虹色に輝く世界で ~あなたは残された時間を何に使いますか?~ 作:トミザワ
もう土下座します
「暑っ…」
まだ7月に入ってないと言うのにこの暑さ…。いつから日本は南国になったのだろうか?
そしてこんな時はクーラーが効いた部屋でゴロゴロしている僕ですが何故か今日は外にいます。
その理由は
「あっ!いました!」
僕を見つけ次第、こちらに全力疾走で走ってくる黒髪の女子。そして後ろからはツインテールと赤髪の少女が走ってくるのが見える。
「す、すいません…おまたせして…」
走ったせいで『ハァ…ハァ…』と呼吸が荒くなっている彼女は一度深呼吸をして呼吸を整える。
「い、いえ大丈夫ですよ…」
「それではさっそく紅蓮の剣姫の最新刊を購入しに行きましょう!」
そう言って目の前ではしゃいでいるのは優木せつ菜こと中川菜々さんである。
宮下さんたちとジョイポリスに行った際に彼女と趣味が合い、友達とまではいかないが趣味について話す事が多くなった。
そして3日前…
『裕介さん!まさか紅蓮の剣姫読んでるんですか!?』
『えっ…あっはい…』
『今度の新刊!一緒に買いに行きませんか!?』
とこのように中川さんからの誘いがあって今僕はここにいます…。
そして『あっ!私も行きたい!』
何故か中川の誘いを聞いた高咲さんたちも着いてくる事が決定。どうやら同じ店舗にスクールアイドルのグッズがあるらしく、それを購入したいそうだ。
女子三人に対して僕一人…。
普段の僕なら断っているが
『だから少しずつ変わっていこ?』
前に宮下さんに言われた言葉を思い出し、なぜか行くことを承諾した。
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「ダイバーフェスの件、どうしましょうか…」
お店までの道のりを歩いている時、中川さんが口を開く。
そう
あれは一週間前の出来事だった。
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一週間前
コンコン
同好会の今後について話し合っていると、ノック音とともに部室の扉が開く。
「お邪魔します」
そこには彼方先輩の妹である遥さんの姿があった。
「いつでも大歓迎だよー!今日はどうしたの?」
彼方先輩は遥さんの手を握る。本当に仲良しだな。この二人。
「実は…」
すると遥さんの後ろからもう一人前髪に薔薇の髪飾りをつけた女子生徒が入ってくる。
「初めまして。藤黄学園スクールアイドル部の綾小路姫乃と申します」
どうやら彼女もスクールアイドルのようだ。そしてめっちゃ美人。
そして彼女は口を開き、こう言った。
『突然ですが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の皆さん、私たちと一緒にライブに出ませんか?』
まさかの対バンのお誘いだった。
驚く同好会のメンバーをよそに遥さんはスマホの画面をこちらに見せる。
「ダイバーフェス?」
「今年はスクールアイドル枠に藤黄学園と東雲学院が呼ばれたんですけど遥さんと相談して虹ヶ咲学園の皆さんを推薦させていただいたんです」
ダイバーフェス…毎年行われるフェスで色んなジャンルのミュージシャンが参加するライブらしい…。
だが一つ疑問がある。
「でもどうして綾小路さんが?」
そう。なぜ面識のない綾小路さんがわざわざ推薦をしたのかという疑問だ。妹である遥さんが推薦を出すのならまだわかるが、綾小路さんが率先して推薦をしたような言い回しだった。
「この前の合同演劇祭で桜坂さんの歌を聴いたのがきっかけです。皆さんがどんなライブをするのか見たくなったんです」
どうやら桜坂さんの合同演劇祭がきっかけらしい…。
「それに朝香果林さんはよく雑誌で拝見していましたし。人気の読者モデルがスクールアイドルをするなんてすっごく魅力的じゃないですか」
話の内容は褒めているが、話し方で確信した。
遥さんは別にして、彼女が推薦したのは何か裏がある。
「ここここ、これってすっごくお客さん来るんですよね!?」
「はい。3000人くらい」
「3000!?ひょえー!?」
3000人規模の大きなステージに魅力的だからと言う理由だけで推薦をするはずがない。
「出ましょうよ!こんなおっきなライブに出るチャンスなんてそうそうないですよ!」
同好会のメンバーがやる気になっているのをよそに僕は考える。
推薦をした本当の理由はなんだ?
推薦をする事で何かしらあっちにメリットがあるはずだ…。
そう考えていると遥さんが口を開く。
「でも1つだけ問題があって…。私たちスクールアイドルが披露できるのは全部で3曲だけなんです…。東雲と藤黄はグループなので問題はないんですけど虹ヶ咲の皆さんはソロアイドルですから…』
そう同好会には全体曲がない。しかし歌える曲は三曲。
選択肢は2つしかない。
今から全体曲を作るか、メンバーを選出してステージに出るかのどちらかだ。
「出来たばかりの同好会にとっては悪い話ではないはずです」
恐らく彼女は同好会の弱点を知った上で推薦したのだ。
何が目的なんだ?
