しかし、冬月を迎えるためだ!
それはそうとロシアとウクライナが戦争をしていますが、不思議なのはこの戦争にまだ名称がないことだ
これだけ盛大に話題になってるのにメディアですら名称をつけない
不思議だ
昼過ぎの呉鎮守府では、艦娘達は忙しそうに作業をしていた。その作業は、出撃でも無ければ、遠征でもない。といっても、普段の業務を来さないという名目である準備を行っていた
その中で鈴谷と熊野が白く何も描かれていない板の前に立っていた
「じゃあ熊野、よろしく!」
鈴谷はニコリとしながら言ったが、熊野は緊張しているせいか固まっていた。それもそのはず。熊野の右手には巨大な筆を持っていた。いや、正確には1メートルもある巨大な筆を手に取って途方に暮れている
そう、熊野がやろうとしているのは書道パフォーマンスである。鎮守府の前の看板を作るためである
熊野は初めは迷ったものの、意を決したのか筆を持ち上げた
「とぉおおおっ!」
あまりお嬢様っぽくない気合の入った掛け声とともにスラスラと文字を書いていった
「書けましたわ! ……って、せっかくの服が汚れたじゃない!」
熊野は書き終えたが、夢中になってしまったせいか服に墨がついてしまった
「なんで用意しておいたエプロンを着ずに書いたんだろう?」
最上は呆れていたが、言い終える前には熊野は物凄いスピードで寮に帰って行った
しかし、皆は熊野が書いていた板を見て興奮していた
「時雨は初めてだっけ?」
「うん。ちょっとややこしい事だけど、嬉しいかな?」
村雨の言葉に時雨は複雑そうな表情をしながら言っていた
熊野が書いたのは立て看板である。その立て看板は『第二回観艦式・鎮守府祭』と描かれてあった
話は一週間前に遡る。
それは柳田教授とターズが宗谷を連れて岐阜へ行った数日後の事だった。
鎮守府では珍しく全体集会が行われ、全員が運動場に集まった
「全体集会って何だろう?」
「さあ?」
皆はひそひそと言っていたが、提督が現れると静かになった
「集まったな。我が艦隊は暫くの間、呉鎮守府に留まる事になる。横須賀には戻らない」
「「「「「え?」」」」」
皆は驚いた。まさか関東の方に戻れない事に驚いたのだ
「勿論、理由がある。東京は復興の最中だ。停戦協定中に東京でオリンピックをやる話まで出たらしい。……本当に行うか分からないが」
提督の言葉に皆は驚いた。深海棲艦との停戦協定や復興の間を縫ってオリンピックを開催?
確かに1940年では東京でオリンピックを開催する予定*1はあったが
「まあ、上の考えはどうでもいい。親父もアイツラの考えている事には関わるな、といっていたからな。だから、こちらはこちらでやる。例年通り、鎮守府祭をするぞ。ただ、場所は違うが」
提督の言葉に皆は歓声を挙げた。確かにその方がいいかも知れない。深海棲艦を撃破可能な超兵器がスクラップになった事で総攻撃派と呼ばれるタカ派もダンマリではあるし、あの国防大臣が失脚した事で艦娘不要論は今や聞くことは無かった
ただ、運動家の人達は「騙された!」などと見苦しい言い訳をしているが
「人数も多くなったし、海外艦もいるから、規模は文化祭レベルではなくなるだろうが、期日まで準備をしてくれ。演し物については、俺の許可が必要だ。だから、書類を提出してくれよ」
こうして、演し物の書類を作り提督に提出されたが、艦娘の数は多いため、紙の量も半端なかった
しかし、提督は前回の事を経験していたのか、採用と不採用を分けていた
「『間宮の喫茶店』と『大和ホテル』はOK……」
「飲食系が多いんだね。というより、大和さん……店の名前はホテルを付けるんだ」
時雨は提督の仕事を手伝っていた。というより、今日は秘書艦だからだ。ただ、人手が足りないため大淀まで呼んでいる。
「他にもあるぞ。龍田なんかは『占い師』をやったり、天龍は『護身術の体験』を開いたりしているぞ」
