新艦娘は全て入手したので撤退です
後は山風をレベルアップさせないと(現在Lv.82)
戦車部隊に拾われた元帥は、一緒に座っている女性兵士から色々と聞かされた。結論からして半分しか知らない事だった
「オメガ隊?」
「ご存知ないんですか?」
元帥が訝しげに聞いても女性兵士は機嫌を悪くしていない。寧ろ「やっぱり」と確信を持っているかのような表情だ
「君は……幾つかね?」
「今月で16才になります」
これを聞いた元帥は絶句した。未成年の女の子が旧式とはいえ戦車を動かしている?
元帥という肩書きなのか、トラックの中にいた数人の民間人も女性兵士達もこちらを見ていた。気まずい空気になっていたため、元帥は和らげるよういった
「ああ、楽にしていい。言い方もそんなに畏まらずに。しかし……我が軍では改革した。徴兵制から志願制に変えた。女性の入隊も認めた。しかし、女性だけの戦車隊というのも──」
「分かっていますよ。隊長さんも皆も。でも、生きていくためには仕方ないんです」
女性兵士はニヤリとした
彼女の言うことはこういうことだ
五年前の浦田重工業の反乱という前代未聞の内戦で日本は復興に力を入れていた
しかし、復興も完璧ではなかった。内戦で両親を失う子供は居たし、浦田重工業という大企業が無くなったため、路頭に迷う家族も居たのも事実だ
勿論、就職支援などといった窓口も設けたが、こういうものは上手くいかない。結局、軍は入隊資格の年齢を下げた。人員確保のためと陸軍中将は説明していたが、実際は他の省庁から雇用問題の解決でしかない。国からの命令で元帥もサインし捺印を推したのも覚えている。『少年士官候補生学校』などと言い換えて居たが
「……いや、待て。確かテレビの広告でみたことあるぞ。確か広報のテレビCMで流してしたな」
「はい。試作戦車に乗って『普通の女の子だって深海棲艦と戦えます!』って言わされました。軍のマスコットのオモチャになれ、といったところです」
「……私のところでは『アルバイトで雇った架空部隊です。なので、倫理的にもおかしくないです』と説明されたぞ。しかも、説明したのは国防副大臣……今では国防大臣になった人からだ。なんてこった」
元帥は頭を抱えていた。どうやら、この戦車中隊は訳ありらしい。しかも実戦のためではなく、軍の宣伝目的として利用された。守秘義務として署名された書類もあったため、宣伝でなぜ守秘義務が必要なのか疑問に思っていたが、そういう理由だったのか
「軍の宣伝もありますけど、一番の理由は新型兵器が出てきた事です」
「どういうことだ?」
「それは浦田重工業の残骸から作り上げた対深海兵器が出来たからです。光線兵器とか新型戦闘機とか製造されて『人間だって守られる存在ではないんだ』とか言っている軍人さんも居ました。オメガ隊も他の女性兵士の部隊も艦娘の真似事です」
ハキハキと答える女性兵士に元帥はため息をついた
現場から報告される情報と一兵士の言葉では全然違う
「つまり、深海棲艦を倒せる兵器が出来た。人間の女性も戦える。艦娘不要論を確立させるための口実か」
つまり、総攻撃派の言い分を確立させるための部隊ということだ。深海棲艦を倒せる超兵器を操る女性兵士……軍関係者は兎も角、周りから見ればやってることは艦娘と変わらない
また、女性兵士なら艦娘どころか提督も下手に突っ掛からないだろう
「でも、私は艦娘は好きです。海を守っている事は分かりますし、この部隊は艦娘を毛嫌っている者は1人も居ません」
「それなら、あいつもあいつの息子も喜ぶだろう」
元帥はふと同期である博士とその息子である提督を思い浮かべた。総攻撃派や浦田残党などで振り回されていない
恐ろしい生物化学兵器にも助けがあったとはいえ艦娘は生存出来た
一般市民なら間違いなく薬の奪い合いなどが発生するだろう
「ですから、これが終わったら呉鎮守府に向かおうと思いますが」
「いや、ここからでは遠すぎる。祈る事しか出来ないが、あいつらを信じてやってくれ」
女性兵士は頷いた。少なくとも、変な考えに踊らされる人はいないようだ
やがて、トラックは止まり目的地である避司令部についた
元帥はオメガ隊に礼をいい、別れて司令部に向かった。オメガ隊も補給のために留まるらしい
臨時に設けられた司令部はごった返していた。海岸付近に設置されていたが、外では避難民と警察で対立しており、消防隊や救急隊員は必死になって重症患者を診ていた
兵士達も忙しそうに作業に当たっていたが、元帥の姿を見るや否や作業を即座に中断し敬礼をしていた
「楽にしていい。司令部はどこだ?」
部下の案内で司令部に向かったが、司令部のテントらしきところでは厳重に警備されていた。中では中将達と官僚達が言い争っている
「おい、口論はやめろ! 何があった?」
「げ、元帥! ご無事だったのですか!」
後輩は驚愕したが、そんなことはどうでも良かった
向こう側にいる集団を見てこの騒動が起こっておる原因がわかった
岸にいるのは深海棲艦の姫級だ。南方棲戦姫と離島棲姫と集積地棲姫がいる。どさくさに紛れて奇襲攻撃と思ったが、違う
何故か?
