恋柱の継子、人の恋路に世話を焼く   作:大同爽

45 / 109
皆さまお待たせしました。
先週は土曜日に『シン・エヴァンゲリヲン』見てきたせいで今日までその余韻に浸りまくっていました。
いやぁ面白かったですよ。
なんかネットでは公式にネタバレ解禁っぽいので私も感想言うと、
特に最後のサムズアップしながら溶鉱炉に沈んでいく初号機を見ながら背中を向けたシンジくんが「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」と言った直後に画面が静止して『Get Wild』が流れた時には私を含めて劇場内の人間がそろってスタンディングオベーションしましたね。

楓子「すごい、明らかに嘘だとわかるエンディングだ」

と言うわけで最新話です!





恋35 恋柱の継子と特訓開始

「はい、と言うわけで全員揃ったところで特訓を始めるよ~」

 

 蝶屋敷の庭で並ぶ三人に楓子がにこやかに言う。

 

「は、はい……」

 

「おう」

 

 楓子の言葉に頷いた炭治郎と伊之助だったが

 

「なあおい」

 

 伊之助が楓子に質問する。

 

「はい、伊之助くん」

 

「なんでこいつこんな震えてんだ?」

 

 伊之助を指した楓子に伊之助が訊きながら自身の隣に座る人物――善逸を指さす。

 善逸は伊之助の指摘通り

 

「(ガクガクブルブルガクガクブルブル)」

 

 小刻みに震え、ガチガチと歯を鳴らしていた。

 

「さぁ?きっと寒いんじゃない?」

 

 そんな善逸にチラリと視線を向けた楓子はにこやかに三人を見渡し

 

「大丈夫!今日の特訓ではたくさん体を動かすからすぐ身体も温まるよ!」

 

 そう続けた。

 

「さ、それでは改めてこれからの説明をするね!」

 

 コホンと咳ばらいを一つした楓子。

 

「この五日間で君達はカナヲちゃんにとことん打ちのめされその実力差を痛感したことだろうね」

 

「うッ……」

 

「ぐッ……」

 

「むぅ……」

 

 楓子の言葉に善逸・伊之助・炭治郎の三人は揃って声を漏らす。

 

「三人はカナヲちゃんと同期だった。それなのにこの実力差がある。何故かわかる?」

 

「「「…………」」」

 

 楓子の問いに三人は揃って顔を見合わせ、揃って首を振る。

 

「答えは、彼女が君達よりも上の段階にいるからだよ」

 

「上の段階、ですか?」

 

 楓子の言葉に炭治郎が首を傾げる。

 

「そう」

 

 炭治郎の問いに頷いた楓子は三人を見渡し

 

「鬼殺隊の隊員の実力を十段階に大雑把に分けて、柱の人達の実力を10、藤襲山での最終選別を最低限突破できるだけの実力の隊員を1とする。この十段階で三人の現在の実力はだいたい3ってところかな。そして、カナヲちゃんは5くらいのところにはいる」

 

「あぁ!?そんなに差があるわけ――」

 

「あるの」

 

 伊之助の言葉に楓子が強い口調で言う。

 

「いい?散々打ちのめされたんでしょ?だったらあるがままを見て、そして受け入れなさい。君達とカナヲちゃんはそれだけの差があるの。強くなる第一歩は自分の今の実力を冷静に判断するところから始まるの。おわかり?」

 

「ぐぅッ……」

 

 楓子の言葉に伊之助が悔しそうに声を漏らす。

 

「さて、自分達とカナヲちゃんの間の差が分かったところで、彼女と君達との違いについて」

 

 パンと手を打って仕切り直した楓子は続ける。

 

「君達とカナヲちゃんの差、それは君達が使っている全集中の呼吸はその技術の中でもまだ初歩中の初歩、対してカナヲちゃんは私や柱の人が使っている基礎的な技術を習得していると言うことよ」

 

「基礎的な技術、ですか?」

 

 楓子の言葉に善逸が首を傾げる。

 

「そう、それこそが今回の特訓で君達三人に習得してもらう技術『全集中・常中』。全集中の呼吸を常時…それこそ起きている時も寝てる時もご飯を食べてる時も用を足している時も何をしている時も四六時中行うことよ」

