そんなわけでどうぞ!
「はい、あーん」
「あーん……」
カナエの言葉に言われたとおりに炭治郎が大きく口を開け、カナエが口の中を覗き込む。
「うん、顎は問題ないわね。もう口を閉じていいわよ」
カナエに言われ炭治郎は口を閉じる。
「診察は以上よ。顎もそれ以外のところも怪我の経過は良好。もう任務に出ても問題ないわね」
「はい!ありがとうございます!」
「よかった、これで炭治郎くん達三人とも完治。これで例の無限列車の任務を君らに任せられる」
お礼を言う炭治郎の様子に微笑みながら楓子は頷く。
「一応昨日鎹鴉から正式に通達がありましたけど、本当に俺達なんかでいいんでしょうか?冨岡さん達の結婚式のときに楓子さんはその無限列車のことをかなり気にしてらっしゃいましたし……」
そんな楓子の言葉に炭治郎が少し不安げに言う。
「君らはこの蝶屋敷に来る前とは比べ物にならないほど格段に力をつけた。きっと杏寿郎さんの助けになってくれるって信じてるからこそ私も推薦したんだよ。今の君達なら大丈夫。安心して任せられるよ」
「楓子さん……」
「フフ、先生からの御墨付きをもらった以上は頑張らないとね。もちろん三人が頑張っていた姿は私も見てたからね。私も太鼓判を押すわよ」
「カナエさんも……お二人とも、ありがとうございます!お二人のご期待に応えられるように善逸と伊之助と三人で頑張ります!」
「うん、頑張って」
「応援してるわ」
ペコリと頭を下げる炭治郎に楓子とカナエは揃って微笑む。
「あ、そうだ。特訓が忙しくて忘れていたのですが、お二人に訊きたいことがあるんです!」
と、そんな中で炭治郎がふと思い出したように言う。
「あら?何かしら?」
「私達で答えられるようなことならいくらでも教えるよ。私も情報戦略部の責任者をしてるわけだから鬼殺隊のことには詳しい自負はあるよ」
首を傾げるカナエと胸を張る楓子の様子に頷いた炭治郎は
「『ヒノカミ神楽』って聞いたことありますか?」
「「…………」」
炭治郎の問いに揃って顔を見合わせたカナエと楓子は
「あぁ~、『ヒノカミ神楽』ねぇ~」
「そっか、『ヒノカミ神楽』ときたかぁ~」
「『ヒノカミ神楽』のことをすっかり忘れていたわ」
「完全に盲点でしたね、『ヒノカミ神楽』」
「こんな時に『ヒノカミ神楽』があればねぇ~」
「あ、待って!『ヒノカミ神楽』でしょ……あ、ダメだ、『ヒノカミ神楽』の連絡先知らないわ」
「あ、『ヒノカミ神楽』……もうそんな季節なのねぇ~」
「…………」
楓子とカナエのやり取りを見ていた炭治郎はポカーンと口を開けその行く末を見守り、そんな炭治郎の視線を受けた二人は最後に揃って大きく頷き
「「ごめんなさい、『ヒノカミ神楽』知らなかった」」
「ええッ!?」
炭治郎はガックリとズッコケる。
「じゃ、じゃあ『火の呼吸』とか!」
「「火の呼吸ッ!?」」
「知ってるんですか!?」
「「知らない」」
「(ガクッ!)」
二人のさも知っているように驚いた様子の言葉に少し期待した炭治郎だったが、再び肩透かしを食らいさっきよりも大きくズッコケて座っていた椅子から転がり落ちる。
「え、えっと……俺の父の話なんですけどね?」
「「ふむふむ?」」
気を取り直して座り直した炭治郎は那田蜘蛛山で思い出した父から受け継いだ『ヒノカミ神楽』についてその経緯を一から説明する。
炭治郎の説明を聞き終えたカナエは
「なるほど、何故か炭治郎くんのお父さんは『火の呼吸』を使っていた。『火の呼吸』の使い手に聞けば何かわかるかもしれない、と」
整理しながら言い
「根本的なことなんだけどね、実は全集中の呼吸に『火の呼吸』は無いの」
「え?でも煉獄さんは炎の剣士って」
「杏寿郎くんの呼吸は『炎』。私もそのあたりのことは詳しくは知らないんだけど、その辺りの呼び方については厳しいの、『炎の呼吸』を『火の呼吸』と呼んではいけないって。その辺りのことは楓子ちゃんの方が詳しいんじゃないかな?」
「…………」
