Re:ゼロ RTA (極力)原作ルート《完》   作:MOHIGE

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ど~ん~な~時でも~あなたは~一人じゃな~いよ~なRTAはーじまーるよー!

3分の2がアドベンチャーパートなので初投稿です。


第3章後半1

 前回、エミリアの黒歴史をガン掘りしたところから再開です。

 

 もうホント時間がないんで禁書庫出てください何でもしますから。

 …お?トイレのドアが光っている!来ました!禁書庫の扉です!

 

ガチャッ

 

 おっ開いてんじゃ~ん

 

ベアトリス「…今度はいたずらじゃないのかしら」

 

 無駄話の時間も惜しいのでさっさと本題に入ります。

 いいよ!こいよ!(質問)胸にかけて胸に!

 

 

 

 

 

 

■■■

 

 

 

 

 

 

 

 「『質問しろ』、…本当に、ロズワールがそういったのかしら?」

 

 『そうだよ』と、目の前のニンゲン『ナツキ・スバル』が肯定する。

 

 胸がズキリと痛む。

 期待ではない。むしろ逆。傷付けられる未来に怯えるように、心が痛みを訴える。

 

 「じゃあ、お前が…『その人』だとでも、いうの?」

 

 声が震える。

 ズキリ、ズキリ、と胸が痛みを訴え続ける。

 これ以上聞きたくない。聞いてはいけない。

 

 『そうだよ』

 目の前のニンゲンは再び肯定する。

 

 心臓が強く跳ねた気がした。

 精霊の体に心臓なんてないのに。

 

 「―――…証拠が、ないのよ」

 

 胸が尚も痛みを訴える。

 もたげそうになる期待を制するように、枯れた心が悲鳴を上げる。

 やめて、聞きたくない。

 今さら希望なんて残ってない。

 

 

 『証拠なんて必要ねぇんだよ』

 目の前のニンゲンがきっぱりと言い切る。

 

 滅茶苦茶だ。論理性の欠片もない。聞く価値もない。さっさと追い出すべきだ。

 ――なのに、それが出来ない。

 

 たすけて。ここから出して。置いていかないで。

 聞きたくない。出て行って。二度と現れないで。

 どちらも言葉に出来ないまま、胸の痛みだけが強くなっていく。

 

 「―――……」

 

 「…どうして、今さら現れたのよ。遅すぎるのよ…ベティーは400年も、400年も待たされたのよ…今さら信じられるわけ、無いのよ」

 

 『そうだよ』とニンゲンが同意する。

 

 調子の良い事を――

 このニンゲンも、他のニンゲンと同じだ。耳障りの良い言葉を並べて、ベティーを心配するフリをして、お母様の知識を奪い取りたいだけだ。そうして裏切られ、傷付けられたベティーの心なんて知りもしない、他のニンゲンと同じだ。

 

 「お前に、お前に分かるっていうの…?たった一人で、400年も、来るかも分からない人を待ち続ける気持ちが…?同情の言葉を並べて、禁書の有用性を説いて、お母様の知識を簒奪しようとするニンゲン達の甘言を…ベティーがどんな気持ちで聞いたか分かるの…!?希望なんて当に枯れ果てて、一人で死ぬことも出来ない精霊の身に絶望して、ベティーが今、何を望んでいるか、お前に分かるっていうの…!?」

 

 『そうだよ』と、尚もニンゲンは同意する。

 ――やめて。

 ――寄り添おうとしないで。

 高々100年足らずしか生きられないニンゲンのくせに。

 最後はベティーを置いてくニンゲンのくせに。

 

 ――いやだ、助けて、ベティーを置いていかないで。

 また裏切られたら、今度傷付けられたら、きっともう立てない。

 お願い、助けて、ベティーの手を取って、抱きしめて、放さないで。

 

 ポロポロと涙が零れる。

 滲む景色の中で、ニンゲンが変わらず佇んでいる。

 

