デブでオタクでネガティブで陰キャな俺がクマさん型VTuberになってモテだした話 作:獅子龍
また、評価をくださった方ありがとうございます。おかげさまで棒が赤色になりました!
やっと0配信が書き終わりました。
今回も自信はないので過度な期待はしないでください。
少し書き直しました。紛らわしくてすきません。一華の呼び方を変えました。
扉の前には黒髪ポニーテールの女性が立っていた。いや、顔色が凄く悪い!!
なんていうか!青い!血の気が引いてるみたいな
なに、どうしたの!?吸血鬼に出会って血吸われたの?ってレベルで青い!!
「だ、大丈夫ですか!?」
「え?」
「いや、だって顔色凄く悪いですし」
「ッ!?」
「ん?」
な、何だろう?俺おかしなことを言っただろうか?
顔色悪いし、女性だし、心配するのは当たり前だと思うんだが、とりあえず、行動しなければ始まらない!というか行動しなければ彼女が倒れてしまう!
「えっと、とりあえず座ってください!」
「え、はい」
「これ、俺なんかの上着では不愉快だとは思いますが良ければ……」
俺は、パイプ椅子を持ってきて座って貰う。
そう言いながら上着を脱いで渡す。
「あ、ありがとうございます。」
「今、飲み物を買ってきますんでゆっくりしてください」
「え、あのちょっと!?」
バタン!
俺は、それだけ伝えると人の迷惑にならない程度に走った。正確には駆け足だ。会社の中にあるだろう自動販売機へ目指しているとネマさんが居た。
「あら、優希さんどうしました?」
「あ、ネマさん!」
「はい、V・A3期生マネジャーのネマです。」
「……誰に説明してるんですか?それは、ともかくブランケットとかありませんか?」
「ブランケット?どうしてですか?」
「かくかくしかしか」
「しかしかうまうま……なるほど、ではこちらのブランケットをどうぞ」
「どこから取り出したのそれ!?」
「企業秘密です。」
「と、とりあえずありがとうございます。」
「はい。氷華さんによろしくお伝えください。」
おれは、途中にあった自動販売機で飲み物を適当に買い
部屋へと戻る。
ポニーテールの子は俺の上着を羽織っていた。俺は、買ってきた飲み物とブランケットを渡した。
俺が買ってきた飲み物はお水と温かいお茶とミルクティー
顔色悪いし、恐らく風邪とかだろう。
こういう時は暖かくして安静にするのが一番だ。
お水は万能だし好き嫌いないだろうからこういう時は買って損はないし、暖かい方は好みがあるだろうから一応2つ買っといた。
美川さんは渡されたブランケットを膝にかけて、飲み物を飲み始めた。
「これ、良かったらどうぞ。」
「あ、ありがとうございます。」
「こういう時は暖かくするのが一番ですよ」
「え?」
「ん?」
「し、知ってるんですか?」
「はい?」
なぜこの人は若干頬を染めているのだろうか?
なんで少し恥ずかしそうなんだ?
なんで恨めしそうにこっちを見ているんだ?
「う~」
「よ、よくわからないですか、ゆっくりしてくださいね。もし辛かったら寝づらいかもですけど寝ててもいいですから。」
「あ、ありがとうございます。」プイッ
そっぽ向きながらだがお礼を言ってくれた。
言ってはなかったが、俺は、直前にネマさんから同期2人の資料を貰っている。
と言っても名前とVTuberのイラストとその説明ぐらいだ。
本来だったら、マネジャーであるネマさんもここにいるはずなのだが別の仕事で来れないらしい。なので各自の説明ができないから、書類を渡してあとは、各自で自己紹介してとのことらしい。丸投げぽいが仕方がないことだ。
今目の前にいる女性は確か……
名前は
背は平均女性よりも少し高く今年二十歳の19歳らしい。つまり大学生である。
VTuberの名前は
白と黒の着物に水色の白玉模様の羽織を着ている。
俗にいう和風コーデという感じだ。
水色に白がかかった長髪のポニーテール
華の髪止めをしており日によって変わっていくらしい。
氷妖怪の一族の末永で先祖返りなのか少し氷を出せるらしい。
暑さに弱いがもちろん溶けることはない。
一族を残すため婿を見つけなければならなくなったので効率よく探すためにVTuberになった。
性格は冷静沈着であり、歌うことが好きな19歳
って書類に書いてあったな
「…………」
「…………」
会話がなく10分がたった。
さっきから美川さんはこちらをじっと見つめて……いや
睨んでいるのか?