実際にそうなのだろう。というより、あの二人は何だかんだで芸達者だからだ
ただ、当然のことながら、却下する案もある
「北上と大井。君たちは、また『金魚雷すくい』を提出しやがって。金色に塗った模擬弾の魚雷でもダメだ! 水槽に入れるのは金魚。それでも物足りなかったら、ドジョウでもメダカでも入れろ」
「酷い!」
呼び出された北上はショックを受け大井は不満だったが、提督の説教によって渋々金魚すくいになった。因みに、二人は本当に水槽に金魚の他にドジョウとメダカを入れたらしい
時雨が担当していた書類はアウトな所は無かった。いや、2点だけあった
「い、磯風……飲食店以外の事をやって」
「何故だ! 司令だけでなく、時雨も言うのか?」
「いや、流石にダメかな」
磯風は反発したが、無理もなかった。彼女が作る料理は腹を壊すくらい不味いのである。一部の艦娘からは「暗殺用なのか?」と言われ、今は居ないが、彼女の料理の腕を見たことがある優子2尉からも「一種の化学兵器? 貴方もイージス艦?」と言われたことがあった
当然ながら磯風と比叡はブラックリスト入りになっており、飲食系から外された
「鎮守府祭は勝手を知らない一般人や子供たちも来るんだ。少しでも危険なものは却下だ」
提督の鶴の一声で一部の艦娘からは渋々と書類を書いていった
海外艦娘はビスマルクが代表としてまとめているとの事だ。ビスマルクは規律に厳しかったため、テキパキと指示を出していたが、一部の艦娘からは反発した
それは……
「イギリス艦娘の皆は料理をしないでね。絶対に」
「横暴!」
「第三帝国!」
「心配しないで。この世界には第三帝国は存在しません」
ネルソン達は大反発したが、どうやらビスマルクもイギリスには懲りたらしい。ただ、料理上手であるフランスとイタリア出身の艦娘もいるため、お株は奪われそうだが
この一週間、一部の演し物については多少の調整は付けられたが、おおむね艦娘の自主性を尊重する形で決定された
時雨は白露と共に間宮さんの喫茶店のお手伝いをしていた。しかし、ここで問題が起こった
「飾り付けと材料が足りない!」
「でも、お店は定休日じゃなかった?」
白露と時雨は悩んでしまった。間宮さんから食材が足りなくなると言われたからだ。物価は安定はしているものの、数週間前はハイパーインフレを起こしていたため、思っていたよりも確保できていなかった
「取り敢えず、業者さんに頼むしか……」
しかし、相手は民間業者だ。下手な対応をすれば、艦娘のイメージだけでなく、鎮守府祭の印象も悪くなってしまう
そんな時、ある艦娘が声を上げた
「僕が頼むよ」
「え? 君は?」
時雨が顔を上げた。ドイツ艦娘であるZ1(レーベ)だった
「いや、僕がやるよ」
「時雨は大分、活躍して仲間を救ったじゃないか。僕達も恩を返したいんだ」
レーベは時雨が行こうとするのを引き留めた
「ビスマルクのお使いで買い物グループの一員になったからさ」
「分かったよ」
時雨はレーベの熱意に負けた。確かに、一緒に戦った仲である。信用も出来るし、レーベは真面目な艦娘だ
買い出しグループが出発し、途中でトラブルがあったものの食材や物を買う事に成功した
トラブルといっても、大したことではなかった。2つのトラブルだったが、1つは一緒に外出していたガンビアベイが迷子になった点を除けば。警察に迷子として保護されたらしく、サラトガが迎えに行く事になった
そして、もう1つは……
「帰った……よ……」
レーベが凄く落ち込み、Z3マックスが宥めていた
「ど、どうしたの?」
皆はレーベの落ち込み具合に時雨は心配し、周りも何があったのか気になっていた
「レーベ……まさか、店員に何かされたの?」
レーベが泣きそうになっているのを見て、時雨は何があったのか考えていた
脅迫? 高額な借金を背負わされた? 売春? まさか身体を?
