【完結】男女比率がおかしい貞操観念逆転アカデミアだけど強く生きよう 作:hige2902
「へー、カエンタケって皮膚からでも毒素が吸収されるんだ、知らなかった。呼吸とか関係ないのは強いね」
彼が感心した様子で言うと、小森は頬を掻いて照れくさそうにする。
「ん、まあ、わたしの作った毒性の弱い
それでも十分怖い。なんだか八百万に続きヤバい個性になってきた。小森を担当した教師は、二度と戦いたくないとこぼしていたという。
二人の会話は別として、教室には重い空気が漂っていた。
勝利条件を満たしたのは八百万と小森の二グループのみで、他は惨敗だった。試験結果は筆記と同じく後日返される。
「うち、手も足も出んかった……赤点なんかなあ」
麗日が頭を抱えて落ち込んでいる。
「そもそも試練にしては過酷すぎます。ロボだとしても同じ難易度だったのでしょうか」
「えーでも塩崎ちゃんのグループは合格したんでしょ?」
と羨ましそうに葉隠。
「ですが、ほとんど八百万さん一人でなんとかなったと言いますか。ああ、怠惰の罪に甘んじてしまってよいのでしょうか」
「ん」
なるほど! 確かに小大の言う通りだ。ぐうの音も出ない圧倒的正論にみな押し黙る。
「え、なに? 小大さんなんて?」
一人だけきょろきょろと周囲を見やっていた彼に、沈痛な面持ちの拳藤が話しかけた。
「あのさ、放課後ちょっといい。レイ子も」
どうもただ事ではない雰囲気に、彼と柳は顔を見合わせた。
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鮮やかな夕焼けが照らす雄英敷地内の公園で、二人は俯いたままの拳藤の言葉を黙って待った。
遠くから普通科の吹奏楽部が練習する、オーボエのたおやかな音色が風に乗って流れてくる。
もう、じっとりと汗ばむ季節だった。
「ごめん、わたしのせいだ。あそこで判断を誤ったから不合格になった。レイ子の言う通り逃げてれば、まだ……」
「それは過ぎた話というか、ミスするのが悪い事じゃ無い。おれだって、近距離戦に持ち込めば勝てるって考えてたけど、結果論としては甘かったわけだし」
じぶんが落ちた後に拳藤がミッドナイトに挑んだ事は聞き及んでいたので、彼はやんわりと謝罪を否定する。
柳としても同意見だった。ある意味で真面目な拳藤らしいが、それにしては大袈裟すぎる。なにか後ろめたいと思っている事があるような気がした。
「違うんだ、わたしは」
と苦しみを色濃くして言った。
「合格しようとして戦ったんじゃない。きみを負かしたミッドナイト先生に勝てば、わたしの劣等感が癒されると思ったから判断を誤った」
堰を切ったように、水面下に隠してきた苦悩を拳藤が語った。羨望と妬みの吐露にも似た、自縛の呪詛のようでもあった。本当にそうなのかもしれない。
「体術には自信があった、そういう個性だし。クラスメートみたいな特殊性は無いけど、近接戦なら負けないって思ってた。わたしがやってくにはそれしかないって……でも、八百万に簡単にあしらわれて……正直、ニュース見て嫉妬した。わたしは体育祭できみに一対一で勝った、けど……けどわたしじゃいくら考えてもマスキュラーに勝てるところが想像できなくって、それも『体力』より戦闘向きの個性なクセに。だから遅れて、劣っているような気がして」
みずからの醜さを晒す彼女の顔は、苦しさで青白くなっていた。こんな仄暗い感情を抱く者がヒーローを目指す資格があるのかと、自問すればするほど不安になる。
こんな姿を見せたくは無かった。けれどこのままでは前に進めず、同じ過ちを繰り返しそうで恐ろしくて仕方がなかったのだ。
今までまったくそんな素振りを見せず、竹を割ったような気持ちの良い性格の彼女が告白する言葉は、自傷を免れない抜き身の刃のようだった。
告げられた罪の意識の繊細さに、柳はそっと物を置くように言った。
「でも一佳がマスキュラーに勝てなくったって、ヒーローは戦闘能力が全てじゃないし、対個性戦は相性だって先生も」
「そんなの関係ない!」
強い語気で遮ってから自嘲気味に続けた。
「ごめん……これはただ、格闘戦なら負けないっていうわたしの自信が生んだエゴっていうか、やましい感情を覚えたわたし自身を許せないっていうか」
ごめん、と消え入りそうな震える声の謝罪を最後に、それ以上は続かなかった。
「じゃあ許さない」
彼の言葉に、柳が反射的に敵意を向ける。拳藤がへたり込んで、色の無い絶望の瞳で見上げた。
「拳藤さんが格闘戦なら負けないっていう自信を取り戻して、じぶん自身を許せるようになるまで、許さない」
