抜きゲーみたいな島に派遣された対魔忍はどうすりゃいいですか?   作:不落八十八

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逝け!対魔忍。

「一般な部活動ってこんな時間から始まるものもあるのか……、知らなかったな」

 

 学園帰りに繁華街のやや外れにできたデパート、性撫百貨店に寄って買ったものを即座に使うために学生服のままだったのが幸いし、着替える事なく本日二度目の通学路を那須を歩いていた。

 

 防音シートを壁のあらゆる場所に貼り付けた事である程度の効果を発揮したものの、シートを張り辛い窓などから聞こえてくる外の音に那須のテンションはガタ落ちである。青藍島印の商品は品名がアレだったり使用用途がアレだったりとするが、体感ながら三分の二の防音を実現しているあたり品質はしっかりしているものが多い。

 

 防音オプションの一戸建てを不動産で選ぶべきだったなと溜息を吐く。正直、今から騒音ならぬ嬌音問題から離れた場所に移り住んだ方が精神衛生的に良いかもしれないと思い始めていた。島唯一の大通りの近くを選んだのを若干後悔しつつ、隠れた場所でしか吸えない煙草の替わりに、と口に含んだバニラフレーバーのペロキャンの棒を噛む。

 

 そんな美少女然とした那須の姿にふらふらと餓えた男女が吸い寄せられたかと思えば、落ちモノ系のゲームの如く隣人同士でその場でドスケベ連結した事で彼の視線から消えていく。その光景を幾度か見ながらとんでもない島に来たものだと辟易していた。

 

「あんあんあんっ! あんあんあんっ! あんあんあんあんあんあんあぁんっ!」

「何が祈祷の三三七拍子だ、それじゃあ亀頭のアンアンハメ拍子じゃねぇか孕めオラッ!!」

 

 新しく家を建てるのだろうか、空き地で家祈祷を行なっている女性住職に騎乗位で盛っている光景が視界に入った。祓い清めるための行為であろうに、むしろ汚していないだろうかそれは。

 

 ――那須にとって性行為は任務失敗の末路でしかなかった。

 

 頼れる筈の先輩が、切磋琢磨しあった同輩が、意気込んでついてきた後輩が、目の前で無様な面を晒して性行為に溺れるのを何度も見てきた。それは潜入と奪還の依頼を主に受ける那須にとって見慣れたものだ。頭対魔忍、そんなフレーズが産まれる程に現代の対魔忍は脳筋思考が多い。対魔粒子によって行使される忍術は一般人が持ち得ない特異な才能と言える。そのため、己の忍術に過信してあっさりと罠に嵌ってアへ顔や生首を晒すのである。

 

 各地にひっそりと生じる魔界の門を通じて人間世界へ来る魔族は右肩上がりの増加傾向を見せており、その尖兵として有名なのは下級魔族のオークである。緑色の肌を持った下劣にして生殖猿と称される事のある人型の魔族であり、対魔忍からすれば低能な知性を持った唾棄すべき雑魚という印象が強い。

 

 しかし、オークの精液と体液には媚薬成分が存在し、それを用いて他種族の雌を監禁して媚薬漬けにして犯す習性を持っている。下級魔族とは言えその肉体は人間のそれとは一線を画すものであり、群れを成して近代兵器で武装して集団戦を仕掛けるケースも多々見られるようになっている。その打たれ強さと物量から一瞬でも気を抜いた対魔忍を圧殺し、嬲り痛めつけてから強姦して奴隷化し、他の魔族へ媚びへつらうように売る奴隷商人になるオークも台頭し始めた。

 

 下級種族であるオークに屈服してアへ顔を晒す、その屈辱を知るのは既に手遅れになったその時なのである。下級の肩書きに目を奪われ、考える事をしなくなった脳筋な対魔忍が居るというのに、未だに最強の対魔忍と謳われる井河アサギの背を夢見ている者が多いのが現状であった。

 

 そのため、そういった事に対して理解をしている対魔忍は大変重宝される。理解している対魔忍の一人である那須だからこそ、魔性の温床たるこの青藍島に派遣された経緯があった。

 

 数多くの対魔忍が媚薬によって苦しめられ敗北の醜態を晒す中、その媚薬に耐性を持つ対魔忍が居ればどうなるだろうか。眉唾な噂ながら、井河アサギもまた感度三千倍の肉体改造をされて媚薬漬けにされた事がある、というものがある。最強の対魔忍ですら苦しむそれを無効化できる対魔忍が居るならば、数多くの対魔忍を助け出させようと使い潰す事だろう。

 

 現に、五車学園長たる井河アサギの手で各宗派の長が集まる元老院からの命令を撥ね退けられているからこそ学生で居られるが、こうして青藍島へ送られた事も那須の身柄を守るための一助でもあった。その穴を埋めるためにとある独立遊撃隊が組織されたという噂もあるが、アサギ本人から別件の解決のためだと否定されているが、噂であるために真偽は定かではない。