一般人といっても全員が善人とは限らない。でなければ警察なんてこの世から消えている
レーベは声を震わせながらも言い始めた
「僕……店員に……」
皆は息を飲んだ。彼女は何かされたのか?
すると、レーベの口から予想外の事が聞かされた
「店員は僕を小学生の男子と思われたんだ!」
「え?」
時雨はポカンとし、提督も予想外だったのか固まってしまった
どうやら、店員はレーベを鎮守府が雇った外国人のアルバイトだと勘違いしたらしい。更に小学生男子と思ったらしく
『そうか。鎮守府のお使いとして来たのか。偉いなぁ。外国の子供なのに礼儀正しくて感心したよ。よし、おじさんが何とかしよう』
と定休日なのに店を開けて物を仕入れてくれたらしい。それは有難がったが、レーベは納得していなかった
当然である
「何事も無くて良かった。男子と間違えたのは仕方ない……かな?」
「全然、良くない! 僕のハートが大破したよ!」
時雨は慰めようとしたが、逆効果だったらしく、この世の終わりのような表情をしていたため何とも言えなかった。浴場は外傷を癒すだけで、心の傷は治らない
後日、レーベ宛てに励ましの手紙が来たが、書かれた内容は兎も角、男も艦娘のような能力を持つことも出来ると思われてしまったため、レーベは更に落ち込むことに
こんな感じでトラブルが多少あったものの、鎮守府祭の準備はひと段落落ち着いた
ただ、前回と比べて豪華になるらしい
鎮守府に飼われている動物も公開されるのだが、何と子供のトリケラトプスを出すらしい。朝霜が飼育係しているが
「見世物ではないとしても、一般客にどう説明すればいいんだ?」
提督は頭を抱えたが、結局は父親にぶん投げる事にした。父親である中将もため息をしつつも何とかするらしい
また、502部隊では映画撮影に使われたゴジラの着ぐるみを出すとの事だ。レプリカであるため問題はないが、ある部隊が映画撮影に協力したお陰で貰ったものらしく、502部隊が無理を言って借りたとの事だ
曹長も大佐も考える事が凄い
最後には浦田残党から鹵獲したF-14と岐阜基地にて宇宙開発で使っているロケット機の展示をすることにした。F-14についてはエンジンも電子機器も大破しているため、全て取り除いており展示品になっていた。ロケットについては、柳田教授は鎮守府所属の科学者という扱いだからだ。柳田教授の研究成果を報告する義務はある。彼が居た世界は宇宙開発なんて当たり前だろうが、この世界は夢物語だ
一定の成果か国の主導者宇宙開発に執着でもしない限りは開発を継続させることは難しい
だが、柳田教授とターズは試作機『蝮龍』を開発し、空を飛ばしている
写真を送ってきたため、田村1尉のデータと照合したが、あの機体は『艦だった頃の世界』のナチスドイツで試作されるロケット迎撃機バッヒェムBa349ナッターと同じ構成の機体*2である
試作機であるため武装はしていないが、史実ではロケット弾を多数搭載されていたとの事だ
『もう、使われなくなったので展示してもいいぞ』
「いいのか?」
『試作機は作っているし、いい人材も確保できたからな。浦田重工業は、なんで現地の優秀な人を雇用しなかったのか疑問だったな』
提督は電話を通して柳田教授と話していたが、優秀な人というのはあの糸川英夫*3の事である。ただ、浦田重工業をライバル視していたらしく、正史よりも独学でジェットエンジンを研究に没頭していた事もあって、浦田結衣による暗殺リストから外されたらしい。変人扱いにしたそうだ。また、彼が作り上げた戦闘機もF-4やAH-64Dであっけなく撃ち落とされたのだから、それだけでも彼の心を挫けるのには十分だったらしく、実際に彼は一時期、酒に溺れたとの事だ
そんな彼を柳田教授が拾ったのだ
『頼みたいことがある。ドイツのお友達を紹介して欲しい。ある科学者も呼びたいんでね』
「それは専門外だ。それにビスマルク達は外交官ではない。元帥か親父に頼め」
