鬼は鬼殺隊のスネをかじる   作:悪魔さん

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鬼殺隊関係者録・小守新戸

()(もり)(にい)()

 

【概要】

先代当主の頃から鬼殺隊に在籍する、人を喰らわないズボラ鬼。常に道楽に興じるクズであるが、鬼殺隊〝最凶〟と謳われる実力と知力を有する貴重な戦力でもある。

座右の銘は「若い芽は御先棒を担げるように育んでおく」。

 

 

【プロフィール】

誕生日:5月24日

肉体年齢:23歳

身長:183cm

体重:75kg(無惨と同じ)

出身地:東京府牛込區(新宿、牛込)

趣味:煙草、酒、博打、酒のつまみ作り

好きな物:豊さんのうどん、日本酒、甘酒

嫌いな物:強制労働

階級:なし

イメージCV:山寺宏一(女体時:戸松遥)

 

 

【容姿】

一見はそこそこ端正な顔つきの男性。ただし鬼なので目は猫目。

服装は詰襟を袖を通さず羽織り、さらにその上に丈の長い羽織を被っており、不死川玄弥と同様に洋袴と靴を履いている。

得物は仕込み杖であり、物干し竿代わりにする時も多いが、後述の血鬼術のおかげもあって実は一度も刃こぼれしていない。

 

 

【人物】

◆性格

自称「穀潰しの玄人」で、基本的にはぐうたらでチャランポラン、昼間から酒に浸って賭場によく出入りする道楽者で、日輪刀の刃元に〝労働ハ敵〟と彫る程に労働を拒む筋金入りの引きこもり。態度も常に飄々とした昼行灯であり、やる気の無さを隠そうともしないズボラっぷりを披露している。

言いたいことはハッキリ言う主義であり、その言動は物事の本質をしばしば突くが、言ってはいけない本音や完全な開き直りも多く、戦場や修羅場でもお構いなし。

むしろウソを言ってくれた方がまだマシと思われる言葉が多く、周囲の反感を買ったり混乱させたりすることも少なくないため、口下手よりも質が悪い。

その一方、「玄人は寄生先が滅びないように陰で努力する」と豪語するように、見限られない程度に怠け、頃合いを見て差し入れや労いで寄生し続ける強かさを併せ持っており、狡猾さは鬼殺隊でも断トツ。

 

◆鬼殺隊随一の戦術家

戦闘においては「戦いにおいて卑怯・卑劣・姑息・悪辣・邪道非道は作法の一つ」とする頭脳派で、作中最高峰とも言えるズバ抜けた思考力と洞察力の持ち主。

相手の血鬼術を初見での分析は勿論、上弦の寝返りや珠世一派の懐柔などの離れ業も成し遂げており、あらゆるモノを利用して敵を屠る戦術家としての技量は極めて高い。策士として有能な耀哉や童磨でも思いつかない案もひらめくため、頭の良さはもはや兵器の類。

ただし目的を果たすためならばいくらでも残酷になり、物事を楽に進めるためなら越えてはいけない一線を平気で越えるため、その冷酷すら感じる時もある形振り構わぬ無節操さを慄く者も一定数いる。

 

◆育成者の素質

人間時代は医者の家系の三人兄弟だったゆえに相応の教養と要領の良さを持っており、性格の割には意外にも育成が得意分野。

見込みがあると判断すれば氏素性を問わず弟子として受け入れる度量を持ち、持ち前の洞察力や教養の高さもあり、個々に合わせて柔軟に指導できる。修行内容も飴と鞭をきちんと使い分けており、相手の向上心や自己肯定感を煽って叱咤激励するため、教育力と指導力はかなり高い。また、一度手に入れた手駒は絶対に捨てない主義であるため、手駒のことで揉めれば他者と武力衝突してでも譲らない姿勢を見せる。

このことから、荒んだ過去を持つ獪岳と玄弥からは敬意を払われており、炭治郎達からも信頼が厚い。

 

◆異端の鬼

短時間だが日光に対する耐性を持ち、睡眠や人間と同じ食事で力を得るなど、鬼の中でも禰豆子以上に特異かつ稀有な生態。

また、自らの性別を自在に転換できる。女体化すると美人になり気配も変わり、筋力と血鬼術の威力が落ちる反面、体の柔軟性がよくなる。しかし性格も口調も態度も変わらないため台無しな上、酒に若干酔いやすくなる。

ある時期を境に無惨と同じ能力が開花。鬼を吸収して血鬼術を増やしたり、念話を駆使して作戦を現在進行形で練るなど、無惨よりも有効活用中。

 

◆煉獄瑠火と過ごした記憶

新戸の唯一にして最大の地雷。

将棋での宿敵である一方、新戸の人生に最も大きな影響を与えた想い人であり、病没して記憶の中の幻になった今でも敬意を払っており、年に一回は墓参りに行く程。その際には必ず酒壺(本格麦焼酎)と一輪のツユクサを供え、線香と一緒に愛飲の煙草を一本寝かせるという新戸なりの弔いをする。

