とある鎮守府の物語   作:nanashi3486

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お待たせしました。第二話です。
一話とは同じ鎮守府ですが、時間、月日、季節は違いますのでご留意ください。
今回は、原作初期艦候補の1人のあの娘です。
それでは、どうぞ!


2.雪の降る中に。

提督「さっっっっっっぶ!」

ガタガタガタガタガタガタ

吹雪「だ、大丈夫ですか!?」

 

12月、かなり気温が下がってくる季節。

当然、暖房器具などが活躍してるであろう。

世間一般、エアコンやガスストーブなどが暖房として広く普及している。

しかし、この鎮守府は、暖房で電気、またはガス製品は個人の寮や執務室、

または客人用の談話室くらいである。

では他はどうしているか、

答えは簡単、灯油やコークスのストーブ、薪の暖炉などである。

だからこそ、補充するために外へ出なければならないことがある。

そしてこの鎮守府は、提督が補充している。

理由は、「デスクワークばかりしているからたまには動かないと」だそう。

秘書艦は、大体好きで付いてきているだけである。

 

提督「ダダダイジョブアババババ」

ガタガタガタガタガタガタ

吹雪「寒いの苦手ですもんねぇ...指令官」

提督「だから冬はなるべく自室の炬燵から出たくないのだ。」

吹雪「あはは...」

 

などと話しているうちに生活用燃料倉庫についた二人。

ここに来る途中にキャリアカーも持ってきている。

後は必要数積み込んで帰るだけになった。

 

提督「ええっと、灯油が...よしっ。コークスが...」

吹雪「あっ、コークスは積み込みましたよ!」

提督「おおっ、ありがとう!」

吹雪「えへへ♪」

提督「よしっ、じゃあ帰るか!」

吹雪「はいっ!司令官!」

 

ガラガラガラ...ガチャリ

 

提督「寒い寒い寒い...外に出たとたんこれだよ、風がないって案外寒くなかったのが驚きだわ。」

吹雪「でっでは!手をつないではどうでしょうか!///」

提督「いいのか?俺の手、めっちゃ冷たいと思うんだが。」

吹雪「い、いえ!大丈夫です!///」

提督「じゃあ失礼して。」

ギュッ

吹雪「ひゃうっ!」

提督「だ、大丈夫か?やっぱり離したほうが」

吹雪「大丈夫ですって!びっくりしただけなので///」

提督「そうか...」

吹雪(司令官の手...大きくて、とても安心して...なんか、言葉に表せないけど、とても心が温かくなる感覚がします...///)

吹雪「///」

提督「?」

吹雪「ど、どうですか?少しは、温まりましたか?///」

提督「うん。吹雪の手が温かくてましになったよ。ありがとう。」

ニコッ

吹雪「はぅぅ...///」

 

ガラガラガラ...

 

提督「ほら、もう少しで中に入れるからね。」

吹雪「あっ...」

シュン...

提督「...」

チラッ

提督「でも、外に出て寒かったから、吹雪の手を中に入った後も少し握っていたいな。だめ?」

吹雪「!」

パァッ

吹雪「い、いえ!」

吹雪「私も、繋いでしたいですし...」

ボソボソ

提督「ふふっ」

吹雪「笑わないでください~!」

 

こうして二人手をつないで、仲良く鎮守府本棟に戻っていく提督たちであった。

そして足りない燃料を補充し回って執務室に帰って休憩にすることにした提督。

吹雪は、提督の隣で一緒に休憩していたそうな。

執務室から見える外の景色は、真っ白になっていた。

その雪の降る中で、鎮守府は、やさしい光に包まれているのであった。




第二話でした。
いかがでしたでしょうか。
最近寒くなってきたのでこういう温まるストーリーを書いてみました!
皆さんも、体を温かくしておやすみしてください!
それでは、第三話をご期待ください!
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