ウルトラゼロファイトXD   作:火野ミライ

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俺達は、命溢れる星々が砂漠の死の星になる異変を調査していた。
その途中で俺達は、怪獣兵器スコーピスの軍団と戦闘になる。
その戦いにのさ中、俺達は不意を使れ、ある星にへと墜落する。


2ページ:種族を超えて

空から、物凄いスピードで落ちてくる影がある。

それを追いかけるように現れた怪獣・スコーピスは、降り立った周辺の建物を破壊し始める。

 

「ピッギャーーー!」

 

「●■▲✖※!」

 

スコーピスが吠える中、単眼なこの星の住人達が逃げ惑う。

 

「▲▼■■●!!」

 

一人の星人が子供と思われる星人に、叫び声を上げる。

 

「ピッギャーーー!」

 

「✖!?」

 

時すでに遅く、子供に向かって光弾・ポイゾニクトが迫る。

子供が目を背けるのとほぼ同じタイミングで、爆発が子供を包み込む。

 

「・・・✖?」

 

煙が晴れると少年は無傷で立っており、バリアが少年を守っていた。

 

「シェア!」

 

起き上がった最初の影、ウルトラマンゼロがエネルギーを照射して子供を

『ウルトラゼロディフェンサー』で守ったのだ!

 

《なかなか、良い反応だったぜ!》

 

《「・・・っ!どうして、私・・・」》

 

もっとも宇宙人たいして、あまり良い印象を持ってない響は、

とっさに宇宙人の子供を助けた自分自身に驚いているようだ。

 

「ピッギャーーー!」

 

《どうやらあちらさんは、待ってくれないようだぜ。》

「シェア!」

 

頭部からゼロスラッガーを放ち、念力を使用して自由自在に操る。

 

「ピッギャーーー!?!?」

 

スコーピスの尻尾を切り裂く!スコーピスが痛みに悶えている隙に、

ゼロスラッガーを胸のカラータイマーの左右に装着し、エネルギーを溜めていく。

 

《ゼロツインシュゥーーートォ!!》

 

強力な必殺光線・『ゼロツインシュート』が、スコーピスを貫く!

スコーピスは、耐えきれずに爆散!

 

《っう! 流石に、きついぜ・・・》

 

戦闘の疲労でいざを付くゼロ。ゼロの体は、光に包まれ徐々に小さくなっていく。

光が晴れると、響の姿があった。

 

「・・・っ!」

 

響が視線をあげると、単眼の宇宙人達が響を警戒しながら、囲んでいた。

 

「っく!」

 

それに気が付いた響は、周囲を警戒しながら立ち上がる。

 

《こいつら、『ザム星人』か。》

 

響の左腕に装着されたウルティメイトブレスレットから、ゼロが言葉が響にのみ聞こえてくる。

 

「《ザム星人?》」

 

警戒しながらも、テレパシーでゼロに質問する。

 

《あぁ。ある宇宙で絶滅した・・・()()()()()()()の種類だ。》

 

(絶滅・・・)

 

響の脳内では、自身が小さい時に救ってくれた、小さな赤い怪獣達の姿が思い出されていた。

 

「《・・・そう。》」

 

小さな声(テレパシー)で、ゼロに言葉を返す響。

そこに先程、助けた子供のザム星人が響にゆっくりと近づいて来る。

周りのザム星人が騒がしく声を上げる中、立ち止まり、響を見上げる。

 

「※●▲●※!!」

 

言葉のようなモノを発し、両手に持つ緑色の鉱石を響に差し出す。

当然、彼らの言葉を知らない響は、何を言っているのかさっぱり分からない。

 

《【ありがとう】だってよ。》

 

「《分かるの?》」

 

当然のように翻訳したゼロに、言葉をかける響。

 

《こう言うのは、心で感じるものなんだよ!》

 

(・・・・・・)

 

ゼロの言葉を聞いて響は少し考え、しゃがみ込みザム星人の子供の視線と合わせる。

 

「・・・どう、いたしまして・・・」

 

恐る恐る、ゆっくりと功績を手に取りながら、言葉をかける。

 

「◆●■▼!」

 

響が鉱石を受け取ったことで、嬉しそうに響の周りをスキップで回る。

その様子に、他のザム星人も警戒を解いていく。

 

地球を旅立った響が出会ってきた宇宙人は、自身の快楽の為に暴れまわる奴らばっかりだった。

もしくは、声をかけられる前にその場をすぐに立ち去っていた。

その為、友好的な宇宙人と関わっていなかったのだ。

そんな響とってザム星人の子供は、宇宙人に対する考えを改める機会になった。

 

 

 

____________________________________________

 

響Side IN

 

・・・翌日

 

「・・・・・・」

 

結局昨日は、子供のザム星人の子供の家でお世話になった。

相変わらず言っている事は理解できない。けど・・・・

 

「●▼◆■※~♪」

 

確実に子供のザム星人に懐かれた。

今だって、私の横で楽しそうに足をぶらぶらさせている。なんか・・・

 

「キリシラコンビを思い出す。」

 

「?」

 

可愛く首を傾ける子供のザム星人。

最近は戦いばっかだったから、こんな平和な時間は久々だ。

 

《っ!気を付けろ、響!!》

 

けど、そんな時間は長く持たなかった。ゼロの警告を聞き、空を見あげる。

何かが、闇と共にこの星に降り立つ。闇が晴れると、徐々に全貌が見えてくる。

そこには柱のような二本の角に花のような腕を持つ、異形の存在が立っていた。

 

「俺の名は、『サンドロス』! インダストの1人だ!」

 