カナエの言葉に炭治郎と言った本人であるカナエの視線を受けた楓子は少し考える素振りを見せ
「そうですね、カナエさんの言ってる件は概ねあってます」
二人に向けて大きく頷きながら言う。
「そして、『炎の呼吸』を『火の呼吸』と呼ぶことの禁じた最大の理由は『始まりの呼吸』との差別化が目的だと思います」
「『始まりの呼吸』?」
首を傾げる炭治郎に楓子は頷く。
「『始まりの呼吸』って言うのは鬼舞辻無惨と戦う鬼殺隊が約450年前に確立した全集中の呼吸という戦闘技術、その最初の呼吸法のことだよ。『始まりの呼吸』って言うだけあってそこから各々の適性に合わせて基本の五つ――炎・水・岩・風・雷の呼吸が生まれたんだ」
「へぇ~……」
「基本がその五つって言うのは知ってたけど、そのさらに大本があったなんて元柱の私も知らなかったわ」
楓子の説明に炭治郎とカナエは興味深そうに頷く。
「カナエさんが知らないのも無理ないです。『始まりの呼吸』の使い手についてはとある事情から鬼殺隊の歴史から抹消されて今日までほとんど伝わってません。知ってるのは精々産屋敷の家系の人間か、その『始まりの呼吸』の剣士のいた当時の隊士から連なる家系の人間くらいのものです。その家系も今や私の大師匠、杏寿郎さんの煉獄の家系くらいしか残ってません。私も産屋敷家と煉獄家に伝わってる手記や記録をもとに当時の事情を知ったくらいですから」
「なるほど、何となく話は分かりました。でも……」
楓子の言葉に頷いた炭治郎は首を傾げ
「なんで『炎の呼吸』と『始まりの呼吸』を区別するために『火』って呼んじゃダメなんですか?」
「『始まりの呼吸』って言うのはその呼吸からすべての呼吸が派生したことで着いた俗称みたいなもので、正式な名前じゃないの。その正式な名称は――日輪の『日』と書いて『日の呼吸』って言うの」
「『日の呼吸』……」
問いに答えた楓子の言葉に炭治郎は反復する。そんな炭治郎に楓子は
「そして、恐らく炭治郎くんが使ったって言うお父さんの呼吸はこの『日の呼吸』だよ」
さらりと告げる。
「え?……えぇぇぇぇぇッ!!?」
「炭治郎くんの使った呼吸が『始まりの呼吸』!?本当なのッ!?」
そんな楓子の言葉に揃って二人が驚きの声を上げる。
「恐らく間違いないかと」
そんな二人に楓子は確信を持った様子で頷く。
「炭治郎くんの話ではあの那田蜘蛛山で鬼と戦った時の呼吸、『円舞』って言ったんだって?」
「は、はい」
「私の記憶してる『日の呼吸』の技の一つも『円舞』って言うんだよ」
「ッ!?」
「ちなみに残りの技は『碧羅の天』『烈日紅鏡』『灼骨炎陽』『陽華突』『日暈の龍・頭舞い』『斜陽転身』『飛輪陽炎』『輝輝恩光』『火車』『幻日虹』そして『炎舞』。どう、聞き覚えある?」
「ど、どれも『ヒノカミ神楽』の舞の名称です……」
「やっぱりね……ちなみに君が知ってるのはこれで全部?」
「え……?は、はい。そうですけど……」
「そう……やっぱりそう言うとこは原作通りなんだなぁ……」
「え?今なんて?」
「ううん、何でもない!」
首を傾げる炭治郎に楓子は笑顔で頷く。
「とりあえず詳しくはまた改めて。私も煉獄家や産屋敷家に伝わってる手記とか読み返して詳しく調べ直すよ。私が煉獄家の手記呼んだのもずいぶん前だし」
「そうですか……」
「とりあえず、君達が明日から行く無限列車の任務、それに先に就いてる杏寿郎さんに話を聞いてごらん?私が手記読んだ時一緒にいたし、杏寿郎さんのことだから何度も読み直してるだろうから」
「わかりました!」
楓子の言葉に頷いた。
○
「フゥ……とりあえず無限列車に間に合った……」
診療室を出た私は人知れず大きく息をつく。
「正直いつ頃『ヒノカミ神楽』のこと相談してくれるかと思ったけど……まさか前日に言うなんて……これまで直接こっちからは聞けないからそれとなぁ~く遠回しに促してたけど、全然話してくれないし……なまじ原作知識があって知っててもうまく立ち回れないと怪しいだけだし……ホント辛い……」
私は大きくため息をつく。
