鬼は鬼殺隊のスネをかじる   作:悪魔さん

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2021年最初の投稿です。

本作の柱は新戸のおかげで苦労人の気質かもしれません。


第五話 化け物相手に正々堂々とやる必要無いから。

 十二月十日、正午。

 とある寺院で、青年はどこか退屈そうに大きな椅子の上で胡坐を掻いていた。

 頭から血をかぶったような模様をした白橡色(しろつるばみいろ)の髪。ベルトで締められた縦縞の袴に、閻魔の意匠を基にした帽子と血が垂れた様な服。そして鮮やかな虹色の瞳。その特異な容姿は、神の子と呼称されてもおかしくない。

 青年の名は、(どう)()。新興宗教「(ばん)(せい)極楽教(ごくらくきょう)」の教祖であり、鬼の最高位「十二鬼月」の中でも凄まじい戦闘力を持つ〝上弦の鬼〟の一角だ。

「教祖様、御友人を名乗る者が来ております」

(御友人? 猗窩座殿かなぁ?)

 信者の言葉を聞き、顎に手を当てる。

 童磨は他の上弦(どうりょう)にも気さくに話しかけるような朗らかな性格だと思っており、その中でも〝上弦の参〟猗窩座は一番の親友と考えている。

 一番の親友が顔を出すのも当然――そんな結論に至った童磨は、部屋に通すように命じるが……。

「よう丹頂鶴。相変わらずヘラヘラしてるか」

「おや、新戸殿じゃないか!」

 顔を出した男を見て、いつも以上に朗らかな笑みで歓迎する童磨。

 そう、童磨にはもう一人親友がいる。小守新戸だ。

 うっとうしがる上弦達と違い、新戸はそれなりに接してくれるため、相性がいいのだ。

「いやぁ、随分久しく感じるなぁ。顔を合わせるのは10年ぶりじゃないかい?」

「あの日以降は文通だったからな」

 新戸は頭を掻きながら、童磨との出会いを思い出す。

 

 10年前――新戸が鬼と成って間もない頃。

 当時の新戸は煉獄槇寿郎預かりの身であったのだが、賭博に興じ酒に浸り、クズっぷりを遺憾なく発揮していた。情熱ある槇寿郎としては新戸のぐうたらぶりは目も当てられないものであり、鬼狩りの任務に連れ回しても、助太刀こそすれど性格と態度は改善しないため悩んでもいた。

 そしてある日、今まで溜まっていた鬱憤が爆発したのか、突然槇寿郎の堪忍袋の緒が切れた。鬼の形相で斬りかかる柱にはさすがの新戸も身の危険を感じ、死に物狂いで煉獄家を脱出して槇寿郎から逃げた。そして新戸への殺意を滾らせる槇寿郎との命懸けの鬼ごっこの末、潜伏場所として新戸が駆け込んだのが万世極楽教の寺院なのだ。

 涙ながらに匿ってもらうよう頭を下げる新戸だったが、事情を聞いた童磨は「自業自得じゃないか」と呆れた笑みで正論を言い放ち追い返そうとした。しかしそこへ(はし)(びら)(こと)()という女性が声を掛け、いくら自業自得と言えど追い返したら暴力を振るわれてしまうと童磨を説得。渋々匿うこととなり、その後()()()で仲良くなったのだ。

 

 そして今日。

 柱による監視を解除された新戸は、10年ぶりに万世極楽教へと訪れたのだ。

「――琴葉さんと()()(すけ)とはうまくやってんのか?」

「勿論! 琴葉は本当に心が綺麗なんだよ~……一緒にいると、とても心地がいいんだ。大丈夫、俺はもう人を喰ったりしないさ。御布施として信者の血を集めてるから問題無いし」

「…………まあ大丈夫そうだな」

 童磨が琴葉に好意を寄せていると知り、新戸は「よくこんなのと馬があったな」と感心した。

 童磨という鬼は、高い知性を持つと同時に他者を強烈に()で煽ってくる。クズながらも割と許容範囲が広い新戸でも、彼の煽りには苦手意識を持っており、むしろ冷淡な本性の方が接しやすいと思う程。

 そんな輩と長く付き合える琴葉に、尊敬すら覚えた。

「積もる話もあるだろう? 花を咲かせようじゃないか、俺は優しいから放っておかないぜ」

「いや、実際に話しに来たんだけどね」

 

 

           *

 

 

