恋柱の継子、人の恋路に世話を焼く   作:大同爽

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恋21 恋柱の継子と鼓屋敷

 鎹烏に案内されるままに歩いていると、三人は山奥で一軒の屋敷に着いた。

 

「血の臭いがする。でも、この臭いは……?」

 

 三人で屋敷を見上げる中で炭治郎が言う。何か引っかかるものがあったらしい炭治郎が呟く。そんな炭治郎に善逸が訊く。

 

「え、何か臭いする?」

 

「ちょっと今まで、嗅いだことが無い……」

 

「それより、何か音がしないか?」

 

「音?」

 

 善逸の言葉に炭治郎が首を傾げる。

 

「二人ともすごいなぁ。あたしゃどっちもわっかんねぇや」

 

 そんな二人に楓子は苦笑いを浮かべ

 

「その辺、詳しくは〝彼ら〟から訊いてみよっか」

 

「「え?」」

 

 楓子が指差した先を首を傾げながら二人が見る。

 そこには森の木々に隠れるように二人の子どもがいた。顔立ちの様子から恐らく兄妹だと思われる。

 

「「ッ!?」」

 

 兄妹の二人は三人の視線を受け怯えた様子で身を寄せ合う。

 

「こ、子どもだ……」

 

「どうしたんだろう……?」

 

「ふむ……」

 

 驚いた様子の二人の横で楓子は少し考える素振りを見せ、スタスタとその兄妹歩み寄り

 

「チャラララララ~♪」

 

 口で陽気に歌を口ずさみながらパッと右手を開いて見せる。

 

「「ッ!?」」

 

「チャラララララ~ララ~♪」

 

 突然のことにビクリと身体を震わせる二人の目の前で右手の掌と甲を掲げる様に何度かクルクルと見せた後

 

「ほいッ」

 

 一瞬握りこんだ掌をパッと開く。と、その右手の人差し指と中指の間に赤い球が現れる。

 

「チャラララララ~ララ~ララ~ララ~ララ~♪ほいッ」

 

 また歌を口ずさみながらグッと手を握り込み、再びパッと開く。すると今度は五本の指の間すべて、計四つの球が現れた。

 

「ん~……ほいッ!」

 

 再びそのまま手を握り込み手を震わせながらググッと握りしめ、パッと開く。と、そこには先ほどまでの赤い球はなく、二つのキャンディーが乗っていた。

 

「「…………」」

 

 その様子に兄妹たちはポカーンと口を開ける。

 

「はい、どうぞ」

 

 そんな二人に楓子はニッコリと笑みを浮かべて手の上のキャンディーを差し出す。

 

「「…………」」

 

 楓子の顔とその手のキャンディーを交互に見た兄妹は緊張の糸が切れたように強張った顔を緩め目に涙を浮かべてその場にへたり込む。

 

「訊いてもいいかな?」

 

 そんな二人に真剣な表情に変え、しかし、二人を委縮させないように優しい声音を意識しながら楓子は訊く。

 

「君たちは?何かあったのかな?ここは君たちの家?」

 

「ち、違う…!」

 

 楓子の問いに目に涙を浮かべたまま少年の方が答える。震える声で首を振りながら少年は

 

「こ、ここは…化け物の家だ!」

 

 絞り出すように答えた。

 彼の話を要約するとこうだ。

 彼ら兄妹にはもう一人兄がいたらしい。三人で夜道を歩いていると、突如現れた化け物に兄だけ連れて行かれたと言う。その化け物は二人には目もくれず兄だけを連れて行った。二人が後を追うと、化け物はそのまま目の前の屋敷に入って行ったのだそうだ。

 

「ふたりで後をつけたのか。エラいぞ!頑張ったな!」

 

 二人の話を聞いていた炭治郎が言うと

 

「兄ちゃんの血の跡を追ってきたんだ!怪我したから!」

 

 兄――正一の言葉に楓子は優しくニッコリと微笑み

 

「大丈夫、私たちがお兄ちゃんを助けてあげる!」

 

