私はパソコンでイベントしながらウマ娘育成するという同時並行でやっています(笑)
攻略中に育成という器用な(?)ことをしていますが、慣れれば問題ないです
ウマ娘のゲームが連動とは言え、パソコン版が出るとは思いませんでしたね
……始めたばっかりなのであまり育成は進んでいませんが
因みに好きなウマ娘はゴールドシップですね
何故かと言いますと、120億円事件など史実ネタが好きだからです(笑)
私はこういう史実ネタは好きですよ
気がつくと時雨はお花畑を歩いていた。確か僕は病室で寝ていたはず……
だが、それはどうでも良かった。何故なら、目の前の川を渡らないといけないから
なぜ、川を渡らないといけないと思ったのか、わからない。そう思い込んでいるかも知れないし、誰かに吹聴したかも知れない
(渡らないと……)
艤装を纏っているので溺れることはないし、浮力を得られなかったとしても泳げばいいだけ。時雨は川に足を着こうとした時、誰かに止められた
「時雨! 渡っちゃダメ!」
この声は……村雨だ。振り向くとベレー帽を被った村雨が時雨の左腕を掴んで止めている
「離してよ」
「川を渡ったら戻ってこれない!」
何時もなら穏やかな性格をしているのに、今は必死になって止めている
「本当にいってはダメです。時雨にはまだ使命があります」
何処から現れたのか如月がいた。しかし、如月の方は頭の方から数本の角が生えている。皮膚も白く侵食しているかのように変わっている
「如月……何があったの! それは……一体!!」
「如月ちゃんも私ももうこの世の存在ではいないから」
暗い声が聞こえたかと思うと吹雪が現れた。吹雪もまた角が生えている
「な、なんで!」
「覚えてないの?」
「あ、ああ……」
吹雪の悲しげな表情に時雨は思い出した
この三人は沈んだ! 敵の手に! 撃沈した様子は見ていないが、アイツは自慢していた!
時雨は咄嗟に土下座をして謝った
「ゴメン! 僕がしっかりしていなかったらこんなことにならなかった! 死なずに済んだ! 僕が──」
「勘違いしないで。如月ちゃんも吹雪ちゃんも恨んでいないわ。村雨もね」
村雨は時雨を覆い被さったが、時雨は村雨の手が氷のように冷たいことに驚愕した
感覚はしっかりと肌に感じているので、これは夢なのか? それとも現実なのか分からない
「ここは……」
「三途の川って事だと思う」
「でも、何で村雨は──」
時雨は混乱していたが、村雨は時雨の頬を軽く叩いた
「いい? 村雨は死んだとかこの世界がどんなのかはどうでもいいの! 時雨は死んではいけないの!」
「でも、僕は皆を置いていけない!」
時雨は考えた。恐らく、自分が体験してるのは臨死体験だろう。だが、沈んでいった村雨や如月や吹雪を置いてはいけない
素人の考えかも知れないが、三人の魂を引き連れて建造ユニットに入れれば蘇らるのではないか? そう思っていた
しかし、村雨は時雨の考えていることに気づいたらしく激しく首を振った
「村雨の事はいいの! このままだと人類も艦娘も崩壊してしまう! 世界はアイツのものになる!」
「浦田結衣を倒すのは後でも出来るよ。村雨も──」
「それは出来ないわ」
如月は口を挟んだ
「どうして?」
「鎮守府には希望が必要だから。結衣と戦って勝った駆逐艦時雨」
「運が良かったのと周りが支えてくれたから」
「今も必要なの! 睦月ちゃんを安心させるには如月ちゃんよりも時雨ちゃん!」
時雨は驚いた。如月と睦月の仲はとてもいい。しかし、この場に及んで如月がそんなことを言うとは思いもしなかった
時雨は何か言おうと言葉を探していたが、吹雪は言った
「ニューヨークでは大変な事が起こっている。あれを見て」
吹雪は空に指を指した。何処から光が出ているのか分からない白い空間に、投影器に写したかのようや映像が流れていた。そこに写っているのは……戦争だった
ニューヨーク
ニューヨーク決戦なんて誰が名付けたのだろか? 大統領か国防長官、それともマスコミの造語? どちらでもよかった
敵が攻撃してくるというニュースを受けてニューヨークでは大混乱に陥った。暴動も起こったし、避難誘導も手間取ったが、何とか終わらせた。住民の避難完了を受けているが、数十人は避難を拒否して残っているらしい。しかし、今はそんな事に構ってられない
サウスダコタは緊張のあまり構えていた。ワシントンやホーネットなどの米艦娘だけでなく、ウォースパイトやガングートなどのヨーロッパの艦娘まで来ている。ドイツの方は来なかった。呉にいるからだ。しかし、妖精が操る爆撃機は送ってくれた。双発爆撃機の「Do17 Z2」と陸上戦闘機Fw190 D-9であったため有り難かった。ただ、滑空式誘導爆弾であるフレッツXまでも送られたので、イタリア艦娘であるローマとイタリアやイギリスの艦娘は悲鳴をあげていた
