Re:ゼロ RTA (極力)原作ルート《完》   作:MOHIGE

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滅多に人が来ない都市庁舎で盛り合うRTAはーじまーるよー!

後書きが100字越えなので初投稿です。

(追記)
読後感を損なうのでカットしました。


第5章後半2

 

 前回、プリシラのおかげでオリチャー決行が決まったところから再開です。

 

 

カペラ「キャハハハハ!無駄な努力ごくろーさま!無敵最強不死身のアタクシに何したって無駄なんだっての!!」

 

 どれどれ状況は…あー色欲おばさんがラインハルトとプリシラにフルボッコにされてますが、まったく死ぬ気配がありません。しょうがねぇなぁ(悟空)

 

カペラ「あん?今度はそこのオス肉がアタクシとヤろーってんですか?どーみてもテメーがこの中で一番雑魚なんですけど。はぁ可哀そうだからアタクシが目の保養に付き合ってやりますかね。せいぜい涙とオス汁垂れ流して欲望塗れの熱視線でもくれやがってくださいよぉ、ほらほらオメーはどんなアタクシが好きぃ?」

 

 おっと早速ですね。このおばさんは承認欲求たっぷりのスイーツ脳なので、初遭遇時は勝手に相手の好みの姿に変身します。好みというのは現状一番好感度が高い相手なのですが、現時点で一番高いのはロズワールです。やっぱりホモじゃないか(呆れ)

 ではスイーツおばさんの好感度診断が完了する前に、先に用意していたメィリィのポートレートを見せましょう。

 

 この人ですねぇ!

 

カペラ「―――は?」

 

カペラ「…おい…そいつはアタクシを愛するしか価値のない誰にも愛されない蝿以下のクズ肉じゃねぇかよ…なんでテメーがそんなもん持ってんだよ……そいつを好みとか言ってんだよ…」

 

カペラ「…そいつは何の価値も無いアタクシの娘でアタクシで誰にも愛されないあいされないあいされぁぁぁああアあア"ア"ア"ア"―――!!!」

 

 おっ大丈夫か大丈夫か?

 実はメィリィ(&エルザ)はカペラが自分を愛させるためだけに育てた娘(非血縁)で、しかもカペラの本当の姿とクリソツ(今日日聞かない)、さらにカペラは自分の容姿関連でトラウマを抱えているという、いろいろデリケートな事情がお有りのようです。闇深い…深くない?

 なので、エルザやメィリィの容姿を褒めたりすると地雷が連鎖爆発を起こしておばさんは発狂します。

 

 さて、普段は無駄に洞察力が高くデバフがまーったく入らないカペラおばさんですが、こうなると状態異常耐性はガバガバのガバです。あっ…(察し)と思われた視聴者兄貴、正解です。

 

ベアトリス「エル・シャマク」

 

 はい、動きが止まりました。やっぱり、精神攻撃からのシャマクさんを…最強やな!それではフェリスを連れてカペラに接近しましょう。

 狂った再生力のカペラをバグ利用せず倒す手段は限られていますが、その数少ない方法の一つがフェリスニキのマナドレイン(強)です。これはマナどころかオドまで吸い上げて相手を枯死させるという恐ろしい技なのですが、フェリスは小食なので一人でカペラのマナを吸い尽くす事はできません。そこで別腹を用意します。

 吸い出したマナをスバル君に流し込み、更にそれを大食漢ベアトリスが吸い尽くす。これぞ『我修院様の便所』兄貴考案のカペラ攻略チャート『糞喰三兄弟チャート』です。

 それではカペラおばさんのマナ袋が空っぽになるまで倍速です。

 

カペラ「ぐ、ぁぁぁああああ!!!てめぇらああああ!!!」

 

 うお、エル・シャマクさんの効果時間が切れてしまったようです。チッ、あと一歩の所で…

 

カペラ「てめぇら寄って集ってアタクシのことを…それって…好きってことじゃねーですかッ!?」

 

 なんだこのオバサン!?(驚愕)

 

カペラ「何ですか何ですかそうならそうと先に言いやがれってんですよもーアタクシったらつい頭に血が上り過ぎちゃいました!…ハァ、でもそんな愛すべきテメーらの相手もこの辺でお開きですね。アタクシ、疲れましたし」

 

 あ、カペラおばさんは撤退するようですね。撤退でも撃破扱いになるので(引き止める理由は)ないです。

 

カペラ「じゃあバイバイ、愛しいクズ肉ども!次に会う時までせいぜいアタクシの可憐な姿でも想像しながらくっさいオス汁垂らしてやがって下さいね!キャハハハ!!」

 

 チカレタ…

 さてのんびりしてもいられません。次は『暴食』ロイを始末します。…もう倒されててくれねぇかなぁ~アイツもな~

 

ロイ「あははははは!!良いよ良いさ良いね良いとも良いじゃないか!!嬉しいなァ!質より量が信条の俺たちだけど今日は飛び切りの御馳走揃いだァ!!」

 

 ああ^~『暴食』が屋根をぴょんぴょんしてるんじゃ^~(嘆息)…しょうがねぇなぁ、無重力パルクールで乱入しましょう。

 

ユリウス「チッ…素早い――ナツキ・スバル……!?やはり先ほどの放送は…しかし何故?本部に残っていたのではないのか?」

 

 他の大罪司教が片付いたから増援に来たゾ

 

ロイ「へぇ…お兄さん『ナツキ・スバル』っての?あの勘違い女を倒したんだ、やるじゃん!大して強そうに見えなかったけど俄然興味が湧いたなぁ…ちょっと味見させとくれよォ!」

 

 おかわりもいいぞ!