 

「……ボクみたいなのが人並みの生活を得られる訳なんてないのにな」

 

 そう虚空へ呟く那須の声は誰の耳にも届かずに消えていった。

 水乃月学園はヌーディストビーチを越えた先、山の麓に作られた教育機関である。C等部からA等部までが効率化のため内包しているので、広い立地を必要としたためだ。繁華街のショッピングモールから五キロ程離れた位置にあるため、通学するだけで足腰が鍛えられそうな程な距離がある。

 

 例外はSSに属する生徒ぐらいであり、彼ら彼女は学園に備え付けられた学生寮もといSS寮に暮らしているため遅刻とは無縁な通学を行なえている。もっとも、SSに課せられた訓練は毎年辞退者と死者が出る程に厳しいとされているため、通学の時間すらも訓練に充てられていると考えれば当然の利便だったのかもしれない。

 

 歩きタブレットをせずに淡々と歩いていく那須の速度は人並み以上のそれであり、人によっては三十分以上は掛かるであろう通学路を十分で既に踏破してしまっていた。坂道の通学路を越えて正門を通り始める頃には、グラウンドで騒いでいたそれの全容を知る事ができた。どうやらSSに属する生徒たちが訓練を行っている最中のようだった。

 

 指定制服とは一線を画したエロ制服、それがSSに属する者が着込むSS制服だ。男子の方は比較的普段の制服と差異は無いものの、へそチラと鎖骨チラを発生させる絶妙な具合に仕上げられている。

 

 対して女子の方は首下から裾の部分まで大っぴらに開かれたどころか失った前衛的な制服に、SS用のビキニ型ブラトップを着用していることでバストをこれまでかと強調した仕上がりになっている。一般人からすればすっげぇエロい、か、狂ってるのかこいつ、のどちらかに票が分かれるデザインだった。ちなみに、どちらの制服も脇下付近で腹部を繋げているだけのようで、取り外しもできるらしい。校章及び腕章を付けるために上半身の方は原則残すのが暗黙のルールのようだ。

 

 実しやかに流れている噂の一部に、生徒会長が服を着れないためにブラトップだけしているというものがあるが、真偽を知るものはSSBIG3と称される者たちしか知らないとか。獣すらも畏怖するようなカリスマを持つ生徒会長こと冷泉院桐香の事だ、SSの象徴らしい恰好をしているだけなのでは、というのが通説らしい。

 

「どうしたもう終わりか! 堪え性のないフニャチン共! 母なる大地に抱っこをせがんでもうおねんねか! もう一度産み直して貰ったらどうだ屑精子共!」

「「サーッ! ノーッ! サーッ!」」

「返事だけはご立派様だな! さっさと反り返るチンポのように体を勃起させろ! 床ズリこいたまま寝落ちしてられる程SSの訓練は優しく無いぞ!!」

「「サーッ! イエスッ! サーッ!」」

 

 何か汚い海兵隊訓練キャンプが開催されてる、と口にせずに内心に留めた那須は絶句の表情を浮かべていた。グラウンドに並べられた器具などは軍人がやるような物に類似しており、アサルトライフルを構えながら鉄線の下を匍匐前進している光景が違和感を助長させている。

 

 これ学生がやるメニューでは無いのでは、そう対魔忍の訓練に慣れている那須でさえ思うような地獄の訓練が行われているようであった。目の前の訓練に必死になっている生徒たちと違い、教官役をしている茶髪の長髪を首筋で三つ編みにして纏めている少女は、近付いて来る那須に気付いた様子だった。そして、顔を見てから見下ろし、そして靴の爪先から顔まで見上げ直し、もう一度往復してから若干小首を傾げた。

 

「あー……、今日転校してきた一年の大久那須です。制服を着て不法侵入してる訳じゃないです」

「いや、気になったのはそこでは無くてだな……。いや、皆まで言わない方が良いか。それで、どうして学園に戻って来ているんだ。既に下校時刻を過ぎているが」

「教室に忘れ物をしてしまいまして。お誘いを受けながらだったので気が付かなかったんです」

「ふむ、転校初日だと言うのにしっかりと性産的行動ができていて素晴らしい限りだ。より一層励むと良い。最近巷では反交尾勢力の活動も活発化しているからな」

「ハンコウビ勢力……?」

 

 全くもって当てはまる漢字が思いつかなかった那須に対して、教官の少女は苦笑した。転校生あるあるの一つであり、青藍島に馴染めていない頃によくある事であったからだ。もっとも、そんな名称が付くようなドスケベナイズをしているのはこの島限定である。初聞で聞き取れる訳が無い。

 