 二人は寺院の縁側に移動し、胡坐を掻きながら話し合いを始めた。

 しかし内容は、世間話ではない。鬼殺隊と鬼の戦いに関係のある情報交換だ。

「最後に文通したの二年前だったよな。()()()はどうなったよ」

「酷い目に遭ったよ~……無惨様ってば「あのクズのことを口にするな」って怒っちゃってさぁ。それに〝青い彼岸花〟探しも中々進んでないし、いつも通りかなぁ」

「〝青い彼岸花〟? そんなモン生えてるのか?」

「らしいよ?」

 童磨曰く、青い彼岸花は鬼の始祖・鬼舞辻無惨が千年以上も探し求めている代物だという。

 上弦の鬼達の任務の一つがその青い彼岸花の捜索であることから、太陽を克服して完璧な生物へと至ることが野望である彼にとって必要なモノだと伺えるのは容易い。

 おそらく鬼殺隊も把握していない情報だろう。しかし新戸は「それ絶滅してるだろ」と吐き捨てた。

「青い彼岸花ってのが本当に自生している植物なら絶対(ぜってェ)噂になるって。もう種として滅んでるだろ」

「そうは言ってもね~……俺は探知能力が無いからなぁ……」

「いや、探知能力以前の問題だって。やっぱアイツ頭無惨じゃん」

 

 ――まあ、可能性があるとすりゃあ、()()()()()()()()()()()()()()()って考えだが……。

 

 新戸は導き出した結論を飲み込んだ。

 無限の(とき)を生きる鬼達が数百年以上探しても見つからないのは、すでに絶滅してるか生態が特殊すぎるかのどちらか。そして本当に青い花であれば、その情報が真偽不明の噂話にすらなってないということは、花期が信じられないくらい短いということでもある。

 その可能性を思いついてないのなら、たとえ青い彼岸花が今も存在していても焦る必要は無いだろう。

「まあ、その青い彼岸花って代物は諦めろ。千年見つからねェなら万年経っても見つからねェよ」

 そう言いながら、新戸は煙草を咥えてマッチで火を点ける。

 それを見た童磨は、瞬時に血鬼術で氷の火皿を生み出した。

「お、(わり)ィな……そういやあお前、目はどうした? 文字浮かんでねェぞ」

「そりゃ擬態してるしねぇ。琴葉と伊之助以外は俺が鬼だってこと知らないよ」

「…………鬼って、擬態できんの?」

「あれ? もしかして、知らなかった?」

 新戸は驚愕のあまり、咥えた煙草をポロリと落とした。

 鬼の特性の一つとして、体を変形させる能力がある。外見上の年齢は勿論、肉体を強化することで身体の形状を自在に操作でき、中には分裂したり体そのものを異形化させる鬼もいる。

 新戸は様々な要因が重なったため、一人も人間を喰っていないのに血鬼術を扱うことができる、異端にして常識外れの存在だ。しかし見た目が人間の頃と全く同じで異形化もしていないため、本来の鬼の特性を一度も試さずのうのうと生きてきたのだ。

「うぅわ……何かスッゲェ損した気がする……」

「試しにやってみたらどうだい? 俺は女の子になってくれると嬉しいなぁ」

「性別変えられんのか? っつーかどうやんだよ……」

 新戸は体を震わせ、女になるよう念じながら気合を入れた。

 すると、体に変化が訪れた。

 六尺(180センチ)を越える身長が少しだが縮み、髪の毛も腰まで伸びた。程よく引き締まった体も、段々しなやかさと丸みを帯びていく。そして胸元が段々と膨らみ、詰襟の下でありながら存在感を露わにした。

「……おお」

 変化した自分の姿に驚く新戸。

 声も女性に変わっており、擬態としては完成度の高い方だろう。

「うわ~! 本当に女の子になれたね! スゴイスゴイ!」

 

 もみもみもみもみ

 

「……その手は何だ」

「いや~、触ってみたくなってさぁ。こんなに大きいのは滅多に拝めないんだよ?」

「お前の辞書に配慮って言葉はねェのか」

「それ君が言う?」

 胸を鷲掴みする童磨の手を払うと、新戸は考え込む。

 鬼は鍛え抜かれた人間や稀血などの特異体質者、若い女性を好むという。女性に化けれるというのは、鬼を自然と引き寄せ、その体を利用して騙すこともできるということ。当然人間にも通じ、うまく行けば――

「金欠の時はわざと身売りすりゃ、買った奴から身ぐるみ剥ぎ放題だな……鬼が相手ならハッタリも通じやすいか……?」

「……君って外道って言われたことない?」

「昔のお前に比べりゃまだいいわ」

 どこまでもクズな新戸の反論に、遠い目をする童磨であった。

 

 

           *

 

 

 翌日。

 新戸は女の姿で産屋敷邸に呼び出しを食らっていた。

「プハーッ! いやー、女の体で飲む酒は一味違うなァ!」

「何を呑気に酒飲んでんだてめェ」

 瓢箪の中身の酒を煽る新戸に、宇髄は若干キレそうになる。

 新戸が呼び出しを食らった理由は言うまでもなく、童磨との関係だ。不倶戴天の上弦の鬼、それも序列では二番手という強敵と繋がっていたとなれば、いくら好き勝手やってる新戸でもさすがに無視できない案件だ。