俺なにかしたっけ?悪いことしたなら謝るんだけど、何したのかわからないのに謝るのも変だしな。
そんなこと考えていると廊下からバタバタという足音が聞こえてきた。慌てている様子だ。
腕時計を見てみると集合時間を過ぎていた。看病で時間を忘れていた。
つまり、この音はもう1人の同期。遅刻して慌てて来たんだな。
よし!挨拶のリベンジだ!
先程は出来なかったから、次こそは俺の駄目な第一人称の緩和を!!せめて嫌われないための努力を!!!
さぁ、『あ、お疲れ様です。大丈夫ですよ』ニコッって!
バタン!!
「おつ……」
「ス、スミマセン!遅れました!」
ドアが勢い良く開かれて立っていたのは茶髪ショートヘアーの女性。
体がボロボロで膝に怪我している。
「だ、大丈夫ですか!?!」
俺は、挨拶が出来ない運命なのか?
なんで、怪我しているの!?なんでそんなにボロボロなの!?
と、とりあえず治療をしなければ!
行動しなければ始まらない!(2回目)ってか行動しなければ彼女が怪我からバイ菌が入って病気にかかってしまうかもしれない!!
「と、とりあえず座ってください!」
「え、いやデモ……」
「いいから!とりあえず座ってください!安静にしてください!」
「ハ、ハイ!」
「とりあえず色々持ってくるんで待っててください!」
「え、ちょっ!?」
バタン!
俺は、また迷惑にならない程度に駆け足をして。自動販売機&救急箱を探した。
そうするとまたネマさんがいた。
というか探した。そして、居た。
いや、探しては居たけどこんなにタイミング良くいるもんなの?良くわからないけどマネジャーってデスクワークがメインじゃないの?こんなに会社の廊下をウロウロしているもんなの?俺の偏見なの?
「あれ?優希さん?またどうしました?」
「いや、今はいいか…………実はかくかくしかしか猪鹿蝶」
「ふむふむ、コイコイなるほど。では、こちらの救急箱をどうぞ」
「だからどこから取り出したの!?それ!」
「いいから、いいから~速く持っていってあげてください。」
「あ、はい。ありがとうございます。」
「それと、もしあれでしたら顔合わせ日ずらしても大丈夫ですから」
「すんません。お気遣いありがとうございます。」
帰り道に飲み物を買い部屋へと戻る。
買った飲み物は冷たいお水とスポドリ。
それを急いで部屋へと持っていく。
「はぁ、はぁ、すみませんお待たせしました。」
「イ、イエ」
「これ、スポドリです。あと、怪我したところを見せてください。」
「え、あ、でも」
「俺なんかが触るのは大変嫌でしょうけど我慢してください。」
「え?いや、別に……ソンナ」
俺は、膝をついて女性の怪我を見る。
うむ、転んだのだろうか?擦りむいたのと軽い捻挫かな。
買ってきたもう一本の冷たい水を足首に当てる。
「すみません。これ支えて貰っていいですか?」
「あ、ハイ」
「少し染みますよ」
「ッ!!」
「あ、すみません。痛かったですか?」
「ス、スコシ」
「すみません、もう少し優しくします。」
俺は、持っていたハンカチに消毒液を湿らせ傷口に当て、そのあと絆創膏を張る。足首は湿布を張ってテーピングで固定する。これにて、手当ては終了。
彼女の名前は
今年で二十歳の19歳。つまり短大生。
VTuberの名前はフィアンマ・レア
19歳
レアが名前である。
赤の短髪のショートヘアー
昔からガンマンに憧れていて。炎のガンマンを目指している。
拳銃はモデルガンだか、弾に特殊な仕組みがしており炎の弾を出せるとか出せないとか。
両脇に黒の炎のマークが付いた2拳銃を持っている。
白のワイシャツを胸下で結んでおりへそが見えている。
茶色のジャケットを着ており、黒のズボンを穿いている。
ベルトは、ドクロマークで赤のカウボーイハットを着けている。
父が外国人で母が日本人。
ついこの前まで外国にいたが父親の仕事の関係で日本にきた。
日本を学ぶためにVTuberになった。
日本語は母親に教えて貰ったので聞けるし話せるが、まだ少しカタコトである
母親の影響でレアの方が名前である。
って書類に書いてあったな。
先程からカタコトの部分があるな。VTuberのところに書いてあった、カタコトになるってのは作ってるわけではなく本当にそうなんだな、
「………………」
「………………」
「………………」
そこから約5分がたった。
き、気まずい!