 

「ぜ、全集中の呼吸を……ッ!?」

 

「四六時中……ッ!?」

 

「んなことできるのかッ!?」

 

「できるよ。というか――」

 

 三人が驚愕する中、伊之助の問いに頷いた楓子は

 

「私、君達に会った時から今日まで全集中の呼吸を途切れさせてないよ?」

 

「「「え……えぇぇぇぇぇぇッ!!?」」」

 

 楓子の言葉に三人が揃って驚愕の声を上げる。

 

「全集中の呼吸を四六時中続けると普通の呼吸でいるよりも基礎体力が飛躍的に上がるの。強い人は当たり前に使ってる。そして、それはカナヲちゃんも。君達との決定的な差はそこよ」

 

「「「…………」」」

 

 楓子の言葉に三人は唖然とする。

 そんな三人を見ながら楓子はニッコリ微笑み

 

「じゃ、まずはやってみよう!」

 

 そして、楓子の言葉に促され三人は試しに全集中の呼吸を続けて維持しようとし

 

「「「ガハッ!?」」」

 

 揃ってものの十秒で倒れ伏した。

 

「ゼエ…ハァ…ゼエ…ハァ…ゼエ…ハァ…!」

 

「ムリィィィィィ!!ホントムリィィィィィッ!!」

 

「全っ然できな~いッ!!」

 

 両手両膝をついて荒い息を繰り返す伊之助、泣きながら手足をばたつかせる善逸、息も絶え絶えながらなんとか立ち上がろうとする炭治郎、と三人はそろってほんの十秒ほどの全集中の呼吸の維持でボロボロの様子だった。

 

「んだよこれ……全然できねぇ……」

 

「ほんのちょっとしただけで死にそうになったんですけどぉぉぉぉぉッ!?」

 

「苦しすぎる、肺痛い耳痛い、耳がドクンドクンしてる鼓膜…」

 

 言った炭治郎が

 

「あッ!!」

 

 慌てて自身の両耳を抑える。

 

「どったの?」

 

「ッ!?ッ!?」

 

 楓子の問いに自分の両手を大急ぎで確認した炭治郎は

 

「い、今一瞬耳から心臓出たかと思いました!!」

 

「大丈夫大丈夫、ちゃんと君の心臓は胸で脈打ってるよ」

 

 泣きそうになりながら言う炭治郎に楓子は笑って言う。

 

「これで分かったかな?『全集中・常中』と言う技術は確かに基礎中の基礎。でもその習得は並大抵の努力じゃ無理」

 

 そう言って楓子は三人の顔を改めて見渡し

 

「この特訓でまず君達が取り組むべきは全集中の呼吸を四六時中維持できるだけの心肺機能の強化。あと並行して機能回復訓練は続けてもらいます。最終目標は薬湯かけと鬼ごっこでカナヲちゃんと対等に渡り合うことね」

 

「はい!」

 

「おうよ!」

 

 楓子の言葉に炭治郎と伊之助は覚悟を決めた様子で頷く。が――

 

「そ、そんなの無理だってぇぇぇぇぇッ!!」

 

 善逸だけは悲痛な叫びをあげていた。

 

「やる前から無理とか言わない!まず何事にも取り組んでみ?全力でやれば意外と何とかなるもんよ!」

 

「いやいやいや!何とかなりませんから!ものには限度ってものがありますから!!」

 

 楓子の言葉に、しかし、善逸はブンブンと首を振って叫ぶ。そんな善逸に楓子は

 

「……はぁ、しゃあない」

 

 大きくため息をついて頷き

 

「よし!こうしよう!」

 

 うんうん頷きながら言う。

 

「善逸くん!もし君が『全集中・常中』を習得した暁にはご褒美をあげよう!」

 

「え…ご褒美、ですか?」

 

「そう!」

 

「いやいや、いったいなにくれるのか知りませんけど、そんなモノで釣られて俺がやる気を出すわけ――」

 

「もし君が『全集中・常中』を習得できたら、その時は……」

 

 肩を竦めながら言う善逸にニヤリと笑った楓子は

 

「『一度だけ女の子の身体の好きな部位を好きなように触ってもいい権利』をあげよう!」

 