 宇髄だけでなく他の柱達も、険しい表情を浮かべており、特に人一倍鬼を憎んでいる実弥はいつ新戸に斬りかかってもおかしくない雰囲気を醸し出している。

「てめェ……お館様を裏切ったのかァ!?」

「んな訳ないでしょ~? 俺は何が起ころうと耀哉のスネから離れるマネはしないっての。そもそも鬼が社会に溶け込んで仕事とか絶対に無理。スネをかじる日々を手放すなど悪徳の極みだから。おわかり?」

 いかにも新戸らしい、問題ありまくりな言い分。あくまでも鬼殺隊に反旗を翻してなどいないと弁論しているが、その言い分が性根の腐ってる内容であるせいか、柱達はむしろ血管が浮いて怒りを込めている。あの温和なカナエですら笑みを浮かべたまま額に青筋を浮かべており、待機している隠達は段々と青ざめていく。

 そんな四面楚歌な状況下でも顔色一つ変えない新戸の図太さは、さすがと言えよう。

 そこへ、子息達に連れられて耀哉が姿を現し、柱達は一斉に頭を垂れる。

「新戸……報告を聞いたよ。上弦の弐と一体どういう関係だい?」

「童磨と? いやいや~、いきなりブチギレた槇寿郎から匿ってもらって、その縁で仲良くしてるだけだよォ?」

(酔ってる……)

 完全に酔いが回ってる新戸に、耀哉は困った笑みを浮かべる。

「うん、槇寿郎を怒らせたのは自業自得として……上弦の弐をなぜ見逃したんだい?」

「童磨は味方にした方がいいじゃん。前に会った猗窩座は真面目だから懐柔できねェし、他は素性を知らん」

「ふざけんな小守ィィィ!!」

 軽い調子で語る新戸に、実弥は鬼の形相で胸倉を掴んだ。

「鬼を味方にして鬼舞辻を討ち取る腹積もりかァ? そんなことはありえねェんだよ馬鹿がァ!!」

「だっていくら頭無惨でも、ワカメ頭は正攻法で勝てる相手じゃねェだろ? そこんトコ、君達ホント融通利かないよね」

「そういう問題じゃねェんだよ!!」

「そういう問題だよ。……あのさァ、お前らってちゃんと頭使って戦ってんの?」

 前触れもなくいきなりシラフに戻った新戸に、実弥は僅かにたじろいだ。

 その隙に胸倉を掴む手を振りほどき、元の男の姿に戻りつつ、鋭い眼差しで言い放った。

「この際言わせてもらうわ。……鬼殺隊に最も必要なのは個々の戦闘力じゃなくて〝情報〟と〝人手〟だ。敵の能力や性格もロクにわからねェまま隊士ぶつけるなんて、愚の骨頂なんて言葉じゃすまねェよ。耀哉はそれに気づいたってのに、お前ら柱は前線にいながらそれに気づいてすらいねェじゃん」

 新戸の言葉に、柱達は目を見開いた。

 鬼狩りの最前線とは、まず鬼に対しては絶対的に不利である。それが十二鬼月ともなれば頚を斬ることは困難、さらに上弦の鬼ともなれば討ち取るどころか傷一つ付けることすら至難の業……いかに隊士達が強くとも、敵の情報を把握できないまま鉢合わせたら一巻の終わりだ。それを覆すのは鬼との共同戦線しかない。

 新戸はそう言っているのだ。

「負けたら喰われるのが鬼のいる世界。それは生き残ることこそが全て。体であれ誇りであれ信頼であれ、何かを犠牲にしてでも生き残らなければ、明日を迎えることはできず親類縁者の敵討ちの機会も与えられない」

 鬼殺隊に所属する者は、縁者を鬼に喰い殺されたことで鬼に対して強い憎悪を抱いている者が多い。自分の中で怒りや憎しみを保つことで柱に登り詰めた者もいる。それらの者達の動機の多くが、敵討ちである。

 しかし、敵討ちとは()()()()()()()()()できることなのだ。生きなければ親類縁者の命を奪った鬼を見つけ出せず、生きなければ鬼を滅する刃を振るえないのだ。

「……鬼になってでも生き残れってか」

「鬼になって本能に呑まれるか理性を保てるかはソイツ次第。……まァどんな惨めな姿になっても、何事も生きなければ実は結ばねェさ」

 

 ガギィン!

