すべからく全て不慮の事故です 作:カナーさん
『あたしは過負荷だぞ。あんたらに選択肢があるわけねぇーだろ』
だが、そこで言葉を彼女は区切る。 あんな風に他人の心を操って無理やり自分の望む結末が見たいかあんたらは?そーやって毎度毎度都合が悪くなる度に動いてるって考えると…ご苦労様々。だがあたしはちげぇ。あんたらが何なのか皆目つかないけど、あたしはあんたらが今まで弄って来た人間とは真逆だ。…敗者?そんなんと一緒にすんな。
あたし達は過負荷だぞ。
能力 傷を開く
絞った雑巾。いや花火の様に。身体から血液が吹き出し、広がる。
受けたその傷は影響力は絶大な効果を発揮する。
…淡いと表現するのが適切か。陽炎のように煩い蝉のように熱に揺らめく空間のように背景のようにある事が前提の。しかし、ないと異常に寂しい。
雨の日にポタポタと傘に当たる感触がないと不気味に感じるようにそんな普遍に身体が馴染みだす。
…改心の兆しを意図的仕向けた結果が「よくわからないけどムカつく」という理由で傷を抉られた。
なんだそれは初見殺しホラーか。
ただ、その人格がこんな選択をしたらどうなるか考えて、それを見たくなっただけなのだ。
過負荷と書いてマイナスと読む彼らの様な存在があのヒーロークラスの生徒と過ごす、そんな未来を見たくなっただけなのだ。
他の過負荷ではただの障害になってしまう。だが彼だけなら。あの人格だけならば、少し思考と趣向を弄ればただの敵よりの力として、あのクラスなら馴染めただろう。
その光景を見たいかため動いたが…あの感じなら当分…というより過去改変でもない限り難しいだろう。
出会いをそもそも消失させればあるいは…いや駄目だな。今でも普通…とは言い難いが学生として生活を親玉と弔と黒霧と関わりながらも継続してきたのだ。
しかも交友関係も構築できている。市民と敵を彼は同一…それはないか。とはいえ多分気にしてはいないだろうから元の人格も相まってとてもヒーローは目指さないだろう。勉学も優れてはいない。
いよいよそんな未来は無理か。
でもマイナスに希望を抱くのは可笑しな話しだがジャンプ愛読者だからいけそうなのだ。
報道陣へのリークを遊戯王のリンクといい間違えたり、服装をBLEACHで例えだったり。個性をスタンド能力だけと解釈したり。
どことなくただ漫画の好きな少年にしかみえなくなるときもある。
現実、日常生活は様々なジャンプ作品からすればまともであるし。所々目立つ素行の悪さ以外学校評判もマイナスにしてはマイナスに振り切っていない。
まぁ試行錯誤していこう。
雨の日に傷はうずく。つまり雨=傷?