「これはクラーケンに攻撃するものだから」
イントレピッドは念を押していたが、ホーネットは違っていた。対艦ミサイルの元祖ともいえる代物なので、戦艦イタリアのように沈むとは考えられない
そのため『艦だった頃の世界』において史実でやった事を行った
「双発爆撃機をワザワザ発艦させる事なんてしなくてもいいのだが」
「クラーケンに戦う手段を見つけろ、と言ったのは
指摘する分析官である米海軍少佐はホーネットの準備を見て唖然としていた
ホーネットは持っている艦載機は全て降ろし、変わりに陸上爆撃機であるB25を可能な限り載せている。B25は敵艦に水平爆撃……所謂、反跳爆撃を行うという
そのため、B25は飛び立てるよう軽くしている。ホーネットは7日間も妖精と一緒に訓練していた
いや、それだけならいい。困った艦娘もいた。艤装を改造して体当たり戦法する艦娘までもいた
「さぁ、行こうか!」
「待て待て! 衝角付けて体当たりとか死ぬ気か!」
分析官は絶叫した。イギリスの艦娘であるジャーヴィスであるが、何を考えているのか艤装を魔改造して衝角をつけたのだ。古典的な兵器であり、クラーケンに通用するとは思えない
「Lucky Jervisだから心配いらない」
「いや、しかし……」
海軍少佐は止めておいた。対策を命じろと言ったのは自分である。しかし、他に他はなかったのだろう
艦娘を率いる日本の提督からはクラーケンである浦田結衣に関する情報を見たが、どれも信じられないものばかりだ
はじめはガセと思ったが、真実と分かると困惑した
(以前はどうやって倒したんだ?)
記録では時雨と呼ばれる駆逐艦娘が中心となって倒したらしい。報告書も郵送されていたが、彼は信じられない内容だった
だが、今はそんな事を問い詰めても仕方ない
「連合軍のお出ましだ」
マンハッタンや海岸では至るところにM4戦車や榴弾砲など多数配備されていた。F6F、F8F、P-51などの戦闘機やSBDドーントレスやTBFアベンジャーなどの艦爆艦攻などの航空機も飛んでいる。F86Fや円盤型戦闘機ハウニブも確認できる
ニューヨークを守るために出撃しているのだろう。海外の軍も展開して兵器を持ち込み展開していると聞く。『総攻撃派』が唱える『切り札』の同時出撃しているらしい
「なんでニューヨークを攻撃する必要があるんだ?」
ロシアから派遣された艦娘であるガングートは訝しげに聞いたが、イントレピッドは分かっていた
(国連本部や世界経済の中心となる場所を叩くため)
恐らくそれが狙いだろう。ここを破壊すればヨーロッパ、そしてアジアにまで攻撃するに違いない
『絶対にニューヨークを守るんだ! 例え、人類と深海棲艦を裏切った集団を許すわけにはいかない! 我々は屈しない!』
大統領が軍用無線を通じて演説している。アメリカ本土が攻撃されたことはほとんどない
『我々には『切り札』がある。人類は強力な力と叡智を結集してきた! 海は我々のものだ! 深海棲艦でも奴らのものでもない! 必ず取り返す!』
何も無い海上から突然、船が現れた。駆逐艦エルドリッジが瞬間移動してきたのだ。そして、駆逐艦には何かが載っている
「何、あれ? 人型のようなものが乗っている?」
タシュケントは駆逐艦の飛行甲板らしき場所に金属製の人型機械のようなものが乗っていた。漫画に出てくるロボットのようなものだ。大きさは約十メートル
だが、次の瞬間、タシュケントも含めて他の艦娘も驚く。なんと金属製の人型機械が飛び上がったと思うと変形して航空機の形になり、上空へ物凄く勢いで飛び上がった
「Ta283……かな?」
一瞬、姿形を見てイントレピッドは呟いたが、今はどうでもいい。先ほど、友軍からの無線で敵が海面から現れたとの連絡があった。ソナーでは音は拾っていない事から無音で潜航出来るのだろう。流石に潜水艦のように魚雷発射は出来ないらしいが
『ターゲット発見』
『油断するな。まだ隠している武器もあるかも知れない。全機、アタックポジション!』
上空では米海軍機であるSBDドーントレスとTBFアベンジャーが攻撃態勢に入った。艦娘のものではなく、人類の兵器だ。爆弾の雨を降らせばダメージを負うかも知れない。航空無線を聞いていたが、緊張感はない。だが、内心は分からない。兵士たちも殺気立っているのだから無理もない
『クラーケンを倒した者には勲章や賞金をやる! 絶対に倒せ!』
演説が今や命令口調になっていた。海岸や陸地には多国籍軍が待機していたが、全員歓声を上げている。七日とは言え、最短で軍を集めたのは初めてかも知れない
「よし、砲撃するぞ!」
ワシントンは砲を動かして攻撃態勢に入ったが、サウスダコタは浦田結衣の行動に不信感を抱いた
(立っているだけ?)