敵情視察?
それとも本格的に潰しにかかってきたのか?どちらにせよ試されている事には変わりない。
「「………」」
結局、誰一人として結論は出ず、推薦が出ている以上参加はほぼ決まっているのだが、この件は保留になった。
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そして今に至る。
あの後同好会メンバーでの話し合いは行われたが、結局全員がメンバーとの衝突を避けて譲り合うという状況が発生してしまった。
くじ引きなどの案も出されたが、朝香先輩の反対により結局話がまとまる事はなかった。
同好会のみんなはとても仲が良い。だが、逆にそれが足枷になっていると朝香先輩は言っていた。ダイバーフェスまでそこまで日がある訳ではない。正式な申請や歌、振り付けなどを考えてるとなると1週間が期限だろう。
「あれ?果林さん?」
その言葉を聞き、ハッと現実に戻る。すると何故かそこには朝香先輩の姿があった。しかも目的地の店の目の前で。
「ハッ!もしかして!」
すると中川さんが目を輝かせる。あー…これは…。
「果林さんもこういうの好きだったんですか!?」
そう言いながら中川さんは朝香先輩の手をギュッと握る。先に説明しようオタクモードに入った中川さんを止める物は誰もいないのである。
「では裕介さん!行きましょう!」
そう言って朝香先輩の手を引き、店の中に入る中川さん。
こうして朝香先輩は強制的にパーティに加わったのであった。
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「ありました!裕介さん!レジに行きましょう!」
「アッハイ」
店内で目的の物を手に取り、レジへ向かう。てかなんでレジまで一緒に行かなければいけないのか謎なのだが、スイッチが入った彼女を止められる人間は誰もいないので大人しくしたがっておこう。
「これって…」
僕は朝香先輩の声を聞き、レジへの足を止める。朝香先輩が見ている商品棚にはスクールアイドルの人たちが写ったうちわがずらりと並んでいた。
高咲さんたちはこれが目当てだったのか。
「あっ!東雲と藤黄のもある!」
うちわの隣には綾小路さんが描かれていたカードも並んでいた。しかしこれどういうシステムなのだろうか。そもそも学校が許可を出したとして売上とかはどうなっているのだろう…。まさか売上の一部は学校に入るのか!?
「ねぇあなたのはないの?」
そんな事を考えていると、レジから戻ってきた中川さんに朝香先輩が質問する。てかこの人一緒にレジ行こうって行ったのにさり気なく置いていったな?まぁ一緒にレジに行っても気まずいだけなので問題はないが…。
「悔しいですけど、ないんですよね…。私たちもここに並べるようなりたいんですが…。」
どうやら同好会のグッズはないらしい…。まぁ生徒が実際写ったグッズを販売するとなると、許可とか色々と大変なのだろう…。
「さて私はそろそろ行かなきゃ」
店を出ると、朝香先輩はケータイを取り出す。どうやら用事があるらしい…。
「なんだかわかりにくい所にあって…時間通り着くといいのだけど…これどこかわかる?」
そう言って朝香先輩は僕たちにケータイを見せる。ケータイのMAPには自分の位置情報と目的地であるダンススクールのピンが隣同士に写っていた。
朝香先輩以外の四人はケータイの画面から視界を外し、上を見る。
うん。あったね目的地。
「気付いてなかったんですか?」
「地図を見ても分からないなんて」
「もしかして方向音痴?」
とボロカスに言われる朝香先輩。まぁ正直このレベルの方向音痴はドン引きレベルだが、僕は他の事が気になっていた。
「だ、ダンス習ってたんですね」
「ええ、たまたま仕事でダンスの先生に会ってね」
そういう朝香先輩に対して「さすが果林さん!」と褒める三人。
そんな中、朝香先輩はこう答えた。
「努力しなきゃライバルに追いつけないからね。なんていうか手を抜けないのよ。」
そして朝香先輩はこう付け加えた
「あなたたちを含めて」
意外だった。この人がこんなにもスクールアイドルに対して熱意があって努力家だったなんて…。そして同好会のメンバーに対してもライバル意識を持っている事も驚きだった。
「....」
いや朝香先輩だけではない。ライバル意識を持っているかはわからないが、同好会のメンバー全員が努力しているのは間違いない。
ならば…
「あ、あの!」
僕の言葉に四人の視線が集まる。一瞬うろたえそうになったが、はっきりと僕はこう言った。
「今回のダイバーフェスの件、くじ引きとかそういうのじゃなくて自分以外を推薦する形にしませんか?」
「「推薦!?」」