 

 新戸が言い切った途端、実弥は日輪刀を抜いて斬りかかった。

「不死川さんっ!」

「胡蝶、黙ってろ……! お前もこのクズに毒されてるんだよ!!」

 カナエが諫めるが、実弥は意にも介さず殺意を剥き出しにする。

 対する新戸は、仕込み杖で受け止めながら剣呑な眼差しを向けている。

「言ったはずだぜ……負けたら喰われるのが鬼のいる――」

「だったらここで斬られても文句ねェよなァ!?」

 そう言って一度距離を置くと、「シイアアアア」という呼吸音を漏らす。

 実弥は全集中の呼吸の中でも基本となる五大流派の一つ〝風の呼吸〟の使い手。暴風のように荒々しい動きに加え、剣技によって起こした鎌鼬状の風も襲い掛かる戦闘法であり、それを極めたがゆえ柱の中でも上位の実力者であるのだ。

 すると新戸は、しょうがないとでも言わんばかりに溜め息を吐き、動いた。

「奥義〝錦の御旗〟!!」

 そう叫ぶや否や、一目散に屋敷に上がって耀哉の背後に隠れた。

『…………』

「……新戸?」

「俺の……勝ちだな」

 爽やかな笑みで勝ち誇る新戸。

 しかしやってることは誰がどう見ても外道の所業。鬼殺隊の頂点を盾に身を守るという恥も極めた対応に、ドッと非難の嵐が巻き起こった。

「てめェどこまで腐ってんだァ!!!」

「お館様を盾にするとは何と卑劣な……!!」

「卑怯者!!」

「真性のクズかよ!!」

「アンタ人の心あんのかよ!?」

 柱だけでなく待機している隠からも非難殺到。

 だが新戸は爽やかな笑みをあくどい笑みに変え、一蹴した。

「おいおい、戦いにおいて卑怯・卑劣・姑息・悪辣・邪道非道は作法の一つだぞ? なァに、惡鬼滅殺も所詮「勝てば官軍」が真理。汚いズルいは負け犬の遠吠え、反則行為も立派な戦術、騙し討ちこそ完全勝利の近道さ。これが実戦でやれなきゃ半人前よ、渋るなど以ての外」

 無駄に説得力のある反論に、柱達はさらに血管が浮き出る。

 彼ら彼女らの鬼の形相を気にも止めず、新戸は耀哉に問いかけた。

「お前はどうなんだ? 俺が鬼殺隊に居ることをお前の親父……先代は許した。今になれば、どういう意味かわかるんじゃねェか?」

「……そうだね、そろそろ鬼殺隊も変わる時が来たのかもしれないね」

「お館様!?」

 鬼殺隊の頂点の言葉に、新戸以外の面々は驚愕した。

「これ以上の犠牲を出さないためにも自分達の代で戦いを終わらせたい。打倒無惨の為なら、自分の命も戦力の一つと私は考えてるんだ」

『……』

「新戸。君という鬼が生まれたことで、鬼との戦いは転機を迎えたと私は思ってる。上弦の鬼の一角が無惨の下から離れる可能性が出てきた……これは鬼殺隊の歴史上、前代未聞で千載一遇の好機かもしれない」

 一同は息を呑んだ。

 鬼を鬼殺隊側に引き入れ利用することは悪手ではないだろう。ましてや上弦の弐は鬼の中で三番目に強く、その能力は未知数だ。損得の換算だけで考えれば、利用価値の高さを考慮して鬼を飼い殺すという選択肢はアリだろう。

「鬼の懐柔……これは新戸さんだからできるのかもしれないわ」

「だが胡蝶、それでは鬼殺隊の秘匿するべき情報も漏れるかもしれねェぞ」

「確かにそうだね。新戸、そこについてはどうなんだい?」

「心配すんな、ハッタリ試して問題無かったから」

 平然と言い放った衝撃の発言に、全員の視線が新戸に集中する。

「……どういうこと、かな?」

「ん? ワカメ頭の指揮官としての能力知りたかったからさ、槇寿郎の担当地区の情報を手紙で送ったんだよ。そしたら「あのクズのことを口にするな」って無駄な説教と制裁叩き込んだって。情報ガン無視は予想外だったわ、アイツもしかしたら学習能力ねェかもな」

 新戸はあっけらかんと語るが、いくら敵の能力を推し量るとしてもやってることはほぼ内通者である。

 もはや何に怒っていいのかわからず、一同呆然。

「ふむ……無惨が物事を大局的に捉えられない無能であるとは。貴重な情報をありがとう」

「お館様、まさかコイツに毒されてるんじゃ……」

「……それと新戸、今度からは独断で決めるのはやめようね」

「否定してくださいお館様ァァァァ!!!」

 風柱の慟哭が木霊したのだった……。




【ダメ鬼コソコソ噂話】
新戸は人間の頃は末っ子だったので、末っ子特有の要領の良さもあってチャランポランのクセにかなり頭がいい。
ちなみに小守家長男・(てん)(せい)は文武両道で快活、次男・(えい)(すけ)は穏やかな人格者だった。

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