「とりあえず無限列車に向けて炭治郎くん達かまぼこ隊の戦力の底上げはした。私が今できる最大限の知恵と技術は授けたつもりだし……これで原作以上に事態が好転してくれるといいけど……」
と、一人ブツブツと呟きながら歩いていると
「あ、いたいた」
前方の曲がり角から現れた『隠』の男――後藤さんの姿に思考を中断する。
「大好、お館様から伝令預かって来たぜ」
「どもども、後藤さん。わざわざありがとうございます」
フランクにやって来る後藤さんに私もにこやかに対応する。
最初の頃は蜜璃さんの継子である私に敬語でガチガチになっていた後藤さんだったが、年上から敬られるのが苦手な私は会う度に敬語はやめてほしいと頼むので最初はぎこちないながらもなんとか意識的に、会う度に徐々に慣れていき今では自然に素の状態で話せるようになった。
ちなみに後藤さんもそれにいまだに私のことを様呼びする東城さんも、私と同じ情報戦略部のメンバーだったりする。
「それで、お館様はなんと?」
「頼まれてたものが納品されたってよ。現物は俺がここまで持ってきたぞ」
「おお!ついに!ありがとうございます!よかったぁ、間に合って!」
後藤さんの言葉に私は安堵のため息をつく。
「これが届かなきゃ作戦を練り直さなきゃいけないところだった」
「たく、俺も持ってこれたからいいものの、お前よく
「使えるものはいくらでも使わないと。向こうと違ってこっちは生身でできることは限られてるんですから」
「お前のそう言うところ、ホント凄いと思うわ」
私がニヤリと笑って言った言葉に後藤さんはため息交じりに肩を竦める。
「で?例の人員は?」
「明日の朝先に出発する竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助の三人に加えてお前を含む三人の追加戦力を動かすのがやっとだった。他の人間は残念ながら今就いてる任務の関係で動かせそうにねぇ」
「やっぱりそっかぁ~…他の柱の人達も任務に速めにケリつけてくれればと思ったんだけどなぁ。ま、私の他に二人も柱を戦力として持ってこれたのは大きいか。それで?いつ合流できそうですか?」
「一人はもうすでに任務終えてるから明日の朝には合流できそうなんだが、もう一人が手こずってるらしくて…と言っても今日の夜にはケリがつきそうって話だけどな」
「てことは合流するのは……明日のかなりギリギリになるかぁ」
あちゃぁ~、と楓子は額に手を当ててため息をつく。
「まあしょうがない。戦力が揃うまでに私も例のアレを触っておきますかね。アレに私が触れてたのなんてもはや何年前の話ってくらいだし」
「いやお前まだ16だろ?そんなお前が数年前って一体いくつの時にアレの使い方覚えたんだよ?」
「禁則事項です♡」
「なんじゃそりゃ……」
ウィンクしながら口元に右手の人差し指を口元に当てて「ないしょ」のジェスチャーをする私に後藤さんがため息をつく。
「まあ詳しいことはいいや」
私が詳しく教えないだろうことを察した後藤さんは肩を竦め
「なあ、一つ訊くんだけどよ。今回のこの事件、そんなに備えなきゃいけねぇような事件なのか?」
私を正面から見据え、真面目な様子で訊く。
「こう言っちゃなんだがよ、柱の人間は本当の意味で別格だ。その柱の煉獄様がもうすでにこの任務に就いてるんだろ?それなのにまだあの新人の三人に加えて継子のお前、それに柱を二人も……」
「必要ですよ」
後藤さんの言葉に私は答える。
「今回の件、恐らく鬼舞辻無惨も大きく関わってる作戦のはずです。でなきゃ、国の運営する鉄道で起きてる失踪事件が今日まで騒がれていないのはおかしい。絶対に何かしらの意図があってのことです」
「その根拠は?」
「女の直感です」
「あっそ……」
私の言葉に後藤さんがため息をつく。
「お前の勘はなまじ的中率が高いから馬鹿にできねぇんだよなぁ……」
「直感を馬鹿にしちゃぁいけませんよ?ある男が若い職人に仕事について『大事なのは経験か?
