「こんばんは。久しぶりだね、カナヲ」
「……」
蝶屋敷の玄関先、そこから少し歩いた所に九条玲はいた。
対面には、ひどく顔立ちの整った美しい少女がおり、ニコニコと笑みを貼り付けて上品な仕草でお辞儀をする。
──栗花落カナヲ。
それが、この少女の名である。
鬼殺隊服を着ていることから分かる通り、カナヲもまた鬼殺隊の隊士。そして、少々特殊な立場でもあった。
継子。鬼殺隊の最高位剣士である柱、或いは元柱にその才覚を見込まれ、次期柱として直々に育てられる若輩の鬼殺隊士。
並大抵ではない才能の持ち主でなければ選ばれぬそれが、栗花落カナヲであった。
その彼女は、玲の言葉にお辞儀以降一切の反応をしないまま兎に角此方をみてニコニコとしているだけ。
だがそれを気にする様子なく、いかにも慣れたと言ったようなさまで玲は言の葉を朗々と紡いでいく。
「元気にしてた?」
「……」
ニコニコ。
「そうだ、今日は
「……」
ニコニコ。こくり、と頷く。
「そうか、それなら良かった。今いるかい?」
「……」
「……」
にこやかにサイダーを差し出したままの玲と、それを微笑みながら瞳に映し続けるカナヲ。
二人とも微動だにしない。時が止まったようだった。両人とも見目が麗しいので、たいへん画になる。まるで絵画のようだ。が、それで誤魔化し切れないくらいには、奇妙な状況だった。
それから四半刻もしないうちに、ようやく玲は嘆息してサイダーを風呂敷に戻す。カナヲが僅かだが物惜しそうに眉を下げた。
「あら、玲くん。いらしてたんですか」
と、丁度その時。しのぶが気配に気付いたのか此方に姿を見せる。窓からは陽の沈んだ後特有の薄紫色の空が覗いていた。今の時刻を考えると、藤の毒の研究、患者の治療、隊務報告といった彼女の抱えるあまたの仕事がひと段落ついた頃だろうか。
お互いにだが、あと半刻もすれば鬼狩りに出ねばならぬ。それまでの僅かな休息の時間に顔を出した事を、少し申し訳なく思う。
「お邪魔してます、しのぶさん。まぁいつものですよ」
「なるほど、そういう事でしたか」
「これまたいつも通りでしたがね。しのぶさん、これを」
『いつも』を代名詞に会話を済ませながら、風呂敷ごと差し出す。しのぶがそれを受け取る。
玲は粕ていらがこの世で一番好きな食い物なので、元々贈り物として買った物だとはいえ少し寂しい気分になった。
先程、奇妙な光景と表現した状況は、実はこの蝶屋敷では時たま見られるものだ。
カナヲは虐待を受けていた過去があり、その影響か自分の頭で考えて行動をしなかった。
無論、胡蝶姉妹に引き取られてだいぶ経つのでマシになってはいるし、彼女にも意志という意志が存在することも間違いない。無断で最終選別に向かったことなどその証左であろう。
だがやはりカナヲがどうでもいいと思ったことは何一つ自分の意思では決められなかった。
暫定的な対処法として亡きカナエが与えた銅貨を投げ、その表裏次第で意志決定をしているのが現状。
できることなら銅貨に頼らず行動して欲しいとしのぶは思っているし、当初からカナヲを見ていた玲もまた同様だ。
だから時々、玲はこうしてカナヲに対して試行する。もちろんそれを強制していないので、しのぶもそれを見守る事があった。
「今巷で話題になってるカフェーの粕ていらです。俺も食べたので味は保証しますよ」
「まあ、ありがとうございます。これお高いでしょう?」
「気にしないで下さい。いつもお世話になってますから、その御礼です」
