Assault Lily・Stratos InFinite Fake 作:XIYON
翌日、原型英雄どもが召喚した不可思議を倒した俺たちはいつも通りに投稿していたが…
ギルガメッシュ「ちっ……」
恭我「……」
千冬「全く貴様らは…」
シャル「えぇと……あの2人どうしたの?」
絢香「セシリア・オルコットと凰鈴音の2人とやり合って学園の中をめちゃくちゃにしたから反省させられているらしいよ?」
シャル「あぁ、確かにあの戦いはけっこう激しかったよね…」
立香「アイツらは手加減を知らないからな?仕方ないよ。」
ギルガメッシュとセシリアはアリーナで激しい戦闘を行い、恭我先生と凰鈴音も周りのこともお構い無しに暴れ回ったらしい。
麗華「ところで、あの十二支同盟のリーダーに手紙を送ったんだって?」
立香「少しは荒削りな方法だったけどな…」
そして翌日、俺は華武利と対面するためにレゾナンスへとやってきた。周囲を警戒しながら、華武利が来るのを待っていると…
華武利「君かい?あの龍の仮面ライダーというのは…」
立香「きたか。」
華武利「安心したまえ。ここで事を起こすつもりはないよ?」
立香「こっちも余計な戦闘は避けたい。思想は違うと言えど志は違うからな?」
華武利「不思議だね?君と話す時は悪くない気がするよ。」
立香「なら今はお昼時だからランチでもどうだ?」
華武利「いいね?なら現代の食事がどれだけ変わっているのかを見せてもらおうか?」
というわけで俺と華武利がやってきたのはレゾナンスのレストラン街にある、うなぎ屋さんだった。
華武利「へぇ、鰻か…学生にしては懐があるんだね?」
立香「伊達に何年も生きているからな…」
華武利「何年も……ということは、君も大正時代の人間なのかい?」
立香「少しは違う。ただこれから話すことに条件がある。」
華武利「条件?」
立香「お前の事情を詳しく詮索するつもりはこっちにはない。シードエグズを分け合うのを条件にこっちの事情を教えてやる。」
華武利「いいよ。ならその事情とやらを聞こうじゃないか。」
立香「そうだな…まずは俺のことから話そう。」
俺は自分が転生者であること、そしてこの世界が様々な世界が融合したせいで混沌と化してることを伝えた。
華武利「へぇ〜…そんなおとぎ話なことが起きるんだね…あってみたいよ。その女神様にね?」
立香「感心してる場合か。俺も事情を聞いて転生したんだぞ?ごちゃ混ぜになった世界を救えって言われても、最初はどうすればいいか分からなかったんだからな?」
華武利「ヒュージの存在は僕たちも聞いているよ。だが、リリィたちがほとんど全滅させてしまっているからなかなかお目にかかれないんだよね?」
立香「そのうち出会えるさ。」
華武利「しかし…様々な世界が融合し、本来の世界が掻き乱され、違う世界となった…なるほど、通りで不可思議が今までと違うわけか。」
立香「原型英雄だけじゃない。俺の学園の教師同士の話によれば警察にもその不可思議の存在が知れ渡っているらしい。」
華武利「なるほど…原型英雄という存在だけではなく、警察自体にも君は警戒しているんだね?」
立香「あぁ…それとこの前、俺たちが倒した不可思議のことだが…」
華武利「あのシードエグズがない不可思議だよね?何か分かったのかい?」
立香「こっちの仲間の予想では誰かが特殊な空間を使って俺たちよりも先にシードエグズを取った可能性があると見ているらしい。」
俺は近くにあった伝票入れを手に取り、それを使って分かりやすく説明した。
立香「異空間らしきものを召喚し、そこに手を突っ込んでシードエグズを取る…普通の人間じゃまず出来ない手法だ。」
華武利「マイスも色々と怪しいけどね?」
立香「それはアンタらが探るべきもんだろ…」
それからお互いに鰻重を楽しんだ後に会計を終え、そのまま帰ろうとした道中だった。向こうから悲鳴が聞こえ、何が起きたかと思ってみると、そこには不可思議が2体、宙と戦っていたのだ。
立香「おい!なにショッピングモールで不可思議狩りしてるんだよ!やるなら外でやってくれ!」
宙「そんなこと簡単に言うな!俺だってやりたくてここでやってるわけじゃないんだっ!」
ショッピングモールで不可思議狩りで揉め合う俺たち。そんななかで割り込んだのが、他でもない鈴音だった。
鈴音「またドラゴンライダーのアナタなの?いい加減やめてくれるかしら?」
立香「悪いが、俺も退くようなタチじゃないんでね?」
するとこの状況に見てられなかった華武利が俺の隣にやってくる。
華武利「はぁ…しょうがない。鰻重のお礼に手伝ってあげるよ。」
立香「気をつけろ。あの不可思議は…」
華武利「問題ないよ。」
そう言った華武利に不可思議の一体が襲いかかろうとするが、彼は生身のママでマオウブレードを使い、不可思議を追い詰めた。
華武利「僕の前に来るなんて、運がなかったね?不可思議くん。」
宙「嘘だろ……生身でこいつを?」
立香「流石は十二支同盟のリーダーってところか。」
宙「え?」
華武利「形質転換《メタモルフォシス》。」
『バク!』『エン!』
『レツ!』『ゴウ!』
華武利「変身。」
『ボーン!』
『仮面ライダー!』
華武利「────消えろ…!」
『マオウ!』
鈴音「また新手の十二支かしら…今度は誰?」
華武利「十二支同盟の猫、マオウ……久し振りだね。マイス」
そう言った華武利は宙に向かってそう喋った。しかしそれで終わるのかと思ったその時だった。
怜「鈴音、あとは私に任せてもらえるかしら?」
なんとあの山城恋が俺たちの前に突如として現れたのだ。
鈴音「ちょっと!今すごくいいところなのよ!十二支同盟のボスが目の前にいるというのに!」
恋「いいから退きなさい。( '-' )圧」
鈴音「Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ」
邪魔しないように手を出すなと言った鈴音にたった一つの圧で怖がらせた。それを見た俺は何か寒気を感じた。
宙「どうした?」
立香「妙だ。アイツから異様な力を感じる…!」
恋「ふふ、さぁ…楽しませて貰うわよ?」
ヴェルディドライバー!
恋「えぇと…確か、アナタたちはこう言ってたわよね?────
そう言った瞬間に彼女が取り出したのはなんと黒いライドエグズだった。恋はそれを腰に装着したヴェルディドライバーとやらに装填する。
Standby
恋「変身。」
ILLUSION・RISE…
Mystery Dark Rider!
Verdi!
宙「あれは…」
華武利「……」
恋「仮面ライダーヴェルディ…さぁ、実力を見せてちょうだい。」
山城恋が仮面ライダーになったことに驚きを隠せなかった俺は目を見開きながら立ち尽くしたあと、俺はその場でボソッとある言葉を放った…
立香「ウソだろ…」
次回
・窮鼠、黒を噛む。