「反対の交尾と書いて反交尾勢力だ。聞き馴染みが無いのも仕方がないだろう」

「反交尾勢力……、ですか」

「ああ、ドスケベ条例に違反しているどころか、性産的行動を邪魔するような奴らの事だ。引く手あまたな君も連中に邪魔を受けるかもしれないからな。十分に気を付ける事だ」

「成程、ご心配ありがとうございます。因みに違反行為と言うのはどう言ったものが?」

「基本的にドスケベ条例に反した事だな。性産的行動を積極的に行わない。恋人同士でしかセックスをしないだとかプラトニックラブを貫くと宣ったり、性産的行動に至らずに自慰行為に没頭する、などが最近検挙されたものだな。非性産者には罰則が執行される事になっている。有名なのはギロチン刑だな」

「条例破りが首落としって過激過ぎでは……?」

「あー……、ギロチンのチンは男性器のチンだ。異性のSS生徒を土台にして、ギロチン側に非性産者を縛り付けて上下する処刑方法だ。見せしめのために正門近くで行われるから、登校の時に見る事があるかもしれないな」

 

 それってレイプと同じなのでは、と口にせずに呑み込んだ那須の判断は正しかった。適当に話を合わせているものの、段々とドスケベ条例の闇の深さに気付き始めていた。ドスケベ条例を守る事が正義であり、それ以外は悪なのだと、そういう洗脳がされている島なのだと理解できてしまった。歴史を紐解けば二十周年を既に迎えているような条例である。幼い頃からドスケベ教育された世代が居始めている島なのだ、その闇が深くない筈が無い。

 

 きっとこの条例を作った奴は夢魔の囁きを受けていたに違いない、と那須は決め付けた。凡そ一般市民が考えるよう条例ではない。そのようにそそのかされたのだろう、そう思う事にした。例え、既に前調査で仁浦県知事に魔の影無しと太鼓判を押されていても、だ。

 

「引き留めて悪かったな。私は風紀委員長の糺川礼だ、学園生活で困る事があったら頼りにしてくれて良いぞ」

「ありがとうございます、糺川先輩。遅くならないうちに帰宅するようにします」

「ああ、それが良い」

 

 笑顔で後輩を送る姿は頼れる先輩であったが、第一印象が汚いハートマン軍曹であったため払拭できずにいた。顔に出ていないか心配であったが、相手の様子を見るに問題無さそうであった。または、その様な印象を受けるのに既に慣れ切っていて反応を示していないだけかもしれない。

 

 濃い面子が揃ってる学園だなと五車学園を棚に上げて苦笑を浮かべた那須は昇降口へ向かい、グラウンドからの視線が切れる位置で裏門へ向かうルートに切り替えた。表向きには教室に向かうのだからそのまま裏門に直行すれば怪しまれるのは間違い無かったからだ。

 

 放課後に出て行った頃とは違って校内に残っている生徒は少ないようだった。明らかに響く嬌声の声が少なくなっている。だが、まだドスケベセックスをしている生徒も居ると言う事実も残っていた。一日に何回ドスケベしているんだこの島の住人は、と少し気になってしまったものの、伝えた時間に迫っている事から頭を振って疑問を振り払う。

 

 対魔忍の鋭敏な感覚を持ってすれば伝説の蛇の如く潜入は容易である。もっとも、頭対魔忍と称される脳筋勢にそれができるかは別であるが、その点那須は優秀な分類に属していた。現に未だに学園に残る生徒に鉢合わせる事なく、難無く裏門へと続く道へと辿り着く事ができている。

 

 曲がり角を曲がれば裏門と言う所で、ポケットから黒塗りの鏡を取り出した。専用塗料が薄く塗られているために光の反射で相手に気付かれないようにするツールの一つである。任務で鉢合わせた米連の兵士から押収した物であり、その使い勝手の良さにお気に入りになっているものだった。手慣れた様子で鏡を見やれば裏門の石柱に寄り掛かるようにして待つ麻沙音の姿が見えた。

 

 辺りの警戒をしてから問題無しと判断した那須は自然を装って曲がり角から顔を出す。しかし、麻沙音は手元のタブレットを弄っているようで気付いている様子は無かった。

 

「こんばんは橘さん。待たせてしまったかな?」

「あ、な、ななな那須しゃん。い、いえいえ此方も今来たところ、です。態々ご足労ありがとうございます、ご、ご迷惑じゃなかったですよね」

「あはは、そんなにテンパらなくても良いよ。家に居てもやる事は荷解きくらいだからさ」

「な、なら良かったです」

 

 緊張からか頬を赤らめてどもる麻沙音の言葉に優しく返す那須の第一印象は、非常に宜しいものであった。ギャルゲーによく居るヅカ系イケメン美少女先輩のこましムーヴである。もっとも、秘密基地に続く近くの竪穴にひっそりと身を隠す面々からすれば、若干ヤニ臭さを含ませたものになってしまったが。

 

