響け!ユーフォニアム一年目でゴールド金賞RTA   作:ブロx

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第十三回

 

 

 

飢えたる者は常に問い、答えの中にはいつも罠RTA、はぁじまぁるよー。

 

 

 うーん、この楽しい合宿もいよいよ終了といった感じですね。現在は二日目の夜!先生方主催の花火大会に参加して部員の信頼値を少しでも稼いでおきたい所。みぞれちゃんとの信頼値も欲を言えばもう少し高めておきたいですねー。その為の(ウド)コーヒー。  

 

『音楽を…、楽しむ?』       

 

『先生は何故』

 

 おっと? きたきたきた大当たりぃぃ!!珍しいイベです。

これは私服が麗しい吹部副顧問の松本美知恵先生関連のやつで、下を選ぶと先生ルートに入るので上を選択します。

 

 先生のイベは部員全体の信頼値が上がる物が多いです。信頼値が上がってくるくるくるくる!先生は本当に我々走者にとっての月光ですね。My guidingムーンライト。

 

 よし、ここで一度ステを確認!ホモちゃんと北宇治全体の演奏レベル、そして信頼値をダブルチェックです。・・・・。

 

 よし勝ちました。

走者が大きなミスでもしない限り関西大会で負けはありません。計算通りですよ。あとは大した選択肢も無い筈なので、どれ、スキップがてらここでちょっと冷やしてたデューのマウンテンでも飲んでと。ヴぁ~~これカフェインすんごく効いてて弱炭酸ホント最強それでいて、

 

『参加します』

 

『参加しません』

 

・・・・・。

 

・・・・えぇ・・・(困惑)

 

 マジこれぇー、ホントにやんの?もうちょっと空気読んでくれればいいのに。もう合宿終わり閉廷の流れ来てたでしょ。

 

 これはお排泄物系ランイベ、みんなで肝試し!です。

参加した部員全員の信頼値が結構上がるので良イベと思いきや、参加者自体が超少ないので特に(やる意味)ないです。旨味も皆無なんだよなぁ・・・。

 

 まあでも? 個々人の信頼値は大会で演奏レベルにプラス変換されるので一応参加しときましょう。スキップすれば時間的にも問題ありませんよ(震え声)

 

 はい、そんなこんなで一つ屋根の下での合宿が終わりましたね。

こ↑こ↓で重要なのが体力回復コマンドです。このゲームでは何故か合宿が終わるとケガ率が上がっており、休まずいつも通り練習すると最悪大ケガして本番舞台袖から仲間たちの演奏を聴く事になります。この辺は立華編のチャート知ってると骨身に沁みますね。未来先輩、見ててくれよ!

 いかにサボるかっちゅうのも部活の・・・内や(ほんとぉ?)

 

『お邪魔します…』

 

『走って帰ります』

 

 (流れがホモちゃんに)来てますねぇ!! 

極低確率ランダムイベント、おいでよ鎧塚さん家です。ケンジャキ梨々花ちゃん、一年早く君の代わりに行っておいてあげるよ(ゲス顔)

 ちなみにだけどケンジャキ後輩?もしかしなくても君のお父さんって運命に勝ってみせたKMNライダーだよね?みぞ先輩と一緒に頑張ってコンクールに出る君のルートは運命と闘ってる感じだったよ?切り札は君の中。勇気にしてけぇ~?