提督はそういって電話を切った。宇宙ロケットを開発するのはいいが、なぜドイツに頼むのか分からなかった。これは後日になって分かった事だが、柳田教授の狙いはV2ロケットを開発している科学者を呼び込むためである。その科学者の名前はヴェルナー・フォン・ブラウンである
超兵器であるV2ロケットの研究員をドイツが手放すとは思わなかったらしいが、なんとドイツはOK出したらしい
……実際は、ドイツはV2ロケットよりも月ロケットへの夢を情熱的に語り過ぎたため、厄介者扱いにされていたらしく*4、共同開発という名目で派遣する形となったらしい。ブラウン本人だと、政治や安全保障よりも自分の夢が叶えられたらそれでよいらしい*5
そんな事を他所に提督と艦娘達は鎮守府祭に向けて準備していた
柳田教授の宇宙開発や世界情勢は心底どうでも良かった。政治や世界情勢で一々、振り回されては迷惑極まりない
ただ、平和のために戦うのは本望だ。深海棲艦が無茶な要求をしないとは限らない
「提督。もしもの話だけど、深海棲艦か他の軍団の侵攻によって無条件降伏した世界の人々は幸せかな?」
秘書艦である時雨は不意に聞いた。書類整備していても、心の中はモヤモヤしていたからだ
「どうしてだ?」
「中には深海棲艦と交渉したら平和と叫んでいる人もいる訳でしょ?」
「あれは艦娘不要論のなれの果てさ。論点がずれまくって頓珍漢な事しか言わなくなった人達だ。もう気にしなくていい」
提督はきっぱり言った。実際に超兵器が破壊され、深海棲艦が経済攻撃を行った事によって市民団体同士で争いが起こり始めた。政治家も政党内で争い分離する始末だ
国防大臣の支援が無くなった事もあるのだろう
「そうではなくて──」
「分かっているさ。時雨が見た悪夢だろ?」
提督は指摘し、時雨は頷いた。深海棲艦か何処かの軍団によって世界が無条件降伏した世界。平和で治安も良い世界だが、何処か不気味だったことを覚えている
「本当かどうかは兎も角、軍隊は本来、『お国』のために戦っている。まあ、大抵の人は家族のため、とか自分の今まで通りの生活を守るため、などがあるだろう」
「違うの?」
「家族の安否や生活などは国が保証しているものだ。国が無くなれば人権や財産権などが奪われる事もあり得るからだ。下手したら冠婚葬祭も保証されなくなることもある」
提督は時雨の質問に淡々と答えた
「まあ、国家が個人の人権を保証しているのを知らない輩が居る事も問題だな。そこまで頭が回る輩がいるかどうかは不明だが。時雨が見た悪夢の世界は、恐らく逆らったりしたら強制収容所に送られるだろう。人権も保証してくれるかどうかかなり怪しいが」
提督の説明に時雨は、あの悪夢について考えた。皆は『統治者』と呼ばれる存在に神のように崇拝している。それが幸せかどうかは兎も角、そんな形でいいのだろうか?
「田村1尉の世界では、第二次世界大戦でアメリカと戦争し敗北したが、占領時はまだ幸運だった。もし、別の国だったら違った未来になっていたかもな。いや、この世界もあり得る話だ」
「そうだね。また、変な戦いに巻き込まれたりして……」
「それはない。事情はどうあれ、簡易型の磁気ワームホールはあるし、宇宙開発という餌に食いついている柳田教授とその仲間がいる。今度こそは大丈夫だ」
提督はそう言い、時雨は頷いた
確かに援軍は無理でも武器支援や技術支援は提供出来るはずだ
「もう、悩むな。難しい事は俺に任して、時雨は鎮守府祭に専念しな」
「うん!」
時雨はまた頷いた。今度こそ、大丈夫だろう。浦田結衣の死体は保管されているが、悪用されないためだそうだ
もう、蘇らないだろう
「心配なのは、当日がいい天気になってくれたら嬉しいかな」
「流石にそれは俺でも無理だ」
提督は微かに首を振った。流石に天気については、祈るしか無さそうだ
鎮守府祭まで後、数日。成功させなくては!
