やはり俺の極道生活はまちがっている 続   作:ガムの小説部屋

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ガムです!
ほんとーに長らくお待たせしました!!
やっと、小町の過去の話の大筋(本当に大筋)がたてられましたので皆さんにできるだけ早めにお届けできたらなと思います!
では、本編どうぞ!


過去と懺悔②

同日。夜

 

 

ーー比企谷家・実家ーー

 

 

小町「ただいま〜!」

 

八千代「あら、小町お帰り。もうすぐでご飯出来るから手を洗って来なさい!」

 

小町「は〜い。」

 

 

そう言って小町は洗面所へと移動する途中

 

 

八幡「お?小町帰ってきたのか。」

 

小町「あ、お兄ちゃんただいま。」

 

楽「小町ちゃんお帰り。お邪魔してるよ。」

 

小町「楽くんいらっしゃい!今日は一緒にご飯食べていくの?」

 

楽「うん、そうだよ。」

 

小町「そっか、ゆっくりしていってくださいね。」

 

 

☆☆

 

 

八千代「楽くん、うちの息子が迷惑かけてないかしら?」

 

八幡「母ちゃん、いきなりなんだよ。」

 

 

家族揃って夕食中、いきなりそんなことを言い始めた八千代に八幡が疑問をもつ。

 

 

涼「八幡はある意味問題児だからな!はっはっはっ!」

 

八幡「なんだよそれ…」

 

楽「いえ、何も迷惑なんてかけてないですよ。八幡は、運動も勉強もできて頼りにさせてもらってます。なんなら僕の方が迷惑かけてますから。」

 

八千代「あらそうなの…なら良かったわ。小町の方は大丈夫?なんともない?」

 

小町「ううん、いつも通りだよ!」

 

八千代「そう…何かあったらすぐに言うのよ。」

 

小町「…お母さん、よく学校のこと聞くよね。どうしてなの?」

 

八千代「親は子どもの事が気になるものよ。小町も大人になればよく分かるわ。」

 

小町「ふーん、そっか!」

 

八幡「…」

 

 

親は子供のことが気になる。それはどこの家庭でもそうだろう。だが、この家は千葉仁堂会直系の比企谷組の家、実際に比企谷組と関わっているもの(商店街など)は比企谷組の良さや凄さを知っている。それは小町も同様。だからこそ、彼らは忘れてはいけない。比企谷組は何も知らないものから見ればただの反社会勢力…暴力団…社会の必要『悪』であることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小町「それにしても、もう6年生かぁ…お父さんもまた居なくなって今回はお兄ちゃんに組を任せちゃったし、私も迷惑かけてばかりじゃ居られないな。」

 

 

比企谷小町が小学6年生、比企谷八幡が中学2年生となり、小町は1人小学校へ登校している

 

 

小町「私も、お兄ちゃんを手伝えないかな?……でも無理だよね。お兄ちゃんはなんでも出来ちゃうから、私は家から出て真っ当に生きていくしか無いんだから」

 

 

そう呟きながらも、足取りは衰えることなく学校へと向かっていく。そして、学校に着いてすぐ小町はいつもと違う異変に気づく

 

 

小町「な、なんかみんな私を見てる?」

 

 

学年を問わず多数の人間が小町の方に視線を向ける。見ている人間になにか法則がある訳ではなく、視線を向けている人は向ける、向けてない人は無関心と言ったように何もかもがバラバラで纏まっておらず、気味が悪い

 

 

小町「は、早く教室に入ろう」

 

 

そして、小町は歩く速度を上げる。そして、逃げるように校舎内、そして、教室へ辿り着くとそこにもまばらな視線が…

 

 

小町「なんだろう?小町が何かしちゃったのかな?」

 

 

もちろん小町には心当たりは無い。幸か不幸か、小町自身に何かあるわけでも無いので無視をするが。

 

 

小町「やっぱりなんか気持ち悪い」

 

 

小町は家の事もあり、敵対組織から狙われる立場にいる。その自覚がある小町は、普段から八千代に護身術を教わっており、大の大人1人程度なら相手に出来るので逃げられる。が、護身術は最終手段であり、小町の本領は索敵能力にある。

 

 

小町「あまりの数に意識しなかったけど、この視線は……畏怖?軽蔑?好奇?なんか色々あって分かんないよ。」

 

 

小町は普段から狙われてしまう立場にあることは自覚している。それすなわち、自分の身を守ることが出来る『何か』が無いといけない。それが、八千代から教わる護身術ではなく。気配の察知能力だ。普段から物陰や人通りの無い裏路地や自分の死角にある所を警戒する癖がついており、それが身を守ると共に、今みたいな弱点として露出するのである。

 

 

幸恵「小町?」

 

小町「っ!?……あっ」

 

 

小町はここで1つのミスをした。沢山の視線に晒されている中での幸恵の何気ない声掛けが小町には警戒していたセンサーに引っかかってしまったのだ。つまり

 

 

幸恵「痛い痛い!どうしたのさ小町?」

 

小町「ご、ごめんなさい。つい、咄嗟に」

 

 

そう、小町が咄嗟の判断で幸恵の手を捻ってしまった。幸恵本人は笑っているようで何事も無かったが、このやり取りを見ていた周りの目が変わった。

 

 

小町(な、なんでこんなに私が怖がられてるの?)