 

 さ、たわ言も終わっていよいよ次回は関西大会!といった所で今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴぁ~~~…」

 

 楽しい合宿もついに二日目終盤。

合奏が終わり、ついに日課となってしまった自販機の前での溜め息が、声と一緒に渇いた喉から出る。

 ―――音楽以外考えるな。そう心に決めた縛りのような何かが、カラカラに私の喉を渇かせていた。

 

「………疲れた……」

 

 自分だけの反省会。ほうじ茶片手に冷たい壁へと背を任せ、先を征く人達の事を思う。先輩は皆凄い人達で大きく見え、先生達だって見識や懐の深さが段違いだ。

 楽器を吹いて吹いて吹きまくり、音楽と一緒に生きてきた年月がそうさせるんだろうか。私もそれに倣えばその領域へと、きっと届くのか。………でも、

 

「正直苦しい。先は見えてる筈なのに、何処をどう歩けばそこに辿り着けるのかが全然分からないよ…」

 

 悩むのは性に合わない。そう分かってるのに、まるで煮えたお鍋の中身のようにグツグツ沸々疑問が現れる。こんなんでこの先、私は石ころじゃなくなれるのだろうか。

 

 …本当にこのままでいいのか? 

実は見えてる先って奴はどん詰まりで、今からでも選べる道が有るのでは? 石ころじゃない事の証明は、別に楽器に限定する必要なんて無いのでは?

 

「………」

 

 吹奏楽に携わる事となった私の始まり。

それは胸を砕くような玄色と墨色の、クラリネットの音色だった。それだけは今も唯一憶えている。憧れている。

 …もしや私はあれを自分の手で再現したいのか? あれをもう一度聴ける事が出来たなら、全部満足なのか?それが私の音楽なのか? 

 

 ならもういいじゃないかそれで。

今日の朝を思い出せ。幼馴染との会話を思い出せ。迷うな。迷うな。

 

―――だって全部が全部、音楽の邪魔だろうに。

 

「ん? 帆高か?」

 

「…、え?」

 

 どれくらい時間が経っていたのか。目線を上げると、そこには副顧問の松本美知恵先生がいた。少しの白髪とシワのある顔立ちが特徴だけど、まだ40代くらいじゃないかなあと私は見ている。

 

 老け顔なのは、歩んできた年月が嫌でもそうさせたのか。ともすれば遺伝か。

でもそれでいてどこかチャーミングな先生は、自販機の口から私と同じほうじ茶を手に取っていた。

 

「休憩中にすまないな。私も一息だ」

 

「あ、どうも。松本先生」

 

「どうだ。部活は」

 

「ぼちぼちです」

 

「そうか。何か悩み事は無いか?」

 

「ぼちぼちです」

 

「そうか」

 

 目線を合わせずにそう言うと、対して先生はするりとほうじ茶のキャップを開け中身を一口含んで、静かにこちらを見つめ続けながらゆっくりとキャップを閉めた。

 

「思っていたのとは違うか。吹奏楽は」

 

「はい、想像以上でした」

 

「何かと想像の上をいくのが物事だが、問題はそれが時に斜めであったりする事だな。真っ直ぐは難しい」

 

「先生でもそう思うんですか?難しいって」

 

「当たり前だ」

 

・・・・・。

 

「……あの、先生は」

 

「ん?」

 

「先生が学生の時、は。…音楽や楽器に対してどう思っていましたか?」

 

「どうとも思っていなかったな」

 

目と目が合い、先生は少しも笑わずにそう言った。

 

「幻滅するか?」

 

「…。い、いえ」

 

「楽器を吹くという事が、一体この先何の為になるのだろう?何故こいつは、そして私はここに居るのだろう?面倒なだけなのに。そんな事ばかり考えていた」

 

「そうなんですか?」

 

信じられない。私はそう思った。

 

「誰にだって最初は有る。大切な事の一つは、それを忘れない事だと私は思う。それすらいつか忘れていくのだとしても、弱さを経ていない強さはない。そう思っている」

 

「………。はい」

 

先生は、そんな私と逆の表情をしていた。

 

「昔、ちょうど今の帆高のような生徒がいた。音楽に対して考え、悩み、いつか答えを得てやろうと息巻いて、クラリネットを吹いていた女生徒が」

 

・・・・・。

 