想い人ゆえに彼女への侮辱を新戸は決して許さず、言った相手がたとえ味方であっても本気の殺意を抱き、柱数名で取り押さえねばならないくらい大暴れすることもある。

ちなみにツユクサの花言葉は「尊敬」「なつかしい関係」。

 

 

【戦闘能力】

仕込み杖の形状の日輪刀を用い、斬撃と剣圧を飛ばす血鬼術〝(つい)()(しき)〟を使う。

飛ばす斬撃は日輪刀と同じ効果を持ち、剣圧は相手の血鬼術を弾き返す特性を持つ。斬撃の威力そのものは黒死牟に劣るが、特性が凶悪である。

また、鬼を吸収する能力で矢琶羽の〝(こう)(けつ)の矢〟と半天狗(憎珀天)の〝狂圧鳴波(きょうあつめいは)〟を奪っており、禰豆子の〝(ばっ)(けつ)〟も会得。持ち前の明晰な頭脳もあり、単騎での総合的な戦闘力は最強の鬼である無惨に迫る程。

ただし冷静さを欠くとゴリ押し戦法になりがちという弱点があり、その時は動きにもムラができ隙も生まれやすい。

『技一覧』

◦〝鬼剣舞(おにけんばい) 押込(おっこみ)〟…抜刀と共に斬撃を放つ。雑魚鬼であれば10丈(約30メートル)離れていても頸を斬り落とせる。

◦〝鬼剣舞(おにけんばい) (とう)(けん)()(くる)い〟…大小様々な斬撃を畳み掛けるように飛ばす。破るのは容易いが疲労が限界まで蓄積しない限りは無限に放てる。攻撃だけでなく敵の牽制にも使える。

鬼剣舞(おにけんばい) ムギリ(ぜん)(まい)〟…仕込み杖を抜刀し、斬撃を放つ。攻撃だけでなく天蓋として防御にも使える。

◦〝(つい)()(しき) (おに)こそ〟…周囲に赤い稲妻を走らせながら、極太の斬撃を放つ。一度に複数の鬼の胴体を真っ二つにする威力。

◦〝(おに)(おど)し 鬼太鼓(おんでこ)〟…黒い雷を迸らせながら、前方広範囲に剣圧を発生させる。発生する剣圧は、上弦の鬼ですら一瞬でも力を抜けば吹き飛ばされそうになる程の破壊力を有する。

◦〝(かく)(せい)〟…(かく)(とう)の新戸版で、鬼特有の怪力で日輪刀に圧力を掛けて発動する〝とっておき〟。追儺式と合一することで鬼の再生力を阻害する「赤い斬撃」を飛ばすことが可能となり、敵を斬滅する絶技と化す。

◦〝(おに)(おど)し・(ひいらぎ)〟…赫醒刃で放つ剣圧。陽光に似た効力の熱を帯びた、言わゆる「衝撃を伴う熱波」で、猗窩座ですら明確なダメージを与える。

◦〝(ばっ)(けつ)()(くう)()(しゃ)〟…空中で繰り出す、燃える斬撃の嵐。空中で繰り出されるので、回避は困難を極める。

(ばっ)(けつ)(とう)(えん)()〟…炎の呼吸を参考にした、燃える斬撃。

◦〝(せき)()(らい)〟…仕込み杖の刀身に雷撃を込め、それを振るって放つ。鬼化した獪岳の黒い雷撃を相殺する威力を持つ。

◦〝狂圧鳴波(きょうあつめいは)〟…凄まじい雄叫びと共に音波攻撃を放つ。音波を食らった相手は一瞬で気絶し、射程でなくとも咆哮自体は轟くため、聴覚が鋭い相手の平衡感覚を狂わせる威力を有する。ちなみに音源は初代ゴジラの咆哮。

 

 

【重要項目】

新戸の血液は形質転換の特性がある。何らかの形で鬼が摂取すると睡眠が可能となり、さらに人間の食事を摂取できるようになり、人間の血肉に対する飢餓感も激減する。応用すれば血液型を無視して輸血が可能となり、回復薬にも転用できる、ある意味では万能薬に等しい。

ただ、長年の飲酒と喫煙の影響か、アルコール・ニコチン・タールなどの有害成分が血液中に高濃度でとけているため、血を口にした鬼は泡を吹いて気絶し、肉を喰らおうものなら半年近く昏倒する威力。上弦の鬼と無惨にも通じる程で、童磨は暫くの間血肉を口にできなくなったらしい。

十三話以降、ふとしたことから珠世から「鬼舞辻無惨と同じ能力が開花し始めている」という衝撃の事実が発覚。念話能力や自らの血を取り込んだ鬼の支配権の掌握、鬼の吸収などを保有している。

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