「・・・インダスト!」

 

その組織の名を聞いた瞬間、座っていた岩から立ち上がる。

そんな私の服をつまんでくる影がある。

 

「◆✖!!」

 

ザム星人の子供の手は、震えていた。

その様子が、いつかのキリシラコンビを思わせた。

 

「・・・大丈夫。」

 

その一言を聞いたザム星人の子供が、ゆっくりと手を離す。

今なら、ゼロの言っていた意味が分かる・・・・・・・・気がする。

 

「行こう、ゼロ。」

 

《あぁ!》

 

左腕を前に伸ばし、ウルティメイトブレスレットから、

ウルトラゼロアイを取り出し、目元に装着する。

私の体は光に包まれ、ゼロに変わる。

 

響Side END

 

《俺達が相手だ!》

 

空から現れたゼロが、右足に炎を纏う蹴り『ウルトラゼロキック』による、

先制攻撃がサンドロスに命中する。

 

《何!?》

 

しかし、サンドロスを数歩後づさせるだけだった。

 

「ふん!」

 

腕で、ゼロを弾き飛ばす。

 

《っぐ!》

 

弾き飛ばされたゼロは、空中で回転し、地面に着地する。

 

《っな!?》

 

その瞬間を狙ったサンドロスは、手から念力波でゼロを吹き飛ばす。

 

《「っく!」》

 

そのままゼロを拘束する。『ハードキネシス』によってゼロは動くことが出来ない。

必死に拘束を解こうとするゼロに、声をかけるサンドロス。

 

「この宇宙の真理。それは、強い者が弱い者を滅ぼし・支配する。

 なのに何故、お前たちは、それ程の力を持ちながら弱者を守るのだ!」

 

《理由なんてねぇ!昔から守って来た。ただ、それだけだ!》

 

《「それに、そんな真理・・・・認めない。」》

 

「愚かな者達だ・・・ならばこの星の弱者共々、滅びるがいい!!」

 

すると口が四つに裂け、火球弾・『ギガレントラッシュ』を放つ。

 

《こんな・・・所で!》

 

《「負けられない!」》

 

♪:すすめ ウルトラマンゼロ(キラー ザ ビートスター バージョン)

 

爆発の炎の中で、二人の諦めない心と共鳴するかのように、

響の胸が光りだす。最初は銀色だった光が、赤色に変わる。

 

《「この光は・・・?」》

 

《この光から、ウルトラ戦士の力を感じる。》

 

《「温かい・・・」》

 

光は響を、ゼロを優しく包み込む。

すると、ゼロスラッガーが独りでにゼロの周りを回転し始める。

ゼロスラッガーは、徐々にゼロの新たな鎧にへと変わる。

 

「なに!」

 

煙が晴れ、ゼロの無事を目視したサンドロスが驚きの声を上げる。

右腕に巨大な剣、左腕には盾を装備し、銀色の鎧にその身を包んだゼロ。

『ゼロスラッガーギア・キーパーフォーム』へ姿を変えたゼロがサンドロスを睨む。

 

「鎧を着たぐらいで!!」

 

角から黒煙をだし、周辺を闇で包む。

何も見えない視界の中、サンドロスは腕を剣に変化させ、

後ろからゼロに向かって、振り下ろす。

 

「デェア!」

 

「何!」

 

サンドロスの剣を、ゼロは左腕の盾で受け止める。

 

《視界が見えなくても、やりようはあるんだよ!》

 

ゼロは宇宙拳法に使い手。サンドロスの気配と殺意を肌で感じ、

盾で受け止めて見せたのだ。

 

「っぐ!」

 

ゼロから距離を取ったサンドロスは、ギガレントラッシュを連続で放つ。

ギガレントラッシュは、ゼロスラッガーギアに吸収されていく。

 

《「いい加減、しつこい。」》

 

「グッハ!!」

 

吸収したエネルギーを右腕の剣・『リフレクションブレード』に集め、

剣先から光線として放つ!光線はサンドロスの角を破壊し、周辺の闇が晴れていく。

 

「デェア!」

 

ゼロはサンドロスへと近づき、剣で次々と攻撃していく。

サンドロスは最後の抵抗と言わんばかりに、

剣にありったけのエネルギーを込めゼロに斬りがかる。

 

《はぁぁぁ~~~~!!》

 

サンドロスの剣を、リフレクションブレードで受け止める。

サンドロスの剣を弾き、エネルギーを込めて一閃!

 

「ガァァァ~~~~!!」

 

サンドロスは爆散する。

サンドロスの死を確認したゼロは、自身が纏う鎧をまじまじと見る。

 

《「これが・・・」》

 

《俺達の新しい力。》

 

「「「「「「※▼▲●●!!」」」」」」

 

ゼロの勝利を見届けたザム星人達が、ゼロに声かける。

 

「シェア!」

 

鎧がゼロスラッガーへと戻り、頭部に装着される。

右手を顔の横に持ってきて、中指と薬指折りたたみ軽く振り、宇宙に向けて飛び立つ。

その時ゼロ視界には、子供ザム星人が手を振っているのをしっかりと収めていた。




ED.キラメク未来

【ゼロスラッガーギア・キーパーフォーム】


ゼロスラッガーが光を浴びて変化した、
攻撃力と防御力に優れるウルティメイトイージスに似た鎧。
左腕にシールド、右腕に大剣・リフレクションブレードを装備している。
鎧で受け止めた攻撃をリフレクションブレードの攻撃力に変換して戦う!

今作では、響が6回目でウルトラマンノアから授かった光が、
赤色に変わる事で、ゼロスラッガーが変化する。
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