番外物語
とある奇妙な物語「(太平洋)戦争は無かった」
あるAさんの身の回りに奇妙な事が起こった
それは、誰も太平洋戦争の事を知らないからだ
発端は会社の飲み会の事だ
A「最近の若いもんはどうかしているな。戦争の事を知らないなんて」
同僚「戦争がどうかしたのか?」
A「え?あの戦争だよ。太平洋戦争」
Aさんは太平洋戦争のことを話したが、皆は首を振った。知らないと
慌てたAさんは家に帰るな否や妻に聞いた
A「お前、子供の頃に学童疎開したよな?」
Aさんの妻「学童?何をしたですって?」
妻も息子も太平洋戦争の事を知らない。息子の歴史教科書や新聞を見たが、全然知らない事が書かれてあった。図書館に行っても知らない歴史ばかり
A「真珠湾攻撃が無い?バカな!?」
真珠湾攻撃だけでなく、ガダルカナル島の悲劇や硫黄島の戦い、インパール作戦やアッツ島の玉砕に東京大空襲に沖縄戦に神風特攻隊などが根こそぎ無くなっている
A「そういえば、今は194×年だと?しかし、戦時中に日本はこんなに発展していないはずだ。え?艦娘に深海棲艦?日本国内にて内戦?浦田重工業の暴挙?世界に宣戦布告でアメリカ軍やソ連軍は敗走?」
幼い頃、歴史で習ったであろう第二次世界大戦で活躍した政治家も軍人も暗殺されており、そのせいなのかナチスドイツは存在せず、ソ連は呆気なく崩壊。戦争の記事も深海棲艦の脅威や深海棲艦を倒し活躍している艦娘と提督の写真ばかり
いや、それ以外の記事もあるが、どれも浦田結衣という人物と浦田重工業の暴挙ばかりだ
旧日本軍だけでなく、米英軍どころかソ連軍まで相手にしている
最近のものは、浦田結衣はニューヨークの自由の女神を破壊している写真だった。Aさんは何度も目をこすった
浦田社長(故人)の記事を見たが、目を見張った
『我々は第二次世界大戦を止めるために戦っているのだ!この世界を正すためだ!』
そして……
某刑務所
武田死刑囚(元副社長)「面会か。あんた誰だ?」
A「貴様、なぜ太平洋戦争……いや、第二次世界大戦を無くした!?」
武田「は?」
そして双方は激論。嘲笑う武田にAさんは顔を真っ赤にして詰め寄る
武田「君はあの戦争が正しかったとでも?」
A「貴様よくも!類を見ない戦犯め!スターリンもヒトラーもムッソリーニもルーズベルトも東条も何もかも殺しやがって!」
武田「よくスラスラと言えるね。褒めてくれてありがとう。浦田社長も結衣も天国で喜んでいるぞ」
A「褒めてねーし、浦田兄妹だけでなくお前も地獄へ落ちろ!」
刑務官「こんな意味不明な囚人と面会人の戯言にはうんざりだ。死刑執行される様子も無い。もう辞めたくなった。後で求人広告でも見るか」
グラサンをかけたある男「彼が迷い込んだ世界は、戦争が私達の世界と違う歴史の道を歩んだ日本だったのか?それとも人々が過去の記憶を失った日本なのか?それは私にも分かりません」
時雨「いや、明らかに前者でしょ、これ。Aさんは異世界転移された?」
提督「まあ、この世界は戦争があったのは間違いないけどね。敵は連合軍よりもヤバい奴だったけど」
次話は鎮守府祭開始
それはそうと、上の番外物語の元ネタは勿論、あのテレビドラマシリーズです。まあ、話は昔のものですが
その中で『ヒトラー。ホワイトハウスで平和演説』という記事は興味深かったですね。
そして、こう思ったことがありました
「あれ?太平洋戦争が無かった世界で『もしも日本がアメリカと戦争をしたら』という架空戦記を書いたら売れるんじゃね?」と思ったり……