「そうですか。でしたら蝶屋敷の皆で頂きますね」
「そうしてください」
しのぶがカナヲの方を向いた。玲も釣られてカナヲを見る。
突然二人分の視線を浴びた彼女は笑顔の下で困惑しているようだった。その様子がすこし、微笑ましく思えた。
「カナヲ、アオイが呼んでいましたよ。それと、これも持って行って下さい」
「はい、師範」
カナヲが風呂敷を受け取り、歩いて去っていく。
タタタ、と歩く度に結われたサイドポニーテイルが揺れ、可愛らしかった。
その様子を姿が見えなくなるまで見届けたしのぶと玲。少し間を開け、しのぶはふたたび口を開いた。
「……カナヲにも何かきっかけがあれば変わるのでしょうか」
「きっと今は願うしかないんでしょうね。彼女にとって変わるに足る…たとえば恋だとか、そういうきっかけの到来を」
それを耳にしたしのぶは内心で少し吃驚した。カナエと同じような事を玲が言ったからだ。玲はたまに、こういうところがある。
そう言った似た部分を見るたび、やはりこの男は兄弟弟子なのだな、と感ぜさせられるのだ。
「あ、しのぶさん」
不意に、玲が窓を指す。見れば、一羽の鎹鴉が。
それはしのぶの鴉でも、カナヲの鴉でも、そして玲の鴉でもなかった。ひとまず窓を開けてやると、即座に縁に翼を畳んで降り立った。そして一息置いて、それから仰々しく嘴を開き言葉を発した。
「カアアァーーーーッ!!伝令!胡蝶シノブ!オ館様ヨリ召喚!至急産屋敷邸ニ向カエ!!」
叫ぶようにして告げられた伝令に、玲もしのぶも僅かに瞠目した。
お館様。つまり鬼殺隊の最高管理者、産屋敷家当主。この時間帯、そのような人物直々に柱が呼ばれるという事はつまり、鬼殺隊に大きな被害を齎した鬼の出現を意味していた。
その伝令を聞きそろそろ潮時と判断したのか、玲は別れの挨拶を口にする。
「では、俺はこれで。そろそろ任務に出ます。また会いましょう」
「私もお館様のもとに向かいますね。玲くん、どうか気を付けて下さい」
「しのぶさんも気を付けて下さいね。柱が呼ばれるなんて、きっと十二鬼月でしょう?」
そうして、二人は夜闇の広がる方へ踏み出して紛れた。
◆◇◆◇◆◇◆
───
神田須田町に設置され、両国駅方面への総武線の敷設計画をも見据えて建設されたこの駅は、中央本線や東京市電の乗換タアミナルとして栄えている。その周辺には洋物問屋、飲食店、寄席、映画館が建ち並び、銀座にも引けを取らぬ繁盛の様相を呈していた。
その駅舎は壮麗にして豪華絢爛の高層建築で、かの権威ある建築家、
そして駅前の広場には、日露戦争の英雄である『軍神』
夜も
もしもここが地方であったならば、誰一人として外にはおらぬだろう。しかし此処は帝都ゆえ、人通りは少々だがあり、ほかにも巡回の警官がたまに姿を見せる程度には、未だ人の姿があった。
このように微かな部分にも、文明開化の余韻が感ぜられた。
そして雨の匂いと音のするなかを紛れるようにして、平時とは似つかわしくない剣戟の音が、夜空に響いていた。
擬洋風建築の駅舎の屋根瓦の上、そこにあったのは二つの人影。片や雪のように白い髪を揺らす男。片や作務衣を纏った長髪の男。
しかし長髪の男の方は姿かたちは人と全く同一であったが、鬼としての特徴を隠す気もなく晒していた。青白い肌と鋭い牙が見え隠れする口。また肌には罅割れのような模様が。そして何より、その片目にのみに刻まれた『下弐』の文字。
「何故だ…!?何故下弦の弐である私が柱でもない鬼狩りに……!?」