「えッ!?」

 

「ホントにッ!?」

 

 楓子の答えに兄妹が目を見開く。

 

「うん!お姉ちゃんたちに任せて!」

 

 言いながら楓子は先程のキャンディーを握らせる。

 

「私たちが悪い奴ら倒してくるから、ここで待てって!ね?」

 

 言いながら楓子は立ち上がる。と――

 

「炭治郎、楓子さん…この音、なんなんだ?」

 

 善逸が困惑した様子で言う。

 

「気持ち悪い音、ずっと聞こえる……鼓か、これ?」

 

「音?」

 

「音なんて――」

 

 首を傾げる楓子と炭治郎だったが、それを遮るように

 

ポンッ

 

 鼓の音が響き渡った。

 

ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ

 

 そのまま表情の固まる五人の目の前で屋敷からは絶え間なく鼓の音が響き続け

 

「「「「「ッ!?」」」」」

 

 五人の目の前で屋敷の二階の障子窓から男が飛び出してきた。

 血まみれの身体で恐怖に引き攣った顔で見開かれた瞳のまま宙を舞ったその男は地面に叩きつけられ、赤黒い血をぶちまけた。

 

「きゃぁぁぁぁッ!?」

 

「見るな!」

 

 悲鳴を上げる妹――てるこを正一が庇う様にその身で視界をふさぎ、そんな二人に炭治郎が庇う様に手を広げる。

 そんな中で楓子はいち早く駆け出し

 

「大丈夫ですかッ!?」

 

 慌てて駆け寄り男の身体に視線を巡らせる。

 

「クッ……出血がひどい……全身引き裂かれたみたいな傷が……どれも深い……!」

 

 傷の状況を確認した楓子は背負っていたカバンを降ろし、中から医療具をあれこれと取り出す。と――

 

「でらッ……せっか…く……」

 

 男が何かを絞り出すように呟く。

 

「え…?」

 

 その言葉に耳を傾ける楓子は

 

「ガハッ……でられ…たのに……外に…出られたのに……死ぬ…のか……?俺…死ぬ、のか……?」

 

「ッ!」

 

 グッと唇を噛みしめカバンから取り出した手拭いを傷口に押し当てて止血を試みる。しかし、真っ白だった手拭いはすぐに赤黒く染まっていく。

 楓子はそれでも懸命に手拭いを変えて押さえる。しかし――

 

「……ッ」

 

 男は目を見開いたままこと切れていた。

 

「くそッ……!」

 

「楓子さん……!」

 

 悔し気に拳を地面に叩きつける楓子に炭治郎が歩み寄り声をかける。善逸も恐る恐るやってくる。

 

「も、もしかして、その人…この子たちの……」

 

 言いかけた善逸だったが、直後――

 

――ガァァァァァァァァァァッ!!!

 

 腹の底に響く雄叫びと共に鼓の音が響く。

 数秒間続いたそれがやんだとき、兄妹たちは互いの身を抱き恐怖に震え、善逸は今にも泣きそうな顔で震え、炭治郎は険しい顔で屋敷を睨む。

 そんな中で楓子は男の見開かれた瞼をそっと閉じる。

 

「最後まで苦しかったでしょう……痛みを和らげる手助けも救うこともできず、すみません……」

 

 目を閉じそっと頭を下げた楓子はゆっくりと立ち上がり

 

「この人は…君たちのお兄さん?」

 

 後ろで震えている兄妹に問いかける。

 

「に、兄ちゃんじゃない……」

 

 楓子の問いに兄の方が答える。

 

「兄ちゃんは柿色の着物を着てる……」

 

「そっか……」

 

 楓子は頷く。

 

「楓子さん、これってあの屋敷には複数の人が捕らえられてるってことじゃ……」

 

「うん、その可能性が高い……」

 

 炭治郎の問いに頷いた楓子は炭治郎と善逸に視線を向け

 

「行こう。この子たちのお兄ちゃんを早く見つけないと」

 

