とある鎮守府の物語   作:nanashi3486

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お待たせしました。第五話です。
なかなか構想が思いつかなくて苦労してたりします。
誰のこと書こうか迷ったり、設定を考えたりで...
ともかく、五話をどうぞ。


5.北の大きな駆逐艦

車両倉庫

 

???「機関よし。サスペンションよし。主砲塔よし。機銃よし。計器類よし。無線機よし。...すべてよし!」

???「ふぅ、こんなもんかな。хорошо!」

ガラガラ...

提督「終わったか~、タシュ。相変わらず自分のT-34弄るの好きだな。」

タシュケント(以下タシュ)「うん、同志。別に見に来なくていいのに、ただの趣味なんだから。」

提督「いやいや、もう遅いからカギ閉めないといけないし、何より寝ろって言いに来ないとだめだったから。」

タシュ「えっ!もうこんな時間!ご、ごめん同志!」

提督「その様子だと飯も食ってないなお前。いいか、趣味に没頭するのはいいことだが時間をすっぽかすのはさすがにどうかと思うぞ。タシュ。」

タシュ「うぅ...」

提督「...ふ~っ」

ヤレヤレ

提督「ほら、こっちに来なさい。飯作ってやるから。期待はすんなよ。」

タシュ「ふぇ...?いいの...?」

提督「いいって、ほら早く。」

タシュ「どうしぃ!」

ダキッ

提督「おわっ!」

ドサッ

提督「ってて...いきなり飛びつくなよな...」

タシュ「えへ~♪」

スリスリ

提督「とりあえずどいてくれ。飯いらないのか?」

タシュ「もうちょっとこのまま~♪」

提督「ならせめて立たせてくれよ。俺は自室の台所に行きたいの。くっついててもいいから。」

タシュ「да~」

提督「わかればよろしい。よっこいしょっと。」

イテテ...

 

ところ変わって鎮守府本棟廊下

 

タシュ「同志同志!何を作ってくれるの?」

提督「ん?とりあえずボルシチとビーフストロガノフ、あとピロシキかな。」

タシュ「すご~い!そんなにつくれるの!?」

提督「ああ。提督になる前までは家の料理の半分くらいは俺が作ってたからな。いろんな国の郷土料理や日本の伝統的な、例えば三重のたこめしとか、それこそ海軍カレーも作ったことあるな。まぁ、料理は俺がやりたくてやってただけだから親に何度か「料理作らなくていいから座って待ってろ」って言われたこともあったりしたよ。」

タシュ「あ~、えぇっと...あはは...」

提督「苦笑いってお前...まぁいっか。ほら、着いたぞ。」

ガチャ

タシュ「おじゃましまーす。」

提督「とりあえず適当にくつろいでいて。すぐ作るから。」

タシュ「うん!」

 

提督料理中...

 

提督「さ、出来たぞ。熱いうちに召し上がれ。」

タシュ「わぁ~...美味しそう!いただきます!」

提督「Приятного аппетита」

ニコッ

タシュ「!」

タシュ「спасибо!」

 

少女食事中...

 

タシュ「ふぅ、ごちそうさま!おいしかったよ!」

提督「ん、そうか。よかったよかった。」

タシュ「ところで、なんでロシア語を使ったの?もしかして喋れるの?」

提督「いや、あれくらいの簡単な日常単語しか知らないよ。使った理由は、まぁ雰囲気出るかなっと思って。」

タシュ「あはっ、何それ♪」

提督「そこまで言わんでも...変だったか?」

タシュ「いやいや、とても上手だったよ。」

提督「そうか、よかった。もう遅いからとっとと寝ろよ。」

タシュ「はい!Доброй ночи」

提督「あぁ、Доброй ночи」

 

実はこの提督自室の出来事はどこかのパパラッチが記事にしていたらしい。

これを機に提督の手料理を食べたいという艦娘が後を絶たなくなったとか。

北の大きな駆逐艦はもちろんその中の一人ということは、誰もが予想がつくだろう。




第五話でした。
不定期更新タグつけようかなと思っているこの頃です。
たぶんついてるとおもいますが。
気長に第六話をお待ちいただけると幸いです。
それではまた。
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