。
そんなこんなで訓練が始まった。
俺が無傷なことについて誰も触れずに。
―――
まじか。
これからダンジョンを攻略するらしい。
謎バリア以外ない俺、もしかして詰んだ?
転生したってのがほとんど死に設定になってる希ガス。
気にしたら負けかなあ。
よくよく考えたらブライノイズってソード系の攻撃力を上げるけど元はそんなに剣使ってなかったな?使い始めたの2の後半か。避けるのまじ辛かった。当てるのもつらかった。あれ、3の時もやったけど剣持ってたか?クリムゾン破壊のために使ってたわ。失敬。
三人称視点、主人公が使ってる呼び名より本名のほうが読みやすい?
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読みやすい
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読みにくい