理由はその深海棲艦の集団に1人の男がいる
「げ、元帥君。久しぶりだ。早速だが、助けてくれないかな?」
何と行方不明であった国防大臣がいた。後ろから南方棲戦姫の砲が向けられていたが
「これは訳があって──」
「全部、呉鎮守府の提督から聞きました! ……はぁ」
深海棲艦との休戦協定の条件は聞いている。元帥は再びため息をついた
どうやら、交渉で揉めていたらしい
呉鎮守府
「急いで収容して!」
呉鎮守府では慌ただしかった。浦田結衣との戦闘で大破した艦娘が出たからだ
大破中破した艦娘はすぐに連れ戻したからだ。ここで粘っても足手まといになるだけだ。ただ大和武蔵アイオワなど戦後改修した艦娘は高速修復剤を使って回復させた。資源は大量に使ったが、貴重な戦力だ
「資源は大丈夫ですか?」
「今更、気にして何になる?」
大淀が心配したが、提督にとっては今では些細な事らしい
それもそのはず。総攻撃派などのタカ派が生み出した超兵器のほとんどはスクラップと化し、『人類の絆』と称した連合軍も大敗し、人同士の争いにまで発展している
つまり、『デビル』である浦田結衣を倒せる戦力は艦娘しかいない。『あいづ』『あこう』である二隻の駆逐艦と新たに派遣され、地上部隊が駆けつけているらしいが、提督は端から期待なんてしていない
浦田結衣を倒すため全戦力を投入する。その結果、呉鎮守府……いや、艦娘の大半が戦闘不能になり、備蓄していた資源が完全に枯渇し、来年度の予算が無くなろうが知ったことではない
どのみち浦田重工業が復活したら、提督も艦娘達も来年には日本には居られなくなる。尤も逃げ場所なんて絶海の孤島か山奥か地下深くに隠れるしかない。生き残ればの話だが
「瀬戸内海の何処かにいるはずだ!」
提督は海中に潜っていると考えたが、ソナーは全く捉えていないと報告するばかりだ。ステルス機能でもあるのか?
変わったことといえば、あれほど激しかった暴風雨が突然止んだ事。広島近海は赤色海域となっているとの報告だ。明らかに赤潮ではない。敵はステルス機能どころか天候を操る事も出来るのか?