だが戦況は異常だった。
下弦の弐───
生き残ることに全身全霊をかけて何とか首の皮一枚繋がっているような状況。思わずついて出た疑問の言葉。しかしそれに玲は答えること無く、ただ薄葡萄色の日輪刀を煌めかせる。
「雪の呼吸──陸ノ型
────眞白の花弁が散り敷かれた。
ふわり、と軽やかに一歩踏み込み、雪片が舞うような刹那の間に玲は轆轤の間合いに詰め入る。奇妙な足運びで、距離感が狂う。
日輪刀の柄尻から伸びた鎖の先に取り付けられた鈴がしゃらん、と音を立てた。そのまま交差し、身体を振り向くように回すと共に横一文字に斬り払う。
雪の浪がゆらりと揺らめく様を彷彿とすれば、三十六歌仙に数えられるかの土御門の中納言が嘗て詠んだ桜花の浪の歌*1を想起させた。
並の鬼であればこれで終いとなるのが玲の常であるが、流石は下弦の弐といったところか、轆轤は直前に察知して地を蹴り回避を試みた。余裕無さげではあったが頸は半分繋がったままで、斬り落とすことは叶わなかった。
「貴、様ァ…!血鬼術……!!」
いかにも不愉快極まりないと言った様子で、忌々しげに此方を睨め付ける下弦の弐。
血鬼術を行使すれば、次の瞬間には屋根瓦から土のようなものが大量に生え、まるで生き物であるかのように蠢いた。
「あぁ、それは見飽きた」
玲は表情をぴくりとも動かさず、完全に見切った様子で己を押し潰さんと迫るそれらをごく僅かの動作で避けていく。
ならば、と轆轤は血鬼術で操る土を増やす。螺旋を描くようにして先端を尖らせ、迫り来る無数の土の塊。
玲は呼吸で強化した脚力で以て格子の目を掻い潜るかのように駆け避け、それぞれの土塊が衝突し合い相殺されるよう立ち回る。
「これならば……!」
陶土が隆起した。
ぼこぼこと形を変えていき形成され、出来上がったのは巨大な熊であった。十尺などゆうに超えるそれは、鬼熊と呼ぶに相応しい。
そうして生まれ落ちた鬼熊は妖しく輝く眼孔を開き、おぞましく咆哮を上げた。それはまるで産声のようだった。それから大きな腕をぎちりと延ばし肥大させ、玲を轢殺せんとする。
───雪の舞うような呼吸音が響いた。
「────漆ノ型 蕭々・
予備動作もなしに放たれた不可視の斬撃が九連。
白光が迸るような錯覚を見舞い、キィンと甲高い金属音が響き渡る。
何も成すことなく何分割もされ微塵となり果てた鬼熊に、その術の持ち主である轆轤は内心で唖然とした。
「死ね鬼狩りッ!」
気を取り直した轆轤の鋭利な爪が余裕なく振るわれる。
必死のそれを玲は片足を半歩引き半身で避け、そのまま後ろ回し蹴りを轆轤の頭蓋に叩き込んだ。
硬く重いブーツに遠心力が加わった重厚な一撃。呼吸で威力を増したそれは、鬼であれ脳震盪を引き起こすには充分な威力を孕んでいた。
ぐらり、とよろめく鬼。
そのような隙を見逃すことなく玲は日輪刀で袈裟斬りを見舞わんと一歩踏み込んだ。本能で危機を感じたのか、轆轤は眩暈のするなか咄嗟に爪を横に薙ぎ払う。
しかし玲はそのような苦し紛れの一撃を受けるような男ではない。
身体を横に倒して放たれた爪の一撃を避けつつ一閃。その両の目を切り裂く。どうせ直ぐに再生されるだろうが、ひとまず視界は潰した。
視覚を急に失えば狂乱するのは生物としてごく自然なことで、それは鬼とて例外ではない筈だ。暴れられては面倒なので、次に脳を貫いて思考を搔き乱し、そのまま日輪刀を上に返し斬り上げる。がぱ、と下弦の弐の頭の上半分が左右に割れ、血と脳漿が噴き出した。