「はい!」

 

 楓子の言葉に元気よく答えた炭治郎。しかし、それに反して善逸は

 

「ッ!ッ!ッ!ッ!ッ!」

 

 ブンブンと首を振る。

 

「でも今助けられるのは俺たちだけなんだぞ、善逸!」

 

「~~~~!!」

 

 炭治郎の言葉に、しかし、善逸は震えるばかりだ。

 

「……そうか」

 

 そんな善逸の様子に炭治郎は重く頷き

 

「わかった」

 

「ヒィッ!!?」

 

 そっと呟くように言った炭治郎の言葉に、その表情に善逸が震え上がる。

 そのまま歩き始めた炭治郎に善逸が縋り付く。

 

「いやぁぁぁぁッ!なんだよぉッ!?なんでそんな般若みたいな顔するんだよぉぉぉッ!?行くよぉぉぉッ!!」

 

「無理強いするつもりはない。さぁ行きましょう楓子さん」

 

「お、おう……」

 

 炭治郎の剣幕に楓子も若干気圧されながら頷く。

 

「いぃぃくぅぅぅよぉぉぉぉぉ~!!」

 

 そんな炭治郎に縋り付きながら善逸が叫ぶ。

 そんな二人を見ながら楓子は

 

「あぁ……三人で行く?一人くらい残って彼らを守る役も必要かと思ったんだけど……それ善逸くんに頼もうかと思ってたけど……」

 

 苦笑いを浮かべて言う。

 

「え……?」

 

 その言葉に善逸は茫然と呆け

 

「……確かに、そうですね」

 

 怒りを収めて冷静に考えたらしい炭治郎は楓子の言葉に頷く。

 

「じゃあ善逸、お前はここに残って二人を守ってくれるか?」

 

「わ、分かった!ま、任せろ!」

 

 炭治郎の言葉に善逸が震えながら引き攣った顔で頷く。

 頷いた楓子と炭治郎は二人に歩み寄る。

 

「私たち二人で屋敷に行ってくる。このお兄ちゃんが二人のことを守ってくれるから待っててね」

 

「もしもの時の為にこの箱を置いていく。きっと二人のことを守ってくれるはずだ」

 

 優しく微笑んで言う楓子と二人のいる木の陰の中に背負っていた箱を降ろす。

 二人は立ち上がり

 

「それじゃあ善逸くん、頼んだよ」

 

「もしもの時は必ず二人を守るんだ」

 

「あ、ああ!ふ、二人も気を付けて……!」

 

 二人の言葉に善逸が頷く。

 

「じゃあ…行こうか炭治郎くん」

 

「はい、楓子さん!」

 

 力強く頷いた炭治郎と共に楓子は屋敷へと歩みだした。

 

 

 ○

 

 

 炭治郎くんと共に屋敷に入った私だったが――

 

「やべぇ……鼓の屋敷舐めてたわ……」

 

 私は現在屋敷の中を〝一人で〟歩いていた。

 というのも、原作を知っている人ならわかるだろうが、この鼓の屋敷は中の部屋の配置が変幻自在に変わるのだ。

 これはこの屋敷に住まう鬼――「響凱」の能力の一つだ。まあ現在屋敷の配置を変えているのは響凱ではなく捕らえられた正一くん達の兄によるものだが……。

 とにかく、屋敷に入って少し進んだところで先に歩いていた私が扉を開けて次の部屋に入った直後に例の鼓の音が響き、一瞬のうちに私の背後にいたはずの炭治郎くんは姿を消していた。

 いや、あれは知ってても回避できんわ。

 どのタイミングで鼓が響くかわからんのだからそれこそ腕でも組んで進んでないと遅かれ早かれ分断されていただろう。

 

「さて、炭治郎くんなら大丈夫だと思うけど、彼怪我してるしなぁ~。どうやって合流したもんかなぁ~」

 

 考えながら歩いていた私は

 

「とりあえずテキトーにその辺を開けてみるか」

 

 手近にあった障子を開けてみる。

 