「なん…だと……ッ!?」

 

 楓子の言葉に善逸が驚愕と共に言う。

 

「す、好きな部位と言うのは…本当にどの部位でもいいんですか……ッ!?」

 

「もちろん」

 

「ッ!!――じゃ、じゃあそれはお、おぱッ、おっぱいでもッ!?」

 

「もちろん、一度だけなら存分に触らせてやろう」

 

「うわひゃぁぁぁぁッ!?マジでぇぇぇぇぇッ!?」

 

 楓子の言葉に善逸は狂喜乱舞し跳び上がる。

 

「マジかぁぁぁぁぁッ!?マジで女の子のおっぱい触り放題揉み放題!?やべぇぇぇぇッ!!やべぇぇぇぇッ!!」

 

 絶叫しながら道場の中を走り回る善逸。そんな善逸を見ながら楓子はさらにニヤリと笑い

 

「おんやぁぁぁ?触ったり揉むだけでいいのぉ?」

 

「へ?」

 

 楓子の言葉に喜び舞い踊っていた善逸が止まる。

 

「『パフパフ』の方がいいじゃなぁい?」

 

「ぱ、ぱふ…ぱふ……!?」

 

 聞き覚えのない言葉に善逸はゴクリと唾を飲み込む。

 

「そう、『パフパフ』。おっぱいとおっぱいの間に顔を挟んで……」

 

 言いながら楓子は自身の両頬のそばに両手を持っていき

 

「パフ…パフ…♪」

 

「パ、パフ…パフ…ッ」

 

「パフ…パフ…♪」

 

アァァァァァァァッ!!!

 

 楓子のジェスチャーに善逸が鼻血を垂らしながらその光景を想像し汚い高音の声を響かせる。

 

「で?どうする?」

 

「やります!!やらせていただきまぁぁぁすッ!!」

 

 楓子の問いに大声で頷いた善逸に炭治郎は呆れ顔で見つめ、伊之助も被り物で表情は見えないもののどこか白けた様子で見ている。

 そんな中で楓子はと言えばニコニコと笑いながら

 

「チョレェなぁ~……」

 

「何か言いました!?」

 

「ううん!何でもないよ!」

 

 呟いた言葉に善逸が自慢の耳で聞きとったが興奮していたので詳細は聞き取れなかったようで、聞き返した善逸に楓子がニコニコと首を振る。

 

「では、三人ともやる気になったところで早速特訓に移って行こうか」

 

 そう言って楓子は話し始める。

 

「今日のところは軽めに余興的な要素も挟みつつやろうか」

 

「余興…ですか?」

 

「そそ。私の座右の銘は『遊びの中に修業あり』。何事も遊び心を忘れちゃいけないと思うのよ」

 

 首を傾げる炭治郎に楓子が言う。

 

「と言うわけで、これから君らには睡眠以外の時間をこれを背負って過ごしてもらいます」

 

 言いながら楓子はどこからか取り出した巨大な亀の甲羅をのようなものを三人に手渡す。

 

「重いだろうけど外しちゃだめだからね」

 

「何これ重ッ!?」

 

 首を傾げながら受け取った善逸がその重さに思わず声を漏らす。

 三人はとりあえず受け取ったそれを背負ってみる。甲羅はずっしりと重くのしかかってくる。

 

「この修業はとある武道家が生み出した由緒あるものよ」

 

 言いながら楓子は庭の周囲に視線を巡らせ

 

「ん、これでいいかな」

 

 拳大の石を二つ拾い

 

「サラサラサラリと」

 

 懐から油性の絵の具と筆を取り出し二つの石にもどちらも「楓」と書き込み。

 

「これをよ~く見てね」

 

「「「???」」」

 

 楓子は両手に石を持ち三人に見せる。三人は首を傾げながら楓子の持つ石を見つめる。

 

「……覚えた?」

 

「は、はい……」

 

 楓子の問いに首を傾げながら三人は頷く。それを確認し楓子は

 

「では――どっせい!!」

 

 右手に持っていた石を振り向きざまに思い切り蝶屋敷の裏手にそびえる山へと向かって投げる。

 

「もういっぱ~つッ!!」

 