「ぎあああああああああああああ!!!きざ、ま───」
とは言えそれでできる隙は僅か。
一瞬にして背後に回り、畳みかけるように日輪刀を振り下ろして頸を刎ねる。どさり、と音を立てて首が落ちた。断面からぶしゃり、と血の噴水が。
脳の再生が中途半端なまま消えてゆくからなのか、呂律が回らず支離滅裂に何やら喚いていたが、玲は無言で頸をさらに十字に裁断して黙らせた。
「……結局、十二鬼月が出たのは此方だったか」
しばらくの時を使って煤となって散り消える下弦の弐を見送ると、玲はふう、と息を吐き出して日輪刀を仕舞う。
隊服に付いた土汚れを払い落とし、それから後処理のため隠を呼び付けた。
数分もしないうちに来るだろうから、伝達は鴉に任せて自分は次の鬼のもとに向かおう、なんて考えつつ軽やかに駅舎の屋根から飛び降りる。
三、四階分ほどの高さからすたりと着地し、それから何事も無かったかのように、京紫に桜吹雪の刺繍が施された羽織を翻して歩き出した。
そしてすぐに警官と目が合った。
「貴様腰のそれは何だ」
「あ、いや、これはですね……」
瞬く間に五人の警官から取り囲まれてしまう。
駅舎屋根の上から飛び降りた所を見られてしまったらしい。さらに帯刀していると来た。言い訳のしようがない。
「ッ!おい待て!逃げるな!」
このままではお縄なので、玲は堪らず逃げ出した。
警官の頭の上を飛び越え、全集中の呼吸を深めて走る。警官たちは唖然としているのか惚けており、その隙に一気に引き離し逃げる。少しして怒号が聞こえ、遥か後ろから警官が追いかけて来るのが分かる。
そして上空を旋回する鎹鴉は、まるで逃げる玲の代わりに勝鬨を上げるかのようにその報を叫ぶのだった。
「カアアァーーーーッ!!九条玲!下弦ノ弐撃破!撃破ァァァ!!」
◆◇◆◇◆◇◆
下弦の弐撃破から数ヶ月して、その日は久方振りの休暇だった。
洋風の内装と外装の館。和室も幾つかあるから、和洋折衷とも言うべきか。蝶屋敷から徒歩で訪れることも可能な程度の距離の場所に、九条家別邸はあった。鬼殺隊に入隊してからは、生家である本邸を離れ一人ここで生活していた。使用人らには反対されたが、意思は固かった。そしてそれは、今でも変わらない。
玲は椅子に腰掛け、テーブルに置かれた砂糖壺から角砂糖を五つ取り出し、淹れ立ての珈琲にぼとぼとと落としかき混ぜた。程よく冷ましたところで、口を付ける。一口飲んでカップを碗皿*2に戻し、二つの手紙をその隣にぱさりと置いた。二枚とも、下弦の弐撃破の翌日に届いたものだ。
「人を喰わぬ鬼とそれを連れた隊士、か」
玲は柱のうち二人と文通をしている。胡蝶しのぶと煉獄杏寿郎。玲と特に親交の篤い彼ら二人からの手紙には、同じ内容が記されていた。
────鬼と化して以来一度も人を喰わなかった鬼と、それを連れた隊士の少年。そしてその存在の承認。
身体は鬼となり果てたが、心は人間。
玲は鬼を衝動のままに人を喰らう化物と定義づけていたが、食人衝動を押さえつけ人と共に戦うその鬼は、果たしてどちらと言えるのか。いざそのような存在が出てくると、玲はわからなかった。
無論既にその存在は公認のものとなっているのだから、今更何か言ったところで意味は無い。無いのだが、やはり感情というのはどうにもならなかった。
人を食わぬ鬼? ……ならば。ならば、鬼がみな、その鬼と同じだったらよかったのに。或いはそもそも存在しなければ。そうだったならば、母と妹が死ぬことはなかっただろうに。