彼は普段と変わらない口調で、しかし確信に満ちた真剣さでそう言った。
「なに、言って」
「いまから戦闘訓練施設に行こう。おれでよければ何時間でも、一晩中だって付き合うよ。明日休みだし。たぶんミッドナイト先生に言ったら寝泊まりも許してくれると思う、こういうの好きそうだし。親もたぶん──」
「だから、そうじゃないんだってば。わたしが謝りたいのはそういう事じゃ」
「そりゃ誰だって得意分野を抜かされたと思ったら焦る。拳藤さんだけのエゴや苦しみじゃない、全然おかしくないよ。ただ、心に抱えたそれが原因で演習試験でミスったり、嫉妬をみたいな負の感情を自覚しながらヒーローを目指すのがツライんだよね? だから同じ轍を踏まないようにしよう。そしたら許す」
拳藤の苦悩の吐露に対し「いいよ、気にしてないから」と口で言うのは簡単だった。ただ、それで本当に心が癒されるかはまた別の話。
安易な慰めにも似たそれは、抱えた重たく冷たい情感の膨張を抑えるだけで解消には至らない。
「え、いやでも」
予想外の答えに、拳藤はどう反応していいかわからず柳を見やった。
「やろう、一佳。わたしも手伝う。力になりたいから」
ね? と親友が手を差し伸べた。
小さく震える手で、拳藤は恐る恐る触れるように重ねる。
すると力強く握り返され、身体を引き起こされた。
たたらを踏みそうになりながら、弱々しくも、それでも少女は確かに立ち上がっていた。
柳が売店で飲食料を買い込んで戻ってきたときには、既に二人は体操着に着替えて戦っていた。
日はとっくに暮れており、部活動を終えた雄英生も校内には残っていない。
ミッドナイトは今回の事をもちろん快諾し、校長や守衛にも話が通してある。拳藤と柳も家族に連絡済みだ。
ただ彼が学校に泊まるかもと両親に伝えた時は、遠回しに誰とかを聞かれた。女性二人という事で、まだあると信じて疑わない息子の貞操がとってもとっても心配だが、まあヒーロー科なので間違いはないだろうと許可が下りる。
『大拳』の掌底がガード越しに入り、彼が吹っ飛ばされる。壁に激突しそうなところを柳が『ポルターガイスト』で受け止めた。
全力であればその一撃で再起不能に陥るが、もちろん拳藤は加減していた。ヒーローを目指す以上、殺さず捕らえる技術は必要不可欠である。
素人目には拳藤の方が有効打を与えていた。だが、ある程度雄英で訓練を積んだ柳からして見れば、彼の技量は明らかに卓越しているのがわかる。もちろん、それは誰よりも拳藤が痛感していた。
しばらくして休憩に入った。二人は栄養食を貪るように平らげてスポーツドリンクを干す。
士傑の養護教諭に貰ってきた、個性『やくそう』により生まれた葉を噛むと、不思議なことにゆっくりとだが打撲創が回復し、疲れが抜けていく。
二時間を超える格闘戦の中で、拳藤は何度も勝った。誰かがその度に勝敗を宣言したわけではない。どちらが言うでもなく理解し、仕切り直しで再戦を繰り返していた。
それでも彼女が癒されることは無い。自信が取り戻せる訳でもない。
そもそも得意の格闘戦で八百万に負けて、でも体育祭では彼に勝って、だけどじぶんでは絶対に敵わないマスキュラーに彼は勝って、救助レースで負けて、演習試験で判断を誤って。
そんな因果関係もあやふやな挫折と劣等感でぐちゃぐちゃの感情と、それを抱く事自体の罪悪感が喉元まで込み上がって息が出来ない。
だからこんなことを一晩中繰り返したって、解決できるものではない。
それでも向き合えば、いかにして相手を倒すかが精神を占める。
会話も無く、ただただ打ち合った。
日を跨ぐ頃には持久戦に有利な彼が勝ちだす。拳藤が消費する体力に『やくそう』がもたらすリジェネ効果が追い付かなくなってきたのだ。これはそもそも即効性のあるものではなく、用法としては安静にして回復させる事を目的としている。
その内、床を濡らす汗に足を滑らせて拳藤が尻もちをつく。
「……もう、無理。こうなったら、勝てないし、意味ないよ」
「休憩する?」
余裕の表情でそう言った彼に、拳藤は歯噛みする。
心臓の下で仄暗い蛇がとぐろを巻いた。
「……じゃあちょっと休む」
そう言ってふらりと立ち上がり、鳩尾を狙った蹴りを放つ。が、楽に躱された。これだ。いかにこっちが疲弊しているとはいえ、個性無しの攻撃なら不意打ちでも対処できる天賦の才。彼にはそれがある。
「ちょっ! 一佳!?」
柳が叫んだ時には『大拳』が彼の身体を掴んでいた。瞬間的に手を巨大化させるからこそ可能な、回避困難なグラップルである。打撃と違い、対象のタフネスが握力より劣っていればその一手で終わる。
