Re:ゼロ RTA (極力)原作ルート《完》 作:MOHIGE
アドベンチャーパート2本立てなので初投稿です。
前回、ボスがフィールドエンカしたところから再開します。
はぁー……(クソデカ溜息)ボスイベントすっ飛ばした先でボスエンカとかウッソだろお前…
ままええわ、ボス戦といっても本気ラインハルトがワンパンすれば勝利なので、タイムロスが最小限で済むことを祈りつつ続行します。
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黒衣の女、『腸狩り』エルザがゆっくりと近づいてくる。
「剣聖ラインハルトに、銀髪のハーフエルフ、ね。楽しそうな相手ばかりで目移りしてしまうわ。そこのネズミも、磨けば光りそうね」
「でも、一番解らないのは貴方ね、そこの坊や」
いつの間にか抜き放たれた曲刀の切っ先が、スバルに向けられる。
「これでも、そこのネズミには注視していたのよ?失敗したり持ち逃げしないように。なのに貴方ときたら、この瞬間まで私に気付かせる事なく、依頼品を掠め取りに来たわ」
光を吸い込むような暗い瞳が、スバルを捉える。
「ただの偶然なんてあり得ない、出来すぎだもの。貴方は何者かしら?」
「おっと、僕の友人に手出しはさせないよ。もちろん他の御二人にもね」
フェルトから剣を借りたラインハルトが歩み出し、エルザの前で構える。
「あら、腰のものは使わないの?噂に聞く龍剣の切れ味が見れると思ったのだけれど」
「すまない、この剣は抜くべき時を自分で選ぶんだ。どうやら君はお気に召さないらしい」
「そう…だったら、力づくで抜かせてあげるわ」
刹那、エルザの姿が掻き消える。次いで立て続けに起こる空気の破裂。
縦横無尽に地を駆けるエルザと、流れるような動きで斬撃をいなし、返す刀で反撃を放つラインハルト。
二人が交差しては離れるたび、炸裂音と衝撃が周囲を揺らす。
「なんだありゃ…人間じゃねぇ」
フェルトが目をしばたかせる。加勢するなど到底無理だ。
「でも、まだ本気じゃないんだよねアレ。彼が本気なら、マナをぜーんぶ持っていかれてボクは強制就寝さ」
パックがのんびりした様子で解説する。
「多分、周りの被害を気にしているんじゃないかな?人の気配がそこら中からするし」
見れば、貧民街の住人たちが遠巻きにこちらを見ている。
「チッ、何もできない負け犬どもが、野次馬根性だけは一人前か」
フェルトが毒づく。だが、何もできないのは自分も同じ。自身の無力さに歯噛みするしかない。
「…スバル?」
エミリアが自分を見つめるスバルに気付く。正確には、自分の隣のパックを見つめるスバルに。
「どうしたの?スバル――」
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クソ長イベント会話やめろォ!(RTA走者の叫び)
とはいえヒントも出ましたね。周りの貧民をなんとかすればいいようです。ならば後は簡単、そこの淫夢くんに手伝ってもらいましょう。というわけでチルドレン伝統のオリチャー発動!やっちゃえパック!
パック「はいはーい、じゃあいくよ~?」
特に理由のない氷魔法が野次馬達を襲う!
はい、クソザコ貧民達が蜘蛛の子を散らすように離れていきましたね。ヘッアマチャンガ!
後は一流料理人のラインハルトに任せます。さぁ蜘蛛女解体ショーの始まりや!
~少年戦闘中~
戦闘終了!
ええやん、(タイムは)なんぼなん?8分10秒・・・普通だな!
最後、スバル君が解体されかけるアクシデントがありましたが(予定調和)タイムロス自体は思ったほどではありません。ここで稼いだ好感度を考えればおつりが来るくらいです。
それでは、1章エンディングを見ながらお別れしたいと思います。
御視聴ありがとうございました。
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「スバルってさ、ヘンな奴だよね」
パックの声に反応し、竜車の窓から視線を移す。
腹に包帯を巻き、ぐっすり眠り込んでいる少年に。
「んー…でも、罪のない人をパックに攻撃させるなんて、いけないことだと思うの」
「しょうがないよ。あの時はアレが最善策だったんだから。むしろノータイムで選んだスバルの事、ボクはちょっと見直したね」
「むー」
今は、日が西の空に傾きだした頃だ。
色々な事があったにしては、あまり時間が経っていない事に驚く。
徽章を盗まれて、目の前の少年と出会ってから、まだ半日も経っていない。
「でも何ていうか、迷いがなさすぎるんだよね。確信犯的っていうかさ」
「最後にリアを庇った時だってさ、前に飛んで相手の手元を腹で受けるなんて、どうかしてるよ。『腹にかけて腹に!』とか叫んでたし」
眠っているスバルの顔を改めて見る。
この少年はいろいろとおかしい。出会ってから見せた奇行の数々だけじゃない。
不思議な装束。ルグニカではほとんど見られない東方の民の顔。力仕事などほとんどしたことがなさそうな綺麗な手。
「すごーく変わってるけど…悪いコではない、のかな…?」
私を怖がらず、普通に接してくれた少年、なのだけれど。
普通じゃないこの少年だから、普通じゃない私の事も、普通に扱ってくれるのかな。
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今日はここまでです。ご視聴ありがとうございました。