「誰にじゃなく、自分自身に。私は私を証明するとそいつは言った。この先どんな人生を歩もうとも、この楽器と一緒に特別になると。

 私はそいつが眩しく見えた。お前はとっくに特別だと、言いたかった。そして、もっと音楽を楽しめと言ってやりたかった」

 

「…言えなかったん、ですか?」

 

「まあな」

 

 眼の前にいる大人は静かに淡々と言って聞かせるように、けれど力を込めながら言葉を口にしていた。…まるで川の流れのよう。耐えて、こなして、抱えて、今の今までを生きてきた先生の瞳と言葉が、私の胸の奥をざわつかせる。

 

「音楽を…、楽しむ?」

 

「音楽とは生物だ。楽しめば楽しむだけ、楽しんだ者を活かしてくれる。今の私はそう思っているし、信じてもいる」

 

「先生自身も活かしてくれる、ですか?」

 

「当たり前だ。私は音楽教師だぞ?」

 

琥珀色のほうじ茶が、やんわりとボトルの中で弧を描いた。

 

「悩むのも良いが、今は眼の前の音楽を楽しめ。それがある日、帆高の力と財産になる」

 

初めて見る先生の笑顔は綺麗で、とても眩しかった。

 

 

 

 

 

 

 二泊三日の合宿が無事終わった。

思い出深い肝試しをはじめ、何かを掴めた感はあるけどそれが演奏にどう繋がるかは、まだまだ分からない。

 

 でも関西大会は目と鼻の先へと近づいてきている。

北宇治全体の音は合宿前と明らかに変わって、その色は深みのあるものへと進化したように思えた。少なくとも私には。

 

「う~ん…。なんかちょっと息苦しい」

 

「………」

 

 合宿所という慣れない場所にいたせいか、もしくは環境に身体がついに付いてこれなくなったのか。…少々疲れがたまってきている。大会までもう日がないけど、今日は自主練をせずに帰るとしよう。

 

「上手い。流石の音色だねー、高坂ちゃん」

 

「傘木先輩。私のトランペットってどう聴こえますか」

 

「音色だけなら全国クラスだと思うよ?グッジョーブ!」

 

「だけなら……とは。そこ止まりってことですか?」

 

「それじゃ不満?」

 

「はい」

 

「流石だねー。 高坂ちゃんって、音楽の演奏に大事なのは技術だって思うタイプ?」

 

「いいえ。ただ上手さという点でいうなら、技術が一番分かりやすいとは思います」

 

「確かにね。でも私はそれだけじゃあ無いと思うな。もっともっと、音楽の引き出しもその中身も有っていいんじゃない?」

 

「お先しまーす」

 

「お疲れー」

 

「………」

 

・・・・・。

 

「…お疲れさま」

 

「? あ、お疲れさまです鎧塚先輩。先輩も今日は上がりですか?」

 

「うん」

 

「…あれ?先輩のお家って遠いんです?」

 

「ううん。学校の近く」

 

「あ、だからいつも朝誰よりも早く学校に来れるわけですね?」

 

「そう」

 

「早さの秘密はそれですね~?鎧塚先輩」

 

 この先輩の演奏は、合宿前と後で特に大きく違っていた。

傘木先輩が戻ってきたこともあってか新山先生の指導のお陰か。ずっと黒色だった音は多くの色が混ざるようになっている。

 

 傘木先輩の飛行機雲のような白色と一緒の、綺麗で映える音色。私はあの日から、密かに二人の演奏のファンになっていた。

 

「帆高さん…は」

 

「? はい」

 

「合宿。どうだった?」

 

「良かったですねー。私、こういった部活とか合宿って高校生になってからが初めてなので、新鮮でしたし色んな人と話せたしで、また皆と行きたいくらいです」

 

「…それは、よかったね。…肝試しはどうだった?」

 

「楽しかったですけど怖かったですーー!!」

 

 そういえば。ふと思う。

部活の場以外で鎧塚先輩と話した事はなかった。どの辺りに住んでるんです?とか、音楽以外の話をした事も。……というより、私、音楽以外の話を吹部の人としたことないんじゃ?