あー!!挨拶のタイミング逃したー!!
だってしゃーないやん!初顔合わせで!始めて会う同期2人が体調不要と怪我人って!挨拶できへんし、美川さんは何故か知らないけど少し顔赤いし…………熱でもあんのか?
七海さんは何か申し訳なさそうだし……遅刻したことでも気にしてんのかな。
一刻も速くここを終わらせて帰りたい!てか、帰らさないときつくなるだろうし
ここは、最高年齢である。この俺が進行をしなければ!行動しな(以下略)
「え~と。とりあえず、お2人とも大丈夫ですか?」
「わ、私は別に……その」
「わ、ワタシも大丈夫デス!!。」
「さっき程もネマさんに会いましてね。もし、お2人があれでしたら、日にちをずらしてもいいとのことです。」
「「…………」」
「ど、どうします?」
「えっと……」
「ソノ………」
う~ん?もう少し言い方を変えれば良かったかな。2人とも自分達のせいでって思ってるのだろうか?俺なんかに気にする必要なんて無いのに…………このままだと気まずい関係のままになってしまうな。立て直さないと!!
「んじゃ、とりあえず自己紹介して。改めて後日飯でも食って顔合わせでどうでしょうか?」
「わ、私はそっちの方が嬉しいですね」
「ワ、ワタシもそっちの方が」
「んじゃ、自分から。名前は大山 優希、25歳。趣味はアニメ鑑賞、特技は料理です。なんかんやでVTuberになりましたが、一生懸命頑張ります。俺なんかが、お2人の同期で大変申し訳ありませんが迷惑かけないように頑張りますのでよろしくお願いします。それじゃ、時計回りで美川さんから」
俺は、左隣にいるに美川さんへと目線を向ける。
「わ、私の名前は美川 氷華です。趣味は水泳で、特技というか好きなものは歌うことが好きです。これから、同期としてよろしくお願いします。」
「ありがとうございます。それじゃ、最後に七海さん」
次に茶髪の子に目線を向ける。
「は、はい!私は七海 璃夏デス。
趣味はFPSで、特技はヘッドショットを決めることデス!この前まで外国にいたので日本語はオボツカナイですがどうぞヨロシクお願いします!そして…………遅刻して本当にスミマセンデシタ!!!」
「え?あ、いや別に正直それどころではなかったので?」
「!そ、それは、本当にすみません。」
「え!いや、あのせめてるわけじゃなくてそのあの看病に集中していたら他のことが頭から抜けていて」
「あ、その、えっと」
「…………」
「…………」
「…………」
また気まずくなってしまった。でも若干話して何となくわかった気がする。2人とも多分良い子だ。
なんだろう直感的にはなるけど。美川さんは冷静沈着って感じがするな。
七海さんは逆に天真爛漫って感じだ。
「えっととりあえず自己紹介も終りましたし。解散しますか。お二人は何で来られたんですか?」
「私はバスで」
「ワタシはバスと電車をノリとツイでで」
「ん?あー乗り継いでか……」
2人とも万全ではないし、このままバスや電車で帰るのは億劫だよな。
もしかしたら、犯罪者で通報されるかもだし。このまま別れた方が俺的には良いのかもしれない。
でも、俺なんかが役にたてるなら!2人の力になれるなら!
やるだけやるのさ!例え通報されたとしても!!