「でたでた、お前の引用元のわからねぇ名言。いったいどこから引っ張って来てんだ?」
「禁則事項です♡」
再びウィンクした私に後藤さんは面倒臭そうにため息をつく。このやり取りも何度目だろう?たぶん後藤さんも私がはぐらかすってわかっていたのだろう。それ以上は訊いてこない。
「そいじゃ、もろもろ準備しなきゃなんで。
「あ、ああ、蝶屋敷の表に……」
私の言葉に答えた後藤さんを見ながら頷いた私は歩き出す。
「……なあおい」
「???」
そんな私を呼び止める後藤さんの声に私は足を止める。
「お前……死ぬなよ?」
「………フフ」
真剣な声音の後藤さんに私は努めて朗らかに笑みを浮かべ
「当り前じゃないですか。私はまだやりたいこといっぱいありますから」
「そうか……」
「ええ」
頷いた後藤さんに頷き返し
「じゃ、この任務が終わったらまた会いましょう!その時はご飯奢ってくださいね!」
「いやなんでだよッ!?お前の方が給料多く貰ってんだろッ!?」
「いやだって後藤さんの方が先輩じゃないですか。後輩に飯の一食や二食奢ってもばち当たらないと思いますけど?」
「お前都合のいい時だけ先輩後輩持ち出すんじゃねぇよ!!それで言えば位はお前の方が高いんだから上司みたいなもんだろ!!?」
「ちぇ~ッ」
後藤さんの言葉に私は口を尖らせ渋々頷き、手を振って去って行くのだった。
さぁ、ここからだ。
ここからが正念場だ!
○
「「「炭治郎さん!伊之助さん!それに善逸さん!お気を付けて!」」」
蝶屋敷の前、旅立つ炭治郎達三人をすみ・きよ・なほの三人が声を揃えて涙ながらに言う。
すみ達三人の他に炭治郎達の見送りに来てるのはアオイとカナヲがいた。
「これ、お弁当です。良ければ道中召し上がってください」
「ありがとう!」
アオイの差し出す重箱に炭治郎がお礼を言い、伊之助は手を伸ばしその中身に手を付けようとし
「こらッ!」
「いてぇッ!!」
その伸ばした手をアオイに叩かれる。
「道中食べてくださいって言ったじゃないですか!」
「ちょっとくらいいじゃねぇか!!ケチケチしてんじゃねぇよ!!」
「ケチケチしてません!まったく、用意してて正解でしたね……」
言いながらアオイは差し出した重箱とは別に小さなお弁当箱を取り出す。
「はい、こちらはあなた用に用意したものですから!食べるならこっちを先に食べてください!」
「これ、俺の為か……?」
「そうです。あなたのことですから、どうせ我慢できずに炭治郎さん達の分まで食べてしまうんじゃないかと思ったので、あなたの分だけ少し多めに用意しておきました。先にこっちから食べてください」
「……(ほわぁ)」
アオイの差し出すお弁当に伊之助は人知れず温かい気持ちに頬を緩ませ、しかし、その表情は猪の被り物で見えない。
そんな伊之助の様子に唯一気付いている炭治郎は微笑まし気に笑い
「炭治郎……」
そんな炭治郎にカナヲが声を掛ける。
「その…気を付けてね……?」
「カナヲ、ありがとう!うん、頑張るよ!」
「その…帰ってきたら、また一緒にお菓子を……」
「うん!一緒に食べよう!」
「ッ!」
笑顔で頷いた炭治郎にカナヲはピクリと体を震わし、いつもの笑顔の面を張り付けた顔に少しの喜びの色を見せ
「うん…約束!」
大きく頷いた。
「あぁぁぁぁぁぁぁッ!!?」
そんな伊之助と炭治郎の様子を見て善逸は絶句し
「だ・か・らぁぁぁぁ!!!なんでお前らばっかりぃぃぃぃ!!!」
頭を抱えて絶叫しながら悶絶する。
「ねぇすみちゃん、きよちゃん、なほちゃん!三人は俺に何かなぁい!?」
「「「え……?」」」
突然善逸に振られて
「善逸さんは…女の子に対してもう少し気遣いや節度を持ってくださいね」
「あ、はい…すみません……でもちょっとは俺がいなくなって悲しいでしょ!?」
「「「悲しくありません」」」
さらりと答えた三人の言葉に善逸はしょんぼりする。
そんな善逸の様子に炭治郎は微笑み
「それじゃあ、そろそろ俺たちは行きます」
そう言ってお辞儀し
「みんなお世話になりました!ありがとうございました!行ってきます!」
「「「行ってらっしゃい!」」」
「どうか、ご武運を」
「……いってらっしゃい」
炭治郎の代表の言葉ととみに歩き出す三人をすみ達三人とアオイ、カナヲが見送る。
こうして三人は新たな任務へと旅立ったのだった。
というわけでかまぼこ隊が無限列車に向けて旅立ちました。
そして更なる追加戦力の為に暗躍する楓子。
果たして楓子は無限列車編を乗り切ることができるのか!?