相手は何もしていない。文字通り、立っているだけだ。こんな事、あり得るのか??
浦田結衣はニューヨーク沖に浮上した。ニューヨークの街や海岸付近にはありとあらゆる兵器がある。戦車や榴弾砲など見慣れたものはあるが、中には異様な姿をしたものまでいる
眺めている時、無線が入ってきた
『何している! 先制攻撃しないか!』
「心配するな。こちらに考えがある。無線を暫く切るぞ」
『おい、ちょっと待──』
武田の無線を切るとニヤリとした
(敵に恐怖を与えるのは遠距離攻撃出来るハイテク兵器ではない。接近戦で戦力差を見せつける事だ。そのためには無駄だというのを分からせるしかないな)
結衣は改装した自分の能力に自信があった。例え艦娘だろうと殺せる武器なんてない。時雨が見ていない事が残念だが、それは仕方ない
……実際は違った形で見ているのを結衣は知らない
サウスダコタは結衣の艤装を見た。モンタナ級戦艦を改造しているようにも見える。確認しただけでも53cm主砲が6門。レーザー砲らしきものが4門。対空機銃が数十。だが、何もしない。腕組したまま立っているだけ。主砲どころか対空機銃すら発砲しない
攻撃命令中止を伝えようとしたが、既に遅かった
『攻撃開始しろ! 何もしなくてもだ!』
司令部からの命令によってSBDドーントレスとTBFアベンジャーから一斉に爆弾が投下された。急降下爆撃と水平爆撃である。自由落下していく爆弾の7割は命中していた。応戦すらしていないので拍子抜けたが、爆音と爆風が収まると全く無傷だ。湾港棲姫など深海棲艦の姫級には効果あるはずなのに、全く効いていない?
『総攻撃だ! 肉片残らず叩きのめせ!』
「サウスダコタ、攻撃するわ! 聞いてる!?」
「あ、ああ。全艦攻撃!」
ワシントンに一喝されてサウスダコタは慌てて攻撃命令をした。手順は航空攻撃しても倒せなかったら水上艦や地上からの砲撃で攻撃することになっている。艦娘も同じだ
ワシントンの嫌味でムッとしたが、今はどうでもいい。サウスダコタに搭載されている16inch三連装砲 Mk.6前門から火が噴き、砲弾は結衣の方向へ飛ぶ。ウォースパイトを初めネルソン、イタリア、ローマ、ガングートなどの戦艦娘も後を習って砲撃している
重巡ヒューストンなどの重重巡艦娘も砲撃しているが、アトランタは待機していた。彼女は防空巡洋艦だ。敵機が現れたときの対処要員だ。駆逐艦娘も同様だ。ただ遠くから魚雷を放っている
命中率は高い。直撃しているものもある。だが、サウスダコタは不安を隠していなかった。移動しながら砲撃しているが、相手は動かない。応戦しないまま立ち止まっている
こちらの攻撃は命中しているのに効果なし
いや、違う。効果はある。艤装は破壊されているのが見える。だが、破壊された艤装が瞬時に回復している。防御力が高いだけではない! 回復力も高い!
サウスダコタだけでなく、司令部も把握したらしく攻撃が熾烈になっている
ある陣地から巨大パラボラアンテナのようなものがついた軍用車だ
それが一斉に何かを照射した。青い明るい光線だ。光線にあたると結衣は爆発した
サウスダコタは知らなかったが、アンテナのような軍用車こそ『超兵器』の一つだった。日本軍が開発した「殺人光線」である。登戸研究所が実用化したマイクロ波を利用した光線兵器である。名称は『Z兵器』とし日本の国防大臣が期待を込めた代物だ。実際に駆逐ナ級などには有効だった
陸上では榴弾砲や戦車砲の砲声が聞こえるが、その合間に雷のような馬鹿でかい音が聞こえた。80cm列車砲が数門備えている。装填速度は遅いものの威力は半端なくサウスダコタは一旦、艦娘たちを下がらせた。巻き添えを食らったら無意味だ
見たことも無い水柱と爆風が立ちあがるが、爆炎からは微動だにしない結衣が現れるだけである
「あれだけ受けても無傷? それとも立ったまま死んでいる?」
どうなっているか全く分からない。サウスダコタの自慢の主砲で数発当てているが、効果あるかどうか分からない
あれだけ熱心に撃っていたガングートもワシントンも不気味さを感じていた。まるで戦艦でも深海棲艦でもなく、別の何かに攻撃しているかのようにも見える
「これって効いている?」
ビックセブンの一人である戦艦娘コロラドもこれには不気味過ぎてサウスダコタに聞いて来た。どう答えればいいのか迷っていると、いきなり無線から不機嫌そうな声が響き渡った。
『おい、進路の邪魔だ!』
駆逐艦エルドリッジが突撃してくる。慌てて進路を明け渡したが、警告はしていない。それにこちらに指揮権はない。エルドリッジは主砲とパルス砲のようなもので攻撃している
「一旦、離れよう」
「何で?」
F86Fのジェット戦闘機群が高速飛行しながらロケット攻撃している中、サウスダコタは距離を置くよう言った。ウォースパイトは不機嫌そうだったが、周りも同じだ
今は様子見だ
「ホーネットとイントレピッドは航空攻撃して」
「いいわ」
イントレピッドとホーネットは頷くと早速発艦準備に入った