 

うわっ…私のコミュ力低すぎ…?これだから元帰宅部員はなぁ。

 

「って帰宅部をバカにすんじゃねえッ!」

 

「…え?帆高さん?」

 

「あ。すみません、ちょっと自分で自分にツッコミを」

 

「せわしない、ね?」

 

「すみません……」

 

 あははと笑いながら私は何気なく空を見上げる。

今日の天気予報はたしか晴れ時々雨。もしかするとこの時期特有のバケツをひっくり返したような雨が降るでしょう。

 

 それくらいなら傘なんて要らないや。先輩もご同様だろう。空は黒い雲が何処からとも無く当たり一面に広がっていて、案の定一雨来そうかもなあと私は思った。

 

瞬間。

 

「あ」

 

「あ」

 

 バケツをひっくり返したような雨? いやどう見ても風呂桶をひっくり返したような大雨が私と先輩の頭からつま先までをザッパと覆った。

 

「ぅんにゃああぁああ!!! 先輩やばいですっ、どどどどうしましょう!!?」

 

「……っ」

 

 近くに雨宿りできそうな場所は無い。傘も合羽も無い。皆無。強、速、雨足…! 走………無理!!

 外れる天気予報を行った奴が罪にならない世界を切に願う。でなければこの世は東西南北罪人しかいなくなって晒し首がそこかしこな世紀末。

 

え?詰み?これ詰み?

 

「お、お終い?」

 

「帆高さん、こっちっ」

 

「へぇぁあ!??!」

 

「私の家まですぐそこだから、寄っていって…!」

 

「そんなご厄介になるわけには…ッ」

 

「いいから!」

 

 流石は先輩。

いざという時は意外とアグレッシブなのだなあと頭の片隅で思っていると、手を引かれながら私はざんぶらぶんと足音を立てながら鎧塚家へとビッシャビシャの状態で招かれたのだった。

 

 

 

 

「お邪魔します…」

 

「…いらっしゃい。脱衣所、あっちだから」

 

「は、はい?」

 

「お風呂。沸いてるから入って。風邪引いちゃう」

 

「沸いてるんですか」

 

「お母さんが、いつも予約してくれてるから。 どうぞ」

 

 流石に遠慮しますと言葉を出そうとしたゼロ地点、つまりは先を獲られた私は有無も言えず流されるように案内され、ホカホカと湯気が出ている湯船に浸かる羽目となった。

 

…溜め息が冷えと疲れを気化してくれる。温かい事は、何よりも良かった。

 

「鎧塚先輩。お風呂ありがとうございました」

 

「気にしないで。これ、代わりの服」

 

「何から何までありがとうございます…っ」

 

「家のお母さん。もうすぐ仕事から帰ってくると思うけど、気にしないで」

 

「――え。あの、はい?」

 

先輩の言葉はもう少しこう、何というか手心が必要だと思わなくもない。初めて会った時から。

 

「メールしたから大丈夫。私もお風呂入ってくるから」

 

「………」

 

 この人やっぱり生まれついての凄い人だ。なんて押し。一に押し二に押し三に押し、押しの一点張りだよ。久美子になら出来るかもだけど私にはとても出来ない。

 

 …止みそうにない雨の音と、シャワーの音が壁越しに弱々しく聞こえてくる。高い天井。他人の家にお呼ばれだなんて小学校以来だ。中学の頃は何故か、誰かの家に行きたいとすら思わなかった。

 しかしこれで頭が上がらない人が増えてしまった。これはもう楽器を吹いて恩を返すしかないかもしれない。

 

温かいお湯に浸かれたお陰で、私は体調が良くなった感じがした。

 

「ただいまー。 ひどい雨ねぇこれ~~…っと?」

 

「お、お邪魔しています…」

 