『お兄様、助けて……
『ああ大丈夫だ。直ぐにお医者様が来てくださる…絶対に大丈夫だおまえは死なない……!大丈夫…!大丈夫だ…!……っ』
今でも褪せることなく耳にこびり付いている声がある。きっと一生忘れることはないのだろう。まるで呪いだ。
母は鬼に喰われ血濡れの羽織と左腕しか残っていなかった。妹も血濡れで、見つけた時には四肢がもがれ達磨にされていて、既に虫の息だった。
鬼が人を喰らわぬ存在だったならば、今でも二人は生きていただろう。
敬愛すべき父がいて、愛してくださる母がいて、いたく可愛らしい妹がいて。あの頃の幸せな生活が続いていたのだろう。
俺だけではない。
しのぶも、両親とカナエさんが死ぬことなく生きていたならば、そのまま天真爛漫に育ち普通の幸せを掴んでいた筈だ。
言うまでもなく他の皆もそうだ。
復讐、なんて物騒なものが酷くありきたりになるくらいには。
閑話休題。
ともかく、しのぶの手紙では蝶屋敷で預かったとのことなので、いずれその鬼を連れた隊士と会うことがあるだろう。
いつか会うその時までに、心の整理をしておく必要がある。今のままだと、きっと何を言ってしまうかわからないから。
もう一度、珈琲に口を付けた。やはり何時ものように甘かった。
そう言えば、鬼の味覚とはどうなっているのだろうか。味は感じられるのだろうか。人を喰って不味いとは思わないのだろうか。いやそもそも日光に当たれば灼け死ぬとはどういう原理なんだろうか。
もとは同じ人だというのに、そのように変えてしまう鬼舞辻無惨の血。なんと恐ろしい。
「ん?あれは…」
コンコン、と窓が叩かれた音がして其方を見やる。
そこには鎹鴉が一羽とまっていた。窓を開けてやれば数舜言い淀んだ後、伝達内容を玲に伝えていく。
それを聞いた玲は己の五臓六腑がぐちゃぐちゃに搔き乱されるような感覚と、全身が凍るような錯覚に襲われた。嗚呼、震えが止まらない。
その顔はまるで、死人のように青ざめていた。
「杏寿郎が、死んだ………?」
ちなみに、しのぶさんが向かったのは那田蜘蛛山です。
つまりその裏で下弦の弐を撃破したことになります。あと前話でちらっと触れましたが、零余子さんも玲に撃破されてます。
二人ともパワハラ会議出席前に退職です。これもまたある種の救済。
轆轤さんの血気術や設定が公式で出たら書き直します。
下に別に本編で明かされるでもない主人公の設定を書いておきます。
本当はまだのつもりだったんですが、この時点以外にあまりいいタイミングがないので。
近いうちに消しますが、必要ないという方がいましたらここで止めてくださいね。
・九条 玲
階級:甲、年齢は二十。
もともとは華族である九条家の嫡男で、家を継ぐための勉強をしていた。また琴のお稽古を嫌がる妹のため、偶にこっそりと街へ遊びに連れ出していた事も。
厳格だが愛のある家庭で育ったが、ある時鬼に母と妹を殺される。その後父は心を病んでおかしくなり、何年かして結核を患い死亡。
父の後を継ぎ爵位を賜った玲本人も365日毎日のように母と妹の最期の瞬間を夢に見続け、親戚や他の華族からの圧力も相まってストレスにより髪から色素が全て抜け落ち白髪に。
それからしばらくした頃鬼殺隊の噂を聞き、花の呼吸の育手のもとへ。九条家は半ば没落したが、剣の才能はかなりの物だったようで、1年と経たず最終選別へ向かう。
そこで、生涯無二の友となる煉獄杏寿郎と出逢うこととなる。