「ここは……」

 

 そこは広間のような場所だった。

 部屋の隅に箪笥や文机などが置かれている以外は殺風景だ。

 

「ん~…誰もいないなぁ。ここじゃないか」

 

 ならば次の部屋に、と思った私は

 

「イヒッ!女だァ!舌触りの良さそうな旨そうな女だァ!!」

 

「んあぁ?」

 

 背後から聞こえた声にそちらに視線を向ける。

 そこには長い舌を出してニタニタと笑う四ツ目の鬼が私が入ってきたのとは別の障子からから這い出てきていた。

 

「……はぁ」

 

 鬼の登場に私は大きくため息をつく。こいつ確か原作だと善逸くんが斬ったんじゃなかったか……。

 と、ぼんやりと考えていた私にはい出てきた鬼はニタニタと笑みを浮かべ

 

「旨そうだなァ~…旨そうだなァ~…俺に食われろよォォォォ!!」

 

 叫びながら垂れるその舌を鞭のように伸ばす。

 

「ッ!」

 

 そんな鬼の舌を私は半身逸らせるように避け

 

「ギヤァァァッ!?」

 

 高速で抜刀した日輪刀でその舌を斬り飛ばす。

 

「お、俺の舌がァァァ!!」

 

「ベロで攻撃してくるとかマジキモい」

 

 怯んだ鬼に一息に距離を詰めた私は日輪刀を振って頸を飛ばした。

 

「さて、どうしようかなぁ……」

 

 鞘に刀を収めた私は周りを見渡す。と――

 

「ん?あれは……」

 

 先程の鬼の舌が斬ったのか文机が壊れ、机の上にあったらしい紙の束が地面にばら撒かれていた。その一枚を手に取った私はその正体に気付く。

 

「これ、響凱が書いた小説か……」

 

 ふと気になった私はその紙――原稿用紙を搔き集め、端に書かれた番号の順番に並べ直す。

 

「本当は読んでる場合じゃないんだろうけど……ちょっとだけちょっとだけ……」

 

 物書きの性分か、ついつい好奇心が勝ってしまった。

 私は原稿用紙に目を走らせる。

 

「……ふむ」

 

 ぺラリと原稿用紙をめくり次へ。数度繰り返しながら、なんとなく腰を据えてゆっくり読もうと腰を降ろす。

 

「…………」

 

 そのまま読み進めること数分。

 

「……おい」

 

 誰かが呼びかける声が聞こえた気がした。

 

「…………」

 

 だが、私はそれを無視して読み進める。

 

「おい、貴様何をしている?」

 

「…………」

 

「おい、聞いているのか?」

 

「…………」

 

「貴様!小生の小説を勝手に――」

 

「じゃかぁしいッ!!集中して読めんじゃろうがぁぁぁッ!!」

 

「ッ!?」

 

 しつこく呼びかけてくる声にキレながら私は叫ぶ。

 顔を上げると、そこには長い髪をオールバックにした赤い眼をした身体に計五つの鼓を生やした鬼が立っていた。

 

「これはあんたの書いた小説か?」

 

「あ、ああ、そうだ!」

 

「だったら黙ってろ!!物書きなら読書の邪魔される読書家がどんだけイラつくかわかるでしょうが!!」

 

「うッ……」

 

「心配しなくてもちゃんと読む!あんたは黙って待ってろ!あと突っ立ってられると邪魔!そこ座ってろ!!正座!!」

 

「う、うむ……」

 

 私の言葉に気圧されたように困惑した様子で頷いた響凱は素直に座る。

 私はそれに気をよくし、原稿用紙に視線を戻す。

 それから数分後――

 

「ふぅ……」

 

 読み終えた原稿用紙の束を辛うじて残っている文机でトントンと揃える。

 

「なるほど、伝奇小説か……」

 

「あ、ああ……」

 

 私の言葉に響凱が恐る恐ると言った様子で頷く。

 

「あなた、お名前は?」

 

「小生は、響凱だ……」

 

