天職【ソロ】は草。   作:ゆう@男子系女子

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正直に言おう。
設定考えただけでほとんど行き当たりばったりなんだ。

つーことで初投稿です。



3 どちらにせよボッチ。

当日になった。

 

夜に雫氏が来て、不安をぶちまけ合った。

それを聞いて思ったことがある。

 

そっか、戦争だもんな。

 

今俺らが住んでた日本じゃ全然そんなことなかったし、戦争はだめ、と言われてもいまいちピンとこなかった。

そっか、人を殺すのか。

 

正直、俺が人を殺すなんて思えない。そんぐらい弱いから思えるわけがないんだけど。

 

雫氏は頭がいいな、オカンだなあ、大丈夫大丈夫何とかなるなるみたいなことを連呼してたら落ち着いたらしい。みんなのオカンがしおれてたらなんか、元気でないもんな。

よかったよかった。

 

さて、それでよくないのが俺なんだが。

 

今朝ステータスを見たらこんなんなってた。

 

===============================

 

西舘 東 17歳 男 レベル:11

 

天職:ソロ

 

筋力:17

 

体力:6

 

耐性:6

 

敏捷:16

 

魔力:6

 

魔耐:6

 

技能:■■■■[+電波障壁]・言語理解

 

===============================

 

あれれ~おかしいぞ~。

 

■の内容が一つだけ開示されているうえになんか見覚えのある文字列。

電波障壁。

 

前世で好きだったゲーム、「流星のロックマン2」に出てくるライバルキャラ、ソロ(またはブライ)の固有?アビリティだ。アビリティかこれ。

孤高の証を手に入れ、人を拒絶することで障壁を生み出すとかなんとか。

 

そこで気が付いてしまった。

 

これ、ボッチのソロじゃなくてそっちのソロじゃね?

 

てことは■の内容は…。

という風にどんどん考えていく。

 

「じゃあ、行くぞ!」

 

あ、置いてかないで。

 

―――

「よし、光輝達が前に出ろ。他は下がれ! 交代で前に出てもらうからな、準備しておけ! あれはラットマンという魔物だ。すばしっこいが、たいした敵じゃない。冷静に行け!」

 

勇者グループが前に出る。ついでに眼鏡さんとロリおじさんも

ラットマン。ムキムキネズミ。気持ち悪い。いい川柳ができた。

 

眼鏡さん。眼鏡。たまに闇が見えたりしなくもない。降霊術師らしいが倫理的にあんまり使えないそう。しゃーなし。

ロリおじさん。ロリっこなおじさん(女)。結界師だった希ガス。

 

勇者パーティの前衛は勇者、筋肉(男、拳士が天職)、雫氏。後衛は女神、ロリおじさん、眼鏡さん。

ほとんど女子じゃねえか。流石勇者。

 

気持ち悪さはあれども難なく突破していく。

 

俺?おこぼれ貰ってる。騎士団長と雫氏にいい感じと言われてもちっとも自信は持てない。しかもこの世界の人にとってソロって職業はわからねえし、俺だってついさっきブライのソロってのに気付いたもんで詳細はほとんどわかんねえ。剣、うまくなりましたか…?ステータスひっくいのに自信が持てるか。当然、グループからあぶられたわ。

オタク君のほうがましなのかもしれん。

オタク君、さっきから錬成で落とし穴作ったり壁いじったりスゲーんだわ。錬成ってこんなこともできるんやな。納得。

 

あ、今女神がオタク君に微笑んだ。こいつ。なんかいい雰囲気醸し出すな。今死地だぞ。死んでも知らんからな。

あやっぱやめて、低ステ同士仲良くしよ

 

―――

さあ、20階層だ。

どうやら17階層まではきちんとマッピングされているらしい。

で、とりあえずは21階層で一回終了らしいんだけども…

 

「擬態しているぞ! 周りをよ~く注意しておけ!」

 

騎士団長がそう伝える。

よくよく見るとなんかいるって感じもしなくもない。多分節穴だわ俺の目。

 

その直後に魔物が起き上がる。

 

「ロックマウントだ! 二本の腕に注意しろ! 豪腕だぞ!」

 

勇者パーティが前に出る。

 

すると、すごい音量でロックマウントが咆哮した。

 

 

グゥガガガァァァァアアアアーーーー!!

 

 

 

耳が死んだかと思った。(白目)

 

誰もが止まった。勇者パーティですら止まった。

岩が勇者パーティ後衛に襲い掛かる。

 

岩が岩じゃなかった。

ロックマウントがロックマウントを投げ、襲う。

 

目は血走っているようにも見える。ミーハーか。

 

そんな魔物を騎士団長は切り捨てる。

 

「こらこら、戦闘中に何やってる!」

 

青い顔をした後衛組を叱りつける。

 

「貴様……よくも香織達を……許さない!」

 

そこで出るのは勇者。死の恐怖に見えたのか、怒りを燃やす。

 

「万翔羽ばたき、天へと至れ――〝天翔閃〟!」

 

「あっ、こら、馬鹿者!」

 

降り下ろす。

かなり大振りだったのか、壁がパラパラと音を立てる。

 

魔物はもう消えていた。いや、倒したといったほうがいいのか。

俺、実況しかしてねえや。

 

勇者は騎士団長に説教され中。

 

そこで女神が言った。

 

「……あれ、何かな? キラキラしてる……」

 

崩れた壁の向こう側にキラキラとした鉱石が見える。

どうやら、アクセサリーによく使われる鉱石らしい。ほお。こんなところにあるのか。

 

そこで、いじめっ子’sが取りに走った。

 

 

ココが運命の分岐点だった。

 

 

アイツらが鉱石に触った瞬間、魔法陣が展開される。

石橋のようなところに転移した。

 

そこでまた大量の魔法陣が展開され、そこから魔物がうじゃうじゃ、わんさか、ゴミのように出てくる。

それが逃げ道側。

 

反対側には一体の巨大な魔物がこちらを睨む。

 

そこで団長はこう、こぼした。

 

――まさか……ベヒモス……なのか……

 

詰んだな?

 




ソロの技能明かすのは次。
流星のロックマンを知っている方ならもうわかってるよなあ?

今回、主人公ほとんど出番なくて草。

三人称視点、主人公が使ってる呼び名より本名のほうが読みやすい?

  • 読みやすい
  • 読みにくい
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