Re:ゼロ RTA (極力)原作ルート《完》   作:MOHIGE

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偽名レ〇プ!黒歴史と化した自己紹介なRTAはーじまーるよー!


アドベンチャーパート2連続なので初投稿です。


第3章前半3

 前回、扉をガチャガチャしまくった挙句遅刻で殺されかけた所から再開です。

 

 

 さて雑務をこなして昼休みです。ロズワールの執務室に直行しましょう。

 何しろ時間がありません。この後クルシュ陣営の使者を迎え、明日にはエミリアと王都に行くのですが、これにベアトリスを連れていくため、何としても今日中に契約する必要があります。

 

 おじゃまするわよ~

 

ロズワール「おんやぁ、我らが大恩人のスぅバル君じゃあなぁいの。キミときたらまぁ無欲なものだから、我々は恩が多重債務状態だぁよ」

 

 ベアトリスのこと教えてくださいオナシャス!

 

ロズワール「私は今とても機嫌がい~いぃ。君になら尻を貸してもいいほどにねぇ~え。よろしい、何でも聞きたまぁえ」

 

 全部だ…全部だ…!(世紀末水救世主)

 

ロズワール「ふむ、私に答えられる事は限られる。だ・か・ら、本人に直接聞くのが良いんじゃなぁいかな?彼女に会ったら言いたまぁえ。『ロズワールは質問しろと言ってる』と。――そして彼女の問いを肯定したまえ」

 

 よしっ!(適当)これでベアトリスと契約する条件が整いました。

 昼休みが終わる前に禁書庫にイクゾー!(デンデンデデデン、カーン!)

 

 

 

……

 

………

 

 

 禁書庫の扉は見つかりましたか…?(小声)

 

 結局昼休みが終わってしまい、強制イベント発生です。クルシュ陣営の使者として『フェリックス・アーガイル』と『ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア』がやってきます。この二人にしてもらうことは余り無いのですが、クルシュ邸にお呼ばれした時と白鯨討伐時の流れをスムーズにするため、顔繋ぎだけしておきましょう。

 

 ここからは、明日行われる王選候補発表とクルシュ邸訪問の話し合いという、原作通りの流れなので10倍速で流します。

 

 原作では『魔法の過剰使用によるゲート損傷の治療』がクルシュ邸に行く理由でしたが、魔法を使用しなかった場合、別の理由が割り当てられます。今回は魔獣に噛まれた傷の治療でした。

 明日以降の予定ですが、まず今日中にベアトリスと契約(意味深)して、明日クルシュ邸に連れていきます。そしてクルシュ邸の扉を記憶してもらい、『扉渡り』でどこでもドアできるようにしてもらいます。

 王選候補発表以降ですが、ボス攻略の準備に費やします。治療に専念したいといって王都に残りましょう。この際、お付きとしてレムも残るように提案されますが、全力で断りましょう。チャートの都合で必ず殺されます(4敗)

 

 おっと話し合いが終わったようですね。それじゃ午後のお勤めがてら、禁書庫を探しましょう。

 

 あっおい待てぃ!(江戸っ子)肝心な事忘れてるぞ。先にエミリアの部屋に行きましょう。

 皆様は以前、エミリアが『サテラ』と名乗ったのを覚えておいででしょうか。ここから『魔女教』の情報に繋げるのが、以前言ったリカバリー手段です。ここを逃すともう後がないので、『魔女教』の名前が出るまで全力で弄り続けます。好感度低下なんて誤差だ誤差!

 もう逃がさねぇからなぁ?

 

 

 

 

 

 

 

■■■

 

 

 

 

 

 

 「どういうつもり…!?わたしの事を嫉妬の魔女の名で呼ぶなんて…!」

 

 スバルは部屋に入るなり、わたしを『サテラ』と呼んだ。

 

 「え?『初めて会った時、そう名乗った』?…うぅ、確かにそうだけど…」

 

 「いい?スバル。あれはすごーく悪い魔女の名前なの!人前で言っちゃいけないの!だからもう、その名前は口にしないで。他の人の前で言ってもダメ!」

 

 「え?『約束するから先に魔女の事を教えろ』?うぅ…あんまり話したくないんだけど」

 

 「『最初は名前で嘘つかれて、今度はダンマリなんてあんまりだ』?…うぅ、スバルってば実は意地悪なの?あとそのダジャレはないと思う…」

 

 それから私は魔女について話をした。400年前に大暴れして、封印されたこと。銀髪のハーフエルフで、わたしにそっくりと言われていること。それで、わたしが他の人たちからすごーく嫌われていること。

 スバルと会った時に、なんで『サテラ』と名乗ったのかも話した。

 

 スバルはその度に、『違う、そうじゃない』みたいな顔をした。

 

 「もうっ!何なのスバルったら!わたしがすごーく恥ずかしい思いして、あの時の話までしたのに!そんなに魔女の事ばっかり聞くなら『魔女教』にでもなっちゃえばいいのよ!――」

 

 ――しまった、流石に言い過ぎた。いくら腹が立ったとはいえ、言って良いことと悪いことがある。

 

 「ゴメン、スバル。スバルは知らないかもしれないけど、『魔女教』っていうのはすごーく悪い人たちで、そんなのになっちゃえなんて、わたしスバルに酷い事言って――」

 

 …スバルは、右手を握りながら上にゆっくり突き出していた。

 感無量!みたいな顔で目を閉じて、『ン~ン~ン~ン~~』みたいな鼻歌も歌っている。

 

 なんなのよ。訳わかんない。スバルのバカ。オタンコナス。

 

 

 

 

 

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「ヴィル爺、あのコと何話してたの~」

 

「ただの世間話ですよ。ただ――」

 

「あの目、死域を走る者の目ですね。それも、駆け比べでもするように。あの年で――いや、あれほど澄んだ屍人の目を、私は見たことがありません」

 

「『剣鬼』ヴィルヘルム・ヴァン・アストレアがそこまで評するとは、マトモな少年じゃニャいねぇ」

 

「あと、男色家ですね。尻を嘗め回すように見られました」

 

「ニャニャ!?フェリちゃん貞操の危機…!?」

 

 

 

 

 

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ちなみに、エミリアは『魔女教の存在は知っているけど目的や自分が狙われている事は知らない』という設定です。

本日はここまで、ご視聴ありがとうございました。

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