力を込めると、彼が苦悶の表情を浮かべた。
「一佳ってば!」
肩を揺らされ、拳藤は我に返る。解放された彼が苦しそうに息をする。
「悪い、つい、なんかダメだ」
ばつが悪そうに口をまごつかせた。
「ごめん、最低だ、わたし。こんな卑怯な真似までして……」
いたたまれない空気の中で、息を整えた彼が気にしてないといった感じで口を開いた。
「おれがマスキュラーに勝てたのは運もあった、百回やったら百回殺されてるくらいの……それにホント言うとね、ヒーローとして最低な手も使った。みんなにはあまり知られたくないくらいの。たぶん、軽蔑される」
その言葉に拳藤は静かに反応する。
「でも、そんな真似をしてでもなんとかしなきゃって思ったし、後悔してない。だからおれはさっきの不意打ちを最低だと思わない。演習試験の判断も、拳藤さんが自信を取り戻したくてなんとかしきゃって思って戦ったなら、同じことだよ」
「それは……だってヴィランと命懸けの戦いとは訳が違うでしょ。事の重大さがまるで」
「そう、なのかな? 拳藤さんが苦しんでるのと、同じくらい重大で大切な事だと思ってるけど。おれも、柳さんも」
拳藤は恐る恐る柳に視線を向けた。
「わたしも、負の感情を覚える事くらいある。ヒーローに似つかわしくない事だってたまに考えたりする。こんなわたしは、誰かに許されないとヒーロー科にいちゃダメ?」
「そんなこと、ない」
「よかった、安心した。だったら一佳もそうだよ。相談してくれてありがとね」
それを聞くと、緊張から解放されたせいか全身の力が抜けた。疲労も合わさり、もう一ミリも動けない気がする。ごろりと床の上で仰向けになった。
その隣で、彼は肘枕をして拳藤の顔を眺めながら言った。
「正直言うと、おれも体術には自信があったから体育祭で拳藤さんに負けた時は悔しかった」
彼がわざと第一種目が終わった状況を真似ている事に気づき、拳藤は少し笑う。彼の前髪の切っ先に、汗の露が小さな果実のように生っていた。
「そっか、そうなんだ。嫉妬した?」
「した。わーおれ弱いんだーって思った」
「悪くないね、そう言われるのも。たまには」
一拍置いて続けて言った。
「演習試験の時のミスなんだけどさ、ミッドナイト先生がきみにちょっとエッチな事してて、それで頭に血が上ったってのもある」
「え? ああ、ほとんど意識なかったからわかんなかったけど」
「先生もわたしのそういう所が弱点だって見抜いてたからしたんだって。訓練なのにさ。そんな事で赤点なんて恥ずかしいよ。バカだよね」
「まだ赤点って決まったわけじゃないし、おれはそれ聞いて嬉しいけど」
「え」
「だってそれって、もしおれがヴィランに捕まってエッチな事されそうになったら、拳藤さんは本気で助けに来てくれるって事でしょ。ヒーローみたいに」
言われて拳藤はきょとんとした目を穏やかに閉じ、ゆっくりと呼吸して言った。
「うん、助けに行く。絶対」
うわあ、なんかうらめしい事になってる。
声をかけて良いのか戸惑う状況に柳はフリーズした。が、安堵のため息をつきテクテクと近づいて拳藤の横に寝転ぶ。
イイ雰囲気だったが、親友の陰鬱な表情が晴れたのだ。それを一緒に喜ぶくらいしても、バチは当たらないだろう。
「元気出た?」
「ん、まあね。自信も戻った、というより、新しく付いたって感じかな。すっきりしたっていうか。これで許してくれる?」
「許すも何も、元から一佳が謝るような事は無いって思ってたから」
「そっか、ありがと。なんか、ヒーロー科だから嫉妬とか劣等感とかエゴとか欲とか、そーいうの抱いちゃダメって思ってたから苦しくてさ。自罰的になりすぎたのかな」
あー疲れたー。と言って、拳藤はすやすやと眠りにつく。
残された二人は互いを見やって小さく笑みを浮かべた。柳が『ポルターガイスト』でそっと拳藤と荷物を持ち上げる。
来賓来客用の宿泊スペースに向かう途中で、寝ている拳藤を起こさないよう柳が囁くように言った。
「ありがとね。一佳、いままでこんなふうに溜め込んでパンクするような事は無かったんだけど。短期間のうちにいろいろあったからかな」
「いや、おれもちょっと安心したっていうか。いつもしっかりしてる真面目な拳藤さんでも、やっぱり悩みとかあるんだって……優しいんだね柳さん」
「まあ、親友だしね」
ほんの少し気恥ずかしそうに答えて、二人は別々の部屋に分かれた。
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翌朝、拳藤が目覚めると隣のベッドでは柳が静かに寝ていた。