その間も攻撃は苛烈していく。ハウニブ円盤型戦闘機群からレーザー兵器は照射され、ドイツ空軍の急降下爆撃機であるJu87Gが37mm機関砲を発砲しながら爆弾を落としていく。一トン爆弾だったらしく、大爆発が起こった
「魔王でも乗っているのか?」
ガングートが啞然としていたが、真相は分からない
そんな疑問を他所に次から次へと砲弾が降ってくる
中にはV1V2ミサイルまで持ってきたらしく、流れ星のようなものが数発結衣付近に向かって高速で海面に落下していき、閃光と共に巨大な水柱が立ったのだ
サウスダコタは『総攻撃派』がなぜ艦娘不要論を唱えているのかようやくわかった。こんなに強大な兵器があれば、艦娘不要と考えるのは当然だと納得した
それに加え、ロケットまである。妖精が運用している双発爆撃機の「Do 17 Z2」のフリッツXがあっても、あちらにはV1やV2ロケットまである。ジェット戦闘機も普及しており、Me262や火龍、なんとMig15まで飛来して結衣に攻撃している
恐らくは兵器テストも兼ねて配備しているらしい。兵器産業もいい宣伝だろう
しかし、サウスダコタは不安が渦巻いていた。敵が全く応戦しない。軽巡ツ級など随伴していないのだ。これはあり得ない。しかも、即座に再生しているため、無傷のようにも見える
(本当に大丈夫?)
一式陸攻が結衣に爆撃している最中、不安に駆られていた。敵を倒すよりも仲間を逃げた方がいいのでは? という疑問だ
そんな中、駆逐艦エルドリッジから飛び立った例の鉄の巨人が攻撃してきた
航空機に変形すると、真っ逆さまに急降下しながら急降下していく。しかも直ぐに急上昇するとホバリングして光学兵器で攻撃している。航空機よりも機動力が高いため、人が乗っているとは思えない
ガンビアベイやイントレピッドが艦載機を発艦して従来の方法で攻撃しているが、明らかに人類の軍事力が上だ。こちらのやり方が原始的に見える。これでは、艦娘不要論が生まれる訳だ
従来の深海棲艦だったら、間違いなくお払い箱だろう。従来なら
だが、クラーケンである浦田結衣には効果ない。爆風や爆炎が晴れて現れるのは傷1つつかない結衣の姿だ。艤装も破壊された形跡がない
初めは調子に乗っている無線会話も徐々に焦りが見え始めた。地上にいる兵士たちも動揺している
『プランBにいく。空爆を開始! 現場区域から離脱しろ!』
司令部からの無線命令でF6Fなどの戦闘機は離脱した。いよいよ始まるのだ。クラーケンは人類を怒らせたのだ
「退避して!」
「あれが始まるのか」
艦娘とて例外ではない。サウスダコタは退避命令を発した。遂にやるのだ。重爆撃機による爆撃が。これには空母娘であるホーネットが飛ばしたB25も含まれる
退避している中、巨大な爆音が辺りを響き渡った。レーダーでは映っているため、既に把握しているが、遂に来たのだ。上を見上げると四発爆撃機であるB-17と深山合わせて4機が低空飛行していた。敵は対空砲火を放っていないため出来る技だ。
爆撃機たちは爆弾倉を開くと一斉に爆弾を投下した。爆弾は自由落下して結衣がいた一帯から巨大な水柱が立った。水柱の中から爆炎が上がった事から数発は命中したのだろう
戦略爆撃機なのだから相当のダメージを食らうだろう。流石のクラーケンも大破しているに違いない。サウスダコタはニヤリとしたが、それは直ぐに消えた。爆発や水飛沫が収まり現れたのは回復している艤装の姿だった。ただ爆撃には応えたらしく、結衣は笑っていた
「逃がさないわ!」
ホーネットはB25に突撃命令を出した。B25は空母娘であるホーネットが持つ艦載機仕様に改造した双発爆撃機である。ホーネットはB25にある訓練をさせていた
それは反跳爆撃である。これは、爆撃機を超低空で飛行して敵艦に突っ込み爆弾を目標手前で投下する。爆弾は石のように水面に跳ね返って目標に命中させる。つまり、爆弾を魚雷のように使おうというものである。しかし、爆弾をバウンドさせて目標に命中させるにはギリギリまで突っ込まないといけない。少しでも引き落としが遅れると敵艦に激突していしまう
ホーネットは妖精が操るB25の発艦と反跳爆撃の訓練を七日で仕上げた。不安要素はあるものの損害はやむなしと判断した
反跳爆撃は日本軍に対しては効果があったが、クラーケンには効果があるか分からない。しかし、やるほかはない。B25の爆撃機群はクラーケンに対して超低空に飛行。目の前で爆弾投下に成功した。B25の搭乗妖精は後ろを振り返り爆炎が上がっている事を確認すると、ガッツポーズを上げたが、ホーネットは違っていた
「効果ない?」
確かに爆弾はバウンドして結衣に直撃した。艤装にダメージを与えたのは確認している。しかし、破壊よりも回復が上であるため無傷に見える
回復するエネルギーは何処から供給されているのか全く見当もつかない。深海棲艦よりも性格が悪い
「こんな事があってたまるか」