そして今回の質問コーナーです!
今日の質問はyu−suzuさんから頂きました!
――炭治郎、禰豆子、伊之助、善逸のかまぼこ隊の印象と、ここが面白い、ここが可愛い、ここがカッコいい。と思ったことは?
楓子「まず炭治郎くんの印象は原作知識もあって『主人公』って感じかな。あとは天然タラシ。面白いところは直接関わってるとあの天然っぷりは面白いところよね。この間しのぶさんと義勇さんが蝶屋敷に来た時に『しのぶさんと義勇さん仲良しみたいで安心ですね!お赤飯の用意も早めにしないとですね!』と、二人の関係が進展してるのその鼻で看破した上にそれを真っ正面から指摘する辺りマジ天然だと思った。可愛いところって言ったら美味しいものを食べたら素直に美味しそうに食べてくれるところかな。カッコいいところはやっぱり努力家なところかな。
禰豆子ちゃんの印象は『可愛いかまぼこ隊の妹分』って感じかな。面白いところは幼児並みの知能レベルになってるせいかいろんなものに興味津々なところかな。可愛いところはお陰様で私にも懐いてくれてるけど、懐いてる人に対しては全力で甘えてくるところかな。子どもらしくて可愛らしいよ。カッコいいところはやっぱり本気で戦ってる時かしらね。藤の花の家紋の家で何度か特訓に付き合ってもらったことがあったけど、本気の禰豆子ちゃんの顔いつにもまして凛々しいのよね。
伊之助くんの印象はかまぼこ隊の三男って感じ?あと思った以上に鋭くてなんだかんだで一番本質を見抜いてて時々ドキッとすること言うのよね。面白いところはやっぱりあの猪突猛進のところね。いい意味で真直ぐすぎるところがあるのよね。可愛いところは三男って印象もあって他の二人を振り回してるところあるけどなんていうか『しょうがないなぁ~』って許せちゃうのよね。カッコいいところは特訓中の多しい感じとかはカッコいいと思うわよ。
善逸くんの印象は『欲望に忠実なヘタレ』。面白いところは言動の全部ね。私のボケに全力でツッコんだりいいリアクションしてくれるからボケ甲斐があるわ。可愛いところは本気の本命(禰豆子ちゃん)相手にはモジモジしていつもの変態性が鳴りを潜めて大人しくなることとか?あぁ本気で禰豆子ちゃんのこと好きなんだなぁって微笑ましくなる。カッコいいところは特訓中に見た居合斬の練習の時の凛々しい雰囲気かしら。普段からああならもうちょっと女子うけよさそうなのに……ホント勿体ない」
ということでした!
というわけで今回はこの辺で!
次回もお楽しみに!
~大正コソコソ噂話~
特訓期間中楓子は全集中の呼吸・常中以外にも三人にいろいろな技術を教えました。その中には前世の記憶から編み出した剣技なんかも……
はたして楓子はどんな剣技を教えたのか?その辺は次回以降戦いの中で披露してくれる……かも?