ここどこ。と寝ぼけまなこで部屋を見渡す。そういえば雄英の宿泊施設で寝る予定だったので、そこかもしれない。
大きく伸びをした後で、ふと右の掌を見やる。
手とは最も繊細に感覚を伝える器官である。まだ拳藤の手には、彼の体温と汗で湿った身体の生々しい感触が残っていた。胸板から伝わる鼓動や胎動する腹部、弾力のあった臀部。
得した気分、と思えるくらいには心に余裕が出来ていた。
シャワーを浴びて柳を起こし、帰り支度を始める。ちょっとした合宿が終わったような、少し寂しい気もする。
八時には守衛に帰る旨を伝えるようミッドナイトに言われているので、慌ただしくなった。
宿泊棟のホールで彼と待ち合わせ、帰路につく。
しかし三人の会話や雰囲気はどこかぎこちない。
別に急に男女の仲を意識しだしたわけではない。
単に三人とも履いてないのだ。
汗をかいたのは体操着なので、制服に着替えればまあ少し気になるが許容できる。問題は下着だった。急遽決まったお泊りだったので当然替えなど持っていない。
さすがに一日履いてたのを使い回す気になれず、ノーパンはやむ無しだった。
彼はなんだか擦れるというか当たりがいつもより強い感じがするし、女性二人はスースーするしで気が気でない。
駅に近づくにつれ、休日の早朝でも通行人は増えだした。
一陣の夏風に対し、過剰にスカートを抑える。もし周囲にバレれば変態の烙印を押されかねず、動悸が速まり冷や汗だか油汗が出る。
嗚呼、変態たちが街を練り歩いている。朝っぱらから。
そう言えば、と刺激にもじもじしながら彼が今さらながらに切り出す。
「拳藤さんが髪降ろしてるの初めて見たよ」
「えっ? ああ、バタバタしてて纏める時間無かったから」
履いてない羞恥心から顔を赤くしながら答えた。
「違和感ある? 変?」
「似合ってるよ。なんか新鮮だなーって思っただけ」
ふうん、とそっけなく答えて、たなびく後ろ髪をなんとなしに押さえつけ、幾条かを指で弄んだ。
頬が上気しているのは、きっと履いていないせいだ。
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その夜、拳藤は演習試験を顧みた。劣等感の件については片が付いたので、残ったもう一つの課題を対処しなければならない。
たしかにミッドナイト先生の指摘された通り、そういうエッチな事に耐性が無いというか処女っぽい正義感に振り回された。そんな時こそ冷静にならなければ救えないのに。
要は、慣れだ。
タブレットでファンザにログインし、趣味でなかったジャンルを再生する。
へたり込んだ男優が女優に囲まれ、代わる代わる奉仕を強要されていた。エッチなのだろうが、いまいちピンとこない。
かわいそうなのは入れられない。性欲より可哀想感が上回り萎えるタイプだった。
それでもお芝居と割り切ると、さすがにもぞもぞする。が、なんとなく乗れない。
作品を変えてみようとし、ふと『あっ! これ凌辱ヒーローもののAVで観た事あるやつだ!』と評判(?)の1-Aが全員持っている動画ファイルがあったのを思い出した。
一段落付くと、なんともいえない倦怠感の中で、先日ニュースで取り上げられたステインの主張について、ヒーローとは、平和とはなんなのかをぼーっと考えた。
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休み明けの昼休憩の時に、拳藤は少し勇気を出してみた。
遠ざけていた受け止めたくない事実と向き合う為に。
「あのさ芦戸。あの雑誌、今度貸してくれない? 日にち経ってて、売ってなくてさ」
「ん? ああ、いいよ。明日持ってくる」
「ありがとね」と礼を言うと、拳藤は晴れやかな気持ちで窓際から外を見上げた。雲一つない、青い青い夏の空が広がっている。
そして、でもやっぱりオバサンの汚いお尻がどアップで映るのは萎えるよなあ、と思春期で無駄に性欲があり余る多感なお年頃にはよくある思索にふけた。
ふと下に視線をやると、彼が一人で歩いている。そういえば今日は波動先輩とご飯を食べる日だった。
湿気を帯びたぬるい気持ちになるが、右の掌を開き、柔らかく握りこむ。
聞くところによれば、心理的距離を詰めるボディタッチの量で言えばこっちが圧倒的だろうから、まあ。
その考えに至ると、まあいいかとなった。
なんだか新たな性癖の扉が開いたのか捻じ曲がったのかわからないが、とにかくヨシ! な雄英ヒーロー科 前期の終わりだった。