ホーネットは叫んだが、それと同時に大爆発が起こった。激しい爆風と熱が彼女たちに襲ったのだ。ホーネットは何が起こったのか分からなかったが、サウスダコタは分かっていた。B29が特殊爆弾を投下したのだ
その正体は超大型爆弾グランドスラム。1000ポンド爆弾では破壊出来ない巨大な構造物や堅牢な建物を破壊するために開発された爆弾を使ったのだ
命中精度は期待できないため地上数メートルに達すると爆発するよう信管にセットされてある。こんな代物を対深海棲艦用に出来た人類も驚くが、もしかすると艦娘にも向けられるかもしれない
そういった心配はサウスコンダにはあったが、数分後にはそんな心配は無用だと悟った
「クラーケンは倒したのか。おい、black prince! 聞いているのか!」
遠くから嫌味の声が耳に入ったが、サウスダコタは全く気にしていない。何事もなかったら口論していたかもしれないが、今はワシントンの悪口はどうでも良かった
「何なの、あれ?」
「噓……だろ?」
ウォースパイトやガングートはうわ言のように言っているのが聞こえるが、もしサウスダコタが旗艦でなかったら同じように言っていたに違いない
『標的は倒したか! サウスダコタ、応答しろ!』
「エネミーは健在です」
『何を言っている! 健在とはどういうことだ!』
米大統領なのか総司令官なのか分からないが、サウスダコタは応答しない
信じられないからだ
浦田結衣は攻撃する前の姿のままだった。どんな軍艦だろうと、今の総攻撃で無事な訳がない。深海棲艦だって効果あった! なのに、敵はケロリとしている
だが、呆然としている訳にはいかない
何処から現れたのか、それとも待機していたのか分からないが、深海棲艦の艦載機が襲っていた。空母ヲ級から放った丸い艦載機の群れが連合軍と艦娘たちに襲った
「来んな、来んなよ!」
アトランタは5inch連装両用砲(集中配備)とレーダーをフル稼働させて弾幕を張り防空戦闘を取った。フレッチャーやジョンストンは呉鎮守府にいるため、防空担当は彼女である
だが、深海棲艦の丸い艦載機は信じられない行動をとった。連合軍のF6FヘルキャットやTBFアベンジャーなどに近寄るとパイロットを食らいついた。銃座は狂ったように撃っていたが、丸い深海棲艦の艦載機は真っ赤な口を開けると銃座ごと搭乗員を食らったのだ
『ジョーンズ、脱出しろ! こいつらは人を食うぞ!』
『誰か助けてくれ! 囲まれた!』
『パラシュートで脱出するな! 遠くに逃げろ!』
無線では大混乱し、それは地上にいる兵士も同様だった。重機関銃や対空砲が狂ったように火を放っていたが、海上から数十もの駆逐ナ級が現れ兵士たちを襲った
「敵が出てきたぞ! 迎え撃て!」
M4戦車の戦車長は応戦するよう指示したが、既に戦車軍団は襲われホラーと化していた。兵士たちはまるで猛獣と戦っているかのようだ。どんなに撃っても怯まず襲ってくる
大混乱している中、軍用無線から狂ったような笑い声が響き渡った
『そんなものか、お前たちの力は! 良いだろう。絶望に身をよじれ!』
今までただ立ったままの結衣が遂に動き出した。艤装のレーザー砲をM4戦車がたくさんいる方向に向けると強力なレーザー光線を浴びせた。燃料や砲弾に引火し誘爆したため、大爆発が起こった。近くにいた建物は崩壊し、遠く離れた建物の窓ガラスは全て割れた
『反撃しろ!』
総司令官の悲痛な叫びが無線で鳴り響いたが、サウスダコタは無視して撤退することにした。今のままでは勝てない。これでは無駄死になる。既に逃げている兵士もいる
「逃げて! このままでは勝てない!」
「black prince、下がらないわよ!」
ワシントンは抗議したが、コロラドがワシントンとサウスダコタを押し倒した
「何をして──」
ワシントンは抗議しようとしたが、その直後、ハウニブ型戦闘機が頭上を通過していた。炎と煙を引きながら。そして、海面に激突して大破した
「……まあ、いいでしょう」
ハウニブ型戦闘機が光学兵器で応戦していたが、結衣はレーザー砲で撃墜していた。レーザー砲も強力らしく、近くにあったビルや戦車をバターのように切断している
「こちらサウスダコタ! 撤退して! このままでは全滅してしまう!」
『サウスダコタ、何を言っている! 英雄になりたくないのか! 撤退は許さんぞ!』
総司令官の命令を聞いたサウスダコタは無線を切った。口論しても無駄だと判断したからである
人は幻想にしがみつくものである。それは軍人にも当てはまる。『艦だった頃の世界』でなぜ太平洋戦争時の日本軍が神風特攻隊を考え出したのか分かったような気がする
神風特別攻撃隊が戦況を変えてくれると信じたからである。勿論、神風なんて吹かなかったが、大本営は終戦直前まで送り出した。いつか奇跡の起きるのを願って……
今の連合軍はその心理と同じかも知れない。深海棲艦に通用する兵器や超兵器が開発されたため深海棲艦を駆逐できると考えていたのだろう。艦娘にも牙を向けるかも知れない