 さらに左手に持っていた石を右手に持ち替え同じく裏山へと向かって投げる。

 二つの石はぐんぐん飛んでいき山のうっそうと生える木々の中に消える。

 

「うむ、我ながらいい投球だ。これぞ『黄金長方形』の軌跡による『黄金の回転』!」

 

 両手を腰に当ててフンスと鼻息を鳴らす楓子。

 そんな楓子に三人は首を傾げながら

 

「あの、今のはいったい?」

 

「石の飛距離を比べる、とかですか?」

 

「そう言うことなら負けねぇぞ!!俺様が一番だ!!」

 

 炭治郎と善逸が言い、その言葉に叫んだ伊之助が辺りに転がる石から手ごろなものを探し始める。

 

「あぁ違う違う。飛距離は競わないよ」

 

 楓子は顔の前で手を振りながら三人の言葉を否定する。

 

「今から君らにしてもらうのは今投げた石を探してきてもらうことだよ」

 

「「「は?」」」

 

「制限時間は日没まで。石を見つけられなかった人は夕飯抜きね」

 

「「「はぁッ!?」」」

 

「あ、石は二個しかないからどっちみち誰か一人は夕飯抜きだから。ちなみに断っておくけど似たような大きさの石見つけてきて『楓』って書いてもダメだからね?字でわかるから」

 

「「「ええッ!?」」」

 

「はいでは早速始めよう!ちなみに今日の夕飯は私が自腹で買ってきた高級黒毛和牛の牛鍋です!」

 

「えぇッ!?」

 

「ちょ、待てよ!」

 

「あの山の中から石を見つけて来るなんてそんな――」

 

「はい、位置について、よ~い――」

 

「「「ッ!!」」」

 

「ドンッ!!」

 

 楓子の声と同時に三人は一斉に駆け出した。

 重い甲羅を背負ったまま一目散に裏山へ走っていく三人の背中を見送った楓子は

 

「さてさて、誰が一番に戻って来るかなぁ~」

 

 楽し気に笑う。

 と、そんな彼女に

 

――トントン

 

「ん?」

 

 誰かが背後からか叩く。

 首を傾げながら振り向く楓子。そこには――

 

「こんにちは、楓子。今ちょっといいかしら?」

 

 ニコニコと微笑むしのぶが立っていた。その笑顔は一見優しく美しかったのだが――

 

「……ッ!」

 

 楓子はその笑顔の下に言いようもない圧を感じた。

 

「こ、これはこれはしのぶさん。ご、ご機嫌麗しゅう。な、何かありましたか?」

 

 楓子は努めて笑顔を浮かべて訊く。

 と、しのぶは笑顔のまま

 

「うん、楓子にちょっと訊きたいことがあるんだけどね?」

 

「な、なんでしょうか?」

 

「さっき、倉庫にしまってる薬の数を確認しに行ったの」

 

「へ、へ~?」

 

「そしたらね、なんと驚くべきことに、こんなものが扉に刺さって大穴を開けてたの」

 

「ッ!?」

 

 言いながらしのぶが差し出したものに楓子は息を呑む。

 それは間違いなく先程善逸を探していた時に楓子が使った斧だった。

 

「あぁ~っとそれは~……」

 

「この斧について誰か知らないかなぁって色々聞いてみたらね、すみがほんの少し前にあなたに斧の場所を訊かれたって言ってたわ」

 

「あぁ~…えぇ~っとそれはぁ~……」

 

 しのぶの言葉にダラダラと顔から油汗を流しながら視線を彷徨わせる楓子。そんな彼女の肩にポンと手を置いたしのぶは

 

「ちょっと向こうで話、聞かせてくれるかしら?」

 

 と、にこやかに問うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しのぶさんからのお説教が小一時間続き、現在私は

 

「うぅ…ぐすん……」

 

 今だお説教の気迫の恐ろしさ涙ぐみながら金槌を振るっていた。

 

「ほら、早くしないと夕飯の用意も今日はあなたがするんでしょ?早くしないと日が暮れるわよ」

 

 そんな私の背後でいまだニコニコと笑顔を浮かべながら腕を組んで仁王立ちするしのぶさんが言う。

 