「僕のソナーでアイツを見つけるよ!」
「いや、ダメだ。近海なら兎も角、沖合まで君を出す訳にも行かない」
時雨は提案したが、提督は却下した。敵が何を企んでいるか不明だが、分散しては奴の思う壺だ。優子2尉がSH-60から吊下式ソナーで海底を探ろうとしたが、提督は止めさせた。ホバリングしている時に撃ち落とされては意味がない。通常の潜水艦なら別にいいが、敵はそうではないのだ
しかし、指揮官は何か決断しないといけない
「レーダーでも引っ掛かかりません。近くには居ないと思います」
大和は報告したが、とても歯切れが悪い言い方だ。それもそのはず。レーダーに映っていないからといって敵がいないという保障がない。浦田結衣は神出鬼没なのだ
「キーロフ級ミサイル巡洋艦のようにステルス性を持っているかも*1」
「ステルスはレーダーから完全に映らない訳でもないから、そこは安心して」
アイオワは何気なく言ったが、優子は否定した。ステルスというのはレーダー反射面積を軽減するものであるため、全く映らない物ではない
しかし、アイオワも内心では怒り狂っていた。たった1人にここまで狂わされているからだ
よって、何とか一矢報いたい
『敵を発見。沖合にいる!』
そんな時だった。イントレピッドから報告があった
「アイオワ、待て!」
アイオワは直ぐに行動した。提督の制止を振り切って海に出たのだ
『アイオワ、戻れ! 無謀すぎる!』
武蔵から無線が入ってきたが、アイオワは無視した。敵は1人だ! 随伴艦もいない
相手はこちらを様子見ていて何もしない
「威力偵察か何か知らないけどユーの好きにはさせない!」
『随分とお怒りのようだな』
「ミーはとっくに怒りを通り越しているわ! 沖合にいるからミーも好き勝手にさせて貰う!」
アイオワはハープーンミサイルを2発発射させた。ミサイルは急速に接近しているが、結衣はミサイルがホップアップする直前でを簡単に迎撃してしまった
しかし、そのハープーンミサイルは通常弾頭ではなかった。
「ハープーンミサイルの中に煙幕とアルミ箔がたっぷり入っているわ! レーザー減衰とレーダーの目を奪ってあげる!」
アイオワはにやりとしたが、実はこれは苦肉の策だった。レーザー減衰とレーダーの目を一時的とはいえ奪うために作ったものだ
博士と教授のアドバイスで作ったが、柳田教授からは数十分前に懸念事項を伝えた
「先ほど時雨と瑞鶴から聞いたが、結衣のレーザー兵器は雨の日でも機能していることから減衰はあまりしていない可能性がある。煙幕程度では難しいかも」
そう懸念されたが、アイオワは無視した。これ以上、どうすることも出来ないからだ。また、実は提督には内緒で柳田教授とアイオワの妖精と一緒にコッソリと作ったものがある
「敵討ちよ! 特殊弾頭でユーを攻撃する!」
敵にアルミ箔と煙幕を大量に散布しているため、レーザー誘導は使えず、目視も出来ない
しかし、場所は分かっているため攻撃は可能だ。しかも砲弾はとても特殊なものだ
例の特殊弾頭……16インチ砲弾の弾頭はクラスター弾頭であり、しかも中には沢山の小さなステンレス製の玉が入っている
その小さなステンレス製の玉の中には何とサリンよりも恐ろしい神経ガス、VXガス*2が入っている
もう一つの砲弾にも同じくクラスター弾頭で小さなステンレス製の玉が入っているが、こちらは何と強酸性である王水*3が入っていた
それがVXガス弾3発、強酸性の液体が入った弾頭3発、合計6発が一斉射撃したのだ
煙幕とアルミ箔で分からないが、クラスター弾頭なので命中するはずだ
実際に王水である強酸性は、艤装を溶解させるだけでなく、有機物に反応するため人体に有害なものだ
また、VXガスはサリンよりも毒性が高いだけでなく、揮発性も低く残留性が高いため海上でも効果はあるはずだ。敵が沖合に移動し、しかも暴風雨が止んで良かった
「ユー達は毒ガスを使った。なら、ミーも使わせて貰う!」
真っ黒な煙とアルミ箔に君の悪い緑色の煙が滲み出るように現れた。本来、VXガスは無色透明だが、アイオワは着色するよう柳田教授に頼んだからである*4
『おい、アイオワ……お前は化学兵器を使ったのか!?』
無線から提督が驚きの声が聞こえてきたが、無理もない
確かにアイオワがやった行為は法律違反のものばかりだ
「
実際に責任はこちらにある。柳田教授にはアイオワに脅された、と証言してほしいといっておいた。それくらいアイオワは結衣に怒っていたのだ。結衣を倒せるなら、自分が刑務所に投獄してもいい
『いや、そうではなくてだな……こちらからでも君を見ているが……その……敵は全く効いていないんだが』
アイオワは慌てて敵の方へ向いたが、当の本人も驚愕した
黒い煙幕とアルミ箔から結衣の姿が現れたが、全く無傷だ。VXガスは呼吸器からだけでなく、皮膚からも吸収されて毒性を発揮するはずなのに、何とも無いなんてあり得ない! 防護服すら着ていないのに!