しかし、今は皮肉にもクラーケンである結衣が破壊している
「But──」
「責任は私が取る! 今は逃げて!」
ウォースパイトは何か言いたそうであるが、サウスダコタは遮った。今ここで戦っても無駄だ
腰を抜かしているガンビアベイを担いで岸に向かった。ニューヨーク沖に逃げると追撃される恐れがある。日本の提督の報告書が本当なら艦娘相手を拷問するかもしれない。しかも、楽しむことだけ
こんなのは戦争ではない。浦田結衣の遊びだ
「撤退して! 早く!」
サウスダコタが叫ぶが、応戦していたイントレピッドは被弾していた。自分自身の艦載機収容する際に狙われたらしい。レーザー光線が彼女の身体を貫くのを見た
「イントレピッド! そんな!」
サウスダコタは駆け寄りイントレピッドを引きずりながら逃げた。まだ息はあるが、危険な状態だ。そんな中、冷たい視線を感じた。結衣の目がしっかりとこちらを捕えていたからだ
「あ、ああ……」
サウスダコタは固まった。やられると思い覚悟をしていたが、銃撃音と爆音が上空から響き渡った
連合軍のSBDドーントレス一機が結衣に向けて機銃掃射していた。こちらを助けたのではなく、仲間の死を無駄にしないため、一矢報うためだろう
『聞こえているか、クラーケン!』
ドーントレスのパイロットが航空無線で呼びかけている。恐らく結衣相手にだろう。無線傍受していると分かっていて無線で呼びかけているのだ
『化け物め! お前の呻きを聞かせてみろー!』
ドーントレスが急降下しながら機銃掃射している。あのパイロットは死ぬ気だ! こちらを逃がすために攻撃しているかどうか不明だが、今は生き残る事が大事だ
機銃を受けた結衣はシャワーでも浴びるかのようにドーントレスを睨んだ。レーザー砲をドーントレスに照準を合わせるとドーントレスに照射した
ドーントレスは瞬時に火の玉となったが、急降下は止めない。だが、燃料に引火したのか。結衣の手前で爆発四散してしまった
「ハハハハハ! いい攻撃だ!」
「shit! こんなの……」
サウスダコタは狂ったように笑う結衣を睨んだ。艦娘として初めて殺したいと思った事は初めてだ。総攻撃派の艦娘不要論を叫ぶ連中が可愛く見える
サウスダコタは艦娘たちを引き連れて陸路で逃げるよう命令した。敵は海を航行できる上に潜航も出来るのだから追跡される
なので、陸路で逃げる事にした。今は連合軍が応戦しているが、全滅したらこちらに牙を向くだろう
だが、連合軍は諦めない。Ta283改が人型ロボットに変形すると強烈な熱線を照射した。熱線を受けた結衣は爆発したが、無傷だ。お返しに結衣はレーザー砲と主砲の対空砲弾を放ったが、Ta283 zweiは高機動で紙一重でかわした。恐らく砲が向けたのを確認した瞬間に回避したのだろう
Ta283 zweiは高機動力を生かして結衣に攻撃していたが、相手も黙ってはいない
結衣の艤装が変形し、平べったい甲板に無数の四角い奇妙な箱がびっしりと並んでいる空母のような姿をした。アーセナルシップ型に変形するとすべてのVLSから数十発の対空ミサイルを放ったのだ
物凄く数のシースパローがTa283 zweiを襲った。Ta283 zweiは高機動を生かして対空ミサイルをかわしていたが、全てかわしきれない。5発もの対空ミサイルの直撃を受け、Ta283 zweiは空中爆発して散っていった
残りの対空ミサイルと対艦ミサイルは無差別なのか、連合軍の陣地や空を飛んでいる戦闘機に襲い掛かった。戦闘機や爆撃機は次々と撃ち落とされ、戦車や榴弾砲、そして80mm列車砲も全て対艦ミサイルで吹き飛ばされた。ミサイルの射程は伸びているのか、高高度を飛行するB29やE13電子偵察機も撃墜された。巨大な翼がニューヨークに落下して二次被害をもたらした。艦娘にも襲い掛かり、ヒューストンやタシュケントなどの数人の艦娘が中破大破してしまった
駆逐艦エルドリッジは間一髪、姿を消してミサイルから逃れられた。駆逐艦エルドリッジは物理的に消える事が出来る。レーダーも捕らえられない。そのため、あのミサイルには効かないと。レーザーは光であるため、熱線を受け流すことも出来る。実際に結衣のレーザー光線を受け流す事に成功している。エルドリッジの乗組員たちは歓喜したが、敵は甘くなかった
姿だけ消えただけだ。ならば物理的な方法で攻撃すればいいだけ
結衣は変形して戦艦の姿をすると駆逐艦エルドリッジがいた方向に53cm主砲を叩きこんだ。何もない所から大爆発が起き、駆逐艦エルドリッジが姿を現した。エルドリッジは真っ二つに折れ、沈んでいる
「皆、集まった? 居ない艦娘はいる」
「ジャーヴィスが居ない!」
陸に上がり捨てられた連合軍の陣地に逃げ込んだサウスダコタ達だったが、戦艦娘ネルソンは駆逐艦娘ジャーヴィスが居ない事に気づく
慌てて海岸の方に駆け寄った。ジャーヴィスが何をしようとしているのか分かる
「ジャーヴィス、ダメ!」
結衣に突進しようとしている駆逐艦娘がいた。ジャーヴィスだ!