四人は驚いた顔をする。
そんな事をお構い無しに僕は続ける
「も、もちろん推薦形式にするかどうかは同好会全員で話し合って決めて構いません。ただ…もし推薦形式にするなら…」
僕は一旦深呼吸をする。
「ぼ、僕は朝香先輩を推薦したいです」
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ダイバーフェス当日
「すっごいお客さんですね!かすみんも出たかったですー!」
「まぁ全員が立候補したもんね…」
「でも今回は一人しかいないでしょ」
そう言って綺麗な青色の衣装を身にまとった朝香先輩の方を見る。結局あの後、同好会で話し合い推薦形式にする事になった。そして全員が立候補する事になったのだがまさかの満場一致で朝香先輩になったのだ。
それにしても朝香先輩の衣装凄いですね…。何がとは言いませんが、結構来るのものがありますよ…。どこにとは言いませんが…。
「私ちょっと見学して来ようかな」
朝香先輩のステージは午後と聞いていた。どうやら他のメンバーは見学に行くようだ。
「裕介先輩は行かないんですか?」
「う、うん…。僕はここで…」
決して一緒に行きたくないとか面倒くさいと思ってる訳ではない。
何か
なぜだかわからないのだがモヤモヤするのだ…。
ダイバーフェスの件もすべて解決した
解決したはずなのに…
何かどこかで道を間違えてしまったのではないかと不安になっている
「えっ…」
そして僕はパンフレットを見て驚愕する。
虹ヶ咲学園 18:20
まさかのトリだった。
ダイバーフェスに出るアーティストの大半がスクールアイドルではない。つまり見に来ている観客もスクールアイドルに興味を持っていない人たち。
そんな物は知っている。
だから僕は朝香先輩を推薦した。
朝香先輩だからこそスクールアイドルに興味がない人でも魅力を伝えられると思ったから
『『キャーーーー!!』』
僕はステージ裏の楽屋からこっそり観客席を見る。当たり前だがそこには大量の人がいる。この人たちを前にアーティストは観客に何かを届けている。
もしこれが自分の立場だったら?
もし失敗したら?
もしも観客が白けたら?
「っ…」
想像するだけで脂汗と震えが止まらなくなる。
朝香先輩は努力家で責任感が強い人だ。
凄く素晴らしい人だと思う。
だがその性格には当たり前だが、常にプレッシャーに押しつぶされるというマイナスな点もある。
そして自分はあろう事かその人に対して一番プレッシャーをかけてしまう推薦形式を取り、推薦までしてしまった。
「っ…!」
僕はケータイを手に取り、急いで楽屋を出た。
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時刻は17:40
恐らく東雲や藤黄がステージに出ているだろう
そんな中、僕は朝香先輩と一緒に人気のない舞台裏のベンチで座っていた。
「……どうしてあなたがいるのよ」
「すいません…後をつけてきました。」
朝香先輩は僕の言葉に「そう…」とだけしか答えなかった。
結論から言うと僕の予想通りの結果になってしまった。いや僕が引き起こしたと言っても過言ではないだろう。
「「……」」
しばらくの間、沈黙が続く。
ピリリリリ!ピリリリリ!
「っ!」
沈黙を破いたのは僕のケータイの着信音だった。画面を開くと高咲さんの表示が
「は、はい。」
僕は応答ボタンを押し、電話に出る。
『あっ!祐介君!どこにいるの!?』
電話越しの高咲さんはとても慌てた様子だった。それもそうだ同時期に2名も行方がわからなくなるのだから当然だ。
『果林さんとも連絡がつかなくって…今大変なんだよ…』
「っ……」
電話越し高咲さんの声がどうやら朝香先輩にも聞こえてるらしく彼女はどんどん怯えた表情になっていく。
きっと今に彼女にとって同好会は恐怖の存在でしかないのだろう…。
どう詫びればいいのか、どの面下げて顔を合わせればいいのかわからなくなっているのだろう。
だから僕はこう高咲さんに言った。
『そ、そうなんですね…す、すいません朝香先輩の事はぼ、僕にもわかりません…。』
「なっ!?」
朝香先輩は驚いた表情をする。だがこれでいい。
そして僕はこう付け加えた。
「ち、ちなみに僕はステージ裏のベンチにいます。色々と判断は任せます」
『……わかった』
高咲さんの返事を聞き、僕は電話を切る。これで彼女はちょうど良いタイミングで同好会のみんなを連れてくるだろう。
「な、なんで…」
朝香先輩は明らかに動揺していた。
「朝香先輩…ステージに出るのは止めにしませんか?」
「な、何を言って…」
わかってる。どれだけ無責任で朝香先輩に対して失礼な事を言ってるか。