「それで、ボクを此処に誘ったのは……、本当に部活動の事なのかい?」

「うぇっ、えっと、えーっと……その、…………もう無理あにぃ!」

「……やっぱりアサちゃんには荷が重かったか」

「ふふっ、でもよく頑張った方だと思うわよ?」

「そうだな! 麻沙音ちゃんよくがんばったな! でもこれやっぱり放課後デートみたいだな?」

「そうですね、初々しい麻沙音ちゃん可愛かったですよ」

 

 麻沙音が泣き言を叫んだかと思えば、茂みに隠れた竪穴からぞろぞろと出てくる面々に那須は苦笑していた。先程曲がり角を鏡で見たのは、感じた人数とその気配が一致していなかったためだ。地上と地下と言う高低差が気配察知の邪魔をしていたようで、一人しか居ないのに複数人の気配がするという違和感を感じさせていたのだった。

 

 麻沙音と同じ茶短髪に眼鏡をかけた橘淳之介に続くようにして、金髪に赤いエクステを付けたギャル風の片桐奈々瀬、小学生にしか見えないふくらはぎまで伸びた桃色長髪の少女渡会ヒナミ、影が薄そうながら豊満ボディを持つ青紫髪の畔美岬が麻沙音の方へと歩み寄る。

 

 嗚呼、成程と那須は合点がいった。青藍島の住民らしからぬ麻沙音の態度、先程の反交尾勢力の話、目の前の人たちからする処女臭、それらが繋がって答えを導き出していた。唯一男性の淳之介からは童貞臭がしなかったものの、何処となく精神的に童貞を拗らせていそうな臭いが感じ取れていた。

 

「成程、確かにこれは部活動と言うのは難しいところだね。何せ、帰宅部に活動は無いだろうし」

「えっ?」

「アサちゃん……?」

「いやいやいやいや、妹はまだ伝えてないよ兄。大体、兄に黙ってそんな事する訳ないじゃん」

「それもそうか……。ええと、那須君、で良いか?」

「はい。ボクは大久那須と申します。苗字で呼ばれるのは好まないので、名前で呼んで頂けると嬉しいですね」

「おぉー、これはこれはご丁寧に。私、渡会ヒナミ、三年生だよ。ヒナミで良いよ!」

「ええと、そしたら次はアタシかしらね。片桐奈々瀬よ」

「次は私ですね! こんばんは、畔美岬です! ミサちゃんって呼んでくれて良いミサ!」

「ヒナミ先輩に、片桐先輩にミサちゃん先輩ですね、よろしくお願いします」

「マジで呼んじゃったよ。おいこらミサゴン、那須さんに変な呼び方をさせてるんじゃないよ!」

「冗談だったのにちゃんと呼んでくれましたっ!! この子めっちゃ良い子ですよ橘さん!!」

「無茶ぶりに付き合わせるなよ。俺は橘淳之介。アサちゃんの実の兄だ。妹はやらんぞ!!」

「お兄ちゃん嫌い」

「ごめん、兄が悪かったからマジトーンで言うのは止めてくれ……っ!!」

 

 一気に姦しくなった場に那須は忍び笑いを浮かべていた。こんな愉快な面子に守られているなら麻沙音の生活も明るいものだろう、そう暖かな視線を向けて微笑む。その自然な笑みに騒いでいたNLNSメンバーたちは胸を打たれたような恰好を取って後退る。唯一ヒナミだけがにこにこ顔で嬉しそうにしていた。

 

「ええと?」

「あー……、悪い。うちのメンバーはいつもこんな感じだ。那須君は既に気付いているみたいだが、あえて、あ、え、て、言わせて貰おうじゃないか」

「おいこら淳。それはもうわたちゃんの時にもうやったじゃないの」

「分かる、分かるよ兄。兄みたいな恰好付けたがる灰色アオハル野郎は隙あらばしたいんだよね、一晩かけて考えた格好良い名乗り文句を語るのをさ」

「分かってくれるか我が愛しい妹よ!」

「応ともさ。でも那須さんの前でやられると実の兄のことながら恥ずかしいから止めてね」

「なん……だと……?」

「はいはい、淳のそれは後で聞いてあげるから今は移動しましょ」

「部活動開始だな! 部活入ったトキないからなんかわくわくするな!」

 

 そう言って無い胸をえへんと張ったヒナミが我先にと裏門を開き、それを微笑ましそうに笑う奈々瀬が続き、すっと美岬が何時の間にか通り、残された三人が残された。詳しい話は道中でと淳之介が肩を落として置いてかれないように歩き始め、くつくつと笑う那須に麻沙音が苦笑してその背に続いた。幸いにもその喧しい集団を見かける視線は無く、裏門から続く裏山へと彼らは入る事ができたのだった。




此処だけの話、ぬきたしは寝室シーンも面白いぞ。

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