しかも王水による強酸性も効果が見られない! 艤装どころか敵の人体は無傷だ!*5
「そんな……化学反応でも効かないなんて!」
「ハハハハハハ……お前なら報復として化学兵器を使うと思っていたよ。隠し球であるW23核砲弾は撃たないのか?」
結衣は小バカにしていたが、アイオワはそれどころではない
何かで防ぐと思ったが、まさか本当に効果無いなんて! 『艦だった頃の世界』ではVXガスはテロでしか使われていないが、それでも危険なガスとして認識されている*6。なのに、敵は何ともない
それと同時にアイオワは納得した。だから敵は生物化学兵器を躊躇無く使っているんだ。戦争において持ってる相手に使ったら、同じ手段で報復される*7
生物化学兵器が国際法で禁止されたのは何も倫理観だからではない。生物化学兵器が報復の連鎖で使用されたら恐ろしいことになるからだ
「SHIT!」
アイオワは咄嗟に艤装の中にあるW23核砲弾を思い浮かべたが、発射するのに躊躇した。核で倒せるならアメリカによる大規模な核攻撃で倒されているはずだ
覚悟を決めたとき、無線から連絡があった
「アイオワさん、早く逃げて」
時雨は無線で答えると対艦ミサイルを全て発射した。遠距離攻撃でしとめるしかない。イントレピッドによる艦載機も大和武蔵も対艦ミサイルを発射して援護した
しかし、相手は即座にアーセナルシップ型に変形すると対艦ミサイルを数発撃ってきた。以前ならミサイルを防御するのに苦労したが、大和武蔵の防空網のお陰で簡単に撃ち落とせた。時雨も短SAMであるRIM-7 シースパローで撃ち落とした
応援で駆けつけたが、相手は既に瞬間移動して逃げていた
「sorry……ミーは」
「心配するな。誰も怒っていない……今のは威力偵察か?」
アイオワは謝罪したが、武蔵は気にはしていない。後始末で提督は大変だろうが、それ以前に敵は化学兵器には効果無い
「レーダーには映らないから安心だけど……神経ガスがあるからここから離れないと」
時雨は気が気でなかった。VXガスという神経ガスについては教授が簡潔に説明したが、とても恐ろしいらしい。あのサリンよりもヤバイものだとか。ガスマスクだけでは防げない危険な毒ガスだ
「戻りましょう。威力偵察なら以前もやっているからさっきの行動は違うかもしれません」
大和も呉鎮守府に撤退するよう促した
アイオワはビクビクしていたが、意外にも提督は怒っていなかった
「アイオワ……気持ちは分かるが、今は奴を倒す事だけを専念してくれ」
「アドミラル……」
「済んだことは仕方ない。それよりも化学兵器は効かなかったか」
提督は歯軋りした。不本意とはいえ、特殊弾頭でも効かないとなると奴は不死身になるじゃないか
「提督、処罰が甘いのでは?」
「甘い? そんなのは後回しだ。それにアイオワのような密かに無謀なことをしようとする艦娘も数人居た。一々、処罰をしていると戦える艦娘が居なくなる」
大淀は指摘したが、実は提督には悩みがあった
それは艦娘も無謀な攻撃を仕掛けようと準備していた者がいた
「作戦は伝えた通りだ。敵をキルゾーンまで誘導する必要がある。誘導まで攻撃手段は問わない」
提督は作戦を伝達した後で説明した。本来は多少の過激な事は目を瞑るという意味で言ったのだが、艦娘にとっては拡大解釈をしてしまった
まずイギリス艦娘の駆逐艦ジェーナスとジャーヴィスは艤装を魔改造して爆薬を目一杯積もうとしていた。何をしているのかというと、爆薬抱えたまま体当たりすると主張したのだ