「だって無理ですよ…こんな大勢の観客の前でライブするなんて…」
ビンタされようが、殴られたって構わない。元はといえば、推薦形式などを提案した自分の責任だ。
恐らく高咲さんたちがもうすぐ来るだろう。その時に決定的な事を言えば彼女たちは僕を非難して朝香先輩に手を差し伸べるだろう。
なにかのアニメで主人公が言ってた。
共通の敵を作る事で人は団結すると…。
朝香先輩は僕を見る
そして…
「プッ…アハハハ!」
「えっ?」
何故か朝香先輩は僕の言葉を聞いて吹き出し笑っていた。
「え、えと…」
何がなんだかわからない…。
「アハハ!なんでステージに出ないあなたがそんなに震えてるのよ!」
「えっ?」
そう言われて僕は自分の足を見る。
僕の足はガックガクに震えていた。
「フフっ…そんなの産まれたての子鹿みたいに足ガクガクさせてもなんにも説得力ないわよ!」
「確かにそれもそうだよね」
何故か高咲さんの声がして振り返えるとそこには高咲さんと同好会メンバーの姿
「な、なんで高咲さんが…」
僕の問いに高咲さんは
「色々と任せると言われたからね?タイミングバッチリでしょ?」
とドヤ顔していた。
「はーっ…笑い死ぬかと思ったわ」
そう言って朝香先輩はベンチを立つ。
「行くんですか?」
中川さんの言葉に「ええ!もちろん!」と答える朝香先輩
「ほらタッチですよ!かすみんのエネルギー分けてあげます!」
ステージに行く朝香先輩を前に立ち、中須さんを先頭にみんなが手をあげる。
そして次々と同好会のみんなとハイタッチして行く。
そして自分の番が回ってきた。
「…」
「え」
だが朝香先輩は僕とハイタッチはしなかった。これあれかな『テメェみたいな陰キャとは手も触れたくないわ』って事?
「子鹿ちゃんにハイタッチしたら倒れちゃうかもしれないから止めとくわ」
「ブフっ…!笑」
その言葉に吹き出すかすかすを余所に朝香先輩は今までにない笑顔で僕たち同好会メンバーにこう言った。
「じゃあ行ってきます!」
「「いってらっしゃーい!」」
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「はぁ…」
ダイバーフェスから3日後、僕はとても憂鬱な気分で廊下を歩いています…。
ちなみにダイバーフェス自体はめちゃめちゃ成功し、新たなファンも獲得したらしい。
まぁ問題は子鹿という負の遺産を遺した事なんですけどね…
「ああああああ!」
思い出しただけでも死ねるぅぅぅ!朝香先輩だけではなく同好会の全員見られてたなんて…もう終わりや…。
どうせ今日からあだ名が子鹿になるんだろうなぁ…。
『おい!子鹿!パン買ってこいよ!』
『ちょっと子鹿君さー肩もんでくれない?』
とか色々パシられるんだ…。
そんな事を妄想してると同好会の部室前まで到着していた。
「「あ」」
ガラガラっと部室の扉を開けると朝香先輩と目が合ってしまう。しかも他の同好会メンバーはまだ来ていないらしい…。
「し、失礼します…」
家に帰ろうかとも思ったがどうせ帰ろうとした所で捕獲される事は予想されるので下手な事はせず部室の席に大人しく座るようにした。
「…ねぇ」
「ひ、ひゃい!」
しばらくの沈黙が続いた後、朝香先輩の言葉に思わず、体をビクッとさせる。
「どうしてあなたはあの時、自分が悪者になるような行動を取ったの?」
その問いに心臓がドクッと鳴る。アカン…バレてた…。
「べ、べべ別に悪者になんか…」
「あんなバレバレな演技でバレないと思った?」
ぐうの音も出なかった。
「それにあの子にも恐らくバレてるわよ」
あの子というのは恐らく高咲さんの事だろう。言われてみれば確かに来るタイミングがやけに早かった気がする。色々と疑問は残るが一番思うのはなら子鹿になる前に来て欲しかった。
「はぁ…」
「うっ…」
朝香先輩は大きなため息をつく。僕はそれ顔色を伺いながら朝香先輩の方をチラチラと見る。
「まぁいいわ。今回の事は水に流してあげる」
どうやら許されたらしい
「ハイタッチでね!」
そう言って朝香先輩は座ってる僕に対して馬乗りになってくる。
「あ、あああ朝香先輩!?」
こ、この体制は色々とヤバいって!完全に対◯座位やん!
そして人差し指と親指で僕の顎をクイッと持ち上げる。
「なーんてね♪」
そう言って朝香先輩は僕を解き、足早に部室を出た。
「えぇ…」
そして僕は座ったままそのままただ呆然とする事しかできなかった。
もしかしたら僕は朝香果林という人に一生勝てないのかもしれない…。
色々と…。
続く
めっちゃ久しぶりなので(毎回久しぶり)
誤字脱字やなにかおかしな所があればご報告お願い致します!
深夜テンションで作ったからヤバいかも…