 

ロイ「良いの!?へへへそれじゃあ遠慮なく!イタダキマスッ」

 

 はい、いつもの『インビジブル・プロヴィデンス』ガード。

 ですが今回の名前食い失敗ペナルティは1人分しかないので、流石に前回のように一撃でアへ顔昇天はしません。という訳でベア子さん!

 

ベアトリス「エル・シャマク!…またこのパターンかしら」

 

ロイ「――う、うげぇ――ッ!?」

 

 

 

 はい、掌を舐めて顔をしかめた状態でロイの動きが止まりました。

 通常であれば、アホみたいな反応速度で魔法を避ける『暴食』トリオですが、名前食いを失敗すると大きく隙ができます。そして基本性能は技量が超高い魔法戦士というだけなので、防御や耐性は並。よって隙を晒せばシャマクさんの餌食です。

 さらに掌を舐めた状態で動きを止めると、ペナルティが多段ヒットします。遠慮するな…今までの分食え(ゲス顔)

 

ロイ「――――う、ぎぃぃぁぁあああッ!!――アガッ――ゲェッ――!!!」

 

 はい、泡吹いてガクガクしてますね。後はユリウスでもエミリアでもクルシュでも早い者勝ちでトドメ刺してもらいましょう。

 

 残りは広場なんですが、間に合うかこれもうわかんねぇな、そっちどう?

 

 

 

 

 

 ドドドドドド――――――

 

 

 

 

 

 あっ…(察し)

 

 

 

 

 

■■■

 

 

 

 

 

濁流が全てを飲み込み、押し流しながら迫る。

 

剣を中段に構え、息を吸い、吐き、止める。

目の前の表情を変えぬ妻もまた、同じ構えを取る。

 

永遠と思える程長く、刹那と思える程短かったこの立ち合いも、これで幕引きのようだ。

沢山語らった。互いに剣先を交え、鎬を削り、一生分と思える程剣を交わした。

 

思えば妻と斬り合うなど、言葉を交わす以上に無かった。

剣しか無い俺が剣を交わさぬとは、何やら今まで妻に不実を働いていたような――

 

いや、お前は剣が余り好きではなかったな。

 

「…おっと、折角の逢瀬に雑念が混じった。では――」

 

妻が動く。影さえ置き去りにする神速の踏み込み。

はは、別れは惜しまないか。何時だって別れを惜しんだのは俺だった。

 

「それではな。いずれ、また―――」

 

 

 

 

二つの影が交差し、濁流に溶ける。

 

 

 

――ええ、また。

 

――次はちゃんと、言葉で言ってね。

 

 

 

 

 

■■■

 

 

 

 

 

「ッぶぁッ!!んだこりゃあ!?水ッだとォ!?」

 

水面から顔を出す。目の前に迫る二振りの巨剣。

 

「ッだりゃぁ!!」

 

懐に飛び込み丸太のような二本の腕を盾で受け、顎に右拳を叩きこむ。だが左手に止められる。

岩のような胸板を両足で蹴り、後方へ飛ぶ。寸前に自分がいた場所に二本の『鬼包丁』が振り下ろされ、水面が割れる。

 

「チビ共ッ!無事かッ!!」

 

クルガンを睨みつけたまま声を張り上げる。返事の代わりに左側面から『咆哮波』が飛ぶ。

 

濁流に腰まで浸かり、衝撃の奔流を受け、それでも尚揺るがぬ巨躯。まるで根を下ろした巨木だ。だが――

 

「行くぞ英雄ッ!!グォォオオ――――!!!」

 

全身が隆起し、黄金の体毛に覆われていく。

『鬼包丁』で衝撃波を切り払い半身を晒したクルガンに、巨大な虎が躍りかかる。

クルガンが残りの腕で迎撃の構えを取る。

 

右から二発の剛拳。一発目を左拳で殴りつけ、一発を右腕に受ける。ゴキリと嫌な音がする。

左下からすくい上げるような拳、左足で踏みつける。

右から二太刀、袈裟切りと切り上げ。袈裟切りに動かない右腕を盾ごと叩きつけ、切り上げる腕を右足で踏み抜く。

左上段から打ち下ろす拳。避けない。左腕を砕かれながら前へ―――

 

「ガァァアア―――!!」

 

狙うは喉笛、大虎の顎が迫る。

『闘神』が笑った――ような気がした。

 

「ガッ――!?」

 

クルガンの額が虎の額を打ち据える。左の『鬼包丁』が振りかぶられる。

 

「ワ―――!!」

 

再び『咆哮波』、衝撃波が左後方からガーフィールごとクルガンを飲み込む。

 

「ッでかしたァッ!!ウォォオオッ!!!」

 

虎が吠え、衝撃波に全身を叩かれながら『闘神』の喉笛に食らいつく。

短剣のような犬歯が喉を引き裂き、肉を根こそぎ抉り取る。

顔に掛かる夥しい血を気にも留めず、未だ戦意を湛える『闘神』の目を睨みつける。

 

 

 

 

 

―――見事。

 

 

 

 

■■■





次回、感動のフィナーレ(自己申告)

という訳で今日はここまで。ご視聴ありがとうございました。
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