魔改造した艤装を槍のように突進している。結衣が嘲笑いながら53cm主砲を発砲したが、何とジャーヴィスは紙一重でかわしている
驚くほどの回避能力だが、レーザー光線はかわせなかった。艤装に直撃し爆発。中破してしまった
しかし、ジャーヴィスは突進している
「何?」
結衣も予想外だっただろう。まさか、高出力レーザーを受けても立ち向かう艦娘がいるとは思わなかった
「こんなの……まだよ! Lucky Jervisは……沈まない! サンダーチャイルドの威力をくらえ!」
ジャーヴィスは突進すると結衣に艤装を突き刺した。ジャーヴィスが装備しているのは対艦用の、しかも体当たり用につくられた衝角である
古典的な兵器ではあるが、威力はあり、結衣の艤装を突き刺した
「貴様、……時雨と同じ幸運艦か! だが、無駄だ。こんな原始的な兵器が私に通用すると思ったか!」
結衣はジャーヴィスの艤装を拳で破壊するとジャーヴィスを蹴飛ばした
接近して衝角攻撃する艦娘がいるとは思わなかったのか? はたまた艦娘に傷を付けられた事に怒っているのか、ゆっくりと気絶しているジャーヴィスに近づいている
「待って、私が相手する!」
サウスダコタは砲撃して結衣の気をそらそうとした。ワシントンかコロラドが駆けつけるだろう
しかし、サウスダコタは腹をくくっていた
(もう連合軍は崩壊しただろう……何時まで持つか)
サウスダコタはそう思っていたが、実際に連合軍は崩壊していた。米軍も海外から来た日英仏露伊軍は敗走していた
逃げるのは難しいだろう。日本の提督の報告書が本当ならこちらを捕まえて拷問するに違いない。自分はいい。しかし、一矢報うために戦ったジャーヴィスだけは敵の手に渡すわけにはいかない
「ダメだよ、逃げて!」
時雨は対峙している艦娘に声をかけていた。仲間を死なせないために戦おうとしている!
自分はどうすることもできない。ただ眺めるだけ
この悪夢を断ち切る方法はあるのか?
日本のある場所
その場所は深海教と呼ばれる宗教団体の施設だった。終末論を唱える彼らは浦田残党を積極的に支援していた。深海棲艦を率いる浦田結衣を崇めるのもあるが、彼女が暴れる事で信者を呼び込めるチャンスと見ていた
武装している集団も持っており、これから国会議事堂を襲撃するつもりである
「内通者からの情報では、囮に食いついたそうです。ですが、勘のいい刑事がこちらをかぎつけたそうで」
「例の二人か。まあ、いい。行動を起こすぞ」
連絡を受けた田中湊はニヤリとした。今の自分は武装勢力の頭である。これで好き勝手に暴れる事が出来る。武田副社長は、ニューヨーク沖の戦いは順調と連絡があった
「さて、こちらも行く……ゴホゴホ!」
田中湊は銃を手にしようとした瞬間、咳をし始めた。風邪をひいたのか、最近こんな調子だ。幼い頃、結核にかかったが、薬なしで治った身体だ。風邪で倒れてたまるか!
「田中さん、大丈夫ですか?」
「ああ、心配ない。クソ、こんな大切な時に」
「艦娘の腎臓を取って移植したんでしたっけ? 膵臓を移植した教祖も熱を出しています。やっぱり艦娘の臓器移植はまずかったのでは? 時雨の呪いだったりして」
「そんなわけあるか!」
田中湊は不機嫌そうに言ったが、実は彼の身にある異変が起こっていた。呪いという言葉はある意味、正しいかも知れない。ただ、時雨自身も気づかないだろう。無意識なのだから。もし、病院などに行って検査を受けていれば助かったかも知れないが、残念ながら田中湊も教祖も反社会的だったため、そんな選択肢は無かった
時雨、危うく三途の川を渡ろうとしていましたね
村雨たちは全力で阻止しましたが
サウスダコタはどうなるのか?