 「お前は――お前は、何が望みなのよ――この禁書庫の知識?それとも――」

 

 『お前のことが欲しかったんだよ』

 

 

 ―――……ッ

 

 心臓が一際大きく跳ねた、気がした。

 精霊に心臓なんてないのに。

 

 「……い、いきなり何言い出すのよ!?バカなのかしら!?自分で何を言っているか分かっているの?!…いやバカなのだわ!空前絶後の大バカなのよ――」

 

 『そうだよ』

 ナツキ・スバルはそう肯定した。

 

 やっぱり、コイツは空前絶後のバカだったのだわ。

 

 

 

 

 

■■■

 

 

 

 

 

ベアトリス「……大体、『その人』が自己申告制とか、聞いてないのよ…誰でもいいってことじゃないのよ…馬鹿正直に待ったこの400年をどうしてくれるのよ…」

 

 あくしろよ(ホモはせっかち)

 

ベアトリス「…なにより『その人』がコレなんて、この400年で一番のショックなのだわ…ショック過ぎて涙も引っ込んだのよ…。ハァ、もういいのだわ、ベティーももう色々疲れたかしら…。お前に全てくれてやるのよ。あと一発殴らせるのよ」

 

 やったぜ。

 という訳で無事ベアトリスと契約しました。すべての陰魔法が使える超有能ですが、燃費がクッソ激烈に悪いので毎晩寝るときに手を繋いでマナ補給(意味深)しないといけません。それと、他の精霊と契約が出来なくなります。まぁこいつ一人で大体事足りるので問題ありませんが。あとこの特徴はペテルギウス戦の切り札にもなり得ますが、今回は使いません。

 今後は、基本的に透明になってついて来てもらいます。燃費節約です。

 

 あっおい待てぃ!ベアトリスが腰かけていた台を調べましょう。

 

ベアトリス「あっ、ちょっとお前――」

 

 はい、『叡智の書の複製』を発見しました。なんだぁこれは~?証拠物件として押収するからなぁ~?

 

ベアトリス「返すのよ!!…まったく、油断も隙もないかしら」

 

 まぁ入手する必要はありません。ベアトリスが持ち歩いていれば、(問題は)ないです。

 

 

 さぁロズワール邸での準備はほぼ終わったので、王選候補者発表まで114倍速で流します。鬼姉妹の好感度?そっちはもう大丈夫です。殺される可能性があるのは初日だけです。次に合流する時は片方が眠り姫になっていますし、もう片方はロズワールの好感度と連動になりますので。

 

 王選候補者発表の場では特にすることはありません。が、賢人会がいちいち半魔がどうの浮浪者がどうのとヤジを飛ばして遅延行為を働くので、「発表あくしろよ」「国王代理のクズがこの野郎」と話を促してあげましょう。近衛騎士団の皆さんは別に賢人会の騎士ではないのでガン無視してくれます。

 

 さてこのクソ長イベントを倍速で飛ばしている間に、以前説明途中だった今後の予定の話をしましょう。

 明日から魔女教のアジトに行き、魔女教に入信します。ペテルギウスが丁度ロズワール領襲撃の計画を立てているので、その手伝いをしましょう。そしてこちらからガンガン提案して予定を巻きつつ、必要な誘導を行い、かつペテルギウスの好感度を稼ぎます。なんで稼ぐ必要があるんですか…(正論)

 ペテルギウスの後は白鯨討伐ですが、まぁそっちはペテルギウス攻略(意味深)が終わってから説明しましょう。

 

 

……

 

………

 

 ぬああああん疲れたもおおおん、辞めたくなりますよ~王選発表~

 じゃけんさっさとクルシュ邸に行きましょうねぇ~

 

ベアトリス「…お前、ちょっとベティーから離れるかしら。馬鹿がうつるのよ」

 

 




お前の事が欲しかったんだよ!(必須ユニット)

という訳で本日はここまで。ご視聴ありがとうございました。
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