「そりゃね、扉を叩き壊したのは私が悪いですよ。今思えばノリと勢いで扉叩き割るのは私もちょっとどうかと思いますよ。でもちょっとくらい大目に見てくれたっていいじゃないですか……」

 

 そんなしのぶさんに私はぐちぐち文句を溢しながらなおも金槌を振るい、私が斧で開けた扉の穴の修繕を行う。

 

「人の家の扉を壊しておいて大目に見ろなんてよく言えるわね」

 

 そんな私にしのぶさんが呆れたように言う。

 

「……いやまあそれはそうなんですけど、自分でもさっきの言い分はどうかと思いますけど……それでも、私としのぶさんの仲じゃないですか!」

 

「親しき仲にもなんとやら、よ」

 

「ちぇ~」

 

 私は言いながらなおも手は止めない。

 まあ私も流石に扉を壊したのはやりすぎだったという自覚はあるし今までの戯言も冗談みたいなものだったので期待はしてなかった。

 

「ほら、無駄口叩いてないで手を動かす」

 

「動かしてますよ。多少の無駄口はいいじゃないですか」

 

「いいから早く扉直す」

 

「はいはい」

 

「はいは一回」

 

「は~い」

 

「伸ばさない」

 

「はい……」

 

 しのぶさんの言葉に私は大きくため息をつき

 

「自分だって那田蜘蛛山ではノリと勢いで冨岡様と青姦しようとしてたくせに……」

 

「ちょっと!聞こえてるわよ!」

 

 ボソッと呟いた私の言葉を耳聡くしのぶさんが聞きつけ叫ぶ。

 

「あれはそう言うことじゃないって何度も言ってるじゃない!」

 

「え~?ホントにござるか~?」

 

「あなたわかってて言ってるでしょ!?」

 

「はてさて、何のことやら~?」

 

 笑う私にしのぶさんは大きくため息をつき

 

「とにかく!あの時私が冨岡さんに押し倒されてたのは楓子が思ってるようなことは――」

 

「へぇ?しのぶ、義勇君に押し倒されたの?」

 

「だからそれは――ッ!?」

 

 言いかけた言葉の途中で聞こえた声にしのぶさんが息を呑む。私もその声の主の登場にビクリと体を震わせて駄弁りながらも動かし続けていた手を止めてゆっくりと振り返る。

 そこにいたのは――

 

「私、その話初めて訊くんだけど?どういうことかしら?」

 

 ニコニコと笑みを浮かべて立つカナエさんがいた。

 私はその笑顔の裏に見える圧に場違いにも、あぁやっぱ姉妹だなぁと現実逃避するのだった。

 




~悲報~
義勇さんがしのぶさんを押し倒していたことがカナエさんにバレました。
次回、義勇さんの運命やいかに!?



と言うわけで今回の質問コーナーです!
今回の質問はわたるっちさんからいただきました!

――楓子ちゃんの栄養学の知識で恋柱さんは原作よりも発育が良くなってるそうですが、ぶっちゃけどのくらいになってますか?

楓子「原作での蜜璃さんのスリーサイズは正確な情報が無いのでわかりませんが、私が出会った頃の蜜璃さんの大きさから見るに一般的なグラビアアイドルの巨乳と言われる人たちと同程度だと仮定すると、現在の蜜璃さんはあのファビュラスな姉妹様レベルですね。そのため隊服とかもそれはもう大変なことになってます……あれ?改めてそう考えたらそんなとんでもプロポーションの恋人がいるのに手を出さない伊黒様って?」

ということです!
質問はまだまだ受付中!
ドシドシお寄せください!
そんなわけで今回はこの辺で!
次回、義勇さんの運命やいかに!?
お楽しみに!



~大正コソコソ噂話~
特訓初日、結局「楓」と書かれた石を持ち帰ったのは炭治郎と伊之助でした。高級黒毛和牛を使った牛鍋を食い損ねた善逸は夜中にこっそり饅頭を盗み食いし、それを夕飯の後片付けなどでその他の家事で寝るのが遅くなったすみ・きよ・なほに見つかり恥も外聞もなく土下座し何とか見逃してもらえました。が、その結果三人の中で善逸の好感度がさらに下の下まで落ちたのでしたが善逸はそのことを知りません。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。