Re:ゼロ RTA (極力)原作ルート《完》   作:MOHIGE

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迫真ピンポンダッシュ部~禁書庫の裏技~なRTAはーじまーるよー!

初投稿理由が無くなってきたので初投稿です。


第3章前半2

 前回、特大のガバが発覚して詰みかけているところから再開です。

 

 ウイィィィ↑ッス。どうもースバルでーす。まぁ今は、3章冒頭ですけども。えーとですね、まぁ必須情報の、えー…『魔女教』!…の話を聞こうとしたんですけども。スゥゥー…話は、何一つ…聞けませんでした…。(ガチャッ)スゥィィィー…一言も発さず、撲殺でしたね、はい。スゥゥゥー一体何が、ダメだったんでしょうかねぇ~…

 

 …まぁ普通は再走ですよねコレ。ですが、しません!継続します!!(鋼の意志)

 「そんなんじゃ甘いよ」と思われるかもしれませんが、今回は偶然にもリカバリーの可能性があるので、そちらに賭けます。まぁそっちはタイミングを見てやるとして、先に片づけなければいけないことがあります。

 まずはリセット。

 

 はい、リロードしました。

 このゲーム、オートセーブなので本来リセットリロードに意味はありません。ですが乱数はリセットされます。

 

 さぁこれから何をやるか、賢明な視聴者諸兄はお気付きですね。そう、状況再現です。

 

 部屋のドアの前に移動し、まずは窓から天気を確認。天候晴れ。雲量2/8。

 続いてコインフリップ10回。裏表表表裏裏裏表表裏

 リサーチ完了、乱数グループ4。

 

 スクワットをします。(425F)

 座ります(150F)

 立ちます(135F)

 マ゜ッ!!(15F)

 部屋を出ます。(45F)

 ドアを開けます。(37F)

 

ガチャッ

 

???「…は?」

 

 ドアを閉めます。(30F)

 

バタン

 

 はい、成功です。部屋のドアが禁書庫に通じました(過去形)

 ドアを閉めたので、再び元に戻っています。

 

 後はこれを30回繰り返します。同じ作業が続くので倍速にしつつ、

 お暇になる 皆 様 の た め に

 

 今後の計画についてお話しましょう。

 第3章のボスは、魔女教大罪司教『ペテルギウス・ロマネコンティ』、3大魔獣の1体『白鯨』の2体となっております。正規ルートでは、まず王選候補『クルシュ・カルステン』陣営と何とか共闘関係を結び、白鯨を撃破。その功績をもって再びクルシュ陣営と共闘し、ペテルギウスとその手勢、通称『指先』を撃破するのが大筋の流れです。

 

 が、時間がクッソかかるし死にまくるので、今回は自陣営でなんとかします。ただし5章攻略のため、クルシュ陣営に白鯨のトドメだけ刺させます。

 

 そのために必要なのは、禁書庫司書『ベアトリス』との契約(意味深)です。さっき扉の向こうで「何だこのオッサン!?」みたいな顔してた幼女ですね。契約を結ぶにはロズワールからヒントをもらわなければなりませんが、イベントフラグはロズワールの好感度と『禁書庫のベアトリスと30回以上会う』です。

 ロズワールの好感度は各章のクリアタイムとリザルトで上がるので、RTA走ってるだけで勝手に爆上がりします。お前もしかしてオレの事好きなのか…?

 残るは禁書庫の方ですが、禁書庫に通じる扉の発生条件が『マップ移動時にランダム発生、扉を開ける度に移動』というクッソめんどい仕様なので、普通にやっていると条件を満たすのに1週間以上かかります。なので、状況再現を使い連続で禁書庫を引き当てている訳です。

 

 そうそう、ベアトリスと契約が必要と言いましたが、(別に彼女の力は必要)ないです。いや『扉渡り』は使いますが。では何が必要かといえば、彼女の持つ『叡智の書の複製』です。まぁ何も書いていないので、大学ノート程度の価値しかありませんが、使い方はまた今度。

 

 おっと、30回終わりましたね。ふぅー危ない危ない。

 何が危ないって、もたもたしているとレムがまた様子を見に来るんですよね。ただでさえ好感度ギリギリなので不信行動だけで撲殺されかねません。パパパっと着替えて、1階に下りましょう。

 

レム「遅いです、スバル君」

ラム「遅いわ、バルス」

 

 二人の視線冷えてるか~?大丈夫ですよバッチェ冷えてますよ~

 ああ^~この程度のやり取りすら生き死にがかかるとか堪らねぇぜ(狂戦士)

 

 

 

 

 

■■■

 

 

 

 

 

 

 「なんなのよ、あいつ…」

 

 あいつ、とは数日前に屋敷に運ばれてきた少年の事だ。

 その時は脇腹を裂かれており、ベティーが治療した。

 

 その次の日も死にかけていた。

 全身に噛み傷があり、解呪済みだったが呪術の痕跡まであった。

 

 そして今朝だ。

 

 たった今、30回連続で『扉渡り』を破って見せた。それも10分足らずで。

 マナの流れは感じなかった。『引き』だけで破ったのだ。

 有り得ない。

 しかも禁書庫に入りもせず、扉の開け閉めだけして行った。

 

 この400年でこんな事は一度だって無かった、などと馬鹿な事を考えてしまう。本来なら、400年どころかこの先だって有り得ない事だ。

 

 ナツキ・スバル。

 空前絶後の馬鹿か、それとも――

 

 「…というか、子供のいたずらみたいに30回もドアをガチャガチャしていくのがまず有り得ないのよ。喧嘩売ってるのかしら」

 

 

 

 

 

■■■





それでは今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

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