尚、今話で登場した兵器類をあとがきに記しておきます
興味があれば目を通して下さい
設定
本作品は1940年代ではあるが、第二次世界大戦が起こらなかった代わりに深海棲艦の出現や深海棲艦の報復を盾に軍事の技術革新が飛躍的に高まった
深海棲艦に対して有効な手段が確立されたため、世論では艦娘不要論が生まれた
ニューヨーク防衛戦では各国は兵士を派遣したが、時間が無いため米国製の兵器が貸与された
手に負えないと分かると逃げたが
登場兵器
・M4中戦車
米陸軍が保有する戦車。M4A3E8型で史実では朝鮮戦争で活躍した
・105mm榴弾砲
・F6F、SBD、TBFなどの米陸海空軍機
・F86Fジェット戦闘機
米空軍の主力戦闘機。数は少ないものの、ニューヨーク防衛戦では出撃した
・Me262
ドイツが開発した初のジェット戦闘機
・火龍
日本空軍が保有するジェット戦闘機。旧式化しているため次世代戦闘機の開発が急がれている
・Mig15ジェット戦闘機
ロシアが執念で開発したジェット戦闘機。深海棲艦を撃破した後を考えて造り出したと考えられる。ニューヨーク防衛戦では性能を確かめるため数機送り込んだ
・Ju87G急降下爆撃機
対深海攻撃機として開発された急降下爆撃機。37mm砲を付けている。噂ではドイツ沖でのんびりと航行している深海棲艦に対してJu87に乗り込んで撃退したというパイロットが居たとか……
・V1、V2
ドイツが開発したロケット兵器。ミサイルの始祖とも言える。米大統領はこの兵器を使ってハワイ奪還を考えていた
・B29
史実では日本を焼け野原にした長距離爆撃機。電子偵察機バージョンのE-13も出撃した
・グランドスラム
英国が開発した超巨大航空爆弾。威力はあのMOABの威力を上回る。あまりにも巨大であるためB29に運ばれた
超兵器
総攻撃派が『切り札』とされる超兵器。これを量産し配備すれば深海棲艦を一掃出来るどころか世界を変えるとされる代物。中には艦娘の抑止力として考えた者もいた
尚、強敵には効きませんでした
・5式光線戦車
登戸研究所が開発した殺人光線を実用化したパラボラアンテナがついた戦車。光学兵器であり、日本の国防大臣が艦娘不要論を唱えるきっかけになった
史実では1万メートル上空のB29に当てて、エンジンをスパークさせる……予定だったらしい
・80cm列車砲
米独共同開発した巨大砲。深海棲艦が上陸するのを阻止するために開発された兵器
・ハウニブ型戦闘機
あるドイツの科学者が作り上げた円盤型戦闘機。時代を先取りしており、既にレーザー兵器を開発していた
史実?都市伝説に決まっているでしょ
・駆逐艦エルドリッジ
フィラデルフィア計画により生まれた対深海棲艦の切り札
姿を隠し、瞬間移動も可能とした軍艦。主砲も深海棲艦を葬るために作られた特別製
史実?何それ?
・Ta283 zwei
国家機密以上の最高機密の兵器。飛行兵器にもかかわらず、格闘戦も想定して作られた存在。航空機とは思えない高機動や高速を飛び、人型に変形する兵器
30mm機関砲と光学兵器を搭載している。有人なのか無人なのか不明
深海棲艦が構成する未知の元素を解析して作られた兵器だが、あまりにも機密で、そして地球の科学技術で造られたとは思えないため、兵士たちの間では「高度な知能を持つ高次元の世界の住人か地球外生命体と手を組んで造ったものではないか?」と噂されている
元ネタはストライクウィッチーズに登場していたウォーロック
艦娘
艦娘不要論を唱える者が多い中、自分たちの存在意義のために戦う艦娘。ニューヨーク防衛戦ではアメリカの艦娘だけでなく、英露伊仏も参戦している
登場した兵器は原作から引用したため割愛するが、オリジナル兵器も登場している
・B25
ホーネットが所有している魔改造した双発爆撃機
浦田結衣を倒すために生み出した戦術。敵を確認したら、双発爆撃機飛ばしを反跳爆撃を実施
代償として他の艦載機は積めることが出来ない。またB25の着艦は考えておらず、任務を終えたB25は基地航空隊へ戻る手はずになっている
・衝角
ジャーヴィスが装備した体当たり用の艤装衝角。本来なら自殺行為だが、幸運に恵まれた艦娘なら一矢報いることが出来る兵器
名前は「サンダーチャイルド」
名前の由来はSF小説「宇宙戦争」にて侵略した火星人に対して奮闘した駆逐艦サンダーチャイルドから取ったものである
以上
次話もオリジナル兵器は登場するかも??