「これは『ネオ・チャリオット作戦』です。大丈夫です。衝角で突き刺して自爆するだけです」
「待て! 誰が自爆作戦をしろと言った!」
一応、ジャーヴィスでは自爆する寸前に脱出すると言っていたが、本当に生存できるかわからない
しかも、聞けば『旧史』においてやったイギリス海軍がやったらしい。何でも駆逐艦に爆薬を大量に詰め込んで敵の軍港に突っ込み自爆したとか*8
また、アイオワを止めるよう命じたが、その隙に
ホーネットはB-25ミッチェルである双発爆撃機以外の艦載機を載せるのを拒否したため、サラトガと口論となる始末だ。そのホーネットも翔鶴と吊るんで対艦攻撃の作戦を練っていたが、内容は自爆攻撃だった
爆弾や機銃を使い果たしたら結衣に体当たりする、体当たり作戦をするつもりだったらしい
瑞鶴が知らせて止めさせたが、2人の目は死んだような目をしていた。しかも意外な事に搭乗員妖精のほとんどは自爆攻撃をする決意をするつもりらしい。何と『神風』の書いたハチマキが巻いてあった
「ロシアがあんな狂気に走ったのも分かるような気がする」
正攻法で効かない相手にどう立ち向かうのか? 鎮守府内にはそうした恐怖が静かに伝染していた。十数日前にウイルス感染防止のために酒を飲めばいい、という根拠の無いデマが流れて数人の酒好きの艦娘が酔い潰れていたが、あれは一種の現実逃避だったかもしれない
士気は高いように思われたが、実は高いように見えただけかもしれない
「一周目の俺はどうやって艦娘の士気を保てたんだ?」
提督は頭を抱えた。時間軸は違うとはいえ、絶望的なのは変わり無い
「提督、作戦通りに行こう。でも、そのためには艦娘達を導かせないと」
時雨は提督に訴えた。士気をあげる必要がある
「しかし、どうすればいいか」
「演説でもしたらどうだ?」
提督は考えていたが、後ろから曹長が声をかけてきた。502部隊は戻ってきたらしい
「これは敵が仕掛けた心理戦だ。こちらの士気が下がり自暴自棄になるのを待っているんだ。従来のゲリラ戦と違って相手は倒せないから皆が不安になる。それなら、アイツが嫌がることをすればいい。艦娘達の士気が上がっていくのを」
曹長の説明に提督は眉を潜めた。時雨も困惑した。それで士気が上がるなら苦労はしないはずだ
「時雨、大和、武蔵、イントレピッド……敵影はないな」
「いない。早期警戒機E2Cは飛ばしてあるから奇襲もあり得ない」
大和が答える前にイントレピッドはハッキリと答えた。早期警戒機は電子の目で敵を探る。上空から監視を行うため、超低空飛行による航空機の奇襲も発見できる
「そうか。曹長……いい考えかもな」
提督の決断に時雨は困惑した。どうするつもりだろう?
柳田教授「VXガスもだが、王水は専門知識に無い方は絶対に王水を作ったり入手したりしては行けません」
提督「いや、お前が言うな!危険なものを作りやがって!」
殺せんせー「そんなことはありません。王水どころか水酸化ナトリウムや酢酸タリウムを持ってきて私を毒殺しようとした学生がいました。いや~、素晴らしかったです」
アイオワ「え?暗殺教室の舞台って中学校……はっ?その女子中学生はどうやって手に入れたの?」
時雨「確か劇薬物を飲んでもほとんど効果無かったような」
殺せんせー(王水飲んだ後)「先生のことは嫌いになっても暗殺のことは嫌いにならないでください(真顔)」
武蔵「つまり、アイツ(結衣)に王水を飲ませれば真人間に」
時雨「いや、絶対にならないからね(あっちも化け物だよ)!」
※水酸化ナトリウムも酢酸タリウムも人体に有毒です。良い子は製造等はしないように