「では、響凱。率直に感想を言いましょう」

 

「ッ!」

 

 私の言葉に正座したまま身を震わせる響凱に私は――

 

「まず全体的な文章がくどい。台詞の説明口調多いし、言い回しが分かりづらい場面が多々ある。会話もテンポ悪くて読みづらい」

 

「…………」

 

 私の言葉に響凱は少し悲し気に俯き

 

「でも、基本設定や世界観は面白いと思う。文章表現を直していくつか改正加えたらもっと良くなると思う」

 

「ッ!?」

 

 続く私の言葉にバッと顔を上げる。

 

「ほ、本当か……?」

 

「ええ。これでも私、作家業してるからその辺ちょっとは詳しい自信はあるよ。この小説も手を加えれば――」

 

「そ、そうではない!」

 

 私の言葉を遮って響凱が叫ぶ。

 

「しょ、小生の小説は……面白かった…か……?」

 

「あぁ……」

 

 響凱の問いに私は頷き

 

「ええ、面白かったよ。私は好きな世界観だった」

 

「ッ! そ、そうか……」

 

 響凱は私の答えにどこか驚いた様子で、さらにはどこか嬉しそうに、何かを噛みしめる様に頷く。

 

「…………」

 

 そんな響凱を見ていると、私はなんとなく思い付きで

 

「……なあ響凱。ちょっと提案するんだが――」

 

 

 

 ○

 

 

 

「はぁ……!はぁ……!はぁ……!」

 

 てるこ達の兄である清を見つけることができた炭治郎は、怪我をしている状態で連れて歩いては再び鬼に遭遇した時に庇うことができないと考えた。なので彼は清の怪我の治療を簡単に行い、自身が部屋を出たらすぐに鼓を使って部屋を移動させ、何か物音がしたらすぐに鼓を使って逃げるように約束し、鬼を倒すために部屋を飛び出した。

 そのまま屋敷の中を駆け回ること数分。

 

「ッ!この臭い!さっきの鬼!それにいっしょに楓子さんの臭いも感じる!楓子さんが戦ってるんだ!」

 

 その優れた鼻が進行方向から臭いを感じ取る炭治郎。

 

「早く!早く楓子さんの元に行って加勢しないと!」

 

 真剣な表情で進行方向を睨む炭治郎はさらに足に力を込めて駆ける。

 

「楓子さぁぁぁんッ!!」

 

 そのまま駆けた炭治郎は臭いのもとらしい部屋の障子を勢い良く開ける。

 そこでは――

 

「ここ!この表現はくどいのでもうバッサリ削っちゃう!」

 

「お、おう…なるほど……!」

 

「あとここ!地の分で説明しすぎ!もっとシンプルに……むしろ説明しなくてもいい!」

 

「しかし、それでは説明不足ではないか!?」

 

「大丈夫!こう言うのは説明しすぎると読んでる側は萎えるから説明しすぎない!理想を言えば自然な流れで物語の中で明かされていくのが理想!」

 

「なるほど!」

 

「さあどんどん行くぞ、響凱氏!!」

 

「おおともよ、大好氏!」

 

 文机に向かって何か興奮した様子で話す身体から鼓を生やした鬼と先輩隊士の楓子の姿があった。

 

「えぇぇぇぇぇッ!!?」

 

 その予想外の光景に炭治郎は思わず驚愕の声を上げたのだった。

 




楓子ちゃん、響凱との遭遇でした。
次回、鼓の屋敷戦終結です。



~大正コソコソ噂話~
一方その頃の善逸達はというと

「お、お兄ちゃん!なんかこの箱カサカサ音がする!怖い!」

「だ、大丈夫だてるこ!兄ちゃんも、善逸さんもいるから!」

「でもぉ……」

「楓子さぁぁぁんッ!炭治郎ぉぉぉ!早く戻ってきてくれよぉぉぉぉ!(ガクガクブルブルガクガクブルブル)」

「「…………」」

((ふ、不安だぁ……))


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