 

幸恵「小町、大丈夫?あんた本当に今日どうかした?」

 

小町「え?いや、な、何も無いから大丈夫だよ」

 

幸恵「本当?…ならいいけど」

 

 

幸恵は小町に向けられた視線に気づくことなく小町とのいつもの日常の会話を続けるが、小町はそれどころではなく、幸恵の話もほとんど頭に入ってこない状態である。

 

と、そこに担任の教師が入ってきた

 

 

担任「はい、みんな席に着いてー!」

 

幸恵「あ、先生が来ちゃった。小町、また後でね!」

 

小町「あ、うん」

 

 

そうして、普段ならばこのまま朝礼となるがそうはならなかった。

 

 

担任「えっと、みんなにご報告があります」

 

 

先生のご報告という言葉の後いくつか視線が小町に飛んでいく

 

 

担任「つい先日、乃際真美さんが病院に救急搬送されました。現在は病院で入院中だそうです。」

 

小町「え?」

 

担任「原因はとある事件の巻き添えでの怪我です。命に別状はなく怪我の経過を見ての退院だそうです」

 

 

小町は耳を疑った。そして、真美の居るはずの席を見るがそこには真美の姿は無い。視線に気を取られすぎていて、真美の姿が無かったことに気づけなかったことに自己嫌悪する。

 

 

担任「良ければみんなもお見舞いに行ってあげてください。きっと喜んでくれますよ」

 

 

そして、いつも通りの朝礼へと変わっていく。だがこのままいつも通りとなっていくようには感じられない小町であった。

 

 

幸恵「ねぇ、真美のこと知ってた?」

 

美柑「ううん、知らなかった」

 

小町「わ、私もです」

 

 

朝礼が終わり、今は1限目の授業が始まる前の少ない休み時間。美柑と幸恵と小町は3人で集まって話していた。内容はもちろん真美のことである。

 

 

幸恵「先生はある事件に巻き込まれたって言ってたけど、そもそも事件なんてあった?」

 

美柑「うーん、私は昨日とかバタバタしてたし分からないな」

 

小町「私も昨日は習い事やってたから」

 

 

ちなみに、小町の習い事は八千代による護身術のことである。

 

 

幸恵「そっか、それじゃ仕方ない。病院にいるって話だったし直接聞きに行ってみよう!」

 

小町「い、良いのかな?そんないきなり行って」

 

幸恵「大丈夫、大丈夫!真美の親友である私たちが行けば問題ないって」

 

美柑「いや、そういう意味で小町ちゃんは言ったんじゃないと思うんだけど?」

 

幸恵「んもー、細かいことは気にしないの!とにかく放課後に病院に行ってみよー!」

 

 

幸恵の少々強引な提案によって放課後に真美のお見舞いに行くことになった3人。しかし、小町は素直に行こうという気になれなかった。生まれた家が危険なことが多いからだろうか。どうしても、未だに注がれる視線の数と真美の入院がどうしても無関係とは思えない嫌な予感を感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、一日中周りからの視線は止まないものの特に何かが起こる訳ではなくそのまま放課後となり、幸恵と美柑そして小町の3人は真美が入院している病院へとやってきた。

 

 

幸恵「パトカーも何台か止まってるね」

 

美柑「真美は事件に巻き込まれたって話だけど、大丈夫なのかな?」

 

小町「……」

 

 

小町は家のこともあり、パトカーはどちらかと言うと嫌いだ。いつか、家族の誰かが乗ってしまうのではないか?という想像をしないようにしているが、それでも少し考えてしまう。それでも、家族を信用している小町はいつもなら何事もなくスルー出来ていただろう。だが

 

 

幸恵「小町?どうかした?」

 

小町「っ!…ごめんね。なんでもないから大丈夫」

幸恵「そう?なら真美のお見舞いに行くよ」

 

 

いつもとは違う日常。絶え間なく不特定多数の人間から視線を向けられる恐怖。友人の入院。小町の非日常に加えてただでさえ不安を感じてしまうパトカーというのはそれは何かの暗示じゃないのかと疑ってしまう程の不安を感じていた。

 

 

☆☆

 

 

コンコン

 

 

幸恵「真美?入るよ〜」

 

美柑・小町「お邪魔します」

 

 

3人は受け付けで真美の部屋を聞き出して入院している個室へ向かった。その中では

 

 

警察「そうですか、ではまた後ほど」

 

真美母「はい」

 

 

警察と真美の母が何やら話をしていたのか、警察の人が個室から出ていくところだった

 

 

幸恵「あの、真美のお母さん」

 

真美母「…あら?幸恵ちゃんじゃない。後ろの2人もお友達?」

 

幸恵「はい、そうです。ところで真美はどうですか?」

 

真美母「今はぐっすり寝てるわ。怪我も命に別状は無いから安心して」

 

幸恵「そっか、良かったです。」

 

真美母「でもね、事件の犯人が捕まってないから何も安心できないんだけどね」

 

幸恵「その、事件って何なんですか?」

 

真美母「そっか、まだ知らないのね」

 

幸恵「はい、私たち3人何も知らなくて」

 

真美母「そうね、何から話せば良いかしら。昨日の夜は真美が塾に行っててね、帰りが夜遅かったのよ。」

 

幸恵「真美って塾行ってたんだ」

 

真美母「ええ、それで帰り道にね、この子いつもと違う道…近道を通ろうとしたみたい。その時にね……撃たれたの」

 

3人「う、撃たれた?!」

 

 

この時、小町は1番したくない想像をした。だが、それが外れて欲しいのにそれしかないと思えて仕方がない。

 

 

真美母「腿に1発…警察の人が言うにはね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真美母「比企谷組の組員が他の組織の抗争による流れ弾…なんですって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第8話いかがでしたでしょうか?

正直言ってこの先の展開マジで手が進まないんです。なぜかって?それは、次回以降の更新を待っていただければ…でも遅くても怒らないでね?
でもまぁ、進まない理由を一言で言えば良心の呵責ですかね?

後ですね、違う作品書いてると台本形式がめちゃくちゃ難しく感じます。

ということで、次回まで気長に待っていただければと思います!

ではまた次回!
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