あらかわい、え?この子たち世界壊せるってマ?   作:うろ底のトースター

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ルイ「もう行くのか?」

朱里「また帰ってくるから、ね?」

ルイ「・・・分かった。でもあまり他のメスと話すなよ?」

朱里「・・・保証しかねる。」


それでも幼女と戯れる実験

ども、朱里です。今日も今日とて人類のための実験を始めていこうと思います。

 

今日のお相手はこちら。

 

SCPー053 幼女

 

ん?ロリコン御用達?イエスロリータノータッチ?この子の場合、ノータッチでもアウトなのよね。

 

この子の異常性は、過度で現実味のない被害妄想。この子に直接触れる、もしくは十分以上目を合わせると発症するみたいです。

 

しかも最終的に幼女に手を出し(暴力)、その後心臓発作で死亡、と。この異常性について、幼女は無知を装うらしい。ん?手を出されたあと?傷があればすぐさま治るみたい。うーん、うわようじょつよい。

 

『それじゃ、頼むよ。』

 

「・・・うっす。」

 

気を強く持てよ神谷 朱里!

 

これまた重厚な扉が開かれ、その先に、ごく一般的な木製の扉があった。あの先に、幼女がいる。

 

開ける前に、最後の深呼吸。

 

・・・よし、

 

扉に手をかけ、開こうとした、そのとき、

 

『ダメ!』

 

中から、声が聞こえた。可愛らしい、でも焦っているような声だ。

 

「・・・どうして?」

 

『だって!私と遊んだらお兄ちゃんまで死んじゃう!』

 

『なんと!?』

 

今度はインカムから声が聞こえた。

 

「・・・自分の異常性は知らないんじゃないんですか?」

 

『そのはずだが・・・。』

 

むむ、これは前例のない事態なのか?ま、俺の仕事はこの先にいる幼女と戯れること。難しいことは他に任せましょ。

 

「じゃ、お邪魔しま〜す。」

 

扉を開けて、

 

「こんにちは。」

 

「あ、あぁ、」

 

怖がっているその子の頭を撫で─────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怖い怖い怖い!なんなんだよSCPってなんなんだよ財団って!こんな奴らに出会わなければ俺も普通の人生歩んでいけたのに!あのデカい女のせいだ!わざわざ脱走して俺に会いに来ただ!?ふざけんな!お前のせいでめちゃくちゃだ!どうして俺がこんなことにならなけりゃいけないんだよ!あークソ!全部誰かが仕組んだことなんだ!でなけりゃあの女がすぐに俺のとこに来るわけねぇ!財団職員の誰かが俺の情報をリークしたんだろ!?俺もSCPにして研究するために!どうせ誰も俺のことを人間扱いしなくなるんだ!

 

そうだ!きっとこのガキだって・・・

 

 

 

は?ガキだってなんだよ。この子も俺を人として見なくなるってか?ふざけてんのはどっちだクソ野郎が。

 

俺のために気を使ってくれたのは誰だ?この子だろうが。

 

俺の身を案じてくれたのは誰だ?この子だろうが。

 

正気に戻れよ神谷 朱里。

 

お前の正義は()()()()()()

 

お前の正義はなんだ?

 

「・・・決まってんだろ、例え人として見てくれなくても、例えこの子が元凶でも、それでも、可愛ければそれが正義だ。」

 

 

あぁ、それでこそ、(お前)だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「泣かなくていいよ。俺は、君を虐めない。」

 

どうにか戻ってこれました。しかし可愛い子(ジャスティス)を泣かせたことには変わりない。後で禊ますか。。

 

「ぐすっ、ほんと、に?大丈夫?」

 

「うん、大丈夫大丈夫。俺、可愛い子には嘘つかないって決めてんの。」

 

「か、かわ、いい?」

 

あらま顔を赤らめちゃって、

 

「うん、可愛い。将来すんごい美人さんになるぞぉ?」

 

「ほんと!?」

 

やったーってぴょんぴょん跳ね回ってる幼女を見て、ようやっと年相応の顔をするようになったなぁと一安心。

 

「私!大人になったらお兄ちゃんと結婚する!」

 

おっとぉ?おませさんかぁ?

 

「それは嬉しいことを言ってうおっほん!お兄さんよりいい人はいっぱいいるから旦那さんはよく考えてね?」

 

危ねぇ、今『朱里?』ってルイの声が聞こえたわ。俺の一挙手一投足で世界の命運が決まりかねないってちょっと辛い。

 

「む〜。」

 

「頬膨らませてもダメ。そういうのはちゃんと選びなさい。」

 

「は〜い。」

 

 

 

「さて、それじゃ、何して遊ぶ?いくらでも付き合ってあげるよ。」

 

 

───────────────────────

 

 

いやー、幼いっていい。元気っていい。

 

何より可愛い。あ、ロリコンではないです。(迫真)

 

ほら、なんって言うの?子供ってさ、いいじゃん。こう、可愛いじゃん。そういう感じ。

 

ん?あの後?

 

そりゃまあ、読み聞かせとか?おままごととか?いろいろして遊びましたとも。

 

日本の遊びもいっぱい教えたね。お手玉すごい気に入ってた。

 

「またね!お兄ちゃん!」

 

「うん、またね。」

 

ふーむ、最後までええ子や。絶対また来る。お土産いっぱい持ってくる。

 

『・・・驚いたよ、まさかあの被害妄想を克服するとは。』

 

「そっすか?心頭滅却すれば大丈夫ですよ。」

 

『シントウメッキャク?いや、まぁいい。ともかくご苦労。今日はもう休んでくれて構わない。』

 

「うっす。」

 

さーて、帰りますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

の、前に、

 

「ふん!」

 

ゴンッッッッッ!!っと、頭を壁に打ち付けた。

 

『な、何をしてるんだ!?』

 

「禊です。」

 

 




神谷 朱里

精神汚染も自問自答で弾き飛ばすスーパー(メンタル)マン。


ルイ(不死身の爬虫類)

最近女の勘(シックスセンス)を手に入れた。


SCPー053 幼女

誰がなんと言おうと、将来朱里と結婚することを決めた。




SCP_foundationはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンス作品です(CC-BY-SA3.0)

SCPー682 作者 Dr Gears様、Epic Phail Spy様
http://scp-jp.wikidot.com/scp-682

SCPー053 作者 Dr Gears様
http://scp-jp.wikidot.com/scp-053
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