あらかわい、え?この子たち世界壊せるってマ?   作:うろ底のトースター

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財団ホームページ内で、一部のSCPが販売禁止って書いてあるけど、営利目的じゃない小説なら良いのでは?と思い始めたんですけど、どうなんですかね?

詳しい人教えてクレメンス。


お医者様と戯れる?実験

はい、帰国しました。

 

職員の出迎えはなし。それどころかほとんどの障壁が閉まってる。まぁ、当たり前といえば当たり前だ。

 

え?なんでって?そりゃまぁ、

 

 

収容違反のオンパレードになるからさ。

 

「お帰りなさい朱里さんあなたのいない日々は寂しかったですよここから抜け出して朱里さんに会いに行こうって何回思ったことか逃げ出さなかったこと褒めてくださいよ朱里さんはぁはぁいい匂いするよ暖かいよ朱里さん朱里さん朱里さぁぁん・・・。」

 

一人目。

 

いつの前にか背後にいて抱き着きつつ、息継ぎひとつなく話しまくるノア。あなたいつから気配遮断できるようになったの?

 

「あぁぁぁぁかぁぁぁぁりぃぃぃ!!!」

 

二人目。

 

「会いたかったぞ朱里ぃ!!」

 

ものすんごい速さで施設を駆け抜けてきて、俺の体に負担がかからん程度にタックルするルイ。途中破裂音(ソニックブーム)が聞こえたから、多分音速超えたな。

 

「おかえり、朱里くん♡」

 

「お兄ちゃん、おかえり〜。」

 

三人目と四人目。

 

天井を切り裂いて降りてきたアベルと、アベルにお姫様抱っこされてる幼女ちゃん。あ、幼女ちゃんポ○チ食べてる。お土産で買ってきたのに。

 

『うわぁー・・・。いや知ってはいたけど相変わらずヤベェなァ。流石のあたしも引くぞコレは。』

 

『ご主人、()()、ちょっと怖い。』

 

俺は、もう慣れたよ。

 

『なになに?なんのはなし?ぼくにもおしえて?』

 

『朱里も苦労してるって話さ。』

 

でも相手は美女や美少女なのでOKです!

 

『朱里くん、無事に到着したかな?』

 

「五体満足ですよー。」

 

『それは良かった。』

 

ミイからの通信を返し、

 

『本部って、賑やかだねぇ。』

 

「全くだ。」

 

キャリーバッグの中の赤い羽根に返答する。

 

「お兄ちゃん、さっきから誰とお話してるの?」

 

 

あっ。

 

 

 

 

 

あの後、めちゃくちゃ質問責めにあった。

 

さて、久々に本部で実験だよ。

 

なんでも、俺との面会を望んでるオブジェクトが相手だとか。

 

SCPー049 ペスト医師

 

オブジェクトクラスはeuclid。

 

人型で、黒い外套を着て、ペストマスクを着けた女性。その異常性は、触れた生物を死に至らしめ、治療という名目でゾンビに改造すること。

 

恐怖は、ちょっとだけ。いや、ちょっとしか、かな。

 

ダメだねぇ、ちゃんと怖がんないと、アベルと(あか)に怒られる。

 

とりあえず、逢いに行くかな。

 

話を聞く限り、あっちは俺を殺さないだろうから。

 

 

───────────────────────

 

 

「あぁ、勿論殺さないとも。」

 

「いやまだ何も言ってない。」

 

開口一番、さっきまで考えていたことを肯定されてビビってます。

 

「そうかね?いや、おそらく君がききたかったであろうことに回答したまでだが。」

 

「いやそうですけど。」

 

あれ、俺ってそんな分かりやすかったっけ。

 

「さて、早速本題に入ろうか。」

 

「あ、はい。」

 

「最初に言っておくと、私が君を傷つける意思はなく、むしろ護ろうとしている、ということを記憶してもらいたい。無論、君への治療はしない、いや、する必要がない。何故なら君には抗体があるからだ。」

 

「では、どうして面会を望んだんですか?」

 

「私なりの意思表明をしたくてね。」

 

「意思表明。」

 

「そうだ。私は、君にある手術を施すつもりだ。いや、安心したまえ。君を死なせようと言う訳ではない。君を死なせないための手術だ。我々のような異常な存在を除いて、この世のあらゆる生物には死がある。君にもだ。事故に遭う、殺される、病に侵される、或いは、寿命を全うして。ここまではいいかな?」

 

「はい。」

 

「私には、それが耐えられない。君が侍らせている者たちもそうだろう。君には、死んでほしくないはずだ。だからこそ、私は、君から”死”という病を除こう。そのために私は、何度も何度も何度も何度も実験を重ね、何度も何度も何度も何度も手術を繰り返してきた。もう少し、あと少しなのだ。」

 

あれ?トリップしてね?

 

「あ、あの〜。」

 

「思えば私は産まれたその日から君の存在を予知していたのかもしれないな。どうしてか不思議と不老不死を研究しなければならないという使命感に身を焦がされ現代までずっと続けてきた。そして今!君が私の前に現れたことによって私の研究に意味ができた!」

 

トリップしてらぁ。

 

「あの〜。」

 

「私は!ずっと君という存在を!私が愛すべき存在を求めていたのだ!あぁこの高揚感が心地よい!私はようやっと私と成ったような充足感が堪らない!」

 

ちょっと声を大きくしてみるか。

 

「あの〜!ふぇッ!?」

 

ドンッと、壁に押し付けられる。

 

壁ドン、される側になるとは思わなんだ。

 

「もう少しだ、もう少しもう少しもう少しもう少しもう少しもう少しもう少しもう少しもう少し!」

 

ペスト医師は、仮面を少しずつずらし、そして顔を近づけてくる。

 

「もう少しで、君に尽きることのない愛情を、永遠に注げるようになる・・・。」

 

病的に白い肌と、フードの影から輝く、昏い金色の瞳がやけに印象的だ。

 

 

「君は、我々異常のために、生き続けなければならない。」

 

 

「そして、それができるのは私だけ。」

 

 

「だから、待っていてくれたまえ。」

 

 

「私の名でも考えて、ね。」

 

 

 

 

 

「・・・はい。」

 

危うく新しい扉開きかけた。




ペスト医師
(SCPー049)

朱里が初めて会うタイプの狂った娘。スレンダークール系美人。でも狂ってる。

Kクラスシナリオを引き起こしかねない朱里の死亡を防ごうとしてるので、一応有能枠に当てはまる。


神谷 朱里

関わるSCPが()()と2000ーJPを除いてみんな危険だってことが最近の悩み。



Othuyegさん
えりのるさん
誤字報告ありがとうございました。




SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です(CC-BY-SA3.0)


SCPー682 作者 Dr Gears様、Epic Phail Spy様
http://scp-jp.wikidot.com/scp-682

SCPー053 作者 Dr Gears様
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SCPー096 作者 Dr Dan様
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SCPー076 原著 Kain Pathos様
改稿 Crow, DrCle様
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SCPー173ーJP 作者 soilence様
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