「よ、よろしければ送りましょうか?」
「「……え?」」
「あ、いや、あの!あれですよ!別に邪な気持ちは一切無いですし!そんなことをするつもりもなければ度胸もありませんし
美川さんは体調悪そうですし。七海さんは怪我してるし、このあとバスとか電車で帰るのは辛そうですし?自分車で来てますし?送った方がお2人のためになるならって思ったんですよ!こんな俺なんかの車に乗りたくは無いでしょうし、長い間一緒に居たくはないでしょうけど。お2人が辛いのであれば全然運転いたしますので……その……あの…ぜ、絶対変なことしませんし、なんだったら免許証とスマホ渡しておきますので……その…………け、契約書とか書いた方が良いんでしょうか。血判?とかもしますし……それに……あのo(T△T=T△T)o」
俺があたふたしていると黒髪の子が少し笑った。
「いや、すみません。その慌ててるようすが可愛くて……」
可愛い?そんなものは俺にはないし2人の方が可愛いだろうに
「図々しくなりますがお願いしてもいいですか?」
「はぇ?」
「いや、正直に言えば結構きつくて、このあとバスを使って歩いて帰るのはちょっと……なので出来ればお願いしたいのですが」
「は、はい!いや、俺は、全然大丈夫っすよ!」
「ワ、ワタシもイイですか!この足で少しならトモカク長距離歩くのは……」
「俺なんかの車でよければ全然大丈夫っすよ」
「それじゃ…………あれ?」
氷華さんが立ち上がろうとした瞬間恐らく立ちくらみしたのだろう。前に倒れそうになった。
俺は、近くに居たということもあったがとっさに受け止めた。
「あ、あれ?」
「すみません。失礼します。」
俺は、その一言だけいうと彼女を抱えあげた。俗に言うお姫様抱っこというやつだ。
「え、あ、あの……」
「いや、本当にごめんなさい。多分立ってんのも辛そうなので俺が運びますので。俺なんかが触れるのはGに触れるよりも辛いでしょうけど……ご理解のほどおねがいします。」
「えっと……その私が気にしてんのはそっちではなく…………ゴニョゴニョ」
「……?んまぁ、とりあえず行きますか。璃夏さんも着いてきて貰っていいですか?もし、あれでしたら肩か腕貸します??」
「え?じゃ、じゃあお願いシマス。。」
こうして、俺達は駐車場へと移動した。
助手席を開けて氷華さんを座ってもらい、璃夏さんを後ろの席に座ってもらい。同時に持ってきてしまっていた。ブランケットや待合室に置きっぱにした救急箱をネマさんに届けに行った。
廊下でネマさんを探しているとまるで合わせたかのようにそこにいた。
「あ、ネマさん」
「あら、優希さん。」
「……ネマさんって」
「はい?」
「仕事してます?」
「喧嘩売ってるんですか?」
「いや、だって3回中3回バッタリ会うっておかしくないっすか!?マネジャーっつディスクワークが基本なんじゃないっすんか!?」
「今日は、移動する仕事が多いだけでちゃんとやってますよ!!」
「あ、すみません。と、とりあえず。かくかくしか鹿って上手いんですか?」
「うまうま上手いですよなるほど」
「ってことで。これありがとうございます。」
「いえいえ、それでは、お二人のことお願いしますね」
「はい!次にあったときは……警察署ですね。」
「!?ちょっ待て!?なにする気だ!?」
「?送り届けることが罪なのでは?」
「卑屈すぎでしょ。てか、それなら何故送ると言った?」
「いや、だって辛そうだし…………俺に出きることならしてあげたいし」
「そう思うんなら大丈夫ですよ」
「……?」
ネマさんが言った意味がわからなかった。
このあと、車に戻ると何故か2人が微笑ましい顔していて、心なしか気を許されている気がするのは気のせいだろうか?
ほんで、住所を教えてもらってナビリながらも途中コンビニに寄り……各自の家について、親御さんに挨拶したり色々あって、家に着いたときには疲れすぎて死ぬように眠った。
あれ?顔合わせだけど……一応自己紹介はしたけど俺、ほぼ看病と手当てしかしていない気がする。
はぁ、こんな調子で同期と上手く付き合って行けるのだうか?
なにより、あと数日後には初配信なのに大丈夫なのか?
俺のVTuber人生心配しかないな…………………………はぁ(ーдー)
読んで頂きありがとうございました。
次回は初配信を書く予定です。
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