 正座をして、言う。見つめるその人は鎧塚先輩そっくりな顔立ちだった。でも先輩より背が高くて、先輩以上に頼もしさという色が声から滲み出ている。

 

「あ、ぁあ~~! みぞれから連絡のあった後輩ちゃんね?ずぶ濡れで寒かったでしょ~?この時期の夕立は酷いヒドイ。あ!私、みぞれの母です~」

 

「後輩の帆高桃といいます。お風呂を先輩より先に頂きまして、本当にありがとうございました」

 

「吹部の子達ってやっぱり礼儀正しいわね~。気にしないでいいのよ? ところで紅茶は好きな方?嫌いな方?」

 

「好きな方、です」

 

「淹れるから少し待っててね~」

 

「…お母さん、おかえりなさい」

 

「ただいま~。ちゃんと温まった?」

 

「うん」

 

「いつもの?」

 

「…うん。自分でやる」

 

 そう言うと、首に巻いたバスタオルを片付けた先輩はコップに少量のココアパウダーと水を入れ、スプーンでクルクルと回し始めた。

 純(ピュア)ココアだ。有るとは聞いていたけど、飲む人初めて見た。牛乳を入れて……レンジ?おいしいのかな?

 

「…制服、今、乾かしてるから。少し待ってて」

 

「ありがとうございます」

 

「ね、ね、帆高さん。吹奏楽ってどう?楽しい?」

 

「え? えっと、まあまあです」

 

「みぞれと同じ事言ぅ~。今時の子達は賢いわあ~」

 

「…ごめんね。家のお母さん、ちょっと面白いから」

 

「高校生にもなると貴女でもジョークが言えるようになるのね~~」

 

お父さんには言わないであげてね? 割とマジなトーンで、先輩のお母さんは言った。

 

「でもみぞれがちゃあんと先輩しているみたいで嬉しいわ。どうでもいいと思っていたのなら、自分の家に招待するなんてしないもの」

 

「………。帆高さん、は」

 

「?」

 

「私に、本気の言葉を言ってくれた。から」

 

「へぇ~」

 

「…応援してる。頑張って」

 

 ―――追いつきたい人がいるんです。

今年の春に言った言葉。私と鎧塚先輩に接点が生まれた時。この人は今も憶えているんだ。私は、それありきでいつも楽器を吹いてきたけどこの人はそのことを今も。

 

「怖くは…ないんですか?」

 

―――他人は怖い。だって何を考えてるのか分からない。

 

「言葉と、好きな楽器は信じてみようって、今は思えるから」

 

「………」

 

「マイドウター。貴女に、オーボエを買ってあげて良かったわ」

 

「…?お母さん?」

 

あ。 そうか、そうだった。

 

「だって、こんなにも輝いてるもの」

 

 私の瞳の奥に浮かんだのは、いつもいつも毎日毎日そして高校生の今も頑張って楽器と向き合っている幼馴染のあの子。

 

 どうして頑張っているのだろう?私も楽器を吹けば、同じように頑張れるのだろう? あの黄前久美子のように。

 

 ―――音と形がいいよね~…、良い。

 ―――追いつきたい人がいるんです。

 

そうだった。憧れだけじゃなくてこれもきっと。ずっと私の始まりだったのだ。

 

「みぞれ先輩。 私、頑張ります」

 

「……うん」

 

「先輩も私も石ころじゃないって、必ず証明してみせます。私のクラリネットで」

 

「…? そう…」

 

「頑張ってね帆高さん。みぞれと同じくらい、貴女のこれからを応援するわ」

 

「雨も上がりましたし、そろそろお暇します。先輩のお母さん、紅茶ご馳走様でした。本当に今日はありがとうございました」

 

「…気を付けて」

 

「またいらっしゃいね~~」

 

 始まったのなら進む。楽器である必要性とかこれでいいのかとか、これからもあれこれ考える事もあるけれど。

 

「綺麗な虹」

 

今は空を見上げ、自分の言葉を信じてみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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